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  • エミリーに薔薇を
    3.2
    1巻1,100円 (税込)
    名家の老嬢エミリーの死後、閉ざされた部屋に残されていたのは……。短篇ミステリの古典にも数えられる表題作ほか、「あの夕陽」「ウォッシュ」など七篇を収録。架空の町ジェファソンを舞台にした《ヨクナパトウファ・サーガ》の全体像を望見しうる短篇集。巻末に中上健次の講演「フォークナー衝撃」他一篇を収録。     【目次】 赤い葉/正義/エミリーに薔薇を/あの夕陽/ウォッシュ/女王ありき/過去/デルタの秋/解説(高橋正雄) 《巻末付録》  中上健次、フォークナーを語る(フォークナー、繁茂する南/フォークナー衝撃)

ユーザーレビュー

  • エミリーに薔薇を

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    邦訳されているフォークナーの短編集は何冊か持っていて、一つの作品(「女王ありき」)以外はすでに既読であった。「土にまみれた旗」の続編、サートリス家のその後が読めて嬉しい。しかし、フォークナーなんて誰も読んでいなさそうなご時世にわざわざ新しく短編集を出してくれる中公文庫さん、ありがたい。

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    2022年09月24日
  • エミリーに薔薇を

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    ポータブル・フォークナーの中の短編として読んだ(桐山大介訳)。入門としては、ここからがいいかも。いきなりアブサロムはきつかった…

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    2024年08月30日
  • エミリーに薔薇を

    Posted by ブクログ

    トンプソン将軍とか、サートリス大佐とか、サトペンとか、あとはドスペイン少佐の名前が出てくるだけでワクワクするの、なんだろ。

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    2022年07月30日
  • エミリーに薔薇を

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     フォークナーはこれまで『八月の光』と短編数編しか読んだことがなかったので、今回手に取りやすい形で短編集が出たので、読んでみることにした。

     標題にもなっている「エミリーに薔薇を」は、アンソロジーにも良く取り上げられている有名作で、今回が三読目。ストーリーは分かっているので初読時の衝撃こそないものの、その分エミリーという人物の造形をしっかり味わうことができた。エミリーの感情は直接的に描かれることはないが、毅然とした物言いや態度から、ラストで分かる彼女の一生がはっきりと浮かんでくる。

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    2022年04月30日
  • エミリーに薔薇を

    Posted by ブクログ

    なんとなく、違う翻訳で読みたくて読んでみた!
    村上春樹はやっぱり訳も村上春樹ぽくなってしまうから、意訳を好まない場合はこっちのがいいのかも

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    2022年04月09日

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