【感想・ネタバレ】絵のない絵本のレビュー

あらすじ

無邪気な者への共感、貧しさへの熱き同情、湖に漂う白鳥に托す詩情…。そっと月が話してくれた33の話。音楽がきこえてくるようなロマンティシズムに薫る、巨峰アンデルセンの、絵にも似た詩的散文――無邪気なもの、貧しいものへの熱い共感と、湖に漂う白鳥の孤影に託された詩情。ローマの廃墟から中国の寺院にまで及ぶ、そっと月が話してくれた三十三夜のおはなしは、憧れを懐くもののよろこびと悲しみを奏でて、豊かな詩的アラベスクをなす。新訳で贈る、北欧風ロマンティシズムの香り高い「絵画詩」とも言える名作。

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Posted by ブクログ

薄い割に(?)読みごたえのある本。一話一話がステキな話。
また、月が雲に隠れるというアクシデントで、話の続きが分からなくなってしまうこともあって楽しい本。

1
2012年12月15日

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