ドキドキハラハラの検索結果

非表示の作品があります

  • ボスに贈る宝物

    ボスに贈る宝物

    子供が欲しいというルーク・ガルニエの突然の宣言にアシスタントのヘイリーは言葉をなくした。どうやら将来会社の経営を任せられる後継者が必要と考えたらしく、ルークは、代理出産してくれる女性を登録所で探したいと言い出し、州法で制限されているから難しいとなだめても、納得しない。密かにルークを思い続けてきたヘイリーは、ほかの女性がルークの子供を宿すと考えただけで打ちのめされ、入社五年目にして初めて早退し、翌日も会社を休んだ。すると驚いたことにルークが家まで訪ねてきた。彼は理想的な代理母が見つかったと言い、不意にヘイリーの手を取った。「ヘイリー、ぼくの子供を産んでくれないか?」■キャシー・ディノスキーの新作は、オフィスの恋物語です。片思いしていたボスに、子供を産んでくれと頼まれたヘイリー。そんな申し出は受け入れられないと、ちょっとした条件を出しますが……。
  • つれない花婿

    つれない花婿

    リリーは医者から妊娠を告げられ、愕然とした。恋人のヴィートになんと伝えたらいいだろう。イタリア人の裕福な実業家ヴィートは、リリーと付き合い始めたときにはっきりと宣言していたのだ。結婚はしないし、子供も必要ない、と。勇気を振り絞り、彼女はヴィートに真実を話したが、結果は最悪だった。彼女は荷物と共に彼の家から叩き出された。六週間後、友人の元に身を寄せていたリリーの前にいきなりヴィートが現れて、傲慢に言い放った。「君には部屋も職も必要ない。すぐに僕と結婚してもらう」■ルーシー・モンローを彷彿とさせる作風で人気の作家、ナタリー・リバースがついに日本デビュー! 傲慢なラテン・ヒーローと一途なヒロインのロマンスは必見です。ぜひご一読ください!
  • 身代わりデート

    身代わりデート

    ジョジーは汗ばむ手でミニスカートの裾を引っ張り、店に入った。過保護な姉が薦めてくるブラインドデートの相手が従順な妻を探す退屈な男性ばかりなことにうんざりした彼女は、今夜、デート相手を怖じ気づかせて早々に追い返すつもりだった。セクシーな衣装を身にまとい、奔放な女のふりをして。だが、待ち合わせた男と目が合った瞬間、彼女の思考は停止した。彼はまさに好みの、目がくらむほどゴージャスな男性だったのだ。一方、友人の代わりにデートを断りに来たニックは、ひと目でジョジーに心を奪われてしまい、事情を言いそびれ……。
  • オアシスはどこに

    オアシスはどこに

    ジェニファーは父の死後、レストランチェーンの後継者になるためモハーベ砂漠のオブライエン・レストランにやってきた。店長候補として働き始めてまもなく、一人の男が現れる。男の名前はブラッキー・アーチャー。はき古したジーンズに薄いブルーのシャツを着た、尊大な男だ。ブラッキーは皿洗いでも何でもいいから店で働かせてくれと頼む。荒々しいが、同時にどこか洗練された魅力のある彼に、ジェニファーは言いようのないときめきを覚えた。「僕ほどの男を雇わない手はありませんよ」ブラッキーは青い瞳をきらりとさせ、ジェニファーに迫った。■レベッカ・ウインターズの最新作は、ハーレクイン・イマージュより来月発売予定です。こちらもどうぞお見逃しなく。
  • 悲しみを知ったベネチア

    悲しみを知ったベネチア

    上司がベネチアの国際的大企業にヘッドハントされ、能力を買われた秘書のベスも上司に同行することになった。だが出社して社長室に向かい、そこにいる男性を見て呆然とした。優雅なオフィスでほほ笑むのは間違いなくルカ!五年前、軍人だったルカに夢中になったものの、上流社会で育った私は身分の差を超えられなかった。彼を振り払うようにして別離を選んだが、その後父が亡くなり、今や私は日々の生活にも窮しているのだ。言葉を失うベスに、ルカは皮肉な笑みをたたえて言い放った。「金のために捨てた男に再会した気分はどうかな?」
  • 愛は魔法でなく

    愛は魔法でなく

    諜報機関に勤めるジェイミーはザックが敵に捕らえられたと聞き、いてもたってもいられなくなった。7年前、優秀な諜報員ザックは新人研修で憧れの教官だった。だが彼はなぜかジェイミーに特別厳しく当たり、彼女は見返したい一心で過酷な研修をやり抜いたのだ。そして最初の任務でともに命の危機を乗り越えたとき、抑えつけていた情熱が解き放たれ、二人は貪るように求めあった。それきり彼とは顔も合わせていない。今でも忘れられないなんてばかげていると思いながら、ジェイミーは彼のもとへ向かった。周囲の制止を振り切って。
  • 灰色の伯爵

    灰色の伯爵

    嘘よ! 私があの伯爵に買われたなんて。おじが賭事で作った借金を肩代わりする見返りに、冷徹と名高いコールドベック伯爵は私との結婚を要求した……。激しく動揺するキャサリンの耳に、力強いノックの音が響いた。「コールドベックです。あなたとお話ししたい」伯爵はキャサリンに反論を許さず、その日のうちに式を挙げ、2日後には彼女をヨークシャーの領地へ連れ去った。そのときのキャサリンは夢にも思わなかった。自分を買った夫に、狂おしいほど恋い焦がれる日が来ようとは。
  • 略奪は甘く

    略奪は甘く

    観光ガイドとしてローマで働くフランチェスカは困惑していた。上流階級出身で大物実業家のカルロ・カルルッチが、婚約者のいる彼女に誘いをかけてくるのだ。プレイボーイのきまぐれとわかっているのに、経験したことのない熱い思いに駆られてしまうのはなぜだろう?事態が急変したのは、正式な婚約発表の夜だった。フランチェスカは婚約者の裏切りを目の当たりにして卒倒しそうになった。すると背後からカルロのたくましい腕が伸びてきて、彼女を優しく抱きしめた。あたかも、こんななりゆきを予測していたかのように。
  • 愛は仮面の奥に

    愛は仮面の奥に

    テレサは行方不明の双子の兄を捜しにベネチアを訪れた。ホテルに着いた彼女を出迎えたのはハンサムな長身の男。彼の鋭いまなざしにテレサは思わず身震いした。この人はなぜ、観察するような目で私を見るの?部屋に案内してくれたその男を彼女はポーターとして扱ったが、あとで従業員から彼はここミダス・ホテルのオーナー、マウリツィオ・ヴァンザーニだと告げられる。恥ずかしさのあまり赤面したとき、部屋の電話が鳴った。それは当のマウリツィオからのディナーの誘いだった。
  • 御曹子のフィアンセ 富豪一族の肖像:サファイア編 I

    御曹子のフィアンセ

    重役秘書のジュリアはボスのマイケルを密かに慕っている。最近、彼は有名誌上で“結婚したい男性トップ10”に選ばれ、全国の女性から求婚のボイスメールが殺到する人気ぶりだ。だがそのせいで会社のシステムがダウンしてしまい、騒ぎを静めるための策として、マイケルからあることを頼まれる。なんとジュリアに偽のフィアンセを演じてほしいというのだ。この胸に秘めた彼への想いは、偽りなんかじゃないのに……。皮肉さに心を苛まれ、断りたい気持ちでいっぱいだったが、彼女にはどうしてもそうすることができない、深い事情があった。
  • 麗しのハウスキーパー

    麗しのハウスキーパー

    予定より早く出張を終えたトリスタン・バークリーは、豪華な屋敷に戻るなり、まずエラがいないことに気づいた。エラはこの屋敷で働く、地味ながら非常に有能なハウスキーパーだ。彼女の車のキーはあるのに姿はどこにも見当たらず、ハンドバッグの中身はキッチンの調理台の上に散乱し、床にはくしゃくしゃの制服と靴が脱ぎ捨てられている。いったい何があったんだ? まさか、強盗でも押し入ってきたのか?慌ててエラを捜すうち、トリスタンはプールで泳ぐ人影に目を留めた。警戒しながら近づくと、その人物はあまりにセクシーな女性で――トリスタンははっとして問いかけた。「エラ……きみなのか?」■注目作家がお届けするのは、冴えないハウスキーパーと富豪のボスとのシンデレラストーリーです。いつもそばにいた使用人が、実は理想の女性だと気づいた彼は……?ドラマティックな物語をどうぞお楽しみください!
  • 夫を夢中にさせる方法 ハドソン家の恋事情 VI

    夫を夢中にさせる方法

    二カ月前、バレリーは愛する夫を残し、家を飛び出した。夫デブリンに愛されていないことは始めからわかっていた。デブリンは、従順でおとなしい妻が欲しかっただけ。そして、バレリーの父が経営するメディア企業と接点を持ち、一族の映画会社を発展させたかっただけだと。それでも、そばにいられればとプロポーズを受けたのだが、叶わぬ思いに苦しみ続け、我慢が限界に達したのだ。以来、夫からは音沙汰がなく、近況は新聞や雑誌を通して知っている。本当にこのままでいいのだろうか……彼に愛されたいんでしょう?内気なバレリーの胸に、いまひそかな決意が芽生えつつあった。■〈ハドソン家の恋事情〉も最終話を迎えました。長男デブリンが満を持して登場します。本作は特別に、便宜結婚に至るまでの二人のやりとりもおまけとして巻頭についており、彼らのロマンスを十二分に楽しめるお得な一作となっております。
  • めぐる季節の贈り物

    めぐる季節の贈り物

    両親が旅行中に交通事故で亡くなった――。看護師長のクロティルドは突然の知らせに、思わず椅子に座り込んだ。心配して見に来てくれたドクター・サッカリーの言葉も耳に入らない。クロティルドはすぐにフィアンセのブルースに連絡をとった。同じ病院で働く研修医の彼に、実家まで送ってもらおうと思ったのだ。でも彼は上司と会食の約束があって、どうしても行けないと言う。将来がかかっているから絶対断れないと……。茫然とする彼女に、ドクター・サッカリーが声をかけた。「家には僕が送っていくよ」クロティルドは言われるままに、その厚意にすがった。やがて味わうフィアンセのさらなる冷たい仕打ちを予期したように。■ハーレクイン・イマージュから、記念すべき2100号作品をお贈りします。作家は皆様に長く愛されているベティ・ニールズ。イギリスからオランダを巡る愛の旅路の物語をご堪能ください!
  • プレイボーイの復讐

    プレイボーイの復讐

    カリーは十代で両親を亡くし、ギリシアにいるおじに引き取られた。だが、おじの会社を救うため十九歳で初老の男性と政略結婚させられ、夫婦生活もない数年を耐えたあと、夫の死により自由の身になった。ギリシアに戻り、自立の道を探っていたある日、ダモンと名乗る男性と知り合い、愛される喜びを初めて知る。セクシーな肉体だけが取り柄の彼と、将来をともにするつもりはない。でも、信じられる人を見つけた今、もう少しだけ彼と一緒にいたい。そんな折、おじが新たに娘を政略結婚させようとしていることを知り、紹介された相手の男性を見てカリーは言葉を失った。傲慢そうな笑みを浮かべたダモンがそこに立っていたのだ。■情熱的な作風が評判のアニー・ウエストがギリシアを舞台に描く、愛と憎しみの交錯するストーリーです。不運な人生を送ってきたカリーの初めての恋のゆくえははたして?
  • 思い出のなかの結婚

    思い出のなかの結婚

    メイブはローマ郊外の病院で目を覚ました――事故で怪我を負い、一カ月も昏睡状態が続いたあとに。意識は戻ったものの、彼女は記憶喪失に陥っていた。退院するメイブを出迎えたのは、夫だというダリオ・コスタンツォ。世界的な大企業の副社長で、とびきりハンサムなイタリア人男性だというのに、彼と結婚していたことをまったく思い出すことができない。病みあがりのメイブはダリオに連れられ、プライベートジェット機で静養先の小さな島に飛んだ。何もかもが謎だらけの暮らしが始まるとも知らずに。
  • 愛は記憶のかなたに

    愛は記憶のかなたに

    コンピュータ・プログラマーのジョーは仕事の依頼を受け、その会社の社長との面会に赴いて思わず全身が凍りついた。マイケル・ハンター――三年間、かたときも忘れることのなかった人。三年前、妹が妊娠させられたと聞き、ジョーは相手の男性を訪ねた。その男性のいとこであるマイケルが、話をつけると約束してくれたが、翌日ジョーを訪ねてきた彼は前日とは態度を一変させ、妹をなじった。そのまま帰りかけたマイケルを追いかけ、妹は車に轢かれて即死した。事故だったとはいえ、最初に彼を信じてしまった自分が呪わしい。ジョーは憎悪に目をきらめかせながらも、なぜかわいてくる熱い思いを持てあまし、その場に立ち尽くした。■おかげさまでハーレクイン・ロマンスは2500号を迎えることができました。その記念として、未邦訳だったエマ・ダーシーの初作品をお届けします。ご堪能ください!
  • 淑女は踊る

    淑女は踊る

    社交界にもデビューせずに館を切り盛りしてきたグエンだが、愛する父が亡くなると、男爵位を継いだ高慢ないとこから、借金のかたに知人と結婚しろ、さもなくば幽閉すると脅される。あまりの仕打ちに、彼女は親戚の住む町を目指して逃げ出した。いとこの追っ手に見つからないようジプシーの一団に加わり、踊り子に扮して旅するある日、紳士たちが野営地にやってきた。一人の男に視線を注がれ、グエンは警戒しつつときめきを覚える。日が暮れ、かがり火の周囲でダンスが始まると、彼は囁いた。「踊ってくれ……私だけのために」そしてグエンの唇を奪った。
  • 復讐のための結婚

    復讐のための結婚

    タイで孤児院の運営を手伝っているニコルは、継父の会社が倒産し、屋敷が差し押さえられたことを知らされる。彼女は自分の荷物を取るために帰国し、無人の屋敷に直行するが、もはやわが家でないと知りつつ、ついバスルームでシャワーを浴びた。そこにノックの音が! 屋敷の購入主だというラッセルが現れた。事情を話すニコルに、彼が示したのは敵意さえ感じさせる冷たい態度。このとき彼女は知る由もなかった。ラッセルが屋敷を買ったのは彼女の継父への復讐の一環だったことを。そして先ほどシャワーを浴びる美しい彼女の姿を垣間見て、ラッセルが強い欲望にとらわれたことも。
  • 流砂の獅子 ジュダールの王冠 III

    流砂の獅子

    隣国の皇太子カマルとの結婚を命じられ、王女アリーヤは青ざめた。なんでもアリーヤが彼と結婚して後継ぎをもうけないと、内戦が勃発し、近隣諸国の平和が危ぶまれるというのだ。相手がカマルでなければ、こんなに苦しまずにすんだかもしれない。かつてアリーヤはカマルを愛し、彼にも愛されていると信じていた。だがある日カマルは本性を現し、アリーヤを完膚なきまでに侮辱して捨てさったのだ。話し合いの場に現れたカマルは昔よりも魅力を増し、堂々としていながら危険なオーラを漂わせている。カマルは口を歪め、冷ややかな目をアリーヤに向けた。「安心しろ。君が僕の後継ぎを産みさえすれば、すぐに離婚する」■オリヴィア・ゲイツの三部作〈ジュダールの王冠〉も最終話を迎えました。エキゾチックな砂漠の夢物語をご堪能してください。
  • ボスと秘書の十二カ月 キンケイド家の遺言ゲーム I

    ボスと秘書の十二カ月

    社長秘書として働くタラは、社長の息子ランドと密かに交際していた。だが、タラが二人の将来を夢見心地に口にしたとたん、ランドは態度を一変させ、逃げるように去ってしまう。傷つき打ちのめされ、タラはひっそりと会社を辞めた。あれから五年の歳月が過ぎ、突然ランドがタラのもとにやってきた。父親が亡くなり、ランドが一族の会社を継いだらしいが、遺言の条件を満たさなくては地位も財産も会社も失うのだという。その条件とは、一年間タラをランドの秘書に据えること。いったいなぜ? うろたえつつも、タラは考えた。これは神様がくれたチャンスかもしれない……。今度こそランドの愛を手に入れるため、タラは大胆な賭に出た。■マイアミを舞台とする三部作〈キンケイド家の遺言ゲーム〉が今月からスタートしました。父親の遺言状に翻弄されるきょうだいたちの奮闘を、人気上昇中のエミリー・ローズが丁寧に描きます。
  • 天使を抱いた夜

    天使を抱いた夜

    タムシンは純白の花嫁衣装に身を包み、リムジンに乗っていた。倒産しかけた一族企業を救い、幼い妹を守るため、巨万の富と引き替えに、シークの甥に嫁ぐ覚悟を決めたのだ。恋に落ち、愛する人と結ばれる夢はついえた。これから悪評高き花婿と地獄のような日々を送るのだ。絶望に浸っていたタムシンは、突然リムジンが止まり、ドアが開いたのを見て悲鳴をあげた。冷酷な美しさを漂わせた男が、じっと彼女を見つめている。「タムシン・ウィンター、ついに君を手に入れた」次の瞬間、布で口をふさがれ、タムシンは気を失った。◆先月日本デビューしたジェニー・ルーカス。本作も期待を裏切らない華やかなジェットコースター・ロマンスです。来月5日にも彼女の作品を刊行予定。お見逃しなく!
  • 誘惑のらせん階段

    誘惑のらせん階段

    自ら営む花屋のオフィスにいたクリスティーナは、不意に聞こえてきた話し声にどきっとした。昨日、ちょっとした窮地を救ってくれた男性に違いない。途方もなくセクシーな彼にクリスティーナは心を奪われた。彼はラファエルと名乗り、大企業の経営者だとわかったが、再会を約す言葉もなく、行ってしまったのだった。「僕がいないほうが君は幸せだろう……」どうやら花束に添えるカードを店員に書かせているらしい。花を贈って一方的に恋人との関係を絶つ魂胆ね。非情な男!クリスティーナは怒りに駆られ、彼の前に進み出た。
  • オアシスの奇跡

    オアシスの奇跡

    「息子のカジムを養子にして、きみの手で育ててほしい」余命いくばくもない雇い主、ファイサルに懇願され、出産時に亡くなったカジムの母に代わって、大切に遺児の面倒を見てきたナニーのエリンは快く請け合った。ところがファイサルの死後、彼の弟でザヒールと名乗る男性がアラブのクバー王国からやってきた。「病に倒れた高齢の父が孫にひと目会いたがっている」動転しつつも、エリンは子供を連れてクバーを訪れた。ファイサルとザヒールが王家の一族であり、カジムが王位継承者であるなどとは夢にも思わずに。
  • 愛を請う予感

    愛を請う予感

    インテリアデザイナーのキーラはインドを訪れ、友人の結婚式に列席した。式が滞りなく終わり、中庭で催される披露宴が始まる前のことだった。「失礼」と声をかけられ、庭に出る道をふさいでいたのに気がついた。建物と庭園の織りなす神秘的な光景に、呆然と立ち尽くしていたせいだ。振り向くと、長身の男性が立っていた。これほどセクシーで、しかも危険な雰囲気を持つ男性は初めてだった。言葉を交わすうち、抗いがたい力で彼に引きつけられていくのを感じ、気がつくと彼の腕のなかにいて、キスを交わしていた。なんということをしてしまったの。彼と二度と会わずにすみますように。しかしキーラの願いは叶わず……。◆30周年の記念の年、おかげさまでハーレクイン・ロマンスは2400号を迎えることができました。これまでのご愛読に感謝を込めて、ペニー・ジョーダンの意欲作をお届けいたします。◆
  • 熱砂の烙印

    熱砂の烙印

    心を病んだ母親が自ら命を絶ったあと、ジェイはアメリカを離れた。たった一人で看病をしながら救急医として働き、若者らしい楽しみも恋もないまま二十八年生きてきたのだ。亡き父の国ダムホールで、人生の再スタートを切るつもりだった。現地の医師団に参加した彼女は、外科医マレクと出会う。運命だった。命を救う闘いを共にするうち、二人は強く惹かれ合った。初めての恋。けれどそれは淡くもやさしくもなく、灼熱の砂漠のように彼女を熱く焦がした。だがマレクは、ジェイの純潔をぎりぎりのところで拒み続ける。医師であると同時に王位継承者でもある彼は、妻を選べない立場にあることを、どうしても言い出せないのだった。◆砂漠のメディカル・ロマンスの新星、オリヴィア・ゲイツの登場です!熱くせつないロマンスと緊張感漂う医療現場。読みごたえたっぷりの新人作家の作品は、7月20日刊D~1318でもお楽しみいただけます。◆
  • 千一夜におぼれて ジュダールの王冠 I

    千一夜におぼれて

    玄関のドアを開けてファルークの姿を目にした瞬間、すさまじいショックに襲われ、カルメンは凍りついた。ファルークは中東ジュダール国のプリンスで、一年半前に国際会議を通じて出会い、すぐさま惹かれ合った。そこで二人は、後腐れのない関係を楽しむことを条件に三カ月という期間限定の恋人同士になったのだ。だがカルメンは約束の時を待たずして、ファルークのもとを去った。職を変えて転居までしたのに、見つかるなんて……。まさか彼は知ってしまったの? 私がなぜ去っていったかを。うろたえるカルメンに、ファルークは冷たい声で言い放った。「ぼくは娘に会いに来たんだ」◆今月イマージュでデビューしました期待の新人オリヴィア・ゲイツが、ディザイアからも三部作〈ジュダールの王冠〉でデビューいたします。まるでアラビアン・ナイトの世界に入り込んだかのようなエキゾチックな物語を、ご堪能ください!◆
  • 乙女の告白 年上と恋に落ち

    乙女の告白 年上と恋に落ち

    ロンドン社交界きっての伊達男マーカス・ラングリーは自ら独身主義を標榜し、美女たちと戯れていた。フランスとの戦から帰還した彼にとって、貴族社会の爛熟ぶりは虚しいだけだったのだ。そんな折、大おじが亡くなり、マーカスは領地の管理を任された。着いてみれば地所は荒れ果て、屋敷の中は見るも無惨な状態だ。家政婦がいるはずなのに、なんたる怠慢――怒ったマーカスは老僕が止めるのもきかず、家政婦の部屋に入っていった。だが、そこには瀕死の娘がベッドに横たわっていた。娘の青灰色にけぶる瞳を見たとたん、マーカスは胸をつかれた。◆“年上の男性との恋物語”――裕福で世慣れていて、罪なほど強引な大人のヒーローの魅力がちりばめられている名作をお届けします。◆
  • 危険な億万長者

    危険な億万長者

    フェイスは初めて訪れたアルゼンチンの広大な草原で、信じられないほどセクシーなラウルに出会い、たちまち恋に落ちた。億万長者で、財産めあてに彼に近づく女性しか知らなかったラウルもフェイスに新鮮な魅力を感じ、惹かれていく。彼に身も心も捧げたフェイスは満ち足りて、幸せだった。十カ月後――。フェイスは重傷を負って故国イギリスの病院のベッドで目を覚ます。結婚式の直後に逃げだしたあげくのことだった。もう二度と夫のもとには戻りたくなかった。しかし彼女の望みは叶わず、ついに夫が病室に現れた。
  • 貞淑な唇

    貞淑な唇

    ★生まれる時代を間違えた戦士――彼こそわたしがすべてを捧げるヒーロー。★誰かがわたしを狙っている。身に覚えはないけれど、確かに危険が迫っている。つぎつぎにふりかかる災難は、いったい誰のしわざなのだろう?職場を変え、住む町を変えても、不安は消えない。華奢な体で必死に護身術のレッスンを受けながらも、レジーナはひどくおびえていた。頼れるのはただひとり、レッスンの指導者ライリーだけだ。危険なほど強く、罪深いほどセクシーな男性。出会ってすぐに、レジーナにははっきりとわかった。彼ならわたしを守ってくれる。必ず。
  • 偽りの抱擁

    偽りの抱擁

    「ラファエロ・ヴィラーニを誘惑してちょうだい」彼との浮気が夫にばれそうになった姉に偽装工作を頼まれ、レイチェルは場違いな豪華パーティに出席した。おずおずと声をかけてみても、相手が応えてくれるはずもなく、焦ったレイチェルは無理やり彼に抱きついてキスしてしまう。その不意討ちに、ラファエロはひどく腹を立て、半ば拉致するようにレイチェルを自宅へと連れ帰った。彼女から事情を聞き出して、いきさつを知ると、ラファエロは追ってきた報道陣の前に出て、突然、宣言した。「僕たちは婚約しました。どうか祝福してほしい」★イタリア人富豪ラファエロと心ならずもかかわることになったレイチェルは、予想のつかない彼の言動に翻弄されるばかり。情熱のストーリーで魅了するミシェル・リードの新作です!★
  • 花嫁の胸騒ぎ

    花嫁の胸騒ぎ

    ベサニーはアンティークショップのバイヤー。骨董品の買い付けに行った帰り、寂しい峠道をまわることにした。そこは六年前、彼女が恋に落ちた思い出の地だったからだ。ジョエルという名前しか知らず、話すこともなかった初恋の人。以来、ベサニーの心から彼の面影が消えた日はなかった。でもまさか、パンクして峠で立ち往生したとき、ジョエルその人が車で通りかかり、助けてくれるなんて!しかも濃霧で動けず、二人はホテルの一つベッドで夜をともにした。彼こそ運命の人――夢心地で幸せな気持ちに包まれたベサニーは、行きの道でも同じ車が後ろにいたことなど思い出しもしなかった。
  • 結婚という名の悪夢

    結婚という名の悪夢

    アレクサンドラは、いつか映画制作に携わる日を夢見て、ハリウッドの撮影所で事務員として働いている。ある日、彼女は憧れの俳優からランチに招待された。ウルフ・ケリック。今をときめく大スターだ。天にものぼる心地で約束の場所に出向くと、いきなり頼み事を切り出される。「四週間、ぼくの愛人のふりをしてほしい」引き受ければ、近い将来、助監督に抜擢するという。だけど、なぜ私なの?地味で、美しくもないのに……。いぶかりながらも、彼女は人生を変えるチャンスに賭けた。
  • 見せかけの恋人

    見せかけの恋人

    ヘザーは、昼は補助教員、夜は海運会社で派遣社員として働いていた。ある晩、仕事先で空腹のあまり倒れてしまったところを、ずっと憧れていた社長のテオ・ミケルに助けおこされる。思わぬ幸運を噛みしめていたのもつかの間、彼のお節介のせいで派遣の仕事を首になってしまう。数週間後、責任を感じていたテオが、住みこみで家政婦の仕事をしないかと持ちかけてきた。ヘザーは大喜びで引き受けたが、息子の結婚を望むテオの母に恋人だと勘違いされたことから、彼と同じ寝室を使うはめに……。
  • 妖婦を演じて

    妖婦を演じて

    児童救済慈善ファッションショーの収益金が消え、元人気モデルのリディアは警察の取り調べを受けた。着服したのは彼女の母親だが、リディアは認めようとしなかった。自分が母を不幸せにしたという罪悪感にとらわれてきたから。窮地に陥った彼女に手を差し伸べたのはクリスティアーノ、リディアが一時期親しかったことのある大富豪だ。彼は紛失した収益金の立て替えを引き受けるという。だがその見返りに、ベッドをともにすることも要求してきた。彼の申し出は親切からではない。過去の経緯を思えば、この機会を復讐に利用するつもりに違いない。★リン・グレアムが初恋の人に誤解されて苦しむヒロインを描きます。★
  • プリンスの甘い罠 三つのティアラ I

    プリンスの甘い罠

    マギーは住み込みの家政婦をしながら大学生活を送った。雇主はトム・プリンスという魅力的な大学院生で、マギーは抗いようもなく彼に恋してしまう。しかしトムは別の女性と結婚し、マギーは傷心のうちに彼の家を出た。六年の月日がたち、妻に先立たれたある王国のプリンスの依頼により、彼女は幼い男の子と女の子の子守りとして働くことになった。ある夜、子供たちにベッドを占領されたマギーは、留守中のプリンスのベッドで寝ていた。すると深夜、ベッドに男性が入ってきた。夢にまで見たトムが……。★架空の国のプリンスをヒーローに繰り広げられるロマンチックなミニシリーズ〈三つのティアラ〉がスタートいたします。第一話では周到な計画のもとにヒロインが王国に呼び寄せられ……。★
  • 愛する人はひとり

    愛する人はひとり

    プルーデンスがニコロスと結婚して八年の月日がたった。彼はギリシアでも有数の大企業の最高経営責任者だが、八年前は違った。倒れかけた会社を救うため大富豪の相続人プルーデンスと仕方なく結ばれたのだ。しかも本当の夫婦になったことはなく、彼には複数の愛人がいる。プルーデンスはそんな関係がいやになり、離婚を切り出した。ところがニコロスの答えは予想外のものだった。彼は形式だけの結婚を本物にしたいと言い出したのだ。君が妊娠を望むなら子どもの父親になってもいい、と。今さらどうして?当然、プルーデンスは拒絶した。★リン・グレアムがギリシア人富豪をヒーローに、アテネとイギリスを舞台に繰り広げる情熱的なストーリーをお楽しみください。★
  • 憎しみは愛の横顔

    憎しみは愛の横顔

    一年前、エリーザはサルバトーレを愛し、彼の子を身ごもった。だがサルバトーレは自分の子だと信じようとしなかった。口論のあげくエリーザは小さな命を失い、憎しみをいだいたまま、彼のもとを去った。いまは宝石店で働くエリーザを、ある日サルバトーレが訪ねてくる。エリーザはさる王家の戴冠用宝玉を扱う立場にあり、その身を案じた彼女の父親の依頼で護衛しに来たのだという。エリーザにとってはつらすぎる再会だった。不本意ながらアパートメントまで同行を許したエリーザに、サルバトーレはさらなる要求を突きつけてきた。
  • 誤解が招いた愛 王宮への招待

    誤解が招いた愛

    アリーの夫は四カ月前に車の事故で亡くなった。突然のことに、いまだ心の整理がつかない状態だ。そしてこのほど、同乗していた女性の身元が判明した。ローマにほど近い町に住む、著名な公爵の夫人だという。遺された彼女の夫に会い、悲しみを分かち合えたら――。そんな思いがふくらんで、アリーはローマに飛んだ。ところが、公爵の屋敷では門前払いされてしまう。なんとしても公爵に会いたいアリーは、公爵の関係者らしいジーノという男に導かれるまま、車に乗りこむ。自分の運命が大きく変わるとも知らずに。
  • 甘い手ほどき

    甘い手ほどき

    ハンナが研修先に選んだのはロンドンの一流病院だった。驚いたことに、彼女の指導を受け持つという医師は、かつて憧れを抱いていた幼なじみのアダムだった。久しぶりに再会したアダムは、自信にあふれ、有能そのものだ。都会になじめず、不安でいっぱいのハンナとは正反対。裕福な家庭に生まれた彼は、貧しい里親に育てられた私とは違う。みじめさに打ちのめされる彼女に、アダムが追い討ちをかけた。「ロンドンに出てきたとは驚きだ。君には田舎がお似合いだよ」そのさげすむような口調に、幼い恋心を打ち砕いた彼の冷酷な仕打ちがよみがえった。
  • シンデレラの階段

    シンデレラの階段

    理不尽な里親に耐えられなくなってジョーはフランスに逃れ、ほんの偶然から、古いお屋敷に住み込みの整備士の職を得た。だが相変わらず心配事はある。主人は女性を雇わない主義だと聞き、男の子のふりをしているのだ。幸い、主人が訪れることはまず皆無というけれど、正体を知られたら即刻、追い出されるに決まっている。ある日屋敷の私有地で見知らぬ男性に出会って心引かれたものの、ジョーは逃げ出さないわけにはいかなかった。敷地に迷い込んだ旅行者であっても、かかわらないのが鉄則だ!まさか、その人がここの主人だったとは……。★世界中を旅した経験を生かし、華やかな物語を紡いできたソフィー・ウエストンが、今回は絵のように美しいフランスの一地方を舞台に、不幸な子供時代を送ったヒロインの愛のストーリーをお届けします。★
  • 憂いの騎士

    憂いの騎士

    ウェールズの辺境に立つロークレア城の女主人ジリアンは、怒りと悲しみに打ちのめされながら、父の墓を見つめていた。父の死以来、侵略者の襲撃に脅かされる毎日が続いている。愛する婚約者ラナルフも、4年前に姿を消してしまったきり。そして今日、ジリアンは父が隠していた結婚誓約書を見つけた。そこには身も心も捧げたラナルフの署名はなく、彼の冷たい拒絶の言葉だけが記されていたのだった。だが数日後に到着した王の使者の一行を見て、彼女は目を疑った。ラナルフ!いったいなぜ、見捨てた私の前に再び現れたの?
  • 理想の独身貴族

    理想の独身貴族

    美容師のケイトは家族に仕送りをしながら細々と暮らしている。ある日、彼女は客が手に取った雑誌に目を奪われた。表紙を飾るのは、最も理想的な結婚相手と評される大富豪、ダレン・カイザー・ジュニア。全国有数の大企業の重役だ。彼のような男性が目の前に現れたら、どんなにすてきだろう。一瞬、頭の中に夢を描いたケイトだったが、二人の生きる世界のあまりの違いにむなしさを覚える。最近アパートメントの上階に引っ越してきた、無愛想で、悪趣味な服装の、眼鏡をかけたコンピュータマニアがよもやダレン本人とも知らず、彼女はため息をついた。
  • 秘密の初恋

    秘密の初恋

    まだ二十歳のケイシーは年齢をごまかして働いている。ある日、同僚たちがオフィスの外に魅力的な男性を発見し、くじ引きで誰が彼をデートに誘うか決めることになった。当たりを引いたのは、恋愛経験のほとんどないケイシーだった。不安を覚えつつも思いきって男性のもとへ向かうが、その正体を知って、ケイシーはうろたえた――彼は、八歳のときの初恋の人、サムだったのだ!十歳も年下の自分など相手にされるわけがないとあきらめかけるが、サムはこちらが何者かに気づかないので、彼女は決意した。今宵一夜限りでもいい、大人のふりをして彼とすごそう、と。
  • あなたを忘れたい テキサスの恋

    あなたを忘れたい

    テリーはJ・Bに、七年ものあいだ片思いをしている。J・Bは富と権力を持つ名うてのプレイボーイで、身よりのないテリーを引き取ってくれた、彼女にとって家族同然の存在だ。いつかは彼が振り向いてくれるかもしれない……そんなテリーの淡い願いは、ある日J・Bに浴びせられた言葉によって完膚無きまでに打ち砕かれた。「僕がきみみたいな小娘を求めると思うか?」心を引き裂かれたテリーは、家を飛び出し、雨の中車を走らせた。ひどい雨と込みあげてくる涙のせいで、視界がぼやける。もうこんな思いをするのはいや。何もかも忘れられたらいいのに……。カーブを曲がりきれず、道に車が横転したのはそのときだった。★大人気シリーズ『テキサスの恋』の最新刊をお届けします。随所に登場する、懐かしい人物たちの近況にもご注目ください!★
  • 恋に落ちたボス

    恋に落ちたボス

    今日こそはクーパーに仕事を辞めたいと言わなければ。カーラは強い決意を抱いて雇い主のもとに向かった。五年前からカーラは作家クーパーの個人秘書を勤めている。一年前に、彼を愛してしまったことに気づいたが、問題はクーパーにはその気はまったくないこと――決して、カーラを女性としては見てくれないことなのだ。ボスへの片思いなんてみじめすぎる。一刻も早く、彼から離れなければ。だがカーラは知るよしもなかった。本当はクーパーが、彼女を誘惑しようと計画していることなど。
  • 愛を取りもどす日 狼たちの休息 XX

    愛を取りもどす日

    目の前にいる男性の姿を、ケイトは息をつめて見つめた。夫だったトレント――私が生涯で愛したただ一人の男性だ。だが十二年前、生後二カ月の一人娘が誘拐されたとき、悲しみの淵に沈む私を彼は慰めてもくれなかった。あろうことか、事件が起こったのは私のせいだとさえ言って……。ケイトはその後、独自に調査を続け、事件解決の糸口を得る。それを伝えようと、離婚以来初めてトレントのもとを訪れた彼女に、トレントは冷酷な表情で言い放った。「もう、すべて終わったことだ」ケイトは言葉を失い、その場に立ち尽くした。頭のなかによみがえる、トレントとの甘い記憶にさいなまれながら。★シルエット・ラブ ストリームで大好評のミニシリーズ『狼たちの休息』を三月に引き続き、シルエット・ディザイアよりお届けいたします。誘拐された娘、そして別れた夫と再会したケイト。しかし、空白だった時間はあまりに長すぎて……。★
  • 愛は砂の城

    愛は砂の城

    ハリウッド女優のカイロは南仏の貸し別荘でくつろいでいた。映画プロデューサーの夫と離婚して以来、マスコミに追いまわされていた彼女には久しぶりの休養だった。ところが、それも長くは続かなかった。八年前に別れた恋人のレイフが突然別荘に現れたのだ。彼は俳優だけでなく、今や映画監督としても名声を博している。ここにはカンヌ映画祭の授賞式に出席するためにやってきたという。鋭さを増した彼の野性的な風貌に、カイロはたちまち心を奪われた。誘惑に負けてはだめ。彼の浮気が原因で別れたことを忘れたの?しかし、カイロにとってレイフの魅力はあまりにも強烈すぎた……。■ハーレクイン・ロマンスを代表する作家、キャロル・モーティマーの最新作をお届けします。彼女が得意とする、ショービジネスの世界で繰り広げられる大人のロマンスをどうぞお楽しみください。
  • 愛を禁じた理由

    愛を禁じた理由

    社交に明け暮れる奔放な生活を送っていた十代の頃、エイミは思慮のなさから取り返しのつかない事故を起こした。罪悪感にさいなまれ、現実の厳しさに目覚めた彼女は、それ以来別人のように生活態度を改め、今は外科医ニックの有能な秘書として働いている。ある日、ニックの両親の屋敷に招かれたエイミは、彼の兄で著名な実業家ジョナスと出会う。プレイボーイと噂され、圧倒的な魅力を放つ彼をひと目見て、エイミは激しく惹かれた。いったいどうしたというの?この九年、幸せにつながるものすべてを自らに禁じてきたのに。
  • 愛という名の鎖

    愛という名の鎖

    イギリスの競技場ではラグビーの試合が始まろうとしていた。サンタリア公国のゴージャスな大公カスペルが観覧するとあって、観客はわいているが、ウエイトレスのホリーはうわの空だった。昨夜、婚約者から別れを切り出され、絶望のどん底にあったのだ。大公一行に昼食を給仕している最中、思わず涙ぐんだとき、ホリーにティッシュを渡してくれたのは、なんと大公だった。しかも、いきなり彼女を口説きはじめるではないか。甘い言葉にうっとりしていたホリーは気づくはずもなかった、試合を中継していたカメラが二人に向けられたことも、それがどんなスキャンダルを巻き起こすかも……。■情熱的な作風で人気のサラ・モーガンが、熱い誘惑に彩られた新たなおとぎ話を書きあげました。現代のシンデレラとなったウエイトレスは、愛を信じない大公の隠された秘密を突き止め、ハッピーエンドを迎えられるのでしょうか? ご期待ください。
  • 瞳に宿る思い

    瞳に宿る思い

    アレグラは病院で麻酔科医として忙しく働くなか、彼女独自の研究を日々、進めている。マッサージや音楽、霊気、ハーブの香りなどを利用して、昏睡状態にある患者を覚醒させるプロジェクトだ。ところが集中治療外傷部の新任部長ジョエルから、君がしているのは科学的な研究ではない、と決めつけられ、一カ月で成果を出せなければ研究を打ち切るよう、宣告される。しかも、病院の最高経営責任者とのあらぬ仲まで疑って……。素顔の彼は評判どおりの魅力的な男性なのに。そんな折、昏睡状態の少年が入院し、二人は新たな緊張関係に。
  • 夏の天使の贈り物 ドクターと見る夢 II

    夏の天使の贈り物

    勤め先の病院に、ルカ・ロマノが戻ってくる――。看護師のリラはそのニュースに困惑した。別居中の夫が、再び医師として、職場の同僚になるというのだ。ルカは七年前、リラの流産をきっかけに彼女のもとを去った。以来、彼はまったく連絡をよこさなかった。ルカのことは乗り越えた、私は自分の人生を生きていく。リラはそう心に決め、彼に離婚届を送りつけたところだった。なのに、ルカは戻ってきた。年月を経てさらに魅力的な男となって。しかもその手には、まだ結婚指輪がはめられている!彼は二人の仲を終わらせたいと思っているはずなのに。なぜ?■11月に続き、医療現場を舞台にした三部作〈ドクターと見る夢〉の二作目をお届けします。真夏に迎える素晴らしいオーストラリアのクリスマスと共にお楽しみください。
  • 貴婦人の秘密

    貴婦人の秘密

    エリザベスは友人宅で偶然、幼なじみに再会して言葉を失った。魅力的な微笑をたたえたサー・リチャード・ナイトリーは、少女のころからひそかに想いを寄せる相手なのだ。親に決められてリチャードの許婚となったエリザベスは、16歳のとき、彼に愛されていないことを知って結婚を断った。今、優美な淑女に変身した彼女にリチャードは目を奪われている。だが何も知らない彼に、あの秘密を悟られるわけにはいかない。戦争中、負傷して一時的に視力を失った彼を看病し、彼を想うあまり夜をともにした“メアリー”は私だということを。
  • 女相続人ケイシー

    女相続人ケイシー

    “48時間以内に結婚し、最低1年は夫と一緒に暮らすこと”亡き祖父がケイシーに課した遺産相続の条件――その狙いは、一家の顧問弁護士と彼女を結婚させることだった。だが鼻持ちならない彼を忌み嫌うケイシーは、屋敷を飛び出すと、男性客でごった返す街のバーに飛び込み、声を張り上げた。「夫が必要なの。独身で、最初に立候補した人と結婚するわ」静まり返る店内に、たったひとり名乗りをあげた男がいた。奥の暗闇から現れた美しい顔と世にも冷たい瞳を見た瞬間、危険を感じると同時に、ケイシーは心を奪われた……。
  • 凍てついたハート テキサスの恋

    凍てついたハート

    十九歳のキーリーは小さな町で獣医助手をしている。何年も前から牧場主のブーン・シンクレアに思いを寄せているが、子供扱いされ、はなから相手にしてもらえない。ある日、彼女はブーンの弟から恋人役を演じてほしいと頼まれる。最近親しくなった女性との交際を兄に反対されたので、キーリーを煙幕にして、ひそかに会いたいというのだ。親友のたっての頼みを断りきれず、彼女は偽の恋人になりすますはめになった。そのせいで、ひた隠しにしてきた秘密が暴きだされることになるとは思いもよらずに……。
  • 魔法が解けた朝に

    魔法が解けた朝に

    私、ひどくばかなまねをしているのではないかしら?アレクシーズの誘いに乗って世界各地を巡りつつも、キャリーはいつも破局の予感におびえていた。彼はギリシアの大富豪。ウエイトレスをしていたときに知り合った、別世界の男性だった。一方、アレクシーズは彼女に愛を教える喜びに浸っていたが、母親に資産家の娘との見合い結婚を迫られ、一計を案ずる。キャリーを恋人に仕立て上げて連れ帰れば……。わけもわからずギリシアへと連れていかれた彼女を待っていたのは、ギリシア人ばかりの晩餐の席と残酷な仕打ちだった。◆ドラマティックな恋を描いて人気のジュリア・ジェイムズ、お待ちかねの新作をお届けします。登場するのはギリシアの富豪とウエイトレスのカップル。釣り合わぬ恋のゆくえは?◆
  • 罪をあがなう花嫁

    罪をあがなう花嫁

    カリブ海に浮かぶセントルシア島で幼い息子と二人で暮らしているアビー。息子の父親ダモンのことはずっと忘れようとしてきた。なのに、嵐が近づくこんな夜に彼が突然やってくるなんて!二年半前、アビーの純真な愛は事業の買収に利用され、結果として、愛する人の家族を破滅へと追いやった。あのときダモンは私を信じてくれなかった……。裏切り者と容赦なく責めたて、私を決して許さないと言った。事業を取り戻すことに成功した今、彼が企てるのはさらなる復讐?息子の存在を隠していた私に、どんな償いを求めてくるのだろう。
  • プリンセス・レッスン 愛の国モーガンアイル I

    プリンセス・レッスン

    八年前にモーガンアイル国の王子フィリップと婚約して以来、ハンナは彼の妻になるべく花嫁修業にいそしんできた。週末に友人と遊びにも行かず、数々のレッスンをただ受ける日々。でも、ハンナは少しもつらくはなかった。定められた縁談とはいえ、ひと目会った瞬間フィリップに恋をし、彼の隣にいられる日を待ち焦がれてきたからだ。そして、ついにモーガンアイルに移り住む日が訪れた。不安を感じていたハンナも、国民の温かい歓迎に胸をなでおろす。大丈夫、この美しい国で幸せに暮らしていけるわ……そんな淡い期待を打ち砕いたのは、夫となるフィリップだった。◆ヨーロッパの小国モーガンアイルを舞台にした三部作〈愛の国モーガンアイル〉が今月よりスタートします。王族ならではの高貴なロイヤル・ロマンスを、どうぞお楽しみください。◆
  • 億万長者からの招待

    億万長者からの招待

    「おなかにいるのは、僕の弟の子供だそうだね」マックス・デルーカのぶしつけな問いかけに、リリーは顔をしかめた。確かにリリーは、マックスの弟トニーの子を宿している。トニーとはかつてつき合っていたが、価値観が違いすぎたために別れ、事故で彼が急死したあと妊娠が発覚したのだ。一定額を支払うから、弟の相続財産など求めないように――そうマックスに告げられ、リリーはかっとなって彼を追い返した。なんて傲慢でいやな人だろう! もう二度と会いたくないわ。そんな願いもむなしく、後日、マックスは再びリリーの家にやってきた。今度は、耳を疑うような提案をたずさえて。◆人気作家リアン・バンクスの久しぶりの新作です。激しくも心温まるラブストーリーをご堪能ください。来月には関連作として、本編に登場したアレックスとマロリーの物語をお届けします。◆
  • 愛をつなぐ道

    愛をつなぐ道

    ブラッド・オバリヴァンが故郷に帰ってきた。メグ・マッケトリックはその噂を聞きつけ、衝動のままに車に飛び乗った。ブラッド──十代のころ愛した恋人は、夢を叶えるために彼女を捨てて町を去っていった。打ちのめされたメグは、何度も頬を涙で濡らしてようやく立ち直ったのだ。昔よく待ち合わせた店にたどり着くと、ブラッドもまた何かに引き寄せられたのか、そこを訪ねていた。歌手として成功を収め、大人になった彼はますます抗いがたい魅力を放っている。怒りと切望がせめぎあうなか、メグは固く誓った。私は二度と彼を愛したりしない、と。
  • いとしき傷跡

    いとしき傷跡

    心臓病を手術で克服したシエナは、過保護な母と兄のもとを離れ念願のペルー旅行へ出発する前に、シドニーへ立ち寄った。そこで彼女は、休暇で滞在中だというセクシーな男性リースと出会った。ひと目見た瞬間に彼に強く惹かれたシエナは、これまでの彼女には考えられなかった大胆な行動に出る――よく知りもしない相手と愛を交わそうとしたのだ。ところが急にシエナは怖くなった。私の胸の醜い傷を見たら、リースはどう思うかしら?彼女は黙って彼の前から姿を消した。
  • 嘆きのウエディングドレス

    嘆きのウエディングドレス

    親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノへと発った。結婚前のパーティが続いたある夜、ビアンカの婚約者、ルチアーノの魅力に屈し、エリザベスは彼にキスをしてしまう。これはまさに親友に対する裏切りだ。彼女は自分を激しく責めた。だが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、とんでもない事件が持ちあがった。兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。★ヒーローに追いつめられるエリザベス。ドラマティックな恋を描いて人気のミシェル・リードの新作をお届けいたします。★
  • ハーレムの夜

    ハーレムの夜

    恋人と仕事を一度に失って片田舎の空港に取り残されたドーラ。そんな彼女を救ったのは、偶然居合わせたアラブのプリンス――米国外遊中の王子カリールが、臨時の秘書に雇ってくれたのだ。そして数日後のある晩、二人は激情に駆られるまま結ばれる。これはプリンスの気まぐれ。なにかを期待するなんてばかよ……。自分を戒めたドーラは翌朝、王子に突然プロポーズされて驚いた。一緒に帰国してプリンセスになってくれ。彼は真剣にそう訴える。ドーラはなかば夢見ごこちで、ともに旅立つ決心をした。遠い砂漠の王国のことも、カリールの本当の目的も知らないまま。
  • 愛人という罰

    愛人という罰

    シモーヌが両親から受け継いだレジャー用船舶チャーター会社は、資金不足のため、今まさに破産に直面していた。もとはといえば、父がギャンブルに会社の金を使い込んだからだ。しかし病身の母のために、シモーヌはなんとか会社を救いたかった。そんな彼女の前に、かつての恋人ケイドが現れる。彼は五年前、シモーヌの父に投資し巨額の金をだまし取られた。その計画にシモーヌもかかわっていたという父の嘘を信じ、実業家として成功した今、復讐してやろうと近づいてきたのだ。ケイドはシモーヌの会社に多額の資金を出資すると持ちかける。条件は、シモーヌが彼の愛人になることだった。
  • 恋とワインと伯爵と

    恋とワインと伯爵と

    アメリアは街で、名も知らぬすてきなフランス人男性に二度も出くわす。彼からデートを申し込まれ、運命に違いないと誘いに応じるが、家に帰って新聞を開いたとたん愕然とした。まさか彼が、レミー・ド・フルニエだったなんて!レミーはプレイボーイとして世間を騒がす伯爵で、十数年ものあいだ顔を合わせていない、アメリアの遠い親戚だ。聞いた話だと、アメリアが叔母から相続した土地を狙っているらしい。おそらく彼は、土地を得るためにわざと私に近づいたのだろう。憤慨してもいいはずだが、アメリアの胸はある思いつきに高鳴った。彼は恋の達人だもの……私の願いを叶えてくれるかもしれないわ。
  • ふたりきりの光

    ふたりきりの光

    山奥の小さな家で暮らすルースは、脅迫まがいの手紙を送りつけられ不安を感じていた。そんなある日、飼い犬が罠にはまり大怪我をした。助けを求めて麓の町までおりると、見知らぬひとりの男がいる。金色に輝く不思議な瞳の男ジョーナ・グレイ・ウルフは何もきかぬまま犬に駆け寄った。彼が手を触れたとたん、まばゆい光が辺りを包み、傷が瞬く間に消えていく。驚く彼女を尻目にジョーナはすぐさま立ち去ろうとした。このまま行かせてはだめ──突き動かされるようにルースは彼を引きとめた。何者かもわからない男に強く惹かれて。
  • オフィスの秘密

    オフィスの秘密

    RJ・メイトランドは人生最大の窮地に陥っていた。富も名声も手に入れたかに思われた彼が妊娠した恋人を無責任にも見捨てたと疑われたのだ。幸い疑いは晴れたものの一度傷ついた評判はなかなか回復しそうにない。家庭的だということをアピールするのがいちばんだと考えたRJは秘書のダナに便宜結婚を提案した。上品でお堅い彼女なら妻役にぴったりだろう。すべてうまくいくと思えた計画だった。ダナが結婚の条件を切り出すまでは。★NYタイムズのベストセラー作家ローリー・フォスターの登場です。ホットかつ歯切れのよい作風で読者の熱い支持を集める人気作家のひさびさの新作をお楽しみください。★
  • 疑われた愛情 恋はポーカーゲーム I

    恋はポーカーゲーム

    ベッドに横たわる美しい新妻ドミニクに心を残しながら、チャールズは金曜の夜恒例のポーカーの集いに出かけた。新婚一カ月の彼にとって、愛する妻と離れるのは心底つらい。しかし、友人四人で行うカードゲームは大事な習慣だった。その晩のゲームにチャールズは負けつづけた。ドミニクへの愛で頭がいっぱいだったせいだ。そんな彼に、ポーカー仲間のリコが言い放った。ぼくはドミニクが財産目当ての女だと知っているし、証拠もある、と。リコの告げた驚愕の事実に、彼は耳を疑った。★『恋はポーカーゲーム』は情熱的な作風で大評判のミランダ・リーが、ポーカー仲間であるゴージャスな男性たちをヒーローにした連作です。熱い恋の駆け引きをどうぞお楽しみください。★
  • 熱い復讐

    熱い復讐

    エリーズは夫の葬儀のさなか、くずおれそうになるのをこらえていた。夫はエリーズを脅迫までして結婚へ持ち込んだものの、散財と浮気を繰り返したあげくに亡くなった。ローマに彼が購入したアパートメントを売却しなければ、明日からの生活にも困窮するだろう。途方に暮れるエリーズに、意外な人物が助けを申し出た。夫の雇い主で大企業の経営者ヴィンチェンテだ。危険な光を放つ彼の瞳に魅せられたように、エリーズはローマへ一緒に行くことを承諾してしまう。★ルーシー・ゴードンがハーレクイン・ロマンスに初登場!めくるめく復讐劇を力強い筆致で描きます。★
  • 悩める愛人 疑惑のジュエリー II

    悩める愛人

    大手宝石店に勤めるジェシカは、ボスのライアンとつき合っている。彼は裕福でハンサムで、まさに女性が理想とする男性だ。ジェシカとの関係を始める際、ライアンは四つのルールを定めた。一つ、彼に猫を近づけない。二つ、スキャンダルにならないよう二人の仲は内密に。三つ、子供は絶対につくらない。四つ、もちろん結婚もしない。ジェシカは時おり胸の痛みに襲われつつも、愛する人のそばにいられるならと、そのルールを守り続けた。だが交際も二年が過ぎたころ、ジェシカはあることに気づいた。おなかにライアンの子供がいることに……。★作家競作6部作〈疑惑のジュエリー〉2話目です。去年、デビュー早々ご好評いただいたテッサ・ラドリーが、ブラックストーン家の次男ライアンのロマンスを描きます。★
  • 謀反人の娘

    謀反人の娘

    横暴な父が、あろうことか国王への反乱を企てて失敗し、エリンは男爵の一人娘から、謀反人の娘という立場へ転落した。共犯だと誤解されれば、どんな罰を受けてもおかしくはない。怯える彼女に王が下した裁定は、思いがけないものだった。国王直属の騎士で、勇猛果敢な戦功を讃えられる伝説の戦士、マルコム・ル・ファルーシュと結婚し、跡継ぎを作れというのだ。エリンは結婚が怖かった。父に虐げられた亡き母を思い出す。マルコムは大柄で力が強い。あんな人に服従を強いられたら……。だが初めての口づけを受けたとき、その不安は期待へと変わった。
  • すみれ色のウエディング

    すみれ色のウエディング

    シルヴィー・デュシャン・スミスは今をときめくイベントプランナー。今回は、亡き母が設立した慈善団体のイベントとからめて、シルヴィーにとっての“夢の結婚式”を企画することになった。美しい庭園を持つ大邸宅を使い、彼女自身が花嫁を演じる筋書きだ。準備のため現地を訪れたシルヴィーは、ある男性を見かけて動揺した。邸宅は数カ月前に大金持ちのビジネスマンに買い上げられたと聞いたが、まさかトム・マクファーレンのものになっていたなんて。彼は、不実極まりない男性だ。シルヴィーが妊娠を知らせる手紙を届けたのにもかかわらず、半年すぎてもなんの連絡もよこさないままなのだから。★実力派作家リズ・フィールディングが、貴族の娘であり、イベント業界の売れっ子でもある女性を描きます。作品の舞台となる邸宅もかつてはヒロインの一族のものでした。この美しい大邸宅がたどる運命にもご注目!★
  • 再会は涙とともに

    再会は涙とともに

    二人の関係には誰もが反対だった。名家マコーマック家の御曹子フリンと、貧しい農場労働者の娘ケイトリン。彼女はすべてを捧げるほどフリンを愛していたが、ある日フリンの母の心ない言葉を聞き、絶望してすべてを捨て、故郷をあとにした。そして四年半後――ケイトリンは父の葬儀のために帰郷し、やがて訪れるであろう再会に怯えていた。彼に告げなくてはいけない秘密を抱えて。
  • 情熱と絶望のはざまで ギリシアの光と影 I

    情熱と絶望のはざまで

    レベッカは富裕層向けの航空会社に勤める客室乗務員。顧客はハリウッドスターや王族や大富豪ばかりだ。その中に世界的な建築家アレクサンドロスがいた。目をみはるほどすてきな彼に口説き落とされ、レベッカは会社の規則を破って彼とつき合うようになった。だがアレクサンドロスには訪れる街ごとに恋人がいるという噂だ。レベッカは彼との密会を楽しみながらも別れの予感におびえていた。ひたすら彼からの連絡を心待ちにする日々に耐えきれなくなり、彼女はついに決心した。ただ待つだけの女でいるのはやめよう。たとえそれが二人の関係を破局に導くことになっても。★ハーレクイン・ロマンスの人気作家シャロン・ケンドリックが華麗なるギリシア人双子兄弟をヒーローに据えて贈る二部作をお楽しみください。次回は3月刊、兄キュロスの登場です。★
  • 禁じられた言葉

    禁じられた言葉

    情熱的な夫ジャンフランコに愛されていないとわかっていてもデヴラはいまの暮らしに満足しているつもりだった。少なくとも夫はわたしを求めているし、愛人になることを拒んだわたしを妻にしたくらいだから。ただ、子供が欲しいという願いはずっと胸にしまいこんでいた。病気が原因で妊娠は望めない体になっていたものの、愛する男性の子供を産む夢はあきらめきれない。そんなとき、妊娠する可能性はゼロではないと医師から告げられ、デヴラは希望を抱いた。ところが、それを打ち砕いたのは夫だった。子供はつくらない。ジャンフランコは冷ややかに言い放った。
  • 罪な一夜

    罪な一夜

    アニーが勤める病院に新しく医師が着任した。ヨシフ・コロフスキー──優秀な救急医にして、有名ファッションブランドを率いるコロフスキー家の御曹子。しかも、ロシアの血を引く近寄りがたいほどの美貌の持ち主だ。看護師たちがこぞって色めきたつのも当然だった。数日後、アニーにとって思いもかけないことが起こった。貧血を起こしてヨシフに介抱されたうえ、キスまでされたのだ!どんな女性もよりどりみどりの彼が、なぜ私を選んだの?驚くアニーにヨシフは口止めした。このことは内緒だと。ほかに恋人がいるから?私が絶世の美女ではないから?★「きらめきの一夜」で愛を見いだしたイヴァンデル・コロフスキーの異母弟が主人公。病院を舞台に繰り広げられるロマンスです。★
  • 愛された不思議

    愛された不思議

    彼はなぜ、ここがわかったの?スペインの隠れ家に現れた夫を見て、エミリーは愕然とした。身重の彼女を疎んじ、秘書と一夜を過ごした夫に愛想を尽かし、ロンドンの家を出てから一年余りが過ぎていた。「僕はすでに目的を果たしたよ」エミリーがはっとして夫の車を見やると、そこに息子の姿が。「子供と離れたくないなら、僕についてくるんだ」半ばさらわれるようにして彼女が連れていかれたのは、フランスのロワール渓谷にある古城だった。夫は私と息子を幽閉するつもりなのだろうか。
  • 悲しきプロポーズ

    悲しきプロポーズ

    「きみに頼みがある。きわめて厄介な頼みだ」かつての恋人ディミトリオスの声に、ブリアナは胸を震わせた。モデルとして活躍していた彼女は四年前、ディミトリオスと出会い恋に落ちたが、彼が妻に選んだのは双子の姉、セシリーだった。以来ブリアナは彼を忘れるため、仕事一筋で生きてきた。今ごろになってなぜ?戸惑うブリアナに、彼は告げた。難病の娘のために骨髄の提供者となってほしい、と。彼と再び会うのはつらいけれど、幼い姪を救うためには仕方ない。ブリアナは二度と行くまいと誓っていたギリシアへ飛んだ。
  • 初恋の忘れ物 都合のいい結婚

    初恋の忘れ物

    ミッチ・ヴァレンタイン――高校を出て路上生活を送り、初めて作ったビデオゲームが大ヒット。やがてソフトウェアの開発に乗り出し、出版の分野にも進出。二十八歳にしてふたつの会社を所有する……。ケリーは職場の同僚から渡された新聞を食い入るように見ていた。名前は違うけれど、彼は高校時代の恋人、マイケルに間違いない。十年前、彼女を捨てて姿を消した、あのマイケルに……。ケリーは私立探偵の兄に頼んで彼の行方をずっと捜していた。今では九歳になる娘のことを伝え、彼が父親なのだと告げたくて。写真で見る彼はたくましく、自信にあふれ、何もかも魅力を増している。でも、この目と口元はよく覚えている。彼以外にはありえない。ケリーは地元の大学で催される彼の講演会に、すがる思いで向かった。★12月に続き、人気連作「都合のいい結婚」の最新作をお届けします。今回は前作にも登場したケリーとその娘のディディが主人公です。おなじみの人々が繰り広げる心温まる物語をお楽しみください。★
  • セカンド・ウエディング

    セカンド・ウエディング

    その日、災難は朝からシェリーの身に降り注いだ。まず出社するなり、五年間勤めた会社をいきなりやめさせられ、呆然と帰宅していたところ、今度は車の玉突き事故に巻き込まれたのだ。激痛に見舞われてシェリーは意識を失い、次に目覚めたときは病院の白いベッドの上に横たわっていた。体にチューブがつながれ、麻酔のせいか頭がぼうっとする。そして隣には、思いも寄らぬ人物が付き添っていた。元夫のグレッグだ。彼に会うのは離婚して以来、実に二年ぶりだ。どうしてグレッグがいるの?彼はここで何をしているの?うろたえるシェリーに彼は言った。しばらく僕がきみの面倒を見る、と。★人気作家アネット・ブロードリックの久しぶりの新作をお贈りします。知らぬ間に読み手をストーリーに引きこむ筆力は健在。心あたたまるロマンスをご堪能ください。★
  • 幻の恋人

    幻の恋人

    ペギーはまさに崖っぷちの状況に立たされていた。婚約者と銀行強盗の女がベッドにいたところに遭遇し、その女に銃で撃ち殺されそうになったのだ。そこでFBIの心理分析官として有名なオリバー・バーゴに助けを求めようと思い立つ。うまく本人に接近したまではよかったが、オリバーはなぜかペギーをキャメロンと呼んで誘惑してきた。どういうことかわからぬまま、すがる思いのペギーは夢のような一夜を過ごした――複雑に絡み合う事情を知ることもなく。★ハーレクイン・スポットライト・プラスが装いも新たにハーレクイン・プレリュードとして生まれ変わりました。今後も人気作家のドラマティックな作品を刊行予定です。★
  • ヴィーナスの目覚め

    ヴィーナスの目覚め

    アレサンドロは高級車を降り、荒れ果てた屋敷を見つめた。ここにトマソの孫娘、ローラ・ストウがいるはずだ。“孫娘を見つけ、イタリアに連れてきてほしい”亡き父の共同経営者であるトマソにそう頼まれたのは、数日前のこと。孫娘を連れて帰れば会長職を辞すると約束され、アレサンドロは会社の全権を得るため、イギリスにやってきたのだ。とにかくローラに会って任務を果たしてしまおうと、彼は屋敷の近くにいた使用人らしき女に話しかけた。まさかこの不器量でずんぐりとした無愛想な女性が、当のローラ・ストウだとは思いもせず。★人気作家ジュリア・ジェイムズの新作をお届けします。人里離れた場所で一人暮らすローラ。幼い頃に自分を捨てた父方の祖父にイタリアに呼び寄せられ、彼女の運命は一変します。★
  • 薔薇と狼

    薔薇と狼

    一介の男爵令嬢の私に、国王がいったい何のご用だというの?キットは王に呼ばれていることを知り、動揺のあまり逃げだすが、継父に連れ戻され、手ひどく折檻されてしまう。顔に大きなあざができ、服も泥だらけの彼女の前に、王の使者である黒髪のたくましい騎士、ウルフが現れた。実は前夜、キットは水浴びに訪れた湖で彼に出会っていた――唇を奪われ、名をきかれても、彼女は答えずに立ち去ったのだが。ウルフは目の前の薄汚い娘がゆうべ見初めた娘と気づいていない。複雑な思いを抱え、キットは彼に連れられて男爵邸をあとにした。
  • 想いをルビーに寄せて

    想いをルビーに寄せて

    別れた夫に父の遺産を奪われ、ジュリエットは窮地に立たされていた。思うように仕事も見つからず、電気代を払うのさえ苦しい状況だ。そんな折、幼なじみのケアリーと再会したジュリエットは、報酬と引き換えに、祖母を訪問する際に婚約者を演じてほしいと頼まれ、当面の生活費を稼ぐためにと承諾する。屋敷に着いた二人を出迎えたのは、ケアリーの従兄レイフ・マルケーゼ。どうやらケアリーとは犬猿の仲らしく、ジュリエットに向ける目も、氷のように冷たい。それでもジュリエットは、あまりに魅力的なレイフを前に、不安になるほどの胸の高鳴りを抑えられずにいた。
  • ディーヴァの復讐

    ディーヴァの復讐

    ジェマは燃えるような赤毛の歌姫(ディーヴァ)。双子の妹の人生を破滅させた、ギリシアのリゾート王、アンジェロへの復讐を胸に誓い、妹になりすまして彼に近づく。裏切ったのはジェマのほうだと信じているアンジェロは、再会した彼女を拒絶するが、再び燃え上がる欲望を抑えられない。触れ合うだけで互いの体に稲妻が走り、いつしか心まで通い始めたことに二人は気づいていた。――彼に惹かれてはだめ。でも、彼は本当にひどい男なの?――彼女は不実な女だった。変わったような気がするのはなぜだろう?絡み合う情熱と欺瞞が、二人を抗えない愛へと導いていく。
  • 愛と裏切りの航路

    愛と裏切りの航路

    大富豪の一人娘テイトは、過去に二度誘拐された経験から、心に深い傷を負っていた。セラピストによる継続治療は確実に効果を上げていたが、完治までには至っていない。だが24時間厳重な警備の下でおびえて暮らす生活には、テイト自身、限界を感じ始めていた。20代の大半を、このまま恋もせずに生きていくつもり?焦るケイトの思いを察してか、セラピストは意外な提案をしてきた。偽装誘拐を体験し、それを自力で乗りきることで恐怖を克服できるというのだ。恐ろしさですくみそうになったが、テイトは意を決して依頼した。結末がどうなるかも知らずに。★大人気作家ジョー・リーが描くのは、大富豪の一人娘とボディガードとのロマンス。海上のクルーザーに閉じこめられた二人を待ち受けているものは?どうぞご期待ください。★
  • 王女の運命

    王女の運命

    地中海の島国ニローリでぶどうの木を枯らす病気が発生し、対策に奔走するマックス王子はいとこのローザに助けを求めた。ローザは幼いころから科学に興味を持ち、今はニュージーランドでぶどうの病気の感染を抑える研究をしている。マックスの求めに応じて帰国するローザの気持ちは複雑だった。十六歳のとき、年上のマックスに熱を上げたが相手にされず、それ以来、彼との間に見えない壁を感じているからだ。空港でローザを出迎えたマックスは、久しぶりに会った彼女がセクシーな大人の女性に成長しているのを見て唖然とした。だが、ローザはいとこだ。いくら謎めいた瞳に魅力を感じても。★家訓により親戚同士の婚姻が固く禁じられているニローリ王室。いとこに恋い焦がれる王女の運命はいかに?★
  • イヴが眠りにつくまで 光と闇の覇者 III

    イヴが眠りにつくまで

    超能力を持つ一族同士として対立してきた、レイントリーとアンサラ。ユダ・アンサラは七年前、マーシー・レイントリーと一夜を共にした。一緒に過ごした時間はほんのつかの間だったが、ユダの血は熱くたぎり、何度も求め合わずにはいられなかった。しかし、ユダにとってマーシーは、いずれは滅ぼすべき一族の女。二百年前、彼の一族がレイントリーに滅ぼされかけたように。今、ユダはアンサラの王としてマーシーと再会しようとしていた。レイントリーの王族である彼女を、自らの手で葬るために。だが、このとき、ユダはまだ知るよしもなかった。父親の訪れを心待ちにする六歳の娘、仇敵同士の間に生まれた、抹殺されるべき運命の子、イヴの存在を……。★リンダ・ハワード、リンダ・W・ジョーンズとお届けしてきた三部作『光と闇の覇者』がついに完結。人気作家ビバリー・バートンが、その最後を飾ります。レイントリー一族とアンサラ一族の長い闘いに終止符を打つのは誰か。意外な結末を、どうぞお見逃しなく。★
  • 許されぬ花嫁

    許されぬ花嫁

    ソフィが夫ルーカスと蜜月を過ごしていたある日、彼が見知らぬ女性を抱きしめている写真が送られてきた。まさかルーカスが私を裏切るわけはない。不安にさいなまれつつ、ルーカスの出張先のホテルへ電話をすると、女性の声が応答し、ソフィの心は砕け散った。それきり彼女はルーカスの元を去り、六年間、名前も隠して別の地で暮らしてきた。だが今、目の前にルーカスが立っていた。冷ややかな言葉のはしばしに抑えきれぬ怒りをたたえて。
  • 愛と疑惑の宮殿

    愛と疑惑の宮殿

    画廊に勤めるソフィアは、ある雨の夜、ひとりの男性に出会い、彼の顔を見たとたん、衝撃に打たれた。亡き父が描き、ソフィアに贈ってくれた肖像画の、ハンサムな青年の顔にそっくりだったのだ。その男性は翌日、父の遺作展を開催中の画廊に現れた。彼はスティーブンと名乗り、ソフィアの絵画修復の技術を知ると、自分が住むベネチアの宮殿にある絵の鑑定と手入れを頼んできた。まるで夢のような話に、ソフィアの体を喜びの熱い興奮が駆けめぐる。気になるのは、スティーブンの連れの美貌のイタリア人女性。彼女がソフィアのベネチア行きに不賛成なのは明らかだった。
  • 百万ユーロの愛人 モンテカルロの誘惑 I

    百万ユーロの愛人

    友人の結婚式の準備を手伝うため、ステイシーは一カ月の休暇を取り、美しき小国モナコへとやってきた。そこで新郎側の招待客、フランコ・コンスタンティーヌと出会う。世界的に有名なチョコレート会社の経営者で、とびきりのハンサムだ。フランコは、セクシーで派手な美女たちには見向きもせず、なぜかステイシーに興味を示し、ディナーに誘ってきた。戸惑いつつも誘いに応じたステイシーだが、その席で、彼はとんでもないことを言い出す。百万ユーロ払うから、モナコにいるあいだ恋人になってほしいというのだ。ただし、愛や将来の約束はいっさいなしという条件で。★きらびやかなミニシリーズ〈モンテカルロの誘惑〉が今月よりスタートします。世界有数の美しい地を舞台に繰り広げられる、億万長者との恋。来月は、同じく花嫁付き添い人としてモナコを訪れているマデリンのロマンスをお届けいたします。★
  • アンダルシアの一夜 王子に魅せられて III

    アンダルシアの一夜

    「テキサスに行け。そこにおまえの求めるものがある」祖父フェリックス・レイエスの謎めいた言葉に従い、ルーカスはしぶしぶ旅立ち、驚愕の事実を知る。祖父は孫と友人の娘アリッサとの結婚を画策していたのだ。独身生活を楽しむ彼にその意思はなく、怒りばかりがこみ上げる。それはアリッサも同じだった。突然現れた傲慢な男の妻になるなど問題外だ。だが、土地の所有権の半分はすでにレイエス家のもので、結婚を拒めば、愛する我が家を手放す羽目になる。二人は打開策を求め、祖父のいるアンダルシアに旅立った。
  • 愛を捨てた大富豪

    愛を捨てた大富豪

    マヨルカ島にあるアレハンドロの別邸。スペインの大富豪の邸宅は、目をみはるほど豪華なものだった。ブリンはここに、事故死した義姉の息子マイケルを連れてきた。アレハンドロは、マイケルの実父で、母親の死を知ると親権を主張し、異を唱えたブリンと法廷で激しく争った相手だ。結局、彼女は敗れ、マイケルは父親に引き取られることになった。そしてブリンは一カ月したら少年のもとを離れる約束だ。彼女はアレハンドロを、冷たく尊大な男性だときめつけてきたが、自邸でくつろぐアレハンドロは魅力的で、心惹かれそうになる。それはこのうえなく愚かなことなのに。★ハーレクイン・ロマンスの人気作家、キャロル・モーティマーが紡ぐ情熱の物語。愛を信じることをやめた大富豪の冷酷な仮面の下に隠された素顔とは?予期せぬ恋のゆくえにご注目ください。★
  • 奇跡の泉

    奇跡の泉

    9世紀、長い干ばつと隣国のバイキングの侵入に悩まされ、リームの民の生活は今や風前の灯火と化していた。悲運を憂えたタラ王女は、バイキングの新しい首長イードンに、これまでに振るってきた暴虐をあがなわせる決意を固める。彼女は王冠と黄金の首飾りを身につけ、単身、敵地に赴いた。だが、荒々しいイードンは征服欲もあらわに彼女を押さえつけ、衝撃の事実を告白した――和睦を望む両国の王より、彼はタラ王女をめとるように言い渡されているというのだ。王女は一生純潔を守るべしという神聖なる掟に背いても!
  • 美しき女戦士

    美しき女戦士

    14歳のころから領主としてロマを治めてきたキャサリンは、イングランド宮廷からの知らせに愕然とした。かつて領主だった男の息子に、ロマを返還せよというのだ。そのうえ、そのサー・セネットの花嫁になるように、と。見知らぬ男と結婚するなんて、冗談じゃないわ!王の使者を追い返すと、あろうことか奇襲攻撃が始まった。またたくまに城を制圧したサー・セネットは、氷のように冷たく光る青い目で、情け容赦なくこう告げた。「おれはロマのすべてを要求する……きみ自身も含めて」
  • 近すぎて見えなくて 男たちの約束

    近すぎて見えなくて

    転職先の新人研修を受けるため、ケンダルはタホへと車を走らせていた。五年間勤務したバートン社を辞めたのは、つい二週間前のこと。よりキャリアに繋がる仕事がしたいと思い、ボスであるマシアス・バートンに辞職を願いでたのだ。彼なら私の気持ちを理解してくれるはず――そんな期待も虚しく、ケンダルは裏切り者と罵られ、十分ほどで社を追い出されてしまった。あのときのマシアスの冷淡な顔を思いだすたび、胸が痛む。でも、元ボスのことは忘れ、新しい生活に集中しなくては。ケンダルはそう自分に言い聞かせた。まさかマシアスが追いかけてきているとは、夢にも思わずに。★〈男たちの約束〉第五話です。亡き友人のロッジでそれぞれ一カ月暮らすことになった六人。来月はついに最終話、最後の滞在者となったジャックの物語をお届けします。筆をとるのは人気作家スーザン・マレリーです。どうぞお見逃しなく!★
  • 運命の日曜日

    運命の日曜日

    新しい職場で働き始めたばかりのグレースは、仕事のために訪れた海辺の別荘で、ボスのダニーと一夜をともにする。理想の男性を見つけたと思ったのもつかの間、それは長く苦しい闘いの始まりだった。別荘での一夜のあと、一週間の出張に出ていた彼は、戻ってくるなりグレースに別れを告げたのだ。気持ちの整理がつかないまま彼女はなんとか現実を受け入れようとするが、そんなとき、おなかにダニーの子を宿していることに気づく。
  • ホテル・インフェルノ 光と闇の覇者 I

    ホテル・インフェルノ

    「どうやら、きみには予知能力があるようだな」カジノ・ホテルの経営者はオフィスに連れてこられたローナに言った。ローナは生まれながらに備わった数字を先読みできる能力を使い、カジノを渡り歩いて日々の生活費を稼ぐ身の上だった。不正を働いているわけではないが、今回は儲けすぎたのかもしれない。警備主任に目をつけられ、経営者の前に突き出されてしまった。でも、ダンテと名乗るこの男は、とても普通とは思えなかった。即座に彼女の特殊な能力を見抜き、得体の知れない強烈なパワーで迫り、心の内を探ろうとする。ローナは逃げ出したい思いに駆られながら、必死に自分の心をガードしようとしていた。その男ダンテが、超能力を持つレイントリー一族の長だとも知らずに。★ベストセラー作家リンダ・ハワードが、ついにスポットライト・プラスに登場!三部作『光と闇の覇者』の一作目を飾ります。超能力を駆使して、千年にわたる宿敵アンサラ一族に挑むダンテ。新たな闘いの幕開けを告げる、人気作家の新作をお見逃しなく。★
  • 憎しみとの再会 男たちの約束

    憎しみとの再会

    ケリーはタホ湖の近くでインテリアショップを営んでいる。ある日彼女は、店を訪れたひとりの男性客に目を奪われた。このあたりでは見かけない、たくましくてセクシーな男性だ。どうやら男性のほうもケリーに興味を持ったらしく、購入品を選んだあとで、彼女をディナーに誘った。「明日の夜はどうかな?ええと……」「ケリー・ハートリーよ」ケリーが微笑を浮かべて名乗ったとたん、さきほどまでにこやかだった彼の表情が一変し、激しい憎悪が浮かび上がった。ケリーにはその理由がわからなかった――彼の名を知るまでは。★〈男たちの約束〉第四話です。亡き友人のロッジでそれぞれ一カ月暮らすことになった六人。今月の滞在者ライアンが出会ったのは、父親の元愛人の娘で……。★
  • 春の嵐のように 富豪一族の絆 V

    春の嵐のように

    玄関のドアを開けたスカイラー・フォーチュンは凍りついた。ザック!彼がどうしてここにいるの?ザックは、スカイラーの従兄がニュージーランドから連れてきた、幅広い事業を手がける敏腕の実業家だ。スカイラーは会った瞬間に彼に心奪われたものの、内気で臆病な性格が災いしてまともに会話もできずにいた。だが四カ月前、あるパーティの夜にザックと二人きりになり、一世一代の覚悟で身を捧げたのだ。彼はその翌日に帰国した。まさか、再び現れるなんて……。ザックはスカイラーのこわばった顔を見つめたあと、ふくらみを帯びた腹部に鋭い視線を向けた。「君は妊娠しているんだね」★〈富豪一族の絆〉も残すところあと一話となりました。来月は人気作家ハイディ・ベッツが筆をとり、最終話にふさわしいロマンスをみなさまにお届けします。どうぞお楽しみに!★
  • 運命のバルセロナ 地中海を渡る恋 I

    運命のバルセロナ

    エリーが青年実業家のサンドルと交際を始めて三カ月がたつ。彼はデートの最後に官能的なおやすみのキスをするものの、なぜかそれ以上の関係に進もうとしない。先を促そうとするエリーのほのかなヒントも無視されつづけてきた。ところが彼は、ある夜のディナーのあとで、妻になってほしいと唐突なプロポーズをしてきた。愛しているという言葉もないままに。サンドルは、海運王と呼ばれるエリーの父と仕事上の取り引きがある。彼が本当に求めているのは私自身?それとも富豪の娘という立場?戸惑いのあまりエリーは、これ以上ないほど不器用な返答をしてしまう。★情熱的なラテン・ヒーローと美貌のヒロインが繰り広げる、謎に満ちたストーリーです。★

最近チェックした作品からのおすすめ