主よ、永遠の休息を

主よ、永遠の休息を

小説・文芸
550円 (税込)

2pt

通信社の東京支社社会部に勤務、池袋警察署の記者クラブに詰める鶴田吉郎。コンビニ強盗現場に居合わせて犯人逮捕をスクープし、店員の芳賀桐江と知り合う。逮捕に協力して立ち去った現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像”がネット配信されていたことを知る。犯人は精神鑑定で無罪とされていた……。静かな狂気に呑み込まれていく事件記者の彷徨を描いた傑作!

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    Posted by ブクログ

    最後に真実が明かされるが、犯人も知らない被害者の父親が、14年間娘桐江と史奈の過去を葬った為、犯人を野放しした現在を鶴田記者が犯人を追い込んでいく。桐江は強姦され、史奈は相手にもされずに、史奈は強姦され自らを失っていた桐江に殺され、実の父か、真実隠そうと、史奈を畑に遺棄して、父親は、強姦されたビデオが出回らない様に監視していたが、14年後、稲垣から再度強姦受けて、桐江は自殺する。真実は闇に葬られたが、全てに立ち会った稲垣記者に公開はまかされた。が???????o??????y
    「警視庁池袋署記者クラブ」
    「鶴田吉郎です。共有通信の」キャップの宮武氏、南関新聞の稲葉さん、時事報道の及川、この三人が日替わりで警戒電話を担当する。朝陽の大木さん、大塚暑の副署長、本富士署の刑事課長。機動捜査隊池袋分駐所の前島、組織犯罪対策課の暴力団対策係佐野巡査部長、函館支局長やってる真壁さん、元記者のカトリって奴
    コンビニサンキューバイト仲間チカちゃん、芳賀桐江ちゃん直哉の彼女?店長森田恒男さん。父芳賀宏、バイト鈴木くん、ビール男改め、下柳達郎、犯人逮捕の50代コバヤシさん、

    コンビニエンスストア、サンキュー、目白二号店において発生した、強盗事案。現場で逮捕された、被疑者の氏名は、自称、タテシマ、ゴロウ立嶋五郎

    「……鶴田さんは、大和会系の暴力団で……山城組、というのを、ご存じですか」、

    栗田泰夫。年は三十歳前後だという。
    「……山城組、若頭補佐、

    「なんだ、お客さん、栗田さんの知り合いっすか。でも、俺のバイク褒めてくれたのは、栗田さんじゃないっすよ。舎弟の、ツボイケンジくん坪井健二の方です」、シンタってデブがいますけど、

    「火曜の夜に泥棒が入って、水曜の朝に、ツボイくんがボコられたんす」

    ようやく思い出した。稲垣満といったら、あの有名な、女児誘拐殺人事件の犯人じゃないか。記者として大丈夫か、俺。

    被害者は鈴木史奈ちゃん、九歳。東京都世田谷区の会社員、鈴木学氏の一人娘。しかし事件が起こったのは、千葉県木更津市下烏田。

    稲垣事件の遺族関係者を調べたら……あんたにたどり着いた。ハガヒロシ……稲垣満に殺された、鈴木史奈のオジ。あんたが目を離した隙に、史奈って子は稲垣に連れ去られたそうじゃないか」

    「あ、ええ……すみませんでした。そうです。私、本名はハガ、ヒロシといいます。あの夜……」
    「強盗に入られたコンビニに、芳賀、桐江さんという方が、いるんですけど」
    「はい……桐江は、私の娘です」

    「……被害者は、私の亡くなった妻の、兄の一人娘でした。鈴木、史奈という子です」
     確かその義兄の名前は、鈴木学だったと思う。

    もう記者は辞めちゃってるけど、カトリって奴が、新大久保で店やってるよ。真壁さんが当時県警キャップで、カトリはその下にいた人間だから、詳しいと思うぞ』

    十四年前、捜査に係わった何者かが犯行ビデオを発見し、それを如何なる理由からかは不明だが私物化した。その何者かは今になって、ビデオの公開に踏み切った。

    本当は、実の娘……あの映像に映っているのが史奈ちゃんじゃなくて、桐江さんだから、だからこそ……あなたは自らの身の危険も顧みず、栗田の事務所を襲撃した……そうなんでしょ、芳賀さん」

    稲垣の母親。ものの本で調べたところによると、稲垣久子。

    誘拐殺人、被害幼女、桐江の生存。そして、史奈の死──。
     十四年前の真実を隠すために芳賀が犯した罪は、決して小さくはない。だが、それを責める気には、俺はなれなかった。

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    通信社の東京支社社会部に勤務、池袋警察署の記者クラブに詰める鶴田吉郎。コンビニ強盗現場に居合わせて犯人逮捕をスクープし、店員の芳賀桐江と知り合う。逮捕に協力して立ち去った現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像”がネット配信されていたことを知る。犯人は精神鑑定で無罪とされていた……。静かな狂気に呑み込まれていく事件記者の彷徨を描いた傑作!

    0
    2026年05月18日

    Posted by ブクログ

    被害が新たな被害を生む。誰も責められない。人間の心の弱さが生んだ悲劇。なんとも言えない感情になった。

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    ストロベリーナイトの胸を抉られるようなやり場のない怒りや悲しみが蘇りました。実録映像の存在で掘り起こされた14年前の事件…闇に埋もれたはずの真相が明らかに。解説に敢えて姫川シリーズではなくとあるが、ファン的には姫川玲子が欲しかったな?と

    0
    2022年02月06日

    Posted by ブクログ

     昨今、何かあると人のプライバシーにまで土足で踏み込んで取材攻勢をかける印象をもたれがちなマスコミ。しかし、それによって私たちが情報を得ることができているのもまた事実だ。本書では、そんな社会部の一記者が、ちょっとした偶然から事件に巻き込まれ、やがて14年前に起きた女児誘拐殺人事件の真相にたどり着く姿を描いた作品となっている。事件の描写に、平成時代のスタートに起きた連続女児誘拐殺人事件を想起してしまった。
     サスペンスでは事件が解決して一件落着といった流れが一般的だが、本書の場合はむしろ主眼は事件が終わった後の「終章」に置かれているような気がする。自分が見てきたものを書けるのか、公にすることで却って被害者遺族の心の傷を抉ってしまうのではないか、と葛藤する主人公。それに対する上司の言い分もまた然り。
     「報道に必要なのは真実や真相じゃない。説明と解釈なんだよ」
     一つの事実をどう解釈するか。その解釈一つで事実は如何様にも変わるし、それによって人の一生を左右することにもなりかねない。解釈には常に責任が付き纏うことを忘れてはならない。

    0
    2019年11月25日

    Posted by ブクログ

    酷い目に合った娘には、最高に幸せな結末を迎えて貰いたかった。 最後は親父が全てを被って、って言うのが自分の望むものだったんだが・・ 中盤から良い感じに加速しだしたが、犯人登場 思っていた狂人とは違いちょっと失速。 もっと醜く、狡猾な奴をイメージしていただけに。
    最後に・・姫川シリーズ「ゼロ」だったかもと後書きにあったが、むしろそっちに傾いたバージョンの方が読みたい‼️

    0
    2018年08月17日

    Posted by ブクログ

    通信社社会部の記者・鶴田吉郎は、コンビニ強盗の犯人逮捕を偶然スクープ。現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像”がネット配信されていたことを知る。犯人は精神鑑定で無罪とされていた…。

    0
    2018年06月17日

    Posted by ブクログ

    14年前に起きた少女誘拐殺人事件。
    犯人は精神鑑定の末、措置入院という形で社会復帰。
    それだけでも居たたまれないのに、そこにはまさかの「真実」が!
    面白くて頁をめくる手が止まらないが、同時に、同じような事件に遭遇された被害者を思うと儚く、悲しい。
    最後の3頁、涙が滲みます。

    0
    2017年10月13日

    Posted by ブクログ

    誉田作品初です。
    想像以上にキツイ内容でしたが、一気読みでした。
    読みやすい文章で、入り込みやすかったし途中、ほんとにドキドキしたり怖くてたまらなかった。
    何日か引きずりそうです。

    0
    2016年12月20日

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ誉田作品。
    交互に視点が変わるけど、ちゃんと頭が切り替えれるので、読みやすかった
    最後は、そうなるかぁ、、、って思ったけど、そうならないと、救いが無いと思った。(消去法的な意味で。)

    0
    2016年09月12日

    Posted by ブクログ

    とってもやりきれない気持ちになる話でした。途中までは軽い感じだったんだけど、その中にも伏線がいくつかばらまかれ、真実が分かったときの悲しさがなんとも…。
    でもやはり誉田作品。非常に読みやすく、一気読みでした。
    人にはあまり薦められないかな。

    0
    2016年03月10日

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