坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常

坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常

679円 (税込)

3pt

3.5

お布施をくすねた罰で、鎌倉にある禅寺・三光寺に送られることになった、お気楽跡継ぎ坊主の高岡皆道。不動明王のような強面の禅一、謎めいた優男の高仙ら“ワケアリ”の先輩僧侶たちに囲まれながら、慣れない修行に四苦八苦。そんなある日、修行仲間の源光が脱走騒ぎを起こし――。すねに傷もつ「悟りきれない」修行僧たちの、青春“坊主”小説!

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坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年04月08日

    坊主見習いの修行中のお話。お寺ならではの言葉も出てくるけど、基本的に読みやすいので、すいすい読めて、楽しいです。坊主も人だよなって思える作品です。最後には心があったかくなります。

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    Posted by ブクログ 2021年02月03日

    初成田さんでしたので、このあとすっかり成田さんの職業シリーズ?wにハマってゆきました。お坊さんの厳しい修行、そしてその後に。清々しい気持ちで読み終わりました。

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    Posted by ブクログ 2019年05月06日

    高岡皆道(たかおかかいどう)は300年続く中規模の寺の後継ぎ坊主。
    仏教は嫌いだが、家のために、大学で潰しのきかない仏教科を出て継いでやった、寺だって一種の自営業である、そんな思考だった。

    お布施を抜いて、お経も端折っていたのが父親にバレて、まるで更生施設に入れられるように、禅寺・三光寺に修行に出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月15日

    三光寺に集められた問題児の坊さん3人は荒修行に挑む事になる。質素な生活の中にも意外な抜け道があったり、最後には坊さんフェスをやったりと面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月05日

    初めあたりはファンシーダンスのパクリか?と思いつつあの人がコレでとどうしても被ってしまう人物達に相容れなさを感じてしまった。段々と登場人物の背景を盛り込みながら話が広がっていく。そこは重いのか軽いのかさらーっと進んで行く。
    貫首、なんでもお見通しの清濁併せ呑む仏のような人物、ある意味恐ろしや。
    ここ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年05月12日

    さらっと、でも、時にうなりながら読んだ。
    自分と向き合うことの難しさ。傷に囚われすぎてもいけないし、傷に目を背け続けることもちがう。それぞれが悩みながら葛藤しながら、もがいて、でも今を生きる。今、いるこの場所で。

    読経バンドで歌う皆道が考えた歌詞がとてもいいなと思った。

    座禅を組んでみたい。

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