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2回目です。
映画公開も決まったので読み直しをしています。
前回はもう一作品の方から読みましたが今回はこちらから読んでいます。
2回目を読むと理解が深まりさらにこの世界観に入りやすいです。
情景が浮かびやすく感情移入します。
Posted by ブクログ
1人の男性が一生をかけて彼女を救おうとする純愛物語。
主人公である『暦』の彼女である『栞』に対する思いの強さには感服する一方で、唯一の友人且つ研究仲間である、『和音』とも信頼関係を築いているが、研究内容以上の会話をしないところに、「僕愛」での和音の存在を知ってるが故に寂しい想いで、常に胸がザワザワする。
先に「僕を愛した全ての君へ」を読んだのだが、個人的に双方の繋がり方が大好きすぎる。まだ両方未読の方は、どちらを先に読むか是非とも悩んでいただきたい。
正直、今作を読んでからの方が繋がり方は潤滑なのかな?と思う程度でどちらにせよ最高の作品であることは間違いない。
Posted by ブクログ
これは、なかなか。救いが無いと一言で言いきってしまうのもためらわれる。
哀しみや苦しみの中に、わずかだが幸せや救いなんかが混ぜられている。
複雑な読後感だった。
同時刊行だという「僕が愛したすべての君へ」の主人公、高崎暦の並行世界の人生。
そこでは、彼は別のヒロイン栞と恋をする。
けれど、彼の父と栞の母が再婚したことで、幼い二人は結婚できないと勘違いし、開発途中のマシンに入って並行世界に逃げようとする。
それが悲劇の始まりとなる。
暦は無事に戻ってこれたが、栞は意識が逃げた先の世界で交通事故に遭い、体を失ってしまう。そして、意識だけが事故現場に縛られ、元の世界の体には戻れなくなってしまうのだ。
そして、暦は栞の意識を事故現場から解放するためだけに、「虚質科学」の研究を「タイム・リープ」にまで進化させようとする。
栞に対する暦の執着を恋とか愛とか呼んでいいのか。
もう、やめなよ。そう声をかけたくなる。
だが、最後のシーンで穏やかな会話を交わす暦と栞を見ると、そこにこの世界の二人の意識は残っていないと知りつつ、かすかな幸福のようなものを感じてしまう。
和音の心、二人の両親の気持ち、色々と繊細なエッセンスが感じられた。
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