作品一覧

  • 野がも
    4.0
    酔狂のままに書かれた傑作戯曲 「これは悲喜劇なのだ」(イプセン)
  • 令嬢ジュリー
    -
    19世紀末ヨーロッパの混沌を生き抜き、20世紀現代演劇を主導した異端児ストリンドベリの衝撃的な自然主義悲劇! オリジナル原稿による新全集版を注釈付きで新たに翻訳。
  • 絵のない絵本
    4.0
    1巻660円 (税込)
    無邪気な者への共感、貧しさへの熱き同情、湖に漂う白鳥に托す詩情…。そっと月が話してくれた33の話。音楽がきこえてくるようなロマンティシズムに薫る、巨峰アンデルセンの、絵にも似た詩的散文――無邪気なもの、貧しいものへの熱い共感と、湖に漂う白鳥の孤影に託された詩情。ローマの廃墟から中国の寺院にまで及ぶ、そっと月が話してくれた三十三夜のおはなしは、憧れを懐くもののよろこびと悲しみを奏でて、豊かな詩的アラベスクをなす。新訳で贈る、北欧風ロマンティシズムの香り高い「絵画詩」とも言える名作。

ユーザーレビュー

  • 野がも

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    製材工場主で豪商ヴェルレの家でパーティが行われている。息子のグレーゲルスが山の製材工場勤務から戻って来るのだ。グレーゲルスは学生時代の親友ヤルマール・エクダルを招待した。
    ヤルマールの父の老エクダルは、かつてヴェルレの共同経営者だった。だが老エクダルは法律変更を理解せず木材伐採が詐欺となって刑務所に入れられた。刑期を終えた(短期の刑みたい)老エクダルは、ヴェルレの事務所に筆耕として雇われている。
    息子のヤルマールは、ヴェルレ夫人(グレーゲルスの母)の看護師だったギーナと結婚して、もうすぐ14歳になる娘ヘドヴィクがいる。結婚の資金と、写真家事務所資金は、ヴェルレが援助してやった。だがヴェルレは、

    0
    2025年10月03日
  • 絵のない絵本

    Posted by ブクログ

    薄い割に(?)読みごたえのある本。一話一話がステキな話。
    また、月が雲に隠れるというアクシデントで、話の続きが分からなくなってしまうこともあって楽しい本。

    1
    2012年12月15日

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