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後鳥羽院 第二版
承久の変後、孤絶と憂悶の慰めを日々歌に託し、失意の後半生を隠岐に生きた後鳥羽院。同時代の歌人・藤原定家が最初の近代詩人となることによって実は中世を探していたのに対し、後鳥羽院は最後の古代詩人となることによって近代を超えた―歌人であるうえに『新古今和歌集』で批評家としての偉大さも示す後鳥羽院を、自ら作家でもあり批評家でもある著者が論じた秀抜な日本文学史論。宮廷文化=“詩の場”を救うことを夢みた天皇歌人のすがたに迫る。1973年度に読売文学賞を受賞した第一版に三篇を加え、巻末に後鳥羽院年譜と詳細な和歌索引を付した増補決定版。 -
自由か、さもなくば幸福か? ──二一世紀の〈あり得べき社会〉を問う
日本でも犯罪不安が高まり、監視が強化されている。幸福な人生への私たちの欲望が、こうした社会を生み出した。しかしそこでは、言われなき差別が助長されかねない。ならば、どのような社会が望ましいのか? この問いに応えるべく、本書はまず「個人」の自律性が夢見られた一九世紀システムにまで遡り、それが機能不全を起こし、個人の能力不足を社会システムが補うようになった二〇世紀の苦闘と幻滅を描き出す。「自由」と「幸福」という両立し難い価値のうち、私たちは、どちらをどのような理由で優先させるべきなのか。二一世紀の〈あり得べき社会〉を、正義という観点から構想した社会哲学の書である。 -
監督 小津安二郎〔増補決定版〕
「残された作品の画面に何が具体的に見えるか、そしてそのイメージが、見るもののフィルム的感性をどのように刺激するかを論じてみたい。つまり、現実のフィルム体験として生きうる限りの小津安二郎の作品について語ってみたいと思う」(本書序章より)。人々がとらわれている小津的なるものの神話から瞳を解き放ち、その映画の魅力の真の動因に迫る画期的著作。本文庫は、小津の生誕百年(2003年)を機に旧版へ三章を増補した決定版である。名キャメラマン厚田雄春と『美人哀愁』の主演女優井上雪子へのインタヴューほかを併録。 -
民衆という幻像 ──渡辺京二コレクション2 民衆論
冬の夜、結核療養所で聞こえた奇妙な泣き声。日中衰弱しきって運び込まれた母娘は、朝を待たずに逝った。それを知った著者は、娘の体をさする瀕死の母親のやせた腕を幻視する──「小さきものの実存と歴史のあいだに開いた深淵」、それは著者の原点にして終生のテーマとなった。近代市民社会と前近代が最深部で激突した水俣病闘争と患者を描く「現実と幻のはざま」、石牟礼道子を日本文学に初めて現れた性質の作家と位置付けた三つの論考、大連体験・結核体験に触れた自伝的文章など39編からは、歴史に埋もれた理不尽な死をめぐる著者の道程が一望できる。 -
なぜ、あの人の言葉は心に響くのか(大和出版) 感情を自在に言語化する技術
X(旧Twitter)で10万人以上から支持! 「学歴なし・作文苦手・意見を全く出せない」という状態から「言葉の使い手」になるまでにのぼりつめた、体験ベースの“渾身のメソッド”を大公開。プレゼン、スピーチ、商談、交渉、企画……どんなシーンでも応用可能! センス不要・再現性100%・型で身につくコツをご紹介します。例えば……、 ・「結論→理由→オチ」で状況&人柄を伝える ・「ざっくりした数字」でイメージを共有する ・「それって具体的には?」で空気を変える ・「視座」を変えて確実に相手へ届ける ・個人の体験を「人間の真理」のように語って共感を得る ・「逆張りキャッチコピー」で相手の心を釘付けにする 本当に伝えたいことは、AI任せにしてはいけない。あなたは言葉にできないのではなく、まだ言葉にしていないだけです。ちょっとしたアクションで、確実に反応が変わります。ぜひ、この「変化」を体験してみてください。 -
余白を大切にする人だけが知っていること
余白は、生きていくための大事なスペース 余白があるからこそ、ふと立ち止まり、見失いがちになる「本当の自分」を見つめることができる。タイパ、コスパがもてはやされ、少しでも時間やコストを節約することがよしとされる昨今。その一方で、タイパ疲れ、コスパ疲れを感じている人も少なくありません。効率を追求しているはずなのに、生活に余裕はなく、味気なさを感じてしまうのはなぜか――。上質なものを少しだけもつ、「ミニマムリッチ(R)ライフ」を提唱している横田真由子さんは、時間やコストを節約するのではなく、「余白」を持つことを意識すると、心も体も楽になり、ゆとりが生まれると言います。本書では、時間や空間、人付き合いに至るまで、スキマなく埋め尽くしている現代人に向けて、「余白」をつくることの大切さ、つくり方のヒントを伝えます。 ●プロローグ――充実した人生には「余白」が必要 ●Chapter1 マインド――余白が生み出す、しなやかで穏やかな心 ●Chapter2 人付き合い――いつも一緒より、時々一緒で優しくなれる ●Chapter3 時間――「充実」と「ゆとり」を両立させる過ごし方 ●Chapter4 暮らし――「日本の伝統」から学ぶ、余白のある生活 ●Chapter5 ファッション――「頑張らない」からこそ引き出される魅力 ●Chapter6 仕事――いい仕事は余白によって生み出される ●エピローグ――「余白」が美しさを引き出す 時間、空間、人付き合い……。スキマのない日常を送る現代人たちに贈る、癒しと安らぎに満ちた「豊かな生活」の大切さとは。 -
有休取得率100%なのに平均年収が日本の1.7倍! ドイツ人の戦略的休み方(大和出版)
「有休を全部消化して、しっかり仕事で結果も出す」「GDPで日本を追い抜き、年収は日本の1.7倍」……そんなドイツ人が「見えないところでやっていること」を紹介します! ●仕事だけに命をかけないようにするために→休む予定を先に決める ●効率よく働くために→ランチ時間は短く、夕食はゆっくり ●モメずに休むために→周囲を巻き込んで有休を取る……などなど 「最高の休暇」が、「最高の仕事」をつくるのです。あなたも、できることから真似してみませんか? 「日本もドイツも先進国であり、世界のほかの国と比べて貧富の差が少なく、中間層が多い国です。ドイツにできることは日本にだってできます。今一度立ち止まって、働き方や休み方について、一緒に考えてみませんか?」(本文より) 「有休を全部取るなんて、現実的に無理」「毎日仕事に追われて、これ以上休めない」「休みを取りづらい環境にいる」……そんな人こそ、読んでみてください。 -
自分を好きになる7つの言葉(きずな出版) 口ぐせを変えれば自信と力が湧いてくる!
「何があっても自分のことが好き」と感じることは、自分の可能性を最大限に引き出し、豊かで満足感のある人生を送るために重要なポイントです。言葉を変えましょう。口ぐせを変えましょう。それは小さな変化ですが、そんな日々の小さな行動や思考が積み重なって、私たちの人生を徐々に変えていく力を持っています。 ――自分に優しくすることは、他人に優しくすることと同様に重要です。自分自身との関係を大切にし、ポジティブな自己イメージを育てることで、より満足感の高い人生を送ることができます。自分を大切にすることは、自己成長の過程で、よりよい自分へと進化するためのサポートとなります。自分自身を愛し、大切にすることで、それが自然とまわりの人々への優しさにもつながり、人間関係を豊かにする効果をもたらします。――第7章 すべてにOKを出す「それでも自分が好き!」より -
&Premium特別編集 心地よい、台所。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 &Premium特別編集 心地よい、台所。 006 THOUGHTFUL KITCHEN 2022 心地のいい台所、おじゃまします。 金子朋子・金子哲也 アミタマリ 竹村正秋 阿部直樹・阿部順子 重松久恵 小川麻美 キリリ YUI 斉藤葉子 小椋えりか 村口 良・村口恭子 宮本しばに 緇井鶏子 荒木ゆきえ 安田太陽・安田詩織 神保智子・永松大剛 坪田あさみ かるべけいこ・野中 元 067 27 TIPS FOR TIDY KITCHEN 使いやすく、片付けやすい、心地いい台所の仕組み。 料理家・作家/樋口直哉 整理収納コンサルタント/本多さおり 080 THOUGHTFUL KITCHEN 2023 居心地も使い勝手もいい、料理上手の台所。 野村友里 青木さやか 雅姫 加藤剛大・加藤一美 平井かずみ 井上久美子 恩田ケイティー 大谷優依 mako つがねゆきこ どいちなつ 岡本ゆかこ 滝沢うめの 關川典英・關川加奈子 塩見奈々江 竹川尚美 原田陽介・原田麻理子 城田文子 139 55 Essential Kitchen Tools for 5 Culinary Experts 5人の料理家が選ぶ、愛用の台所道具55 ワタナベマキ 渡辺有子 長尾智子 サルボ恭子 渡辺康啓 -
夏目家のそれから
漱石亡きあと、残された夏目家の人々はどう生きたのか――。日本近代文学の巨人・夏目漱石の孫にして、作家・半藤一利の妻でもある著者が綴る、個性豊かな親族たちとのエピソード。当時を生きた著者だけが知る、夏目家に関するエッセイを集めた、滋味あふれる一冊。「漱石の顔が千円札に登場した時、『お祖父さんがお札になるってどんなお気持?』とよく訊かれた。母筆子は、『へーえ、お祖父ちゃまがお札にねぇ。お金に縁のあった人とは思えないけど』という感想を述べたが、私にはこれといった感慨は湧かなかった。漱石にお祖父さんという特別な親しみを抱いたことがなかったからかもしれない。それは一つには四十九歳で没したため、私が漱石に抱かれたりした記憶を持たないせいであろう。しかし一番の理由は母が折に触れて語ってくれた漱石の思い出が、余りにも惨憺たるものだったからであると思う」――本書「母のこと・祖母のこと」より。 -
自分に還る 50代の暮らしと仕事
50代に入り、再び自分の時間を持てるようになった時、しばらく封印していた自分の「素」のようなものがむくむくと顔を出してきた。仕事をする私、妻になった私、親になった私。役割から離れた素の私はずいぶんと懐かしくて心地がいい。何かを手に入れたくてのぼっていた坂道はすでに折り返している。もしかしてここから先の人生は本来の自分に還っていけばいいのかも――。(はじめに、より抜粋) ライター・石川理恵が、50代の女性たちに取材。菜木のり子(モデル・俳優)、長谷川ちえ(in-kyo店主・エッセイスト)、橋本靖代(eleven 2nd デザイナー)、尾見紀佐子(景丘の家館長・ディレクター)、猫沢エミ(ミュージシャン・文筆家)、西山千香子(『リンネル』『大人のおしゃれ手帖』編集長)、「今」を大切に生きるそれぞれの現在地。 -
越境刑事
『逃亡刑事』の高頭冴子シリーズ第二弾! “県警のアマゾネス”の異名を持つ千葉県警の高頭冴子は、留学生の不審な失踪が相次いでいるという噂を耳にする。その数日後、中国国籍で新疆ウイグル自治区出身の留学生カーリの死体が発見された。捜査に乗り出した冴子は、事件に中国公安部が絡んでいることを掴むも、カーリの雇い主のカーディルも殺害される。冴子に保護を求めていたカーリの同僚のレイハンも連れ去られてしまい、その容疑者は逃亡。レイハンを救い、事件の真相を暴くため、冴子と部下の郡山は中国への捜査を強行するが、そこで二人が目にしたのはウイグル民族が置かれた恐るべき状況だった―― -
つながらない練習
「スマホ依存」「つながり疲れ」が叫ばれる昨今、SNSによる誹謗中傷も問題になっている。一日、5、6時間スマホの画面を見ているという人、テレビやネットのニュースに一喜一憂している人は、ほんとうに大切なものの存在に目を向けていない可能性が高い。本書は、そんな現代人に向けて、スマホやSNSを少しだけ手放してみる練習、ネガティブな情報、ニガテな相手から距離を置く練習を提案する。著者はかつて「SNSの伝道師」と呼ばれ、TwitterやFacebookなどの“自分メディア”を使って発信をすることで、テレビをはじめとするマスメディアに多数出演するなど仕事を創ってきた。ところが、ある時、ネットから距離を置くようになり、すべてのSNSを退会。スマホには極力触れないようにして、ネットの利用時間も制限した。彼女をそうさせたのはなぜか。そして「スマホ離れ」によって得られたものとは。著者の経験談を交え、いますぐ実践すべき「つながらない練習」を49紹介。 -
水戸維新 近代日本はかくして創られた
ハーバードに学び、イェール大学で教鞭を執る新進気鋭の歴史学者が、明治維新を「水戸」の視点から読み解く! 江戸幕府を倒し、近代日本を創り上げたのは「薩長土肥」と言われるが、水戸藩なくして、維新は成し遂げられなかったといっても過言ではない。それは、水戸脱藩浪士らが桜田門外の変で、幕末への扉を開いただけではない。維新回天を成した志士たちは「水戸学」を学び、倒幕活動へ邁進している。長州の吉田松陰も、薩摩の西郷隆盛も、水戸学の影響を受けていたのだ。では、水戸学とはいかなるものだったのか――。それを知るには、江戸時代前半、水戸黄門として知られる徳川光圀が始めた、『大日本史』編纂に遡らなければならない。本書では、徳川光圀、立原翠軒、会沢正志斎、藤田東湖、徳川斉昭、徳川慶喜の、水戸藩を代表する六人を取り上げ、水戸学が如何に生まれ、育まれ、政治に活かされていったのかを解説していく。そして、彼らが水戸藩において行なったことは、近代日本が創られる際のロールモデルとなっていくだけでなく、渋沢栄一、松下幸之助ら財界人や、新渡戸稲造、内村鑑三ら海外でも活躍する人びとにも、大きな影響を与えていった……。「この国を変えた」水戸藩の六人を軸に見ていくことで、明治維新、そして近代日本誕生の実相がよくわかる一冊。――環境問題が深刻化し、強大国のパワーバランスが崩れ、感染症が襲い……と、世界は現在、多くの問題を抱えている。それらを解消するには、世界は、そしてそこに生きるわれわれも変わらなくてはならないだろう。だが、世界を本当の意味で変えるのは、「力」ではない。それは、日本を変革する原動力となった水戸が証明している。世界を変えるのは、人の想いであり、それが昇華した思想であるはずだ。(本文より) -
三島由紀夫は何を遺したか(きずな出版)
没後50年、当時の担当編集者が三島の謎に迫る! 『金閣寺』『潮騒』『仮面の告白』など、日本文学のみならず世界の文学シーンにも多大な影響をもたらした作家、三島由紀夫。そんな三島は1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地にて隊員の前で演説をしたのち割腹自殺を遂げた。その理由は今なお多くの謎に包まれている。三島由紀夫の担当編集者であると同時に、友人でもあった著者が語る「作家・三島由紀夫」と「人間・三島由紀夫」の実像とは? 「割腹自殺をした理由」「ノーベル文学賞落選の真相」「川端康成との確執」「突然肉体改造を始めたワケ」……没後50年、三島由紀夫、日本文芸界の多くの真相がいま明かされる! -
どうして言いたいことが言えないの?(大和出版) 人間関係がラクになる“正しい境界線(バウンダリー)”の引き方
相手の顔色を気にする・遠慮する・断れない etc. そのガマン、人生のムダだったんです――2万人の真面目でいい人で頑張り屋さん達から仕事&毎日の「ストレス」がスーッと消えたと大好評! 今までの概念を根底から覆し、人生を好転させる新ツールを人気カウンセラーが明かす! あなたはこんな経験はありませんか? ・明らかにおかしい残業を押し付けられてもNOと言えない ・相手の機嫌が気になって顔色をうかがってばかりいる ・本心や本音が言えない ・嫌なことがあると自分のせいだと思ってしまう、または人のせいにする ・ガマンしすぎて、あるとき火山のように感情が爆発する 1つでもあてはまる方は、“不健康な境界線(バウンダリー)”にはまっているかもしれません――そこで本文では、ラクに人づきあいができる方法や、かみ合わない相手ともよい人づきあいができるコツ、さらには家族との、ほどよい関係の築き方まで明日からできるヒントをお伝えします! -
70歳からの人生の楽しみ方(きずな出版) いまこそ「自分最高」の舞台に立とう!
人生まだまだ、楽しいことがあふれている! いまの時代、60代といっても、自分のことを「老人」「高齢者」だと思っている人は少ないでしょう。では、70歳、あるいは70代ではどうでしょうか。さすがに体があちこち言うことを聞かなくなってきて、自分の老いを実感し、いよいよ残りの人生を考え始めてしまう人は少なくないと思います。しかし、「人生100年時代」といわれるいま、その考えは早すぎます。88歳の著者はこれまで200冊以上の本を執筆してきましたが、じつはそのうちの100冊以上は70代以降に書いたもの。むしろ、70代の時間こそ、もっとも執筆に専念できた時期だったのです。70歳だからといって過去のことばかりを振り返るのではなく、70歳になったからこそ、さまざまなしがらみから解き放たれ、自分がやりたいこと、やってみたかったことに挑戦できます。そのためのアドバイスをこの1冊にまとめました。はじめに 70歳が見えてくると人生をふり返りたくなる。しかし――/第1章 「歩ける」「食べられる」を長く保つ/第2章 「未知の人」「未知の世界」に触れてみる/第3章 「使えるお金」「使えないお金」を使い分ける/第4章 「病気をしたとき」「ケガをしたとき」に覚悟を決めておく/第5章 「恋愛」「セックス」を人生から閉め出さない/第6章 「家族の絆」「仲間の絆」を断ち切らない/第7章 「したいこと」「しないこと」を決めておく/第8章 「80歳の自分」「90歳の自分」を楽しみに迎えよう/おわりに 70歳、あるいは70代という年齢で、あなたにしてほしい最後の1つ―― -
「乳と蜜の流れる地」から 非日常の国イスラエルの日常生活
ユダヤ人とは誰か。民族共存とは何か。今こそ知りたい中東の日常と一神教の手触り。イスラエルの大学で教鞭を取る著者が、政治状況が急速に悪化するなか、ユダヤ人の家族やアラブの隣人たちとの交わりを通して、追求した問い。批評精神とユーモアを交えながら、複雑な現実の重層性を明らかにする!【内容】ユダヤ人とは?◆乾いた夏と恵みの雨◆男と女◆安息日の過ごし方◆だれでも話せるヘブライ語◆二〇〇〇年後の帰還◆ユダヤ人から見たキリスト教徒◆キブツの危機◆日本と出会うイスラエル人学生◆憎悪に抵抗する記憶◆ユダヤ人とアラブ人◆安全と防衛 テロと選挙 兵役の意味◆改宗への道◆二つの成人年齢◆家族の意味◆公教育の役割◆産めよ、増えよ、地に満ちよ……◆不安とオプティミズム◆割礼という契約◆死と葬儀◆ユダヤ人であることの困難◆ユダヤ人と日本人【著者】1960年、大阪生まれ。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期過程修了。博士(学術)。現在テルアビブ大学人文学部東アジア学科講師。著書『ヘブライ語のかたち《新版》』(白水社)、『古代イスラエルにおけるレビびと像』(国際基督教大学比較文化研究会)など。訳書多数。 -
人生を変える速読法「GSR」(きずな出版)
1冊10分で読めて、自分の脳力も上がる新しい速読メソッド!! 最新の脳科学と心理学によって体系化した新たな速読法「GSR(ジェネラティブ スピード リーディング)」をつかえば、300ページの本を10分で、しかも内容を理解して読むことが可能になります。そのうえ、読むのが早くなるだけでなく、仕事、勉強、家事、スポーツ、コミュニケーションなど、様々な効率もアップします。その秘密は、脳が活性化されることにあります。「ジェネラティブ」という心身の状態になることで、リラックスしながら、集中して、効果的に脳力を引き出し、無理なく速読を身につけることができるのです。「読みたい本があるのに、なかなか時間が取れない」「もっとたくさんの本が読みたいのに、一冊読むのに時間がかかってしまう」「速読を習ったけれど、成果が出なかった」「もっと成果を出したいことがある」当てはまる方は、ぜひ本書でGSRを体験してみてください。 ・GSRを可能にする3つの前提条件 ・なぜ、あの世界最強企業は「瞑想」を重視するのか? ・「速読の壁」が、あなたを遅読にさせている ・スタンフォード大学博士の脳力開発法 ・速読脳へ進化するための4ステップ ・必要のない本を見極めるシンプルな方法 ・1冊10分以内で読書「ハイパークイック式GSR」 ・2冊の本の内容をひも付ける「リンク式GSR」 ・GSRを最強の会議ツールとして活用する ・資格取得や大学受験でGSRを活用する ・「幸福感」と「読書量」は比例する……etc. -
[実践]ストーリーテリング(大和出版) “論理だけでは伝えにくいこと”が伝わる技術
●心を揺さぶる話には「物語」がある 多くの人は「上司が話を聞いてくれない」「顧客が本気で耳を傾けてくれない」といった不満を持っている。その原因は、多くの場合、上司や顧客にはない。自分の話に魅力が不足している場合が多い。ごく普通の話や些細な話題でも、話し方によっては魅力的になる。ネガティブな内容でも、話の組み立て方、伝え方を変えれば、心を揺さぶることができるのである。 ・ストーリーには「心」がある。感情と想いがある。 ・ストーリーには「リズム」がある。テンポと抑揚がある。 ・ストーリーには「イメージ」がある。景色と意味がある。 ・ストーリーには「世界観」がある。価値と特徴がある。 発言にいつもシラッとした反応をされて自信を失っている人、立場上、ネガティブな話をしなければならないことが多くてつらい思いをしている人に、ブレイクスルーなヒントをもたらす一冊。あらゆる場面で、必ず相手が納得するプロの話し方。 -
人生が劇的に変わる! 木村塾の奇跡
30数年前たった31人の生徒で始めた学習塾は、いまや7000人を超える生徒を有する学習塾に成長した。当時から変わらないコンセプトは「絶対に生徒を見捨てない塾」。集まる生徒は勉強のできる子ばかりではない。どちらかと言えば、勉強が苦手、勉強は嫌いな生徒もいる。なかには他の塾では受け入れてもらえなかった生徒もいる。到底これではどこの学校にも合格できないような偏差値の低い子でも、木村塾は見捨てない。ひたすら成績中間層の子のレベルアップに尽力する。そんな生徒が頑張って、絶対に無理だと言われていた学校に続々と合格していく。いま尼崎・伊丹地区の地域一番校の合格者の半数が木村塾出身者で占められ、偏差値40台だった生徒が京大や東大へも合格している。恐るべしこの奇跡はなぜ起きるのか? 勉強よりも前に大事にしているある「一つのこと」がその鍵だ。本書は木村塾代表の著者がその秘密を余すことなく紹介する。 -
銀行員転職マニュアル(きずな出版)
衰える銀行から抜け出し、広い世界で活躍しよう! メガバンク大リストラの波は、やがて地方の銀行・金融機関に波及する! フィンテック、仮想通過、RPA、AI(人工知能)、終わらない金融緩和政策……浮上することのない銀行業界では、これから容赦のない人材の淘汰が始まる。そこでは、「他業種に転職(あるいは独立)し、銀行員時代以上の収入を手にして活躍する銀行員」と「問題意識や専門性に乏しいまま年齢を重ね、やがて銀行から放り出されて収入が激減する銀行員」にハッキリと明暗が分かれてしまう。どうすれば冬の時代になる銀行業界の枠を飛び出し、新たなフィールドで活躍できる銀行員になれるのか? 銀行に26年勤務し、現在はコンサルタントとして活躍する著者が、金融業界のリアルと将来予測、そして行動の指針をすべて明らかにした一冊。 ★2027年までの銀行業界の未来完全予測シナリオ付 ★転職する銀行員のための推薦書一覧付 ※私の結論があります。スキルや経験をきちんと磨き、戦略的に準備をして活用すれば、銀行員は多くの業界でもっと活躍できる人材になれる、ということです。問題は、銀行員の特殊なスキルや知識をきちんと把握してアドバイスしてくれる人が少なすぎるということです。銀行員たち本人も、自分のどういうところが強みで、それをどんな業界のどんな仕事で活かせるのか把握できていません。(中略)どうすれば、その「転職力」を発揮できるのか。また、多くの人手不足に悩む業界の会社にとって、どんな銀行員を採用すれば即戦力になるのか。これから私の持っているノウハウのすべてを、じっくり述べていくことにしましょう。(本書「はじめに」より抜粋) -
いまの職場、ラスト3か月(きずな出版)
YouTube動画再生数1600万超! 学生から起業まで、広く絶大な支持を得ているカリスマ講師、渋谷文武による、どこでも通用する自分になる方法をお伝えします! いまから3か月、あなたの時間をください。限界を感じているあなたが、大きくジャンプアップできる鍵が「3か月」なのです。3か月は、限界を突破し、新しいステージへと生まれ変わるのに最適な時間です。――「はじめに」より 仕事を辞めるなら、ただ転職するだけなんて、もったいない! 働き方だけでなく、人生まで劇的に変える、辞めるまでの3か月の過ごし方。 ●人生を変える3か月へ、ようこそ ●あなたの命を数値化してみた ●「もう限界!」と思ったら、「ラスト3か月」と決めよう! ●3か月もあれば、底辺からだって這い上がれる! ●あなたの人生を変える「刑務所の法則」 ●失敗が怖くて動けない人へ ●あなただけの「超」専門性が必ずある! ●世界でたったひとつのプラチナ人脈 ●「ワープの法則」で、一気にレベルを上げろ ●3か月でブランド人になろう ●あなたが強化すべきポイントを把握する方法 ●YouTubeを使って、いまの会社とあなたをブランド化する具体的な方法……etc. -
ウエザ・リポート
初めて自分の作品が一冊に纏まって本屋の店先に並んだときの喜びと戸惑い、主婦業をしながら台所の片隅で原稿執筆をする日々の中で繰り広げられる、編集者との軽妙なやりとり。時代小説家の日常とは……。生まれてからずっと住みつづけている函館の地、日々の暮らしの中で心引かれたできごと、江戸時代への思い……。本書は、10年にわたって、書き綴ってきたエッセイを集めた、著者、初のエッセイ集。ウエザー・リポート(天気予報)をもじったタイトルの通り、熱く語っていたり、冷めていたり、そのときどきで違うさまざまな気分、さまざまな素顔がつまった一冊。 -
おばちゃん介護道(大和出版)
シモの世話、食欲低下に緊急搬送――元祖「食堂のおばちゃん」作家、ただいま要介護2の母を老老介護中! DV猫3匹にも振り回されつつ、笑いと愛情たっぷりの“朗朗”介護な毎日を綴った、新感覚“ガス抜き”エッセイ。 〈著者紹介〉山口恵以子(やまぐちえいこ)1958年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。会社勤めのかたわら松竹シナリオ研究所で学び、ドラマの脚本のプロットを多数手掛ける。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら小説の執筆に取り組み、2007年に『邪剣始末』でデビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。14年に食堂を退職して専業作家に。著作に『食堂のおばちゃん』シリーズ(ハルキ文庫)、『食堂メッシタ』(角川春樹事務所)、『毒母ですが、なにか』(新潮社)、『工場のおばちゃん あしたの朝子』(実業之日本社文庫)などがある。 -
徳田虎雄 病院王外伝
徳田虎雄がまだ9歳だったある日の明け方のこと。3歳の弟の往診依頼のために、故郷・徳之島中の医師を駆けずり回るが断られ、弟は息を引き取った。夜間診療も休日診療もない時代。命が助かるのは裕福な家庭に限られることを知った徳田は、誰もが平等な医療を受けられる病院設立を目指して医師となり、昭和40年代から徳洲会病院を各地に設立。医療過疎地での病院設立や24時間・365日診療など、当時の概念を覆す施策が患者の心をとらえ、徳洲会グループは巨大病院に発展する。徳田はさらなる医療改革を進めるために政治の世界への進出を図るが、既得権益を次々に破壊された日本医師会は激怒。徳田の政界進出を阻むべく、対立候補を立て、対立はいよいよ激化した。本書は、こうした徳洲会と日本医師会の闘いの舞台裏を明かすために、新聞記者や雑誌記者として数々の医療現場を取材してきた大平誠が当時を知る関係者を徹底取材。現在までの医療改革の真相を究明した書。 -
メンタル医療革命
新型うつ、アルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症、万引き依存症、性依存症、ひきこもり依存症が急増している精神疾患大国・日本。苦しむ患者さんを親身になって治療し、時間がかかっても社会復帰まで寄り添う、患者さん本位の良心的病院は日本には存在しないのか。一人の精神科医が立ち上がった。榎本クリニックの榎本稔理事長その人である。入院しないで通院で治療が受けられるディナイトケア。(1)病態別年代別に細やかな専門的ケア (2)通院を便利にするため都心の一等地にクリニックを設置 (3)ユニークな系術行動療法プログラム (4)サマーフェスタ、海外旅行、大運動会などの多彩なイベント開催など 病気だけを診るのでなく、一人の生きている人間として、その人が背負ってきた生き様をトータルでとらえて、患者さんの心の拠り所となる場所をつくる。画期的なメンタル医療が誕生した! -
完本 船井幸雄の人間の研究
船井総研の会長として、また経営コンサルタントとして数多くの会社の経営に携わってきた著者は、経営者や従業員の生き様、考え方によって、経営体のあり方が、大きく左右される様を見てきた。それらの経験を踏まえた独特の人間観に貫かれた著書は、人々に愛読されてきた。本書はロングセラーとなった平成2年発刊の『船井幸雄の人間の研究』、3年の『続』編、4年の『完結編』の三冊の要点をまとめたものである。目次は、第一部「だれでもカンタンに上手に生きられる――コツの体得が、きめ手」、第二部「上手に生きるコツ、上手に経営するコツ――天地自然の理にしたがおう」、第三部「正しい生き方を知るために、『世の中の構造』と『人間』を知ろう――世の中の構造は単純かつ合理的、人間は楽しく幸せに生きるようにつくられている」、第四部「『世の中の構造』と『人間』――だれも納得できるとらえ方をし、生き方をしよう」。船井流人間研究の決定版。 -
新版「生体解剖」事件
昭和20年5月、九州上空にて、海軍戦闘機「紫電改」の体当たりによって墜落したB29爆撃機の飛行士12名。彼らは大きなケガを負うこともなく、捕虜になった。しかし、戦局の悪化と度重なる空襲により、捕虜の処遇に困っていた西部軍司令部は、九州大学医学部OBの軍医に処置を一任する。やがて、飛行士たちのうち8名が九大の解剖室に運ばれ、「肺摘出」「心臓摘出」「脳の切開」といった医学実験の犠牲となった。しかも、生きたまま麻酔を打たれ、輸血に代わる「海水注射」も打たれながら……。人間の命を救う立場にある医者が、なぜ凄惨な行為を行ったのか。責任は軍部にあるのか、医者にあるのか。原爆で死んだことに偽装した事件が、なぜアメリカにばれたのか。そして戦犯裁判の結末は? 戦後、日米を震撼させた悲劇の真相を克明に追ったノンフィクション。昭和54年の発売とともに大反響を呼んだ名著が、戦後60年目に甦る! -
ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ツイッターやインスタで大人気! 酒と美味しいものをこよなく愛する著者が、じつは長年、偏愛し続けてきたのが「薬味」。ツレヅレハナコ流の薬味の楽しみ方は、(1)脇役でなく主役級にバサッと使う! (2)和食にディル、洋食にみょうがなどボーダレスに楽しむ! というもの。著者が毎週のように作っているド定番のつまみ、旅先で感激した味を再現したつまみ、酒がススむごはんものなど、いずれも簡単に作れて美味しいレシピばかり。しそ、ねぎ、みょうがなど日本のものから、ディル、ミント、パクチーなど異国のものまで、東西の薬味を効かせた絶品つまみが95品! 薬味は好きだけど、「お値段が割高」「シャレた料理すぎる」「使いきれずに余る」――そんなネガティブイメージを持つ方にも、ぜひ試していただきたい。新しい薬味の世界が広がる一冊。新久千映(『ワカコ酒』作者)も熱烈推薦! 「酒に合うに決まっておる。どれから作ってやろうかのう」 -
なぜあの人が話すと納得してしまうのか?(きずな出版)
※注 電子版にはDVD(映像・音声)はありません。ご了承ください 【世界最先端の交渉術】世界の著名人が絶賛の一冊! 世界一のサクセスコーチと呼ばれるアンソニー・ロビンズ、不動産投資のロバート・キヨサキ、マーケティングの天才ジェイ・エイブラハム、販売心理学のブライアン・トレーシーなど、各分野で「世界一」と呼ばれるトップたちと一緒の舞台に立つ唯一の日本人、大森健巳。著者の提唱する「バリュークリエイト交渉術」は、従来の交渉の概念を覆す、まったく新しいコミュニケーション法。 ・交渉の達人は交渉をしない ・「WIN-WIN」など目指さない ・「4D交渉」で、思わぬ角度から答えが出てくる ・交渉の4つのステップ ・「デルタエフェクト」で、誰が交渉すべきか考える ・「シックスヒューマンニーズ」で駆動力を得る ・交渉の7つ道具……etc. 価値を生み出す「バリュークリエイト交渉術」で、人生は劇的に好転する――。 -
もし、明日キミに会えないとしたら。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Facebookのフォロワー数が4万3000人超え、掲載した記事が驚異の累計100万いいね!を突破!! 今話題の人間関係トレーナーによる、人生に悩みや不安を抱える方へ贈る、共感度100%の感動のメッセージ。 ●もし、自分の価値を信じられなくなった時は ●もし、今日を虚しく感じた時は ●もし、大切な人ができた時は ●もし、同じことが3回起きた時は ●もし、未来を不安に思った時は 誰もが仕事でも恋愛でもうまくいかずに、「なぜ、自分だけがこんなことに……」、「これからどうすればいいのか……」と自信を失い、人生に思い悩むことがあります。そんな時には、本書の温かい言葉の一つひとつがいつでも寄り添い、力になってくれます。本書は、父から大切な娘へ贈る手紙形式で綴られ、人間関係、心の持ち方など、人生で本当に大切なことが素直な気持ちで学べます。読むだけで、まるで自分の大事な人から語りかけられているような気持ちになる、心の拠り所となる一冊です。 (目次)●【第1章 心が疲れてしまった時】 ●【第2章 人間関係に悩んだ時】 ●【第3章 未来を不安に思った時】 ●【第4章 最後に】 -
ロング・ロング・ホリディ
でも、僕らは探していたんだ。見えない未来を。この場所で――。夢、進路に、恋……、真剣に向き合ったあの日々が、いまの僕を支えてくれているんだ。1981年、札幌。喫茶店<D>でアルバイトをしている大学生・幸平のもとに、東京で働いているはずの姉が「しばらく泊めて」と突然、現れた。幸平は理由を聞き出せないまま、姉との暮らしを始める。一方、<D>では、オーナーと店長が「金と女」のことで衝突してしまう。そんな二人を見て、幸平たちは“ある行動”に出る。それは一人の女性を守るためだったが、姉の心にも影響を与え……。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者による喫茶店に集う若者たちの苦悩と成長を描いた長編小説。 -
大学教授が考えた「科学的投資法」 株は決算発表の直後に買いなさい!
日々、乱高下する株式市場、私たちは何を頼りに投資すればいいのでしょうか? 本書では、著者考案の「あと出しジャンケン」のような投資法を紹介。タイトルにあるように「決算発表直後に購入しても間に合う」ことを科学的に証明し、具体的な「買い」「売り」のタイミングを詳細に解説しています。また、「買ったあとに株価が下がったらどうするのか」「有望株はどれか」「効率的な資金配分とは」など、投資歴30年の著者のノウハウを余すところなく披露。「円安・株高になっている本当の理由」「インフレ時代のお金の処方箋」「不動産・金地金、外貨建ての資産」についても扱い、今後どのように、お金、資産と向き合うべきかの指針を提示。シンプルでローリスク、有望株に絞った堅実な投資で、10年後に資産総額1億円を目指す本書は、これから投資を始める人にもおすすめの一冊です。 -
日本を讒する人々
平成21年8月30日の衆議院議員選挙の結果、ついに、自民党に代わって民主党が政権の座に就いた。「政権交代可能な二大政党」による政権交代が行われたわけだが、そもそも「政権交替可能」であるためには、国家の基本に関わる問題については両政党の有する価値観に質的差異があってはならない。だが、非公式な場における党幹部の発言、そしてマニフェストの原案となる『民主党政策集』の中身などを知れば、それを知らずに(マスコミによって知らされずに)民主党に投票した有権者は驚愕し、後悔するのではないか。政治家のみならず、日本の知識人、マスコミ人のなかには、日本の歴史に対する愛情も理解もないがゆえに、日本を讒する――事実を曲げて祖国を罵り、その名誉を侵害する――人々が少なくない。また、「現実主義」を唱えて何も現実を変えないことの言い訳としている“人士”も散見される。それらの妄言の主を、具体的な根拠を挙げつつ実名で指弾。 -
昨日の海は
いつも通りの夏のはずだった。その事件のことを知るまでは……。海辺の小さな町で暮らす高校生・光介。夏休みに入ったある日、母の姉・芹とその娘の双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。光介は芹から、心中と聞かされていた祖父母の死が、実は「どちらかがどちらかを殺した」無理心中事件であり、ここで生きていくために事実をはっきりさせたい、という決意を聞かされる。カメラマンであった祖父とそのモデルも務めていた祖母。二人の間にいったい何が起こったのか。残された写真が語るもの、関係者たちの歪んだ記憶、小さな嘘……。そして真相を追う光介が辿り着いた、衝撃的な事実とは……。『サクリファイス』『タルト・タタンの夢』などで話題の著者が、海辺の町を舞台に、青年のひと夏の冒険と成長を描く、切なくてさわやかな青春ミステリー。 -
日本人の原点がわかる「国体」の授業
現存する国家のなかで世界最古の歴史をもつ日本。なぜ日本だけが、二千年以上も存続することができたのか? なぜ日本は敗戦から立ち直り、再び世界に比類のない発展を遂げることができたのか? 答えは1つ。それは国体(国のかたち)を守りつづけることができたからである。では日本の国体とは何か?――本書は、未来を担う若者たちに向けた、日本人としてこれだけは知っておいてほしい天皇、憲法、歴史についての特別講義に大幅な加筆修正を加えたもの。「日本の建国精神とは何か?」「伝統には必ず重要な意味がある」「なぜ京都御所は無防備なのか」「天皇主権と国民主権は両立する」「『古事記』の叡智は世界の役に立つ」「お金を超えた“日本の宝”とは何か」――読後、日本人の誰もが日本に生まれてよかったと思うこと必至! 感動的な白熱講義!! -
ひと目でわかる「慰安婦問題」の真実
「いわゆる従軍慰安婦問題」(※そもそも戦時中に「従軍慰安婦」など存在しなかった)の唯一の論点は、「日本軍による慰安婦の強制連行があったか否か」だった。そして朝日新聞ならびに同紙に追随する左翼文化人は、30年以上にわたって「強制連行があった」という論陣を張ってきた。その朝日新聞が2014年8月5日、6日付の朝刊で「慰安婦問題を考える」という特集を組み、「強制連行」の最大の論拠としていた「吉田証言」が虚偽であり、また自社の元記者による「挺身隊と慰安婦の同一視」が誤用だと認めたことが話題となっている。だが理解に苦しむのは、同紙が虚報によって国際社会における日本の地位、名誉を失墜させたことを詫びるどころか、「これからも変わらない姿勢で報じ続ける」「自由を奪われた強制性はあった」などと強弁していることだ。 そこで本書では、膨大な一次資料を駆使して、「広義の強制性」「性奴隷制度」などの詭弁を論破する。 -
ひと目でわかる「戦前日本」の真実
戦後のGHQ占領下以降の歴史教育のためか、多くの日本人は「戦前の昭和時代は軍部が突出し、言論の自由が制限された暗黒時代だった」と思っている。食糧難で、文化も娯楽もなく、国民は暗澹たる毎日だった――という歴史観だが、それはあまりにも極端な歴史の見方ではないか。昭和4年に世界恐慌があったが、日本の工業生産高は増え、都市が発展し、大学がどんどん誕生。昭和14年まで日本国民1人当たりのGNPは増加しつづけた。昭和15年の東京オリンピックの開催決定は、軍事力で勝ち取ったわけではなく、スポーツ競技も発達した近代的な国家と認知されていたからである。「閉塞感に覆われたのは、終戦の1年半前くらいだった」と戦前を知る文化人の証言も少なくない。米国との戦争になるまでは、さほど切迫感もなく、和やかな日常は現在と変わらなかったことを、本書に収録した二百数十枚の写真は物語る。「戦前暗黒史観」を覆すビジュアル解説本。 -
東日本大震災「葬送の記」
おくりびとの目から見た震災の真実!あの大惨事のとき、葬祭業者たちは、現場でどう行動し、ご遺体とどう接し、ご遺族とどう向き合ったのか?東日本大震災で最もたいへんだったことのひとつが、ご遺体の収容、安置、身元の確認、引き取り、火葬である。その数が膨大だったため、行政が大混乱を来たした。「棺が足りない!」「火葬ができない!」「えっ、仮埋葬をする?」「えっ、ご遺体を掘り起こす?」……マスコミでは語られることのなかった、葬祭業者たちの苦悩と感動のエピソード。かつて経験したことのない事態に直面した経営者が、2年の歳月を経て振り返る「凄絶」「苦渋」「葛藤」の日々! -
日中の興亡
日本人は中国の戦略・真意がまったく分かっていない!政治家・官僚の怠慢、多くの日本人の無関心は、もはや許されない段階にきている!――ほんとうに“望ましい”日中関係の見方を本書で説く。中華思想は生きている/中国は次は東に進む/中国が狙っている「第四の資源」/軍事なき外交は無力である/「円」こそ、国際通貨である/二〇一〇年、東アジアは激動する/これが日中謀略戦の実態だ/……この素晴らしい日本という国を、子々孫々の手にわたすために、現代に生きるわたしたちは何をすべきか!?日本を愛してやまない著者が思いを語る、4年ぶりの単行本がついに発刊! -
ラプソディ・イン・ラブ
ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。 -
〈金庫破りときどきスパイ〉シリーズ
第二次世界大戦下のロンドン。金庫破りのエリーは、ラムゼイ少佐とともにドイツのスパイ活動を妨害する任務についてきた。だが亡き父の恐るべき秘密を知ってしまい、ショックから立ち直れずにいた。そんなある日、エリーは新聞に載っていた強盗事件の記事に違和感を覚え、ラムゼイ少佐を訪ねる。どうやら裏にもっと大きな陰謀があるらしいとわかり、ふたりはタッグを組んで調査にあたることに。しかし聞き込みの最中に、ホテルの一室で女性の遺体を発見して……。凄腕の金庫破りと堅物の青年少佐の謎解きを描く人気シリーズ、急展開の第4弾!/解説=大津波悦子 -
頂点都市
荒廃した世界から浮上したかつてのベンガルールの街は、徹底した能力主義のテクノクラシー統治体制がしかれ、“頂点都市”と改名して繁栄を極める。この街の住民は生産性とソーシャルメディアのスコアに基づき厳格に評価され、上位二割と中間七割の“ヴァーチャル民”は最新テクノロジーを駆使した豊かな特権生活を享受している。だが、そこから排除されて都市外に追いやられた下位一割の“アナログ民”のあいだでは叛逆の胎動が……両者の視点から衝撃の近未来社会を描き、ローカス賞・クラーク賞ファイナリストとなったインド発の傑作SF!/解説=鯨井久志 -
花のたましい
映画『花まんま』の世界を広げるスピンオフ 直木賞受賞作『花まんま』から20年、映画から魂を吹き込まれた新たな感動作! 本書は映画『花まんま』(2025年4月25日公開予定)のサイドストーリー。 登場人物の背景にある「もうひとつの物語」を、 原作者ならではの視点で描き出し、映画のその先の世界へと、 読者をいざないます。 ~映画から生まれた4つの物語~ 「花のたましい」 … 見えない明日を懸命に生きる駒子と智美。はかなくも美しい友情の行く末。 「百舌鳥乃宮十六夜詣」 … 幼少期の不思議な体験を昭和の世相に重ねて描くノスタルジック・ホラー。 「アネキ台風」 … こわれかけた家族をパワー全開で再生しようとする肝っ玉アネキの奮闘記。 「初恋忌」 … 人生の終わりを予感した男の身に起こる、小さな奇跡。感涙必至の好篇! 泣いて、笑って、幸せに。 -
弟、去りし日に
弟の訃報が届いたのは朝食後すぐのことだった。車で何度も轢かれて殺されたのだという。保安官のヴィクターは、弟とは憎しみ合った末に疎遠になり、12年近く会っておらず、悲しみは湧かなかった。だが唯一の肉親となった弟の10歳の娘から、真相を調べてほしいと頼まれる。ヴィクターは捜査中の少女殺人事件に取り組みながら、弟の死の謎へも踏み込んでいくが……。まっすぐで聡明な姪との交流と真実を追う旅路が、孤独な日常を送るヴィクターの灰色の人生を、切なくも鮮やかに彩っていく。実力派作家が贈る、一人の男の再生を描くミステリ。/解説=三橋曉 -
穏やかな死者たち シャーリイ・ジャクスン・トリビュート
『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』『処刑人』「くじ」など数々の名作を遺した鬼才シャーリイ・ジャクスン。日常に潜む不安と恐怖、目には見えない邪悪な超自然的存在との出会いや家族間の複雑な関係、人間心理の奥底に流れる悪意を鮮やかな筆致でえぐりだした彼女に敬意を表し、ケリー・リンク、ジョイス・キャロル・オーツ、ジェフリー・フォード、エリザベス・ハンドら当代の錚々たる幻想文学の名手たちが書き下ろした傑作18編を収録する、珠玉のトリビュート・アンソロジー。シャーリイ・ジャクスン賞特別賞、ブラム・ストーカー賞受賞作。/【目次】序文=エレン・ダトロウ/弔いの鳥=M・リッカート/所有者直販物件=エリザベス・ハンド/深い森の中で――そこでは光が違う=ショーニン・マグワイア/百マイルと一マイル=カルメン・マリア・マチャード/穏やかな死者たち=カッサンドラ・コー/生き物のようなもの=ジョン・ランガン/冥銭=カレン・ヒューラー/鬼女=ベンジャミン・パーシィ/ご自由にお持ちください=ジョイス・キャロル・オーツ/パリへの旅=リチャード・キャドリー/パーティー=ポール・トレンブレイ/精錬所への道=スティーヴン・グレアム・ジョーンズ/柵の出入り口=ジェフリー・フォード/苦悩の梨=ジェマ・ファイルズ/晩餐=ジョシュ・マラーマン/遅かれ早かれあなたの奥さんは……=ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン/抜き足差し足=レアード・バロン/スキンダーのヴェール=ケリー・リンク/謝辞/解説=深緑野分/編者紹介/訳者紹介 -
自由研究には向かない殺人
大学入学直前のピップに、ストーカーの仕業と思われる不審な出来事がいくつも起きていた。無言電話や匿名のメールが届き、首を切られたハトが家の敷地で見つかったり、私道にチョークで頭のない棒人間を描かれたり。調べた結果、6年前の連続殺人との類似点に気づく。犯人は逮捕され服役中だが、ピップのストーカーの行為は、この連続殺人の被害者に起きたこととよく似ていた。ピップは自分を守るため調査に乗りだす。――この真実を、誰が予想できただろう? 『自由研究には向かない殺人』から始まった、ミステリ史上最も衝撃的な三部作完結!/解説=吉野仁 -
BOOKSのんべえ お酒で味わう日本文学32選
あの本の、あの一杯が、気になってしかたがない! 文学のとなりには、いつもお酒がある。 『茄子の輝き』のレモンサワー、酔わない山本周五郎、センセイの美しいお酌、太宰治とりんご酒、『しらふで生きる』、武田泰淳が助手席であける缶ビール、内田百間の「お酒運」、名前はまだない「猫」が飲んだビールの味……。 ツボな選書で味わうおいしいブックエッセイ! ★★★ 『BOOKSのんべえ』は、 おいしいお酒と、ぐっとくる肴、 のんべえと、のんべえにひとこと言いたいひとの登場する、 小説と随筆を集めた本屋さん。 なにかと極端にふれがちなお酒との、 「ちょうどよい距離」を探して、 今日も店主はページをめくっています。 -
蝙蝠か燕か
2022年2月5日に急逝した著者の、読者からの熱烈な要望によって実現した未刊行小説集。 完結した小説としては著者最後の作品となった表題作をはじめ、著者の本領たる藤澤清造“歿後弟子”としての覚悟を扱った3篇を収録。 北町貫多30歳、地元に残された藤澤清造資料の調査に本腰を入れるため、東京の自室とは別に七尾に部屋を借りる(「廻雪出航」)。貫多31歳、七尾の部屋に清造の書簡を飾るため額装を依頼したが、思ってもいない仕上がりになる(「黄ばんだ手蹟」)。死の前年、53歳の貫多の姿を描く。ここ数年の自身を振り返り、“歿後弟子”の責を全うすべく新たなスタートを誓う(「蝙蝠か燕か」)。 -
もう一度読みたいあの記事あのエッセイ 文藝春秋 昭和・平成・令和 傑作選(文春ムック)
菊池寛が月刊「文藝春秋」を創刊したのは1923年1月。以来100年、同誌が送り出してきた数多の記事の中から、皇室、政治経済、文化芸能……時代を超えた珠玉記事を選び抜きました。この1冊こそが、昭和・平成・令和の世を映し出す鏡です。 目次より 天皇陛下大いに笑う……辰野隆、徳川夢聲、サトウ・ハチロー 日曜日の食卓にて……白洲次郎 わが日本一の借金王時代……松下幸之助 田中角栄研究 その金脈と人脈……立花隆 犠牲(サクリファイス)……柳田邦男 明日は明日の風が吹く……石原裕次郎 妻と私……江藤淳 最期の手記……高倉健 ほか、全15本を収録 -
路地裏の迷宮踏査
『毒入りチョコレート事件』(アントニイ・バークリー)、『赤い館の秘密』(A・A・ミルン)、『クロイドン発12時30分』(F・W・クロフツ)、『失踪当時の服装は』(ヒラリー・ウォー)、『野獣死すべし』(ニコラス・ブレイク)……などなど、数々の傑作を著した53人の海外ミステリ作家たち。その意外な交友関係や、執筆にまつわる知られざるエピソードを、風の向くまま気の向くままにご紹介します。寝る前や、ちょっとした空き時間に、ページをぱらぱら捲っていただければ幸いです──。ミステリのみならず、文芸全般に精通する気鋭の書評家・杉江松恋が、丸9年にわたり連載した「ミステリーズ!」伝説のブックレビュー。ミステリ読者必携の一冊!/【目次】まえがき/エドマンド・クリスピンはグルーチョ・マルクスから何を学んだか/真似してはいけないロジャー・シェリンガムの恋愛作法/クリスティ、皆殺しのバラード/フィリップ・トレントの密かな愉しみ/イズレイル・ザングウィルで笑うべきか否か/A・A・ミルンの「これが人生だ!」/教えてよ、ミッキー・スピレーン/四十年は早かった? クロフツ/ステーマンの作品の外に伸びた線/ビル・S・バリンジャーの「遠くへ行きたい」?/メースンの義を見てせざるは/ウォーの奇妙な味/パット・マガーの『アメリカの悲劇』/ホーナングの滑稽な階級意識/アラン・グリーンの恋のから騒ぎ/カーだってマルキスト/レックス・スタウトのリベラリズム/フレミングの愛したスパイ/ウッドハウスという鋳型/ヒルトンは孤独ではない/フラナガンの歴史的視点/テイという人の顔/ご冗談でしょう、フリーマンさん/チェイニイの強運/ノックスの王手無用/人騒がせなルブラン/ホワイトチャーチに萌えてみた/アップフィールドの帝国主義/クイーンが読まなかった本/フレミングの二人の合作者/ブラウンに茶々を/ミッチェルの振り上げた拳/ヒラーマンの偉大な箱庭/O・ヘンリーのほら話/ブレイク、家族の問題/ガードナーは車輪を回す/ブラウンのサイド・ショウ/ブリーンひとり雑誌/二人でコールを/モイーズのお話が生まれたところ/ストリブリング、交わらない線/ホックのD/ヴァン・ダインの六文字/ケメルマンの閉じた世界/ネヴァーランドのバリ/アタイヤにつながる線/プロクター、身も蓋もなし/袋小路のハミルトン/アリグザンダーの〈戦前〉/ドモアリガト、ミスター・ボール/セックス・ヘクト・ロックンロール/モームの英国式朝食/バウムのグランド・ホテル/索引 -
Sports Graphic Number PLUS
永久保存版 Ivica Osim 1941-2022 イビチャ・オシム 日本サッカーへの遺言。 追悼対談&インタビュー [オシム・ジャパンの申し子対談] 中村憲剛×鈴木啓太「誰よりも僕らの可能性を信じてくれた」 [唯一無二の指導に触れて] 中村俊輔「未だに考えさせられている」 [恩師の意外な一面] 遠藤保仁「走れと言われたことは一度もない」 [一番弟子の感謝] 阿部勇樹「ピッチでは何を言っているかが分かった」 [教え子に息づく哲学] ドラガン・ストイコビッチ「あの熱い抱擁を忘れることはない」 [元代表監督が偲ぶ] フィリップ・トルシエ 「静かな力を感じさせる“先生”だった」 [愛妻が語る「夫」オシム] アシマ・オシム「イバンもきっと見たかったでしょうから」 [オシム最後のインタビュー] 日本サッカーには豊かな未来が開けている [言葉の知将の実像] 千田善×間瀬秀一「通訳だけが知っているオシム語録の舞台裏」 [2006年ジェフの真実] 佐藤勇人/羽生直剛/巻誠一郎「理想の途上のベストゲーム」 オシムインタビュー傑作選 Chapter1 オシム・ジャパン1年4カ月の挑戦 Chapter2 日本サッカーに捧ぐ名将のレッスン Chapter3 知の巨人が語る監督論と日本人論 Chapter4 欧州を沸かせた“シュワーボ”の旅路 [現地記者が綴る選手時代] シュトラウスの記憶 [80のキーワードで紐解く] オシム語録大辞典 [クロニクル] イビチャ・オシム完全年表 ほか ※本書はNumber誌面、Number Webに掲載の記事を再編集し新規記事を追加したものです。 -
田辺聖子 十八歳の日の記録
75年の時を超えて発見された奇跡の日記文学――田辺聖子版「アンネの日記」 我が家の焼失、敗戦、早すぎる父の他界……。 すべてを失った彼女はそれでも、小説家への夢だけは諦めなかった。 2019年に惜しまれつつこの世を去った国民的作家・田辺聖子。 没後2年の今年、1945年から47年までの青春期を綴った日記が発見された。 記されていたのは、「大空襲」「敗戦」「父の死」「作家への夢」……。 戦時下、終戦後のままならない日々を、作家志望の18歳はいかに書き過ごしたのか。 月刊「文藝春秋」に掲載されるや、たちまち新聞・テレビ等で大反響となった、 田辺文学の源泉にして、一級の時代の証言。 雑誌未掲載原稿、中短篇4作を収録したほか、梯久美子氏の解説をはじめ、 注釈、年譜なども加えた完全版、ついに刊行。 -
鬼哭洞事件
夏の暑い盛りのある日、私立探偵・野上英太郎の事務所を佐方康之と名乗る依頼人が訪れた。彼は27年前に姿を消した母親と妹を、父に内密で捜しているという。手掛かりは写真一枚のみだが、野上は調査を引き受ける。しかし翌日、康之は死体となって発見された。彼の出身地・鳶笊村へ向かった野上と助手である中学二年生の少年・狩野俊介は、余命幾許もない康之の父が住まう、洞窟内に建てられた奇怪な屋敷を訪れた。そこで俊介は己と同じく推理の才を発揮する不思議な男と出会う――江戸時代から伝わる謎の神楽、佐方家の財産をめぐる確執、神楽のさなかに発生する殺人。少年探偵の成長を縦糸に本格の興趣を凝らす著者の代表作〈狩野俊介〉シリーズ誕生30周年を記念する待望の最新長編! -
西の果てのミミック
【電子書籍特典付き/電子書籍には書き下ろしショートショートを収録】 ミュージシャンとして活躍する渡會将士(わたらい・まさし)氏の初となる小説作品。 主人公が訪れた長崎県で、奇妙な女性と出会い、不思議な出来事に遭遇するエンターテインメント小説。 ある夜「僕」は長崎港でずぶ濡れの女と出会う。 女は美しく、その瞳は井戸の底のように暗かった。 和、中華、オランダの文化が入り乱れる長崎を舞台に、オールドムービー、歴史、オカルト、グルメがちゃんぽんになって、 物語は奇妙なキメラへと姿を変えてゆく。 200曲以上の詞を世に送り出してきたミュージシャンの鮮烈作家デビュー作!! -
誰かに話したくなる 摩訶不思議な生きものたち
40ヵ国、100種以上の動物と出会った名物TVマンの初の著書! ブラジル南部の町ラグーナでは、7月になるとボラ漁が盛んとなる。 それに協力するのがイルカである。イルカからの合図にあわせて網を投げることで、ボラを獲ることができるのだ。 このイルカたちは餌付けされたものではなく、正真正銘、野生のものである。 しかも、この協力関係は昨日今日、はじまったものではなく、イルカの間で何世代にもわたって受け継がれているという。 またコペラ・アーノルディという南米アマゾンに棲む熱帯魚は、マニアの間では超有名な存在だ。 なんと、水中ではなく、10センチほど飛び上がって、空中の葉っぱに産卵するからだ。 これだけなら、外敵から卵を守るための進化だと解釈できるが、この魚の最も特徴的なところは、葉っぱに産み付けた卵に、水を掛け続けることだ。 空中にあれば卵が乾いてしまうことを、この魚はいかにして理解したのだろうか? ほかに――。 10年ほど前から、毎年夏に世界中のジンベエザメがカリブ海のユカタン半島沖に大集結すようになったのはなぜか? オオアリクイは“哺乳類きっての変わりもの”と言われている。 体の大きさに比して頭がとても小さく、歯が1本もなく、舌が体長の半分もあり、体温が極めて低いなど、ほかの哺乳類との違いが際立っているからだ。 独特の進化を遂げた理由はなにか? イチジクが一年中花をつけることを可能にするオランウータンとコバチの働き。 子育てをするアマゾンの古代魚ピラルクー……。 本書では、「ダーウィンが来た!」「NHKスペシャル」などを手がけた、NHKの自然番組名物ディレクターが、世にも不思議な動物たちの生態を紹介する。 -
戦争と法
ナポレオン戦争、朝鮮戦争、フォークランド紛争、テロとの戦い、ドローン攻撃…… 「正しいこと」「望ましいこと」が すべて同時に満たされることのない世界で―― ・カミュ『正義の人々』が問いかける道徳的ディレンマ ・グロティウスの正戦論とパリ不戦条約という転換点 ・憲法典の間隙を突いたビスマルクの政治闘争 ・一触即発の核戦争の危機を回避したキッシンジャーの手腕 ・国際法の歴史から9条問題の本質を考える ……etc. 憲法学の第一人者が放つ、瞠目の戦争論 近現代史における戦争のダイナミックな質的変容を 法の視点から浮き彫りにした知的興奮の書! -
スーベニア
文雄と過ごすキラキラした時間は、いつか歳をとった自分自身への贈り物になる……。 2010年、東京。34歳独身で、雑誌を中心に活躍するフリーカメラマンの安藤シオは、3年前に飲み屋で知り合って以来たまに泊まりに来る41歳の映像カメラマン、文雄に思いを寄せている。 自分の私生活を語りたがらず、マメに連絡をくれない文雄との「恋人」とは呼べない曖昧な関係にモヤモヤしていたシオは、美大時代の男友達でイラストレーターの点ちゃんと偶然出版社で再会。周囲には秘密にしていた文雄とのことを話した帰り道、妻子のいる点ちゃんに不意打ちのキスをされる。 2011年3月11日、東日本大震災が発生。真っ先にメールをくれたのは、シオが連絡を待っていた文雄からでも、点ちゃんからでもなく、いやな別れ方をした元カレの角田だった。シオの心は揺れ動く……。 両親や友だちの目を気にして生きてきたシオが選んだ答えとは? 「大人になれないわたしたちを描きたかった」という著者による、せつなくてリアルな初の長編恋愛小説。 -
生者と死者に告ぐ
ホーフハイム刑事警察署の管轄内で、犬の散歩中の女性が射殺された。ライフル銃で80メートルの距離から正確に頭部を狙撃されたのだ。翌日、森の縁に建つ邸宅のキッチンで、女性が窓の外から頭を撃たれて死亡。数日後には、若い男性が心臓を撃ち抜かれて殺害された。被害者たちはいずれも他人に恨まれるタイプではなく、動機に結びつくような共通点もわからない。そして警察署に“仕置き人”と名乗る謎の人物から死亡告知が届く。犯人の目的は? 被害者たちの見えない繋がり(ミッシング・リンク)とは? 刑事オリヴァーとピアが未曾有の連続狙撃殺人事件に挑む!/解説=北上次郎 -
「一家の恥」と言われた無能令嬢、隣国で伝説の力に目覚めたようです~嫁がされた先で好きに生きた結果、救国の王子妃と呼ばれています~【最強令嬢の大逆転シリーズ】
かつて世界を救った英雄の末裔ながら、特別な力を持たず「無能」と蔑まれる令嬢アリウム。憧れの存在に近づこうと努力するも、家族からはお荷物扱いされ、黒い噂のある隣国王子に嫁がされるが――眠っていた力が覚醒し、知力も武力もまさかの敵なし状態に! それならと思う存分に力を発揮してみると、魔獣から民を守り天災を食い止め…国中からの感謝が止まらない! そんなアリウムを信じ支える王子との距離も次第に縮まっていき…? 一方、彼女を手放した祖国は次々と災厄に見舞われる。大発展を遂げる隣国に歯噛みしつつ、崩壊の一途を辿り始め…。 -
無限初夜
義母たちに虐げられ、孤独なオメガの月璃は、暗い噂のある美しきアルファの皇帝・紫瑛へ嫁がされてしまう。 初夜の意味も知らないまま紫瑛に抱かれた月璃は、自分が故郷からの"献上品"だと知る。 絶望して窓から海へ落ちる月璃を助けようと、共に落下する紫瑛。 ――目を開けると、二人は出会った十日前に戻っていた。 その後も何度も繰り返される十日間と、初夜。 時戻りの謎を解こうと奔走する紫瑛は、噂とは違い、英明で優しく力強い太陽のような存在だった。 その素顔を知るにつれ、凍り付いていた月璃の心は少しずつ溶けていく。一方、繰り返される初夜の褥で、紫瑛は月璃に危ういほど溺れ始めて―― <電子限定の書き下ろしショート付> -
「ヨシエさんの写真」に関する文書群
見たら呪われると噂される「ヨシエさんの写真」を題材にした映画『ヨシエさん』の公開直前に、監督・道重千歳が急逝した 。没後4年となる今も、氏の最期を巡り様々な憶測が飛び交っているが 、どの言説も触れていない禁忌の遺品が存在する。 生前の氏が「内容を闇雲にかたってはいけない」と言い残し託した、一冊の取材スクラップブックである 。 そこに綴じられていたのは、氏の死に直結する凄惨な「事実」と、死の直前まで彼が取り憑かれたように果たそうとしていた、ある使命の跡であった 。 私は道重氏に代わり、その使命を果たすべく本書を執筆した 。これは氏が遺したスクラップブックの忠実な書き起こしであり、メディアの切り抜き、氏の剥き出しの直筆メモ、そして私の狂気的な追跡調査の記録である 。 本書を通じて、彼が映画『ヨシエさん』で何を企図していたのか。そして、なぜ彼は死ななければならなかったのか――その一端を伝えることができれば幸いである 。 ただし、氏の警告を忘れないでほしい。 この内容については、闇雲にかたってはならない 。 厠谷化月 -
後妻になった死体です。~一年後には棺へ戻るのでお気遣いなく~【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】
【第1回Ruhuna小説大賞 大賞受賞作】 家族から冷遇されて育った侯爵令嬢セレーネは、若くして病により命を落としてしまう。 ところが黒魔術によって永遠の眠りから呼び戻され、家族を救うためだと辺境伯の後妻として一年限りの契約結婚をすることに!? 嫁いで早々、外出は控え、息子ヘリオスとも距離を置いてほしいと冷淡に告げられるが、死体であることを隠さねばならないセレーネにとって、その条件はむしろ都合がよかった。 けれどある日、偶然ヘリオスの落とし物を拾い、思わぬ交流を持ってしまう。 叱られる覚悟をするものの、辺境伯は理性的でセレーネを不当に扱うことはなかった。 少しずつ増えていく親子との穏やかな時間――。 家族の温もりを知らずに生きてきたセレーネは、決して叶わない『未来』を願うが……。 -
運命の番は、婚約解消を受け入れることにした
クシュイン王国の第二王子ディアンダルと子爵令息のリーガンは、誰もが憧れる「運命の番」として祝福を受け、六年の婚約生活を経て結婚も間近に控えていた。ところがある日、神殿に聖女が舞い降りたことから二人の関係は絶望的な転機を迎えてしまう。聖女こそがディアンダルの「運命の乙女」であり、リーガンが偽物の番であるという噂が国中に広まってしまったのだ。さらにはリーガンは国王から秘密裏に婚約解消を告げられ、唯一の心の拠り所であったディアンダルも『瘴気』を祓う浄化の旅に出発してしまった。ディアンダルの幸せのためにも身を引くことを覚悟していたリーガンだったが、その身体には異変が起こっていて…? 【電子特別版】小松しの先生の書き下ろしショートストーリー「リーガンの出産」を電子版だけに特別収録! -
呪いがかかった堅物騎士団長を助けたら、キャラ変して溺愛してきます
森の中で暮らす薬師のレスリーは呪われた騎士団長・ギデオンを診ることに! 診療に行くやいなや、彼から一目惚れされてしまった!? 「君に会えないなんて耐えられない!」 彼からの一途な愛を毎日浴びるレスリー。 このまま彼と一緒にいれたらいいのに…… でもこの執着はきっと呪いのせい―― 解呪したら彼が離れてしまう……それでも彼を救うためなら―― 「呪われたままでいい。君の側にいられるなら!」 腕利き薬師×大型ワンコ系騎士団長の 甘くてえっちな王道溺愛ラブ! 【電子限定特典付き】には書き下ろしショートストーリーを収録! 「ベンジャミン・ワッツの独白」 -
マンガでわかる 親が亡くなったときにすべきこと
自身の親が亡くなったときに、何を、いつまでに、どうすればよいのかを熟知している人は多くありません。お助けネコの「ニャシスト4世」が、父親を亡くした家族をかわいくも的確にサポートします。心あたたまる優しいストーリーです。 -
君が落とした青空
付き合いはじめて2年が経つ高校生の実結と修弥。気まずい雰囲気で別れたある日の放課後、修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、気がつくと同じ日の朝を迎えていた。何度も「同じ日」を繰り返す中、修弥の隠された事実が明らかになる。そして迎えた7日目。ふたりを待ち受けていたのは予想もしない結末だった。号泣必至の青春恋愛ストーリー! -
ありたい自分でいるためにやっぱり私は働くことにした
人生の後半をどう生きていくか、考えてみませんか。 75歳で現役の英会話講師が語る、人生と仕事のこと、そしてこれからの夢。 大手英会話教室で「最高齢の先生」という肩書きを持つ日高由記先生。 彼女の人生は、授かり婚で大学を中退し、専業主婦へ。 子育てと介護がひと段落ついた40代半ばから 大好きだった英語の学び直しを始め、50代で2つの難関試験に合格。 通訳案内士や専門学校講師を経て、 75歳の現在も大手英会話教室の講師として働いています。 学び直しの人生が注目を集め、様々なメディアの取材を受けてきました。 日高先生の経歴に触発されてプライベートレッスンを 希望する生徒さんは後を絶たないそうです。 本書はそんな日高先生の口から語られた、遠回りや寄り道だらけの人生、 学びや仕事に対する考え方、働き方や日課にしていること、 そして家族や生徒さんへの想いなどをまとめたもの。 自分の人生を「失敗だらけ」「理想の生き方とはほど遠い」 というところも含めて、現役世代の女性に参考になることばかりです。 遠回りや失敗ばかりでも、好きなことを諦めなければきっといつか夢は叶う! 読み終えたとき、日高先生の言葉と自分の人生を重ねて、 「前を向いて生きていこう」という気持ちにきっとなれるはずです。 -
エスターバニーとハピネストリップ 明日はもっといい日になるかも
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 韓国をはじめ、世界中で大人気! POPでガーリーなウサギのキャラクター『エスターバニー』のイラスト&ポエム集が、 ついに日本語になって登場! 過去作品のアーカイブにプラスして、 ファッション雑誌ViViの独占連載に収録された作品、 そして本書籍で初公開となるオリジナル描きおろし作品をぎゅぎゅっと収録。 さらに日本で正式に初公開となる新しいバニーや ViViとコラボした限定バニーも見られる、 超豪華な一冊ができあがりました。 そしてなにより、 それぞれ違った魅力をもつ6匹のエスターバニーが、 優しいイラストと心にそっと寄り添うポエムで、 ページをめくるごとにあなたの心を解いてくれます 「今のままの私でいいのかな?」 「みんなのためにって頑張りすぎて、疲れちゃったかも」 「もっと自分のことを好きになりたいのに、難しいな」 そんなもやもやを抱えるあなたにこそ、ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。 明日がもっといい日になるように、 エスターバニーとハピネストリップに出かけませんか? ・・・・・・・・・・ ◆エスターバニーが教えてくれた毎日できる10の習慣 ◆繊細な私もぎゅっと抱きしめて ◆「私、今日もかわいい」最高のおまじないをかけて出かけよう ◆キミが大切。でも、私自身もすごく大切 ◆最近なんだかうまくいかないな、っていうキミへ ◆もっとすてきな私になるためにちょっと勇気を出してみた ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
君は美しい海賊王の真珠
海軍将校の父に憧れて海軍士官となったライハは、とある大海賊の頭領ラインハルトを捕まえるため、目撃情報のある漁村に向かう。だが、海岸にはボロ小屋に住む漁師レオしか見当たらない。実は、かなづちのライハは調査の名目で体よく海軍から追い出されていた。手がかりを得るまでは帰れないライハに、レオは家事をすることを条件に家に居候しないかと提案する。予期せずレオとの共同生活が始まるが、素性のしれないレオとの暮らしに、充実感を覚えるようになり…? 【電子特別版】伊達きよ先生の書き下ろしショートストーリー「熊に縁のある人生」を電子版だけに特別収録! -
イケメン最強冒険者を従えて
四年前に異世界に転移したシロは、冒険者として細々と暮らしていたが、ある時、勇者候補と噂される美形冒険者アーレンと一緒に仕事をすることになる。他人の魔力にアレルギーを起こすアーレンだが、なぜかシロに触れても問題なく、さらにシロの魔力がアーレンを癒やすことがわかる。アーレンは積極的にシロとかかわりを持ち、これまで不安と孤独に苛まれてきたシロも側にいることに安心感を覚えていた。そんな中、誰にも見せたことのないシロの痣が、アーレンの「勇者の刻印」と同じ文様だと発覚し…!? 【電子特別版】本編終了後、忘れ物をしたアーレンのために、シロは騎士団の元へ向かうが…? むぎごはん先生書き下ろしショートストーリー「忘れ物を届けた話」を特別収録! -
おとうさんのポストカード
第二次世界大戦中1万人のユダヤ人を救った「いのちの電車」に乗って、お父さんと別れた少年とお父さんの家族愛を描いたおはなし。 1939年2月、ベルリンに住む6歳のヘンリーは、ヒットラー政権のユダヤ人迫害から逃れるため、お父さんと離れてイギリスと暮らすことになりました。 ベルリンではユダヤ人と差別され、イギリスではドイツ人と差別されて傷つくヘンリー。 心の支えになったのは、ベルリンから届く、おとうさんのポストカードでした。 おとうさんが、ヘンリーを思いやって選んだポストカードは、とてもかわいらしくヘンリーの心をなぐさめてくれます。 お父さんが息子を思いやる気持ちが伝わる……愛にあふれた物語。 本当にあったお話にもとづいた戦後80周年記念企画。 巻末に、第二次世界大戦中にドイツからイタリアに子どもたちをおくった「キンダートランスポート」の解説、年表を掲載しています。 -
世話焼きDomは孤高のSubを懐かせたい
目が離せないし――好きになっちまった……。 「DomがSubを加害する事件」専門の捜査のために疑似Dom/Subパートナーとなった刑事の武岡と、特殊能力持ちの捜査協力者・桐生。 ≪追跡≫のコマンドで犯人であるDomの残留香をかぎ分けることができる桐生は、優秀だけど心の機微に疎いツンデレクール美人。 そんな可愛げのない桐生をなぜかほっとけず、つい世話を焼いてしまう武岡。 共に事件を追いながらケンカしつつも触れあううちに桐生が寂しがりなことに気づき、互いに惹かれあうのを感じはじめ……。 -
大正浪漫乙女恋譚抄
華麗なるモガの時代に、誰に虐げられようとも自らの幸せをつかもうと、たくましく、美しく、前向きに生きた麗しい4人の乙女の物語。 ・・・・・ 人気作家たちが、文明花開くモダンな時代を舞台に描く、恋愛アンソロジー。 家族に愛されず、孤独と絶望を抱える4人の主人公――実家の百貨店で使用人のように働かされている静香(天花寺さやか「帝都百貨店の職業女史」) 、生まれた時から心臓が弱く出来損ないと罵られている雛子(卯月みか「朱雀が紡ぐ恋」) 、家族の誰よりも背が高く美しいゆえに誰からも虐げられている高子(みちふむ「将官と男装令嬢の恋」) 、実の両親と死に別れ養子に入った先で半ば幽閉されているかのように暮らす紡希(望月麻衣「龍神様の許嫁」) 。 苦しい境遇でも、けなげに誠実に生きる彼女たちの前に現れたのは……? 胸の高鳴りが止まらない! 乙女たちの運命の恋物語。 目次 天花寺さやか「帝都百貨店の職業女史(モダンガール)」 卯月みか「朱雀が紡ぐ恋」 みちふむ「将官と男装令嬢の恋」 望月麻衣「龍神様の許嫁」 装幀 坂野公一(welle design) 装画 マツオヒロミ「恋の予感」
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