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通信社の東京支社社会部に勤務、池袋警察署の記者クラブに詰める鶴田吉郎。コンビニ強盗現場に居合わせて犯人逮捕をスクープし、店員の芳賀桐江と知り合う。逮捕に協力して立ち去った現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像”がネット配信されていたことを知る。犯人は精神鑑定で無罪とされていた……。静かな狂気に呑み込まれていく事件記者の彷徨を描いた傑作!
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Posted by ブクログ
ストロベリーナイトの胸を抉られるようなやり場のない怒りや悲しみが蘇りました。実録映像の存在で掘り起こされた14年前の事件…闇に埋もれたはずの真相が明らかに。解説に敢えて姫川シリーズではなくとあるが、ファン的には姫川玲子が欲しかったな?と
昨今、何かあると人のプライバシーにまで土足で踏み込んで取材攻勢をかける印象をもたれがちなマスコミ。しかし、それによって私たちが情報を得ることができているのもまた事実だ。本書では、そんな社会部の一記者が、ちょっとした偶然から事件に巻き込まれ、やがて14年前に起きた女児誘拐殺人事件の真相にたどり着く姿...続きを読むを描いた作品となっている。事件の描写に、平成時代のスタートに起きた連続女児誘拐殺人事件を想起してしまった。 サスペンスでは事件が解決して一件落着といった流れが一般的だが、本書の場合はむしろ主眼は事件が終わった後の「終章」に置かれているような気がする。自分が見てきたものを書けるのか、公にすることで却って被害者遺族の心の傷を抉ってしまうのではないか、と葛藤する主人公。それに対する上司の言い分もまた然り。 「報道に必要なのは真実や真相じゃない。説明と解釈なんだよ」 一つの事実をどう解釈するか。その解釈一つで事実は如何様にも変わるし、それによって人の一生を左右することにもなりかねない。解釈には常に責任が付き纏うことを忘れてはならない。
酷い目に合った娘には、最高に幸せな結末を迎えて貰いたかった。 最後は親父が全てを被って、って言うのが自分の望むものだったんだが・・ 中盤から良い感じに加速しだしたが、犯人登場 思っていた狂人とは違いちょっと失速。 もっと醜く、狡猾な奴をイメージしていただけに。 最後に・・姫川シリーズ「ゼロ」だ...続きを読むったかもと後書きにあったが、むしろそっちに傾いたバージョンの方が読みたい‼️
通信社社会部の記者・鶴田吉郎は、コンビニ強盗の犯人逮捕を偶然スクープ。現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像”がネット配信されていたことを知る。犯人は精神鑑定で無罪とされていた…。
14年前に起きた少女誘拐殺人事件。 犯人は精神鑑定の末、措置入院という形で社会復帰。 それだけでも居たたまれないのに、そこにはまさかの「真実」が! 面白くて頁をめくる手が止まらないが、同時に、同じような事件に遭遇された被害者を思うと儚く、悲しい。 最後の3頁、涙が滲みます。
誉田作品初です。 想像以上にキツイ内容でしたが、一気読みでした。 読みやすい文章で、入り込みやすかったし途中、ほんとにドキドキしたり怖くてたまらなかった。 何日か引きずりそうです。
初めて読んだ誉田作品。 交互に視点が変わるけど、ちゃんと頭が切り替えれるので、読みやすかった 最後は、そうなるかぁ、、、って思ったけど、そうならないと、救いが無いと思った。(消去法的な意味で。)
とってもやりきれない気持ちになる話でした。途中までは軽い感じだったんだけど、その中にも伏線がいくつかばらまかれ、真実が分かったときの悲しさがなんとも…。 でもやはり誉田作品。非常に読みやすく、一気読みでした。 人にはあまり薦められないかな。
記者も警察も事件の全貌を知るために力を尽くすという意味では似ているが、第三者の貪欲な野次馬的興味心を描く上で記者を主人公にしたというのはとても的確だったと思う。 露になっていく事件の真相に心が抉られるような痛みを覚えながらもページを繰る手が止められない自分もそこにいる。 記者のさじ加減でどうとでもと...続きを読むれる記事が溢れかえる世の中で、情報の受け取り手も取捨選択していく力が必要だなと思ったりもした。
たぶん、著者にとっては初期の作品なんだろうけど、完成度高いですねー 内容はとてもハードで悲しい物語 若手記者の男とコンビニでアルバイトをしている女の子がある事件から知り合いになり、淡い恋心を持つ件からお話はスタート だけど、女の子には暗い過去があった・・・・・・ その出来事は、テレビを自室に...続きを読む置くことができなかったり・・・・恋人との関係を壊したり・・・・現在の生活にもほんの少しの支障を与えていて・・・・・ そして・・・・・・彼女の元にあの暗い過去が・・・・・・・・・・・・・・ 蘇る恐怖 忍び寄る恐怖 それを阻止すべく犯人を追う二人 被害者と加害者の関係性をミステリアスに描いた秀作であります 一筋縄でいかない過去の事件の真相が恐怖へと誘います
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主よ、永遠の休息を
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誉田哲也
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