あらすじ
恋人に振られ、職業もお金も居場所もすべてを失ったエミリに救いの手をさしのべてくれたのは、10年以上連絡を取っていなかった母方の祖父だった。人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒しの物語。
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Posted by ブクログ
多くは語らないしちょっと不器用なおじいちゃんやけど
やさしくてあったかくて愛に溢れる言動に
読みながら自分まで癒されて気持ちが整う気がした
島のロケーションも自然の中での生活も、
おじいちゃんに料理を教えてもらえる世界線も
羨ましくて夢のような時間すぎて
とにかくだいすきなおじいちゃんに会いたくなった
素敵でほっこり癒されるやさしくて涙が止まらないお話
Posted by ブクログ
自分のうらを変えれば自分の人生が変わる。世界は変えられなくても気分は変えられる。気分よくいるために心をきれいにすること。自分の存在価値と自分の人生の価値は他人に判断させちゃいけない。神様は自分。いくつもの大事な考え方を与えてもらった。わたしも自分の武器を見つけたい。
Posted by ブクログ
あっ、祖父×孫ものだ…と分かった瞬間、たじろいだ。
老人が出てくる系の話に私はめちゃくちゃ弱い。
大体は人間的にすごく尊敬できるキャラクターが多く、素敵だなぁと思うのだけど物語の中で病気になったり死すことが多いからだ。悲しいのだ。
でもこの物語に出てくる大三おじいちゃんは最後まで元気でよかった。
悲しい物語では決してないと思うのだが、感情移入しすぎたのか後半はボロボロ泣いてしまった。
サヤが来た辺りからエミリに感情移入し、大三さんに救われ、心平に恋しそうだった。
エミリのように、どんな人でも人生って結構間違えることがある。でも信頼できる人の支えと、大きな自然があればまた立ち上がれると元気をもらえた。
ただただサヤの存在にムカついた。ムッ!
あと私は夏の物語が多分好きなんだろうなぁ。
元気がないとき読む本にしたい。ずっと手元に残したい一冊。