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恋人に振られ、職業もお金も居場所もすべてを失ったエミリに救いの手をさしのべてくれたのは、10年以上連絡を取っていなかった母方の祖父だった。人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒しの物語。
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Posted by ブクログ
会社で色々あったり、母との同居に嫌気がさした娘が母の父に当たる祖父の家に転がり込む。年頃の女の子の心の再生の話。 金銭的に豊かでなくても、本当の豊かさ、幸せってこういうことなんだな、と感じさせてくれた物語。 「何かをするのも何かをしないのも自分で決めていいよ」という言葉が心に残った!人生の夏休み的...続きを読むな本。大好きだった。
読後感が最高に良かった。 森沢明夫さんの本はいつも良い気持ちにさせてくれる。 おじいちゃんが主人公に話すことで、 思わずメモした一文。 うらやましいは心がやましい 人を羨んで落ち込んでしまうこともあるけど、 心がやましくなったらダメだね。 海辺の田舎町の様子と、美味しそうな魚料理の描写に ...続きを読むどこかに移住したくなってしまった。 幸せなら気持ちになれた一冊でした。
とても良かった。 「何もないこと」の豊かさ。 やっぱり自然の中のお話が好きだな、と思います。 それに大三おじいちゃんの尊敬すべきお人柄。 いい気分でいるためには、心をきれいにしておく。 口数の少ないおじいちゃんや、自然の中で自然に教えてもらうことがあまりに的確で気持ちがすっきりとしました。 私の心の...続きを読む中にも「凛」と鳴る風鈴を持っていたい。 「人は、いい気分でいられるなら、どこに居たっていいんだ」 「自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃだめだよ」 「判断は必ず自分で下すことだ」 「世界は変えられなくても、気分は変えられる…」
あ〜こんな感じなんだろうな、と想像しながら読み進めてゆく。 この本に出てくる料理たちは涎が垂れるほど美味しそうであり、景色はどれほど美しいのか、と、ぐるぐると考える。不便ではある田舎暮らしにきらきら〜とした要素がぎゅっと詰め込まれている。 逃げるのではなく、挑む、でここではないどこかへゆくのが良...続きを読むいね。 ふと、どうにも動けなくなったら、自然の溢れる場所に飛び込もう。逃げるんじゃないよ、次に向かうために。
よかったぁぁ。 私も失恋した後だったから、 エミリの心の中がわかりすぎるくらいだった。 ネガティブになりたくなくても、 ポジティブになろうとしても、 時間があるとぐるぐる考えてしまう。 そんなとき、料理しようってなった。 丁度この本を読み始めたのも同じタイミング。 良いタイミングに出会えたなぁ。 今...続きを読むは自分のためにめいいっぱいの愛情をこめて 今日もキッチンに立つ。そうすると心が律する。
読後感心温まる話。よかった〜 おじいちゃんみたいな対人援助ができるのが理想です。特にアドバイスをしているわけでもなく、おじいちゃん自身の信念を語ったり、毎日台所で一緒にお料理をつくり、居場所を提供し、何より「経験」という何よりも強い武器を持っている。ステキなお話でした。
森沢作品を読む中で、高確率で出てくるあの風鈴のルーツになる作品。何度もおすすめされていたのにやっと読んだ! 最高だった! あとお魚料理食べたくなったし、死んじゃったけど渋イケメンだったおじいちゃんに会いたくなったー! 色々あったからとはいえ、かなり卑屈な主人公エミリ。自分はマーブルチョコの虹色に入...続きを読むれない茶色だ、なんて悲しいくらいにネガティブ思考の彼女が、おじいちゃんのご飯や龍浦の人たちに癒され、復活していく。いや、復活どころかよりたくましくなっていく。 エミリのおじいちゃんが最高にかっこいい。今作の名言メーカーはおじいちゃんで決まりだ(心平さんの抗議の声が聞こえる)。 「自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃだめだよ」「判断は必ず自分で下すことだ。他人の意見は参考程度にしておけばいい」 周りの目を気にしてしまう人がいたら、この作品を手に取って、エミリのおじいちゃんに会って欲しい。 後半は涙腺ゆるゆるで電車内で鼻をすすりながら読む始末。心も胃袋も掴まれる作品だった!
温かい。 じんわりと温かい。 無口で不器用なおじいちゃんと孫娘エミリの話。 タイトルから勝手におじいちゃんと小さな女の子の話かと思っていたら、そうではなく成人した孫娘との物語。 出てくる人が1名を除いてみんな温かい。 そう、読んだ人なら言わずともわかるはずの毒女以外。 おじいちゃんが作る料理の数々...続きを読むがなんと美味しそうなこと。 おじいちゃんが作る凛となる風鈴の音も聞こえてきそう。 おじいちゃんとエミリの日々をずっと読んでいたい。 エピローグのおじいちゃん視点の締めくくりがまた泣かせること。 森沢ワールドに引き込まれる。
ため息が出るほど、風景の描写が綺麗。潮風の匂いを感じるぐらい、リアルに龍浦を感じた。料理も涎が垂れそうなほど美味しそう。悩んだとき、ふと立ち止まって読み返したい1冊ができた。
心の"うら"を綺麗に保って、なるべくいい気分でいること。それでも沈んでしまいそうなときは、心の逃げ場所を作っておくことも必要。龍浦に流れる時間も人もみんなゆっくりで、おおらかで、自然と心がすーっと癒された。
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エミリの小さな包丁
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