あらすじ
小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。疲れた心にやさしさが染み入り、温かな感動で満たされる。癒しの傑作感涙小説。
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Posted by ブクログ
人との関わりはこうありたいと思った一冊だった。
この小説で涙が出てしまうのは、嘘や建前がなく、きちんと眼の前の人と向き合い暖かい店で温かい曲、言葉を送ってくれるのだ。
幸せは身近に転がっているのではないか、私が見落としてるだけなのでは?と考えた。
Posted by ブクログ
ゆうさんとドライブでたどり着いた岬カフェ☕️ 目の前には海が広がっていて、心地よい海風を浴びながらミルクセーキとコーヒーとピザパンを心ゆくまで堪能して、いざお会計!そこでこの本に出会いました。
読むとあの空間にすぐに戻れて、ここは埼玉なのに海風を浴びている気分になって、みんなが岬カフェで過ごす時間を店主さんと一緒に隣で見ている気分でした。皆んなそれぞれの生活があって価値観があって人生があって、そしてそれぞれがそれぞれの場所で一生懸命生きてもがいて悩んで、そして一息つく時に選びたい集まりたい、そんな素敵な温かい空間だなあと、本を読んで改めて思いました。出会えてよかったです!!!
Posted by ブクログ
岬の小さな喫茶店に迷い込んだ客達が、悦子さんと触れ合う事で人生の迷いだったり、悩みだったりをそっと背中を押してもらう事で前を向く姿にとてもほっこりしました。
それぞれの短編タイトルに曲名がついているのもなんだか粋でその物語にそって悦子さんがそっと曲をかけてくれるのもいい雰囲気ですね✨
アメージング・グレイス
ガールズ・オン・ザ・ビーチ
ザ・プレイヤー
ラヴ・ミー・テンダー
サンキュー・フォー・ザ・ミュージック
この曲を後で聴いてみようと思いました♪
旦那さんが描いた虹の絵を観ながら、私も悦子さんのいれてくれるコーヒーで岬喫茶店でゆっくり過ごしたいななんて思いました☺️
どんな曲をかけてくれるのかな?
Posted by ブクログ
ずっと気になっていた一冊、森沢明夫先生の物語によく出てくる喫茶店のお話、やっぱりみんないい人ばかりでほっこりします
他の作品に少し登場した人もいたし、まだ読んでいない作品にもこのお話の人達が出てくるのかな⋯って思うとワクワクします
⋯⋯悦子さん、いつまでも元気でいて下さい
Posted by ブクログ
この喫茶店で、悦子さんのコーヒーが飲みたいなと思う気持ちがページをめくるにつれ強くなっていった。
私にはどんな音楽を選んでくれるんだろう。
私が行く日にはどんなお天気で、どんな景色が見えるんだろう。
誰しも、大切だと思うことは必ずあって、それは気づいてないものかもしれないということ、人それぞれ大切に思う気持ちや形は様々であるということ。それを抱えながら生き続けていくということ。
人との出会いや繋がりは大切にしていきたいな
Posted by ブクログ
こんな喫茶店があったら、通いたいなと思った。喫茶店を訪れる人たちの物語がつながっていくのが美しい物語だと思った。しばらくしたら、また読みたい。
Posted by ブクログ
人と人との優しく温かな繋がりに、心が洗われた
描写がとても丁寧で細やか、言葉選びも素敵で情景が隅々まで目に浮かぶようだった
珈琲と音楽と悦子さんの人柄が、訪れた人々のこれからの生き方を前向きにしてくれて、こちらまで晴れやかな気持ちになった
四章のタニさんのお話が特にじんわりと切なく、大人を超えた老男女の淡くほろ苦い想いと関係性に心が揺さぶられた
月面の土地をプレゼントして、天体望遠鏡でそれを覗いてみる……なんてロマンチックなんだ
その後に描かれるタニさんの最期は胸が苦しくなり、思わず涙がほろりだった
悦子さんの気持ちもとてもよく分かるけれど、あまりにも素敵な二人だったからまたいつか会ってほしかった
中途半端な感情ではないからこそ、本当にもう逢うつもりはなかったのだと思う
悦子さんもようやく見たかった景色を見ることができたようで良かった
とても素敵なお話だった
読めて良かったし、これは手元に置いておきたい作品…!
Posted by ブクログ
気づいたら一冊読み終えていた。
こんな喫茶店が身近にあったら…と思わず考えるくらい暖かな空間が想像出来て、読んでいる時間はとても癒やされた。
悦子さんの言葉が、今の私の心に刺さりすぎた。
これからの人生何度も読み返して自分の心を勇気づけたい。
Posted by ブクログ
岬の端にある喫茶店で、美味しいコーヒーを淹れてくださる柏木悦子さん。
BGMは、お客さんに合わせた音楽を選んで、心も和む空間を演出してくれて…
私も、この素敵な喫茶店を探して、悦子さんを訪ねていきたいと思ってしまいました。
悦子さんの優しさ溢れる言葉の数々に、癒されて元気を頂きました。
ノートに書き留めて大切にしたいです。
「過去を懐かしむことって、自分の生きてきた道のりを受け入れられている証拠でしょ。辛かったことも含めて、これまでの人生の積み重ねをまるごと肯定できているから、あなたたちは『懐かしい』っていう気持ちで当時を追懐できるのよ。もっといえば、その積み重ねそのものが、いまのあなたたちなんだから、自分を肯定して、受け入れて、大事に出来ているってことになるでしょ」
森沢さんの小説、やっぱり温かいです。
Posted by ブクログ
森沢さんの本にまた感動を頂きました。特にじんときたのは、研師の方のお話。人生最悪でとうとう強盗に入ったのに、この喫茶店の女主人はコーヒーを入れて、研師の人生に寄り添うような音楽と言葉をかけてくれる。強盗しようとまで思った人が人生をやり直そうと思えるだなんて、なんて出会いなんだろう。人はどうしようもなく孤独を感じると自暴自棄になってしまうことがあるかもしれないけど、疲れた心に優しく寄り添ってくれる人がいたら、人生は変わるものかもしれない。困ったら人と話そう、相談を受けたら聞きたいなと思いました。
Posted by ブクログ
優しい物語で、心が少し解きほぐされたような気がしました。
登場人物たちもそれぞれ、良い意味で周りにいそうな雰囲気を持っていて。感情移入したり、見守りたくなったり、心地よく心を揺らされながら読み進めました。
少し心が疲れた時に、また手に取りたくなる気がします。悦子さんのコーヒー、飲んでみたいなぁ。
Posted by ブクログ
森沢明夫さんの作品に出会えて本当に良かったと常々思う。これもブグログでの皆様の感想のおかげ。
---以下、解説を引用---
こんなすてきな体験を可能にしてくれる読書という「移動」または旅と、物語のなかの人々と読者がとりむすぶ新たな関係に、わたしは感謝したい。
虹の岬の喫茶店
森沢明夫さんの作品は大好きで、中でもこの作品はお気に入りです。
登場人物が皆温かくて癒やされました。
作品の中に出てくる歌を聴きながら情景を思い浮かべました。映画化もされているようなので見てみたいと思います。
Posted by ブクログ
喫茶店の老女が不思議な魅力で誰かの心をほぐす物語かと思いきや、(その部分ももちろんあるが)老女が訪れる人から、たくさんの温もりをもらって、守られている物語のように思えた。
Posted by ブクログ
喫茶店を通して人とのつながりが描かれていて、ほっとする作品だった。
やさしい雰囲気で安心して読める。
最後はまた新しい始まりを感じるような終わり方で、前向きな気持ちになれた。
Posted by ブクログ
美味しい珈琲を淹れてくれる初老の女性の岬の端に建つ喫茶店。
そこに偶然やって来たそれぞれの思いを抱えたお客たち。
ここに来たことで前を向けるようになっていく姿が清々しかった。
やさしい気持ちになれる小説でした。
Posted by ブクログ
第一章は、年の近い子どもがいるから終始涙を堪えながら読んだ。。
人間生きている内に色々と大切なものを失うけど、一方では『アメイジング・グレイス(驚くほどの恩恵)』を授かっている。そのことにさえ気づけたら、あとは何とかなる。
育児で疲れたり悩むことばかりだけど、私のアメイジング・グレイス、大切にしよう。
Posted by ブクログ
2023.4.25
★3.6
海辺の岬にある小さな喫茶店を舞台に、店主の悦子が、訪れる客一人ひとりに寄り添い、静かに話を聞きながら、その人の一曲をBGMに美味しいコーヒーを淹れてくれる。悩みや後悔、悲しみを抱えた人たち。人生に迷い、立ち止まってしまった人々が、この喫茶店での出会いや出来事を通して少しずつ前を向いていく。
妻を40歳になったばかりで、亡くした一人娘を育てている男性。
就職活動が上手くいかない大学生。
こっそり入ってきた五十路の泥棒まで。
色々な悩みを抱えた人が、少しずつ変わっていく様子が、とても優しくて、心が落ち着く。
ラスト、虹見れて良かったなあ。
#さとの本棚
Posted by ブクログ
森沢作品何作目だろう?
何冊か読んできてるのに肝心の「虹の岬の喫茶店」を読んでなかった。
森沢さん好きの友人が森沢ワールドの中心にこれがある!と言って貸してくれた。
生きることは祈ること!
夢も希望も目標もない。そことかけ離れていく自分がしんどいから、傷つきたくないから、日々淡々と、積み重ねたそこが自分の居場所…と思って生きてきた。
置かれた場所で一生懸命生きていけば良いとここまで生きてきた。
そんな人間がいても良い、日々全力で頑張れる人間ばかりではない…自分はそっち側の人間で良いと…。
だからこれから祈ろう!
祈って生きて行こう!
歳を重ね得てきた重みのある悦子さんの言葉は心に響く言葉ばかりだ。
きっとこれが悦子さんの宝、得てきた包容。
さて、自分は何を積み重ね、何を得て、人生の最後にどんな言葉を残せるのだろう…と思うと自分の薄っぺらさにガックリする。
Posted by ブクログ
心がじんわりと温まって、希望の光が輝き出すような作品でした。岬カフェのオーナー悦子さんの温かで少しお茶目な雰囲気は、どんな自分でも受け入れてくれる優しいおばあちゃんを思い起こさせます。カフェに掛かっている素晴らしい虹の絵は想像しただけで元気が湧いてくるようでした。カフェを訪れたお客さんが知らず知らずのうちにまた別のお客さんに影響を与えている様子に、人と人との温かなご縁を感じます。私もこのカフェを訪れて悦子さんとお喋りし、素晴らしい虹の絵を見たくなりました。
Posted by ブクログ
★★★★ 何度も読みたい
岬の先にあるカフェを取り巻く、オムニバス形式の短編集。訪ねてくる人々は皆、人間関係や未来に不安を抱えている。
特に印象に残ったのは、「夢を諦めるのにも勇気がいる」という言葉だ。
不安定な世の中で、悩みが生じた時に背中を押してくれるような作品。
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった本!
大学行き帰りにちょっとずつ読むのが最近の幸せだった
喫茶店好きだし、海も好きだから、タイトルや表紙にも惹かれる
読みやすいし、おいしいコーヒー飲みたくなる!!
6つの章があって、大学生の話がいちばん好きだった。バイク乗ってる子の話。
音楽好きな人にもおすすめな本。ABBAとか出てくる。どんな曲なんだろって実際に聴いちゃった
Posted by ブクログ
大好きな森沢さんのお話の中にでてくる素敵なお店にいつも魅了され、
私もこういういきつけのお店
ほしいなぁ。といつも思いながら
楽しく拝読しているのですが、
うっかり森沢さんのお話
にちょっとちょっとでてくる
岬カフェのお話をなぜか読んでいなかったことに気づいて
わくわくしながら、今回手に取ることにしました。
やっぱり優しくて、大きくて
温かく少し疲れたり悲しみを持って偶然行き着いた人たちが、
岬カフェにはいると美味しい珈琲の香りと店主の悦子さんの温かいやりとりに包まれ、癒されて、少しづつ前を向く事ができる。
優しい悦子さんや白くてかわいいわんこのこたろう。
近くで見守る素敵な人たち…
ちょっぴりおつかれモードの
私の心にもじんわり温かな光のようなものを照らし
なんだかほっと一息つけて
また明日から頑張ろうって気持ちにさせてくれる
森沢ワールド全開のお話で
うれしくなりました。
Posted by ブクログ
小さな岬の先端にある喫茶店。
そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんによりそう音楽を選曲してくれる。
悦子さんの人柄で、心に傷を抱えた人が癒やされていく優しい一冊。「月の土地をプレゼントする」がでてきて、びっくりした。
優しい気持ちになれます。
小さな喫茶店を営んでいる悦子さんがとっても素敵です。そして愛犬も心を癒やしてくれます。訪れるお客さんにも様々な人生があるけど生きる希望や勇気を与えてくれる主人公悦子さんに私も会いたくなりました。
Posted by ブクログ
オムニバス形式で喫茶店を取り巻く人の生き方とか考え方に触れるお話
少し物語としては浅いなあと感じるけど、日常の一コマと捉えるとゆったり読書にはいい一冊
Posted by ブクログ
所謂いい話
ちょっと浅いところが残念
こういう辺鄙な喫茶店で芽生えた温かい人間関係ってなんかいいよな
えりかのおすすめで、彼女は
"こういう喫茶店に行ってみたいし
将来こういう人になっていたいし
すごい穏やかになれるところが好きなんよね"
と言うとりました。えりかがオーナーの喫茶店開いてほしいわ
Posted by ブクログ
ちょっと気づかない場所にある喫茶店
色んな出会いがあって
それぞれ心温まる関係
店主の包容力がすごいなと思う
あなたは優しい子だよって言われると
ほんとに優しい子になっていくような
通いたくなる喫茶店
Posted by ブクログ
知り合いから借りた本。
森沢明夫さんの本は以前に「おいしくて泣くとき」を読んでいたので、これで2冊目。
ただ、おいしくて…の方がストーリー展開がしっかりしていて良かったかなと思う。
こっちは題名の通り、岬の喫茶店に訪れる様々なお客さんとの話で章ごとに分かれているだけ。
ステキな話ばかりではあるけどね。