雨上がりの川

雨上がりの川

826円 (税込)

4pt

出版社に勤める川合淳は、中学生の娘・春香がいじめをきっかけに不登校になったことに悩んでいた。さらに、妻・杏子がこの現状を打破しようと怪しげな霊能者に心酔。淳は近所の釣り好きな心理学者の千太郎に相談するが……。暗雲垂れ込める一家に「当たり前の日々」は戻るのか? 誰かの幸せを願い切に生きる人々を描いた、家族の再生物語。

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雨上がりの川 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ森沢作品とはなんとなくひと味違う印象を受けました。
    途中、ん?謎?なんだか微かなミステリー?みたいな…ネタバレになってしまうのでこれ以上言えませんが…
    でもそれはそれで先が気になり470ページあっという間の読書時間でした。

    コールドリーディング…難しくて自分には使えないなぁ
    てか、自分

    0
    2025年07月16日

    Posted by ブクログ

    母は「娘の不登校を治したい」と強く願うあまり、怪しい霊能者に心酔していく。その過程は一見、大袈裟にも思えるが、妙にリアルで、どこか切なさを感じさせる。不登校児の親の苦悩や迷走が、生々しく描かれていた。

    本の最後には、お笑い芸人・髭男爵の山田ルイ53世さんによる解説がある。自身の引きこもり経験をもと

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    見出しを見たら、うーんどんなもんかな深刻なイジメの立ち直るまでの道のりかな、新興宗教も絡んでる、盤根錯節の話かとためらいがあった。読み出したら止まらないので、3日でした。春香の春の字が意味があるのがまた良い、元々明るく表情のある娘だった、最後の種明かしではそんな表情が浮かんで、余計安心出来たよ。謎解

    0
    2024年04月04日

    Posted by ブクログ

    読み終わった後、心が清々しくなる物語でした。

    終盤に近付くにつれ、伏線が回収されていくのがとても気持ち良かったです。

    物語の構成、そして読みやすさがとても秀逸だったと思います。

    是非、気になった方は読んでもらいたいです。

    0
    2024年01月30日

    Posted by ブクログ

    3章のうち1章が読むのがつらくって、、、
    その分3章、特にラストは圧巻。
    読後感はすばらしい。

    苦手な霊能者、詐欺。
    家族がバラバラに。
    この時点で読むのを止めようかと思ったけれど。

    キーワードはコールドリーディング。

    森沢さんらしいキャスティングで、登場人物にまったく無駄がない。
    その収まり

    0
    2023年12月20日

    Posted by ブクログ

    お互いに支えられる家族の絆や、人と人との繋がりがほのぼのと書かれていて、こんな関わりが持てたら平和な世の中になるのだろうと思いました。
    ホッコリとした気持ちになりました。
    沢山の人に読んでほしいですね!

    0
    2023年06月26日

    Posted by ブクログ

    陰鬱とした感じから始まり最後の爽快な終わり。また最後まで一気に読み進めました。
    千太郎さん良い味出してて好きです。

    0
    2023年05月14日

    Posted by ブクログ

    子供の不登校をきっかけにどんどん家庭が壊れていくのはなんだかわかる。当事者になってみないとわからない感覚。第三者の目で見るとそんなのに騙されるなんてあり得ないと思うのだが、それがそうでもない。
    常に自分を客観的に見る目がないと誰でも陥る罠がそこにはある。さすが森沢さん、最後まで読みごたえがありました

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

     編集者をしている川井淳は奥さんと、中学生の娘春香の3人家族。
     春香のひきこもりをきっかけに、奥さんは怪しい霊能者にのめり込み、家族はおかしな方向へ迷走し始める。

     自称霊能者の紫音、ネタを提供していた瑠美、春香をいじめていた人達。
     「人を傷つけた」「人を騙していた」と言ってしまえばそれまでだ

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    やられた。
    最後の最後まで読まないと、しかも起承転大転のタイプの本。
    このくらいならネタバレにならないよね。
    「森沢文学」。
    また味わってみたい。

    一読をお勧めします。

    0
    2025年02月27日

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