川崎芳隆の作品一覧

「川崎芳隆」の「絵のない絵本」「変身」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 絵のない絵本
    値引きあり
    3.3
    1巻261円 (税込)
    演劇俳優を夢みて志破れたアンデルセンの孤独な生活から出た美しい童話。月が世界を旅する間に見た三十三夜の物語は、人間の悲しみに深く触れ、人々を深く感動させずにはおかぬ。物語の内容は高名な旅行家だったこの「童話の王様」の体験を材料とし、豊饒な想像力の翼は故国デンマークからヨーロッパ、インド、アメリカに飛ぶ。
  • 変身
    -
    1巻440円 (税込)
    「ある朝のこと、落ちつけぬまどろみの夢からさめたとき、グレゴール・ザムザは寝床のなかで一匹のばかでかい毒虫に変わった自分に気がついた。かたい甲羅(こうら)のせなかを下にした寝姿だった。ちょっと頭をもたげてみると、せりあがったアーチ型の腹部が見えた。鳶(とび)色の、固い環節(かんせつ)でいく重にも仕切られている。そのお腹(なか)のてっぺんには、掛けた布団がいまにもずり落ちそうなかっこうで、やっとこふみとどまっているしまつ」……セールスマン、グレゴール・ザムザのへんてこりんな「変身」を通じて家族に引き起こされる悲喜劇。奇才カフカの面目躍如たる短編。

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ユーザーレビュー

  • 絵のない絵本

    Posted by ブクログ

    月がみていた33の物語。

    ひとつひとつの話はだいたい2,3ページと短い。

    読んでいると、こどものころ寝る前に母が絵本を読んでくれたときの心地良さがよみがえってくる。
    やさしい気持ちになれるお話。

    ただちょっとこどもにはむずかしいかも。


    巻末にはアンデルセンの伝記が載っていて、彼の生涯がどんなものであったのかを知ることができる。

    0
    2012年07月13日
  • 絵のない絵本

    Posted by ブクログ

    貧しい絵描きに月がみた物語を話す。

    どの話もとても短いので、
    何かの合間に読むのにちょうど良い。
    とても落ち着いた気持ちになるのと、
    大切なことを教えてもらったような感覚になる。

    0
    2013年03月30日
  • 絵のない絵本

    Posted by ブクログ

    月から見た、世界中の出来事を33夜に渡って描かれています。
    アンデルセンの故郷デンマークのことから、ヨーロッパ各地、
    インドやアメリカのことのお話まであります。
    33の話の中には、嬉しい話、可愛らしい話、あるいは悲しい話まで様々なものがあります。
    アンデルセンが、空想にふけることや、旅が好きだったことが
    33の話から良くわかります。

    なぜ、今回、この本を読んだかというと、
    幼い頃に見ていたアニメの主人公が、小さな男の子に
    この本を読み聞かせしていたのを、ふと思い出したからです。
    実際に読んでみましたが・・・
    結構、子供にとって難しいのではないか?っと思ってしまいました。
    初版が昭和25年と言

    0
    2009年10月04日

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