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小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。疲れた心にやさしさが染み入り、温かな感動で満たされる。癒しの傑作感涙小説。
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Posted by ブクログ
第一章 妻を亡くした父と娘。虹探しの冒険で出会った岬に建つ小さな喫茶店。そこには綺麗な虹の絵が!二人を出迎えてくれた白い愛嬌のある顔をした犬コタロー。オーナーの悦子さんが煎れる愛情たっぷりのコーヒーおいしそうです。 アメイジング・グレイス 驚く程の恩恵 宝物。 第二章 貧乏大学生 今泉健ことイマケ...続きを読むン。イケメン君みたいです^ ^。就活が上手くいかずむしゃくしゃ、再度お礼も兼ねて悦子さん達のいる喫茶店へ。浩司さんとの会話が良かった! P125「迷ったときはよ、ロックンロールな道を行くとおもしれえぞ」 「ロックンロール?」 「いつもわくわくする方の道を行くんだよ」 P136「夢って追いかけるのに、すごく勇気がいると思いませんか?」 「夢を追いかけない人生を選ぶのにも、充分に勇気がいると思ったけどな」 P146 イマケンの心の声 (ピンチは...最後にチャンスを連れてくる) 第三章 喫茶店に泥棒が! 訳ありの包丁研ぎ屋の泥棒さん。悦子さんの優しさに私の目にもしずくがわきだしてしまいました。 第四章 悦子さんに恋するタニさん。最後まで想いを伝える事が出来ず、サヨナラを選んだタニさん。お互いを思いやる気持ちが切ない。 第五章 浩司の学生時代、バンドを始めたキッカケ。ショーとの出会いが面白い♪懐かしい青春! (この、バーカ♪)変わってないな 泣ける♪ 第六章 タニさんの訃報、歳をとり喫茶店を辞めようかと弱気になっている悦子さん。嵐の去った後現れた夢のような光景。愛する喫茶店もう少し続けられそうです。 癒されました。オススメ本です♪ 素敵な音楽と、美味しいコーヒーありがとう^ ^。
季節と音楽と感情を巡るひとつの旅のような本 あっ!わっ!となる瞬間が愛おしくて、すっとわたしの心に入り込んでくる。 魔法にかけられたみたいにね
再読した本。読んでると風景が頭に浮かんでくるぐらいに、音も匂いも全部描写されている。ほっこり系にありがちかどうかは分からないけど、ただ同じことの繰り返しじゃなくて、どの登場人物もキャラが立っていて、それぞれのストーリーが間接的に繋がっている感じがすごく良かった。
凄く優しい色の物語でした! みんなそれぞれ一生懸命に生きていて、 虹の岬の喫茶店で悦子さんと出会い、 美味しいコーヒーと音楽と お店にある虹の絵と 大きなガラス窓から見える風景。 物語を読んでいる時間が 凄くかけがえのない事に感じて 読み終えて少し寂しさがありました。 素敵な言葉も沢山ありました。 ...続きを読む悦子さんが閉めてもいいよね、と言った時、 コタローに、ハッピーのどきどきを 聞いてもらったとき、 魔法がね、また使えそうなきがするの。 と新しく生まれ変わった自分に昨日と同じ コーヒー豆を挽きはじめたとき。 もうその時には私自身も 幸せな泣き笑いで、 魔法の呪文を唱えていました。 最高の読後感です! 悦子さんとお話して コーヒーを飲めたらなぁ 鋸南町にモデルになったお店があるみたいなので いつか見に行きたいです。
虹の岬の喫茶店
森沢明夫さんの作品は大好きで、中でもこの作品はお気に入りです。 登場人物が皆温かくて癒やされました。 作品の中に出てくる歌を聴きながら情景を思い浮かべました。映画化もされているようなので見てみたいと思います。
岬の先端にある喫茶店、そこにはとびきり美味しい珈琲を入れてくれる悦子さんがいる。人生に迷い苦しんだ人々がここの珈琲店で悦子さんと出会うことでまた新たな一歩を踏み出す温かいお話でした。
昔は嫌いだった短編集だが、記憶力の衰えと共に短いストーリーが心地よい。連作で最初の方は思い出せなくても、ちょいちょい思い出させてくれるのが良い。 一つ一つは小さく、なんてことない話なんだけど、なんだか実感があるというか訴えかけてくるものがある
あたたかい短編集 あまり得意じゃないけれど、悦子さんの魔法にかけられたコーヒーは飲んでみたいです 作中の曲の選択も最高で…思い浮かべながら読めてその場にいるような気分になれました 森沢さんの作品はリーダビリティが高い!さくさく読めるのに心にしっかり残ります
こんな喫茶店があれば行ってみたいと思ったのは私だけだろうか 悦子さんのような人がいればお会いしたいと思ったのも私だけだろうか この喫茶店のお客さん、その後がわかっていないお客さんの行く末を作者に続編として描いて欲しい
岬にある小さな喫茶店では、悦子さんという初老の女性が1人で営んでいる。 そこに訪れるお客さんたちの6編の話からなる、心温まる短編集となっています。 悦子さんは、訪れるお客さんにぴったりの音楽をかけてくれて、優しい口調で話しかけてくれます。 特に、悦子さんの甥がバンドの元のメンバーと過去を語り合う...続きを読むシーンで、 「過去を懐かしむことって、自分の生きてきた道のりを受け入れられている証拠でしょ。 …その積み重ねそのものが、いまのあなたたちなんだから…」 という悦子さんの言葉が胸に刺さりました! 次の章で、前の章の登場人物のその後が垣間見れるのが良かったです。 また、喫茶店を取り巻く小さな空間の中に、〝5感”が綺麗にまとまっているように感じました! 例えば、視覚は、店内に飾られる虹の絵や、窓から見られる風景、聴覚は悦子さんが流してくれる音楽、味覚や嗅覚はコーヒーなど。 触覚は、「ハッピーのどきどき」でしょうか。 (詳細については本編でぜひ!)
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