【感想・ネタバレ】虹の岬の喫茶店のレビュー

あらすじ

小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。疲れた心にやさしさが染み入り、温かな感動で満たされる。癒しの傑作感涙小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人と人との優しく温かな繋がりに、心が洗われた
描写がとても丁寧で細やか、言葉選びも素敵で情景が隅々まで目に浮かぶようだった
珈琲と音楽と悦子さんの人柄が、訪れた人々のこれからの生き方を前向きにしてくれて、こちらまで晴れやかな気持ちになった

四章のタニさんのお話が特にじんわりと切なく、大人を超えた老男女の淡くほろ苦い想いと関係性に心が揺さぶられた
月面の土地をプレゼントして、天体望遠鏡でそれを覗いてみる……なんてロマンチックなんだ

その後に描かれるタニさんの最期は胸が苦しくなり、思わず涙がほろりだった
悦子さんの気持ちもとてもよく分かるけれど、あまりにも素敵な二人だったからまたいつか会ってほしかった
中途半端な感情ではないからこそ、本当にもう逢うつもりはなかったのだと思う
悦子さんもようやく見たかった景色を見ることができたようで良かった

とても素敵なお話だった
読めて良かったし、これは手元に置いておきたい作品…!

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心がじんわりと温まって、希望の光が輝き出すような作品でした。岬カフェのオーナー悦子さんの温かで少しお茶目な雰囲気は、どんな自分でも受け入れてくれる優しいおばあちゃんを思い起こさせます。カフェに掛かっている素晴らしい虹の絵は想像しただけで元気が湧いてくるようでした。カフェを訪れたお客さんが知らず知らずのうちにまた別のお客さんに影響を与えている様子に、人と人との温かなご縁を感じます。私もこのカフェを訪れて悦子さんとお喋りし、素晴らしい虹の絵を見たくなりました。

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2026年02月20日

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