おとうさんのポストカード

おとうさんのポストカード

1,595円 (税込)

7pt

4.3

第二次世界大戦中1万人のユダヤ人を救った「いのちの電車」に乗って、お父さんと別れた少年とお父さんの家族愛を描いたおはなし。

1939年2月、ベルリンに住む6歳のヘンリーは、ヒットラー政権のユダヤ人迫害から逃れるため、お父さんと離れてイギリスと暮らすことになりました。
ベルリンではユダヤ人と差別され、イギリスではドイツ人と差別されて傷つくヘンリー。
心の支えになったのは、ベルリンから届く、おとうさんのポストカードでした。

おとうさんが、ヘンリーを思いやって選んだポストカードは、とてもかわいらしくヘンリーの心をなぐさめてくれます。
お父さんが息子を思いやる気持ちが伝わる……愛にあふれた物語。

本当にあったお話にもとづいた戦後80周年記念企画。

巻末に、第二次世界大戦中にドイツからイタリアに子どもたちをおくった「キンダートランスポート」の解説、年表を掲載しています。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    176ページ
  • 電子版発売日
    2025年06月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    29MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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おとうさんのポストカード のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ポストカードがコラージュされた、素敵な装丁の本。ユダヤ人迫害の辛さを肌身で感じたヘンリー少年が、語りかける物語です。ヘンリーくんの実体験をもとにまとめられています。

      キンダートランスポート(いのちの列車)

    約1万人のユダヤ人の子供たち(17歳まで)が、ユダヤ人差別から逃れるため、イギリスに送

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    せまりくる恐怖からせめて子どもだけでも助けたい。切ない親心、愛のこもったたくさんのポストカード。名前が変わっても君は大事なパパの息子だよ…
    悲しい戦争の歴史。それでもあの時代になんとか子どもだけでも助けたいと奮闘した人たちがいて、救われた子どもたちがいた。キンダートランスポート。いのちの列車と死の列

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    キンダートランスポートで助かったユダヤ人のハイツンの実話を元にした話。

    イギリスに渡った子にドイツのお父さんから届くポストカードは息子への愛が詰まってた。可愛い表紙は実際のポストカードの絵や文面。
    ハインツがドイツ語を忘れて電話で会話できなくなったシーンが切ない。そして段々ユダヤ人を取り巻く状況が

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    息子が図書室の先生からすすめられた本で、一緒に読みました。

    世界史専攻ではない私が読んでも、当時のドイツの様子が少し理解できました。いのちの列車の存在も初めて知りました。ユダヤ人への差別ほどではないですが、日本でも多かれ少なかれ同じようなものは残されているんではないかと感じさせられました。

    当時

    0
    2025年11月16日

おとうさんのポストカード の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    176ページ
  • 電子版発売日
    2025年06月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    29MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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