あらすじ
恋人に振られ、職業もお金も居場所もすべてを失ったエミリに救いの手をさしのべてくれたのは、10年以上連絡を取っていなかった母方の祖父だった。人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒しの物語。
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Posted by ブクログ
会社で色々あったり、母との同居に嫌気がさした娘が母の父に当たる祖父の家に転がり込む。年頃の女の子の心の再生の話。
金銭的に豊かでなくても、本当の豊かさ、幸せってこういうことなんだな、と感じさせてくれた物語。
「何かをするのも何かをしないのも自分で決めていいよ」という言葉が心に残った!人生の夏休み的な本。大好きだった。
Posted by ブクログ
読後感が最高に良かった。
森沢明夫さんの本はいつも良い気持ちにさせてくれる。
おじいちゃんが主人公に話すことで、
思わずメモした一文。
うらやましいは心がやましい
人を羨んで落ち込んでしまうこともあるけど、
心がやましくなったらダメだね。
海辺の田舎町の様子と、美味しそうな魚料理の描写に
どこかに移住したくなってしまった。
幸せなら気持ちになれた一冊でした。
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何かが起こったとき、感情に流されず、事実を客観的に見て、どうすればいいかというヒントをさりげなく教えてくれる。
一見ぶっきらぼうで冷たそうに見えるけれど、本当は誰よりも優しくて誠実で、そんな大三さんがとても魅力的でした。
途中、エミリが遠くから大三さんの影を見て頼りなげに感じるシーンは、胸がキュッとなった。
職場のパートさんが噂話をするシーン、エミリが東京に戻ったあとに寂しさを感じるところ、大三さんが仕事をしていた本当の理由など、ウルっとくるところがたくさんありました。
エミリは家庭環境も複雑で、島に来る前も来た後も辛い思いをするけど、大三さんの温かい言葉や美味しい料理、そして龍浦で出会った人達との交流で少しずつ前に向かって進む姿に胸を打たれました。
周りに頼れる人がいなかったエミリに、こんなに素敵なおじいちゃんがいて良かったと心から感じました。
Posted by ブクログ
思わずホロリとくる瞬間がありました。
おじいちゃんの職場のとこでの噂話に
対するおじいちゃんの対応で泣きました。
あとは最後のお別れのところ。
実家に帰ってバイバイする時の気持ちと
すごく重なりました泣
幸せになることよりも満足するほうが大事
ていう言葉好きだなぁーと思いました。
あと私がエミリだったら
すぐ同僚の子みたいな子は
縁切ると思います笑
ごはんも美味しそうでした!
ただ最近ごはんに関連した本多いなー。
気のせいかな??
Posted by ブクログ
とても良かった。
「何もないこと」の豊かさ。
やっぱり自然の中のお話が好きだな、と思います。
それに大三おじいちゃんの尊敬すべきお人柄。
いい気分でいるためには、心をきれいにしておく。
口数の少ないおじいちゃんや、自然の中で自然に教えてもらうことがあまりに的確で気持ちがすっきりとしました。
私の心の中にも「凛」と鳴る風鈴を持っていたい。
「人は、いい気分でいられるなら、どこに居たっていいんだ」
「自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃだめだよ」
「判断は必ず自分で下すことだ」
「世界は変えられなくても、気分は変えられる…」
Posted by ブクログ
あ〜こんな感じなんだろうな、と想像しながら読み進めてゆく。
この本に出てくる料理たちは涎が垂れるほど美味しそうであり、景色はどれほど美しいのか、と、ぐるぐると考える。不便ではある田舎暮らしにきらきら〜とした要素がぎゅっと詰め込まれている。
逃げるのではなく、挑む、でここではないどこかへゆくのが良いね。
ふと、どうにも動けなくなったら、自然の溢れる場所に飛び込もう。逃げるんじゃないよ、次に向かうために。
Posted by ブクログ
よかったぁぁ。
私も失恋した後だったから、
エミリの心の中がわかりすぎるくらいだった。
ネガティブになりたくなくても、
ポジティブになろうとしても、
時間があるとぐるぐる考えてしまう。
そんなとき、料理しようってなった。
丁度この本を読み始めたのも同じタイミング。
良いタイミングに出会えたなぁ。
今は自分のためにめいいっぱいの愛情をこめて
今日もキッチンに立つ。そうすると心が律する。
Posted by ブクログ
読後感心温まる話。よかった〜
おじいちゃんみたいな対人援助ができるのが理想です。特にアドバイスをしているわけでもなく、おじいちゃん自身の信念を語ったり、毎日台所で一緒にお料理をつくり、居場所を提供し、何より「経験」という何よりも強い武器を持っている。ステキなお話でした。
Posted by ブクログ
めっっっっちゃよかった号泣
そこらの自己啓発本の何倍も響いた。情景の描かれ方がうま過ぎて映像が鮮明にイメージできた。エミリの人生の一部を体験したような気分。おじいちゃんの人柄、本当に素敵だった。人として大切なことを全てわかっている感じ。エミリの京香さんに対する感情、凄く同感できた。それにしてもさやの発言と地元民の噂話のところ、胸糞悪過ぎて見てられなかった笑
おじいちゃんの3行の手紙で号泣
Posted by ブクログ
森沢作品を読む中で、高確率で出てくるあの風鈴のルーツになる作品。何度もおすすめされていたのにやっと読んだ! 最高だった!
あとお魚料理食べたくなったし、死んじゃったけど渋イケメンだったおじいちゃんに会いたくなったー!
色々あったからとはいえ、かなり卑屈な主人公エミリ。自分はマーブルチョコの虹色に入れない茶色だ、なんて悲しいくらいにネガティブ思考の彼女が、おじいちゃんのご飯や龍浦の人たちに癒され、復活していく。いや、復活どころかよりたくましくなっていく。
エミリのおじいちゃんが最高にかっこいい。今作の名言メーカーはおじいちゃんで決まりだ(心平さんの抗議の声が聞こえる)。
「自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃだめだよ」「判断は必ず自分で下すことだ。他人の意見は参考程度にしておけばいい」
周りの目を気にしてしまう人がいたら、この作品を手に取って、エミリのおじいちゃんに会って欲しい。
後半は涙腺ゆるゆるで電車内で鼻をすすりながら読む始末。心も胃袋も掴まれる作品だった!
Posted by ブクログ
温かい。
じんわりと温かい。
無口で不器用なおじいちゃんと孫娘エミリの話。
タイトルから勝手におじいちゃんと小さな女の子の話かと思っていたら、そうではなく成人した孫娘との物語。
出てくる人が1名を除いてみんな温かい。
そう、読んだ人なら言わずともわかるはずの毒女以外。
おじいちゃんが作る料理の数々がなんと美味しそうなこと。
おじいちゃんが作る凛となる風鈴の音も聞こえてきそう。
おじいちゃんとエミリの日々をずっと読んでいたい。
エピローグのおじいちゃん視点の締めくくりがまた泣かせること。
森沢ワールドに引き込まれる。
Posted by ブクログ
多くは語らないしちょっと不器用なおじいちゃんやけど
やさしくてあったかくて愛に溢れる言動に
読みながら自分まで癒されて気持ちが整う気がした
島のロケーションも自然の中での生活も、
おじいちゃんに料理を教えてもらえる世界線も
羨ましくて夢のような時間すぎて
とにかくだいすきなおじいちゃんに会いたくなった
素敵でほっこり癒されるやさしくて涙が止まらないお話
Posted by ブクログ
ため息が出るほど、風景の描写が綺麗。潮風の匂いを感じるぐらい、リアルに龍浦を感じた。料理も涎が垂れそうなほど美味しそう。悩んだとき、ふと立ち止まって読み返したい1冊ができた。
Posted by ブクログ
心の"うら"を綺麗に保って、なるべくいい気分でいること。それでも沈んでしまいそうなときは、心の逃げ場所を作っておくことも必要。龍浦に流れる時間も人もみんなゆっくりで、おおらかで、自然と心がすーっと癒された。
Posted by ブクログ
だい大好きな森沢明夫先生の作品の中では
かなり有名なこの著書。
何故もっと早く読まなかったのか
森沢先生の本は自分にとっての癒し。
心が元気な時にご褒美として読みたいから
つい沢山積読本として温めてる
こちらも結局一気読みしちゃったけど
夏の物語なのにポカポカと温まった。
じーちゃん最高!エミリもいい孫娘だし
最後に心平と良い感じになるといいなと
思ったけれど恋愛小説じゃないので
そこは想像次第って事で良かったのかな。
森沢先生好きすぎて沢山読みたいけど
読むのがなくなるのが嫌でゆっくりゆっくり
積読本から読もうと思ってます
ホントに素敵な作家さんです。
匿名
とても優しい気持ちになれました。
人の目ばかり気にして、自分の本当の心を忘れてしまう日々ですが、心を強くしてくれる言葉が沢山あって、自分の心を大切にしたいと思いました。
久しぶりに小説を読みました。ハイジに出てくるような、口数は少ないけど優しいおじいさんとの食事や暮らしで、エミリが癒されていく様子に、釣り、お料理指南をしてくれるおじいちゃんがいるなんていいなと思いました。自然な暮らし方に憧れました。
Posted by ブクログ
田舎のおじいちゃんの、心の広さ、穏やかさに癒された。多くは語らないがどんと構えて味方でいてくれる安心感。幸せよりも満足が大事。自分が居心地がよい場所に、機嫌が良くなる場所にいればよい。良い本でした。
Posted by ブクログ
すごく温かかった
都会の生きづらさから逃げてきたエミリ
おじいちゃんや龍浦の人と接して
前を向いていく話
話の中に凛と風鈴のなる描写があり
心なしが本当に風鈴の音が聞こえた気がした
エミリもまいこも親子なんだなと感じた
Posted by ブクログ
数々の魚料理の描写が美味しそうでときめく。基本的に登場人物があたたかくやさしい。読後感もあたたかい。だから、完全なる悪い染みのような人物が、あくまでも物語の転となるトリガーとしての役割としか感じられない部分に少しだけ物足りなさを感じた。
父と娘、母と子、祖父と孫。それぞれのかかわりが胸に染み入る。釣りが好きだった亡き父のことを思い出してしまった。
こんな素敵なスーパーおじいちゃん、いいなぁ。キャストを真剣に考えてしまった。映画化できそう。
Posted by ブクログ
優しい気持ちになれた。海と港のある田舎と料理と風鈴の描写がとっても綺麗で、透明感があって浄化する感じがあった。自分で決めるという人生観が素敵だし、魚料理がとっても美味しそうだった。騙され不倫のエピソードがお粗末すぎて残念だったくらい。
Posted by ブクログ
経験という武器を上手に使い、相手を思いやる優しさを持ったおじいさんになりたい、そんな気持ちになりました。
読んだあと温かい気持ちになれる、そんな作品でした。自分で決める、確かに自分を動かすことができるのは自分しかいないと改めて感じます。温かいだけでなく前向きになれるお話です。
相手を思うがゆえの家族の間の行き違いも、解決するといいな。
幸せになるより満足することって、奥が深いな思うけれど、一方で美味しいものは人を元気にする力があるのだけは間違いないと思います。
Posted by ブクログ
幸せになることより、満足することが大事
この言葉がすごく刺さった。
おじいちゃんの言葉、行動全てに温かさが溢れていて
読んでいてすごく心がほぐれた。
特に終盤は何度もウルッとなって
いつまでもおじいちゃんとエミリの暮らしを覗き見したい感覚になった。
Posted by ブクログ
おじいちゃんがサラッと沁みることを言う。
幸せを求めるよりも、満足することが大切。周囲の人からの評価ではなく、自分自身が自分を肯定してあげること。自分の機嫌は自分で取る、そうすれば自然と自分に満足できるし、周囲の人の評価も変わってくる。美しい心は回り回って自分の幸せに帰ってくるのかな。
Posted by ブクログ
田舎の港町でのひと夏の生活。とても憧れるしなりよりおじいちゃんのご飯がどれも美味しそう。都会と田舎での生活は流れている時間が違ってみえて都会のキラキラとは違う田舎の自然いっぱいのキレイな情景が思い浮かぶ。辛い時は逃げてもいいんだよと思わせてくれる優しい物語でした。
Posted by ブクログ
胃袋をガッツリつかまれた!と思っていたら、登場人物たちも、同じように胃袋つかまれたエピソードがでてきて…やっぱそうだよな。
大三おじいちゃんの料理の腕前が凄くて、食欲をそそられる。っていうか、おじいちゃん80歳なのに男前すぎる。見た目とかじゃなくて、中身から滲みでてくる渋さだったり、人間力だったり。あぁ、こんなおじいちゃんになりたいな、と思わせるカッコいい人。
そして金言の数々。心を打つ台詞は全部メモった。胸に刻みます。
都会で傷ついた主人公エミリが、田舎で再生していく物語。構成もとてもいい。プロローグと本編の対比、エピローグの伏線回収。清々しさと切なさを感じさせる読後感。
めっちゃ癒し系で、著者ならではの優しい作品だった。風景描写や空気感にも癒された。凛。
Posted by ブクログ
私の浅はかな予想を、いい意味で裏切った展開をしてくれてよかった。
じんわり心が癒やされるお話。
あっという間に読み終えてしまったけど、ふとした瞬間にあのおじいちゃんに会いたくなって、また読み返すと思う
Posted by ブクログ
この街に行きたい、大三さんに会いたい。大三さんの人望の厚さがよく伝わる。目の前に情景がはっきりと現れる。美味しそうなご飯の描写、大三さんのウィットに富んだ語り、面白かったというより…ごちそうさま。
Posted by ブクログ
割と短絡的な描写も多かったけど、人生でこれ大切よなぁと思う表現もあった!そんで魚料理が全部美味しそう
自分の機嫌は自分で取って、いつも良い気分で生活したいねぇ
Posted by ブクログ
料理の出てくる小説と言うことで この作品をチョイス
都会で悪い男に引っかかり居場所をなくした 主人公エミリ
頼った先は15年もご無沙汰だった 海辺の母の実家
独りで風鈴を作りながら 釣りを楽しみのんびり住む祖父 大三
傷ついたエミリの心を 漁港の穏やかさと周囲の温かい人達
大三と作って食べる魚介料理の数々が少しずつ癒していく
美味しい料理のレシピと共に 結構良い言葉が綴られていく
・誰にだって悪いことは起こるけど それに捕らわれて生きるのはもったいない。
(小さないいこと)をなるべくたくさん思い出して、その時の感情を丁寧にかみしめる。いい気分をしっかり味わう癖をつける。
・「神様は自分自身」自分を思い通りに動かすのは自分 人生を創造していくのも自分だけ
夏のほんの数か月の話だけど
成長していく主人公の日常を 暖かく見守り、
自分の足で一歩踏み出すエミリを大三さんと一緒に送り出す
そんな気持ちになれる優しい1冊です。