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人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された世界――両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦(たかさき・こよみ)は、地元の進学校に入学した。勉強一色の雰囲気と元からの不器用さで友人をつくれない暦だが、突然クラスメイトの瀧川和音(たきがわ・かずね)に声をかけられる。彼女は85番目の世界から移動してきており、そこでの暦と和音は恋人同士だというのだが……並行世界の自分は自分なのか? 『君を愛したひとりの僕へ』と同時刊行
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「僕が愛したすべての君へ」
2022年10月7日公開 声の出演:宮沢氷魚、橋本愛、蒔田彩珠
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
以前君を愛したひとりの僕へから読み、 記憶が曖昧になった今 こっちから読んでみています。 この一冊だけでも幸福感が溢れた。 この後の展開はどうなるのか楽しみ。
とても楽しく読めた。マルチバース世界の自分やパートナーをどう受け止めるか、というテーマをとても丁寧に扱っていて、なるほどな…と思わせてくれた。対になる小説があるようで、そちらの紹介文と終章を読む感じだと、ストーリー展開が少し予想でき、面白そう。
私はこっちの方の物語の方が好き。時空、タイムパラドックスとかの物語だったと思うけど、すごく面白くて、苦しくて、泣いた記憶。
2年前に見た映画の原作本。 君愛を読んでから僕愛を読んだのだが、やはりこの順番でよかったと思う。 可能性ごと愛する。というのが、2年前はよくわかっていなかったが、今は理解できるし、理解出来ることによってより深く共感できる。 人は小さな環境の変化や些細な出来事によってこんなにも異なる人生を歩むのだ...続きを読むと感じさせられた。 君愛の暦と僕愛の暦、どちらが幸せな人生だったんだろう。きっとどちらも、この上なく幸せだと感じていたんではないかと考えて、私まで幸せな気持ちになれた。 やっぱりこの作品が大好きだ。
自分の生きる世界と同じ時間軸で並行世界が存在していることが日常のお話。 一番心に刺さったのが「全然知らない人が幸せであることが、僕はこんなにも嬉しいことなんだ」という一文。 人それぞれ幸せを感じる瞬間は異なるのだろうけど、自分以外の誰かの幸せを喜べるくらい自分に余裕がある人生を生きたいと思える作...続きを読む品だった。 もう一つの作品も読もうと思う。
友人が君愛→僕愛の順で読んでたから 私はこちらから先に読んだ。 【僕愛だけ読んだ感想】 ・並行世界の自分は自分なのか。 ・並行世界はこの世界で選ばなかった”未来への可能性” さっきまでここにあったのにと思うことが私も多々ある。私たちは並行世界を常に行き来しているという概念が非現実的だけど、そ...続きを読むれもあり得るのかもって思えて面白かった。 「君を愛したひとりの君へ」を読むのが楽しみ! この作品は2冊読んで1つのお話だと思うので もう一つの方にちゃんとした感想を書こうかな。 【追記】 私的にはこっちから読んだ方が面白いんじゃないかなって思った。記憶を消して逆からも読んでみたいな。
2024.1.17 ☆9.3/10.0 "「99%の幸せが、残り1%の不幸で出来てるとしたら・・・私たち、どうすればいいんだろうね。幸せなままでいいのかな」 「・・・・分からないけど、幸せになってしまった以上は、幸せであるべきだと思う。そうでないと、1%の不幸も報われない......続きを読む..って、これはきっと僕たちが幸せだからこそ言えることなんだろうね」 1%の不幸が、99%の幸せをどう思うのか。 「でもやっぱり、僕たちは開き直ってでも幸せであるべきだ。そして次の幸せに繋げないといけない、と思う。1%の不幸を踏みにじるんじゃなくて、踏み台にして」 「踏み台にして良いの?」 「良いも悪いもない。僕たちはもうそこに立ってるんだから。あらゆる可能性の上に立って、そこで生きていくしかないんだ」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 『君を愛したひとりの僕へ』 『僕を愛したすべての僕へ』 両作を読み終えて セットかつ、どちらから読むかで印象が変わるという両作を読み終えましたが、非常に新しい、面白い読書体験を提供してくれました。 両作の単品の印象と、関連作として見た時の印象の変わりようにも驚かされました。 二つの作品はまるで空気感が違うだけでなく、パラレルシフトに関して主体的か受動的か、自分が掴みに行くのか、掴んだものを大切にするのか、つまりあらゆる可能性の中の最愛の1を探すのか、可能性全てを愛そうとするのか、スタンスもまるで違います。 一人だけに人生を捧げた俺。君を愛したひとりの僕へ、大切な人との約束を託して。 可能性ごとすべて愛する僕。僕が愛したすべての君へ、この僕の幸せを伝えたい。 「どうか君と、君の愛する人が、世界のどこかで幸せでありますように。」 静かな感動に包まれる、穏やかで優しい涙が溢れました ぜひとも手にとってほしい、良作です。
サイエンスフィクションで、個人的にはなかなか読まないジャンルだったが面白かったし、読みやすかった。 ど忘れに思えるようなことも、実は並行世界を行き来しているから起きることという着眼点が面白かった。 その世界では悩みの種があり、別の世界にいる自分は自分なのか?目の前にいる相手は自分が信頼している相手な...続きを読むのか?というようなこと。 少し考え込まないと理解はしにくいが、「相手の可能性ごと信頼する」という人付き合いの本質のようなものを感じることができた。 読みやすくて、考えると深い物語だった。
これは原作者が大分出身だという点が大きいですね。大分が舞台ですので、非常に話が進むごとに興味が注がれます。 内容自体は理系の人になら理解できるのかな?と思える内容でしたが、映画の方が面白いかも? '2211/1 '2311/19
とても面白かったです! 知らない言葉が沢山出て来て、それを説明していてることで、知らない言葉を知れるのが良かったです!
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