切ない作品一覧
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2.0聖女を求める敵国ティエラリアに妹の身代わりで嫁ぐことになった落ちこぼれ聖女ソニア。 ティエラリアを欺いた罪を全て一人で背負おうと、夫である敵国王弟シャルルに「私を処刑してください!」と何度もお願いする。 でもなぜかおいしいご飯は用意されるし、ふかふかのベッドで眠れるし、シャルルはすごく優しくしてくれて……? 「草木も枯らす落ちこぼれ聖女なのに、どうしてこんなに大切にされてるんですか⁉」 落ちこぼれ聖女×優しいイケメン王弟の溺愛ラブ!
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3.9両親から優秀な双子の姉と比べられて育った志穂。ある日彼女は、姉の政略結婚の相手・楓馬に一目惚れしてしまう。許されない想いを隠し続けてきた志穂だったが、突然、姉が事故死し代わりに楓馬と婚約することに……。自分は姉の身代わりに過ぎない――…そんな志穂の想いとは裏腹に、楓馬は本当の恋人のように優しく淫らに志穂を抱いて――?
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4.4優秀な双子の姉と比較され、両親から差別を受け続けてきた志穂。彼女はある日、親が決めた姉の婚約者、楓馬との顔合わせの席で、優しく聡明な彼に恋をしてしまう。けれどこれは許されない想い。彼を忘れるため、志穂は家族とも楓馬とも距離を置く。そして数年後、彼女は急に姉から呼び出される。だが姉は志穂へ会いに来る途中で事故に遭い、帰らぬ人に……。姉に代わり、楓馬の婚約者となったのは志穂だった。彼は優しく接してくれるが、自分は姉の身代わりに過ぎない――。けれど楓馬はたびたび志穂を外へ連れ出しては、甘く淫らに彼女を抱いて――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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4.0未だに忘れられない元彼・光次の死を知り、バーで深酒をする美幸。泥酔した彼女に声をかけてきたのは、光次に瓜二つの男・玲一郎だった。玲一郎にすべてを預け、喪失感を埋めるように悦楽を貪る美幸だったが、翌朝、我に返りホテルから逃げ出してしまう。昨夜のことは一時の過ちと気を取り直して出勤すると、そこには上司として赴任してきた玲一郎が……。「君は俺のものだ…誰にも渡さない」強引な呟きとは裏腹に包み込むような優しいセックスは美幸を癒していき――。心に傷を持ったオトナ同士のほろ苦ラブストーリー!
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3.0交通事故で友人のイザベラを亡くした路上画家のジェニーは、生活のために少しのあいだ、イザベラになりすますことにした。ある日、広場で絵を描いていたジェニーに、見るからに裕福なイタリア人男性が話しかけた。「きみを迎えに来たんだ、イザベラ」ダンテと名乗る彼は、イザベラのいとこで、余命いくばくもない祖父に会わせるために来たという。パニックに陥って真実を告げたジェニーに向かい、ダンテは冷たく言い放った――刑務所へ入りたくなければ、イザベラとしてイタリアに同行しろ、と。◆令嬢を演じることを余儀なくされたうえに、ダンテの誘惑の標的にされたジェニー。揺れ動く彼女の心情と取り巻く人々の愛憎をエマ・ダーシーが見事に描きます。
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4.4大公夫婦に第三子誕生!……そのとき何が起きたのか?(「身代わり伯爵と終幕の続き」)、変人揃いの女官見習い一同が、若手騎士との集団お見合いを実施!?(「令嬢たちのお見合い大作戦」)、華麗なる恋愛遍歴を持つ第五師団長・ジャック。ついに彼に恋の女神が振り向く――か?(「身代わり伯爵と忘れじの恋の約束」)他、リヒャルトとフレッドの出会いを描いた非売品小冊子掲載の中編も収録! あの人もこの人も登場する幸せいっぱいの短編集!!
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3.3幼いリヒャルトと第五師団長ジャックがかわした約束を描く「身代わり伯爵と遠い日の約束」をはじめ、フレッドとセシリアの恋話や、ミレーユの第五師団時代を描いた作品など、豪華書き下ろしを大ボリューム数で収録!
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4.0リゼランド宮殿に招待され、テンパりまくりのミレーユ。しかも女王は女性を口説き魅了する男装の麗人だった!! パパの隠し子疑惑が浮上し大混乱の中、水面下では国を揺るがす事件が動きはじめ!? 最終章、開幕!【最終章突入記念! ミレーユ&リヒャルトの美麗カラーイラストwith清家未森先生からのメッセージ付きです☆】
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3.9リヒャルトとの急接近に戸惑い、小麦粉をぶっ叩き続けるミレーユは、自らの存在が国内外に漏れた事を知る。ジークは「政略結婚をするか、後宮に入るか」という究極に最悪な二者択一をミレーユに持ちかけ、暴れるミレーユを拉致してしまう!! さらにリヒャルトの正体が判明し、彼はある決意を固めるが!? かくして『身代わり伯爵』の大波乱の脱走劇がはじまる!! ついにミレーユが初キッス!? 怒濤の新章スタート!
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4.4リヒャルトと婚約したミレーユは、男装で第五師団員として働きながら、ラウールの下でスパルタ妃教育を受けるという二重生活を送ることに!! そんなミレーユに太后殿下は妃修行の第一試験として、ミレーユと大公の消えた結婚契約書の行方を捜すように命じる!! 一方リヒャルトは娘命の舅・エドゥアルトに結婚の許しをもらいに行くが──!? 「命を狙われるのも花嫁修行のひとつですわよ」ラブ増量!! 波乱の新章スタート!!
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4.4ホテルの客室係の麻梨乃は、結婚を嫌がる花嫁の逃亡を手伝った責任を取り、一条寺蒼真の花嫁役を務めることに。有名企業の若社長で美貌の持ち主でもある蒼真がどうして花嫁に嫌がられたのか理解できない麻梨乃は、流されるまま彼に抱かれてしまう。「気持ちがいいなら素直に感じていろ」新生活が始まり、身代わりの自分を溺愛してくる蒼真に、とまどいつつもときめく麻梨乃。せめて本当の花嫁の代わりに彼を癒やそうと思うが…!? ◆特典:玉紀直先生書き下ろし短編を収録◆
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3.5身寄りのない少女リデル。16歳になって突然引き取り手が現れた。父だという人物はなんと国王陛下! 大国エレンドラに嫁ぐ双子の姉姫の身代わりになれというのだ。断ることも許されず、にわか仕立ての姫君として海を渡ったリデルを待っていたのは、絵に描いたような王子ルディーク。彼との初めての夜を姉のローディア(の生霊?)と一緒に迎えることになったリデルが見たものとは――!?
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5.0結婚式当日に新郎と妹の浮気が発覚。失意のどん底のまま、 新婚旅行にと考えていた英国ツアーに独りで参加した看護師の杏子。 飛行機で隣り合った休暇中のパイロット・大輔と話すうちに、彼に惹かれていく。 人生をリセットするんだと意を決して積極的に距離を詰めていこうとする杏子だが、 飛行機にアクシデントが発生!! ケガにより操縦不能になったパイロットの代わりに、 大輔が操縦を買って出て……!? 運命に導かれるように恋に落ちる、大人の男女のドラマティックラブ!
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2.0婚礼を前に姿を消したアリーセ姫の代わりに、とある事情から身代わりを命じられたリーゼル。懸命に身代わりを演じるが、結婚相手のアレクシスに偽者であることがばれてしまう。死を覚悟するリーゼルだが、妻の役目を完璧に演じ切れば黙っておいてやるというアレクシスの言葉から彼と共犯関係になる。アレクシスと衝突しながらも身代わりとして彼の妻をこなし、じきにサーシャという友人もできどうにか城に馴染み始めるリーゼルだが、ある日アレクシスたちの命が狙われる事件に遭遇する。アリーセが見つからないまま、リーゼルは巨大な陰謀の中に巻き込まれていく――。著者紹介埼玉県生まれ。別名義にてゲーム、モバイルゲームシナリオなどを執筆。当名義にてTL小説の執筆を開始。
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2.5わたしは疼いた体であの人を誘惑する ……あなたが欲しいの 女性にもてる有能な経営コンサルタント×運命に翻弄され何度も入れ替わった女伯爵 すべてを失った娘は初恋の君を奪い返す 【あらすじ】 子爵家の一人娘として、10年間大切に育てられたヴィクトリア。しかし、生後間もなく乳母の娘と取り替えられたことが発覚。名前を変えられ孤児院に送られる。2年後、教養の高さを買われ伯爵家の養女となった彼女は、本物の伯爵令嬢の身代わりとして王立学院に入学する。彼女はそこで、自分の初恋の人セジュールが現在の子爵家のヴィクトリアと親しくなっていく様子を見て心を痛める。 著者について 著者 プロフィール 怜美(さとみ) 2017年11月に電子書籍でデビュー。 紙書籍は、今作が初めてです。 入れ替わってばかりいるヒロインの数奇な運命を、素敵なイラストとともに楽しんで頂ければ幸いです。 イラストレーター プロフィール みずきたつ(みずきたつ) 絵や漫画を描いています。 ヒロインディアンヌの凛々しさに、最後まで目が離せませんでした!
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3.5誰かの代わりでもいい この想いは消せない―― 『今は遠き楽園 [後編]』(本崎月子) 放蕩の限りを尽くす、若く美しい当主に心奪われたメイド。 当主様は今日も誰かの影を重ねながら私を抱く…。 『片恋デイズ』(龍本みお) 大学でひと目惚れした、キラキラした笑顔の彼女。 恋人への不満を聞くうちに距離を縮め、やっとオレのものになってくれたはずが…!? 『蝶の墓』(めぐみけい) “愛し愛されて幸せな関係”。 そう信じていたのに彼は私の中に決して結ばれてはならない女性の面影を見いだしていた…。 『背徳の聖女』(田中琳) 美貌の隣人・宇佐美に一目惚れした亜理栖。 しかし宇佐美には家に通っている女性がいた。 それでも好きだという気持ちは諦められなくて…。 『イジワル御曹司と恋の罠』(團藤さや) 養護院で育った私にハウスキーパーの仕事を紹介してくれた貿易会社の御曹司の巴さん。 ある日屋敷の中で私に似た少女の絵を見つけてしまい――。 カバーイラスト:ひなた巴 ※本アンソロジー収録作品の中には、他コンテンツと重複している作品もございます。
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3.0海賊剣術の遣い手が、旗本の病弱若殿の身代わりに!? 広島藩の村上家(村上海賊の末裔)でたくましく育てられた村上虎丸は、 江戸に牡蠣を献上に行った折、旗本・葉月家の用人、坂田五郎兵衛に目をつけられる。 なぜなら、葉月家の若殿・ 葉月定光と虎丸は、瓜二つだったのだ! ある日、病弱だった葉月家の若殿が急逝してしまう。 跡継ぎもおらず、このままだと御家取り潰しの危険もある。 用人・坂田五郎兵衛は、以前見た若殿と瓜二つの若者を探し出しに、代わりに当主になってもらおうと広島藩主へ頼み込むのだった。 若殿の代わりに、葉月定光として生きることを引き受けた虎丸。 だが、色白で病弱だった若殿に似せるため、日焼けが取れて痩せるまでは外出禁止。 江戸の葉月家の屋敷の一室から出られない。 動きたくて仕方がない虎丸は、屋敷を抜け出し、身分を隠して市井の事件を得意の剣術を駆使して解決するようになり――。
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3.8『ずっと一緒にバドしよう』それが2人の約束だった――。小学生の頃からダブルスのペアを組んでいた成瀬(なるせ)と保高(保高)は、恋人同士で現在同棲中。高校卒業後、成瀬は実業団チームで、保高は大学のバドミントン部でそれぞれ競技を続けていた。「早くまたペアを組みたい」と純粋な気持ちをぶつけてくる成瀬とは反対に、保高は自分の限界を感じていて…。近いのに伝わらない、近いから伝わらない、さまざまな人たちとの出会いで2人が導き出す答えとは――?
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4.8【単行本特別書下ろし2P‼】『ずっと一緒にバドしよう』それが2人の約束だった――。小学生の頃からダブルスのペアを組んでいた成瀬(なるせ)と保高(ほだか)は、恋人同士で現在同棲中。高校卒業後、成瀬は実業団チームで、保高は大学のバドミントン部でそれぞれ競技を続けていた。「早くまたペアを組みたい」と純粋な気持ちをぶつけてくる成瀬とは反対に、保高は自分の限界を感じていて…。近いのに伝わらない、近いから伝わらない、さまざまな人たちとの出会いで2人が導き出す答えとは――?
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4.0少女の目線で戦後を描いた幻の自伝的小説。 「戦争が終ってからずっと父さんは内地の話をしてくれた。あぐらの中にタダシをすっぽり入れて、ヒロシと私は父さんにぐてりと寄りかかって、兄さんは、父さんの前にかしこまって坐って、みんなシーンとして父さんの口を見ていた」――中国からの引き揚げ。父さんの伯父一族が住む山梨の田舎での貧しいがエネルギーに満ちあふれた生活を、あくまで少女の目から描いた自伝的小説。小さな共同体の中の子だくさんの家族、昭和20年代の日本の原風景が丸ごと裸のままで立ち上る。「心臓が右にある」最愛の兄の死の描写は、この作品のハイライトだ。「もう死んだから下着もパンツもはかせないのか。いやだなあ、とわたしは思った。パンツぐらいはかせればいいのに」 * 本作は1987年から88年にかけて「図書新聞」に連載され、88年10月に(今はない出版社)リブロポートから刊行された。絵本作家佐野洋子が初めて書いた長篇小説である。数々のエッセー集で繰り返し描かれてきた「家族」がほぼそのまま登場する自伝的な小説といっていいだろう。この幻の作品が文庫化され再び世に出る意味は大きい。 解説:岩瀬成子(児童文学者) ※没後10周年の企画として、表紙を差し替えました。 この作品は2012年6月より配信している『右の心臓』の内容と同様のものです。
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5.0人間を祖先にもつミクロイドのヤンマ、アゲハ、マメゾウ。三人は支配されているギドロンから脱走をはかり、地上の王者に君臨しようと企む残虐非道な陰謀を人間に伝えるため命をかけた旅にでた。執拗に迫るギドロンの追っ手から命からがら逃げながら、何とか人間の町まで辿りつく。しかし、すでに人間の世界にもギドロンの魔の手が……!? 昆虫の世界をこよなく愛する手塚治虫の壮大なるSFストーリー。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT183~184『ミクロイドS』第1~2巻収録 <初出掲載>1973年3月26日号~1973年9月3日号 週刊少年チャンピオン連載
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5.0映画をこよなく愛する「三毛猫ホームズシリーズ」の著者が、「ドラキュラ」、「また逢う日まで」から「ジョーズ」まで、古今東西取り混ぜて、銀幕への熱き思いをつづったエッセイ集。「怪奇映画事始め」、「拳銃片手に……」など、その知識の多さには圧倒されるばかり。撮影技術の話に感心したり、裏話に笑ってしまったり……そして、こんな映画もあるのかと初めて知った読者は、ぜひともその作品を見てみたくなるはず。映画って、こんなにおもしろい! と、思わず感じてしまいます。
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3.0第二次大戦中に連合国側で集められた美術関係者。彼らに下された指令は、ドイツ軍に立ち向かい、隠された芸術品を見つけ保護することだった! 知られざる歴史に迫った渾身のノンフィクション・サスペンス!
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3.0「お前の純潔は奪った…!」泣き叫ぶ身体を押さえつけられ、清き巫女が穢されていく…! ――学生のかたわら、巫女としての役目を背負いながら月瀬家で育った綾香。一緒に育った兄に淡い想いを抱きながら、巫女の仕事に勤しんでいたが、その兄には何故か最近避けられていて…。昔はそんなのじゃなかったのに、どうして?宗典兄さま…。そんなある日、誕生日を迎えた綾香は見知らぬ男にムリヤリ奪われる夢を見て!? 男の人に抱かれたことなんてないのに、生々しさに竦む綾香。その太ももには、不思議な痣が…。そして、その日を境に綾香の周りの男達が豹変し――!
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3.5『野ブタ。をプロデュース』から10年。絞り出すように綴る、本音小説。 30代の結婚は、好きだけじゃ無理。 過去に大ヒット作を出したきり、売れなくなった作家の佑人、仕事は真面目にやりつつ、掃除も料理もできない編集者の里奈。同棲を経て婚約した二人だが、その前途には、障壁がいっぱいだ。学歴、会社、実家、仕事、元カノ、年収、料理、貯金額、浮気……etc.考えれば考えるほど、したい理由より、したくない理由が積み重なっていく(「結婚問題」)。円満な離婚の後、のしかかってきたのは、生活レベルを落としたくないがゆえに、子どもをあてにする母親だった(「葉子の離婚」)。「好き」だけではどうにもならない30代の結婚を、正面からとらえて描く2編。
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3.5時代の変化についていけず、結婚観がズレている!? 葛藤する〈独身中年男〉は、結婚“しない”のか、“できない”のか!? ************************* 結婚という「当たり前」はどこへ行った? 未婚率の上昇が止まらない。かつては誰もがしていた結婚は、もはや自明のことではなくなった。少子化が騒がれてから四半世紀が経ち、男性の四人に一人は未婚のまま一生を終える時代。職業選択や消費活動、恋愛など、人生における選択肢が広がる中で、バブル世代~団塊ジュニア世代は、なぜ結婚しなかったのか。「恋愛」「職場環境」「雇用形態」「趣味」「風俗利用」……独身中年男たちへのインタビューから解き明かす、「未婚化社会」日本の実相。 この先の人生、「ひとりぼっち」の寂しさを抱えながら生きることを避けるために、「性愛」の根源から見つめ直し提言する。 【目次】 第一章 崩壊する「昭和婚」 第二章 結婚における「自由」と「安心」のジレンマ 第三章 「正規職」でも、出会えない? 第四章 結婚を決められない「あれかこれか」の迷宮 第五章 打ちひしがれる「非正規職」 第六章 独身男の「快楽」と「憂鬱」 第七章 他者を受け入れることと「安心感」 第八章 「持続的な親密性」の再構築
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4.3「お前は俺に買われたんだよ」 父の会社を守るため、二藤商事の若き社長・斗真の妻になったまどか。結婚パーティー後の初夜「孕むまで毎晩抱くつもりだ、俺の子を産め」と斗真に言われ、拒否をしようとするが「おまえの覚悟はそんなものか?」と煽られてまどかは覚悟を決める。 しかし、愛のない政略結婚のはずなのに、まどかに触れる斗真の手が優しくて――。
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4.0田中ロミオ初となるオリジナルコミック原作を、気鋭の作家・筒井大志が描き上げるSF青春群像劇が開幕! 青海翔太や達子祥ら、ミサイル部の面々は、日々自作ミサイルの完成を目指して活動を続けていた。その目的が背負うものは、あまりにも大きくて……。壊れてしまった世界の中で、それでも僕らは恋をする──。
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4.4▼第1話/ボクシング・ママ▼第2話/オムライスはいらない▼第3話/マイライフ・ウィズ・ア・ドッグ▼第4話/スター!▼第5話/人生ゲーム▼第6話/臆病者 ●あらすじ/仕事は好調、やさしい妻と元気な子供もいて、その上社内に“都合のいい”不倫相手までいるサラリーマン・大野は、人を疑うことを知らない妻に罪悪感を覚えつつも順風満帆な毎日を送っていた。そんなある日、たまたまボクシングジムを見学に行ったという妻から、ボクシングを始めたいという驚きの相談を受けて…(第1話)。 ●本巻の特徴/「~に住む人」という意味を表す「ite」。どこにでもある街「美咲ヶ丘」に住む人々「美咲ヶ丘ite」たちが送る日常を描く、心あふれる連作短編集。
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4.0激動の昭和を生きた三島由紀夫。その戦中戦後の精神史を描いた「夭折者の禁欲」「三島由紀夫伝」をはじめ、「文化防衛論」批判、さらに三島事件まで、『日本浪曼派批判序説』の著者による三島全論考。松岡英夫、野口武彦との対談を収録。『三島由紀夫論集成』改題。 〈解説〉佐伯裕子
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4.3“同性愛”を書いた作家ではなく、“同性愛”を書かなかった作家。恋ではなく、「恋の不可能」にしか欲望を機能させることが出来ない人――。諸作品の驚嘆すべき精緻な読み込みから浮かび上がる、天才作家への新しい視点。「私の中で、三島由紀夫はとうの昔に終わっている」と語って憚らない著者が、「それなのになぜ、私は三島が気になるのか?」と自問を重ね綴る。小林秀雄賞受賞作。
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3.5没後50年、当時の担当編集者が三島の謎に迫る! 『金閣寺』『潮騒』『仮面の告白』など、日本文学のみならず世界の文学シーンにも多大な影響をもたらした作家、三島由紀夫。そんな三島は1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地にて隊員の前で演説をしたのち割腹自殺を遂げた。その理由は今なお多くの謎に包まれている。三島由紀夫の担当編集者であると同時に、友人でもあった著者が語る「作家・三島由紀夫」と「人間・三島由紀夫」の実像とは? 「割腹自殺をした理由」「ノーベル文学賞落選の真相」「川端康成との確執」「突然肉体改造を始めたワケ」……没後50年、三島由紀夫、日本文芸界の多くの真相がいま明かされる!
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4.2近代日本が生み出した最高の知性が、なぜこれ以上ないほど「愚か」な最期を選んだのか? そして、「究極の小説」を目指して執筆した最後の長編『豊饒の海』のラストは、なぜ支離滅裂ともいうべきものになったのか? 1970年11月25日、三島は市ヶ谷駐屯地に向かう前に、編集者へ『豊饒の海』の最後の原稿を渡すよう準備を整えている。つまりこのふたつの謎には何らかの繋がりがあると考えるべきなのだ。だが、これまで誰もそれを「合理的」に説明できていない。あの日、作家の内部でいったい何が起きていたのか? 日本を代表する社会学者が、三島の全作品を徹底的に読み解き、文学史上最大の謎に挑む! 【目次】まえがき/第一章 1970/11/25に結びついた二つの謎/第二章 仮面の無意識/第三章 時代錯誤の決起/第四章 鉄の肉体/第五章 「吃り」の告白/第六章 猫を斬ってもなお残るもの/第七章 美の現れ/第八章 ニヒリズム研究/第九章 白鳥に化す天皇/第十章 不毛の海/終章 真の<豊饒の海>へ
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4.0『未承認国家』という言葉を耳にしたことがあるだろうか? これらの国は、どこの国にも承認されていないか、されていても、ごく一部の国にだけである。 また、未承認国家同士で承認しあっている場合もあり、仮にAという“国”が主権国家と自ら宣言したとしても、国際的な国家承認を得られているとはいえない。 はたして現在の未承認国家はどうなっているのだろうか。クリミア共和国や沿ドニエストル共和国と聞いても、まったくイメージが湧かないし、調べても情報は少ない。 だが、そこに住む人たちはどのように暮らし、国はどうなっているのか、興味は尽きない。本書は5つの未承認国家を巡った旅行記である。
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3.0ひとりで自由気ままな作家生活を送るモリー宅の隣に、夏の間だけ滞在する父娘が越してきた。挨拶に向かった彼女は隣家の主を見て息をのんだ。15年前、ギリシアの島でひと夏の恋をしたディミトリその人だったのだ。母親そっくりな彼の娘を見て胸が痛むモリーだったが、彼の笑顔はあの頃と変わらず、心はあの頃に戻っていく…。しかし、つらい結末を迎えた恋を今さら取り戻すことはできない。そう自分に言いきかせるモリーはディミトリへの複雑な想いに葛藤する……!
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