エッセイ作品一覧

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  • 歴史をあるく、文学をゆく
    4.0
    歴史と文学をこよなく愛する著者が、探偵眼を光らせつつ、飛鳥から河井継之助の長岡まで、日本史の争乱6つの舞台を訪ね歩く第1部。第2部では視点を文学にうつし、芭蕉、漱石、荷風、司馬遼太郎、藤沢周平ら5人の作家・7作品の世界を散歩する。眼光いよいよ冴えわたり、深まる思索が普遍の真実に肉迫する。著者直筆のイラストも楽しい、紀行文と街上エッセイ。
  • 口福無限
    4.0
    「人間共通の口福に対する貪欲がなくならない限り、食愛による発明は無限に続くだろう。そして大きく展けるだろう。」梔子や薔薇や牡丹の二杯酢<花肴>、胡麻油粥に金木犀の花びらをふりかけた<心平粥>、鶏卵の黄身の味噌漬け<満月>、海老のしっぽや魚の骨へのこだわり……。酒と美味を愛した昭和の大詩人・草野心平が、生活の折々に親しみ味わった珍味美肴の数々を詩情で掬って綴る、滋味溢れるエッセイ集。
  • もぐら随筆
    4.0
    小田原の生家の物置小屋で、陋巷の隠者としてもぐらのように暮らしながらも大切に守り通した文学への情念の炎。抹香町の私娼窟へ通い、彼女達に馴染み、哀歓を共にし、白昼の光りには見えない底辺に生きる人間の真実を綴った。60歳にして得た若い妻との生活への純真な喜びが溢れる紀行随筆。宇野浩二、中山義秀、水上勉ら師友をめぐる思い出の記。川崎文学晩年の達成を予感させる好随筆集。
  • ソロモンの歌 一本の木
    4.0
    戦後日本の音楽批評をリードしてきた吉田秀和は、青春期に吉田一穂に私淑、中原中也との交遊や小林秀雄の影響を通してポエジーの精髄に触れた。音楽はもとより、文学や美術を論じた著作によって、豊饒なる批評精神を構築してきた著者が、幼児期から詩との出会いまでを綴り、その批評の原点を明かす表題作をはじめ珠玉の随想12篇を収録。巻末の荷風論は、日本近代の宿命を巡る鋭い洞察に満ちた文明論である。
  • 大人のための世界の名著50
    4.0
    『聖書』『ハムレット』『論語』『種の起源』ほか、世界の文豪や知識人たちが著した「知の遺産」を精選。独自の「要約」でわかりやすく、「読みどころと名言」や「文献案内」も充実した名著ガイドの決定版!
  • 幻獣ムベンベを追え
    4.0
    太古の昔からコンゴ奥地の湖に棲息するという謎の怪獣・モケーレ・ムベンベ発見を賭け、赤道直下の密林に挑んだ早稲田大学探検部11人の勇猛果敢、荒唐無稽、前途多難なジャングル・サバイバル78日。子供の心を忘れないあなたに贈る、痛快ノンフィクション。
  • 人間的
    4.0
    世界は劇的に変化しているのに私たちは一向に変わろうとしない。変化に弱いのは人のもってうまれた原質でしょうか? ベストセラー『思考の整理学』の著者が綴る、世の中の根っこにある「ひとの方則」を見すえるエッセイ集。

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  • ハコバン70’s
    4.0
    あの時代があったから、僕は歌い続ける。「ドラマティック・レイン」「クリスマスキャロルの頃には」などのヒット曲で、日本を代表するボーカリストとして、今も活躍する稲垣潤一がはじめて明かす、ノスタルジーあふれる青春の日々。歌謡曲の黄金時代を迎えた1970年代。阿久悠が沢田研二やピンクレディーなど数多くの歌手に曲を提供し隆盛していたとき、潤一は仙台のクラブの箱バンメンバーとして仲間たちと夢を追い続けていた。
  • 好きと言えたらよかったのに。(大和出版) 世界で一番せつない62のメッセージ
    4.0
    きっと彼は振り向いてくれないだろう……けど、好き。 同性愛者の歌人が贈る、恋のときめきからうまくいかないつらさ、痛みが詰め込まれた短い言葉で織りなす恋愛フォトエッセイ。 「ちょっと大人になったとき、また読み返したい」(女性・17歳・高校生) 「遠くて近い、私の恋の代弁者」(女性・19歳・大学生) 「誰もが求めていた、生きる糧になる言葉があります」(男性・24歳・大学院生) 「涙が出た。そのとき、まだ彼のことが好きなんだと気がつきました」(女性・25歳・会社員) 「友達の日記を盗み見るような、緊張感と親近感」(男性・25歳・会社員) 「すごく自然と心に響く。はまりそうな予感」(女性・39歳・主婦) 「切なさと性愛を同時に詠うことのできる、稀有な歌人」(女性・42歳・会社員) など共感の声、続々! 片思いの甘くて苦い気持ちによく効きます。

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  • バイオリニストに花束を
    4.0
    だれも信じてくれないが、私は十歳でバイオリンを始める前は、一日に一言も口をきかないような、青白い子供だった――「スーダラ節」に救われた修業時代、もぐりで聴いたカラヤンの「とてつもない何か」、愛憎こもった指揮者の思い出、感動のフィナーレに客席デビュー。元N響バイオリニストがのびやかな筆致で綴る音楽的日々雑記。
  • ちゃっかり温泉
    4.0
    平日の昼間から温泉入ってひとり飯!? ドラマ化で話題となった『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』の原作者 久住昌之氏が提案する「風呂」×「飯」エッセイの第2弾! 温泉につかって体の心まで温まったあと、 キューっとビールで一杯飲るもよし。 甘いもので小腹を満たすもよし。 温泉着く前におやつラーメンを食すもよし。 【なんかちょっと罪悪感のようなものがあるんだ。贅沢し過ぎのような】 (『ちゃっかり温泉』本文より) 原稿催促の電話が入った午後1時。 「すいません。今書いているところで、夜には必ず送ります」 と言いながら、 タオルと着替えをバックに詰め、向かった先は温泉っ!??? 情報を検索して、宿の予約を入れて、荷造りして。 準備を整えてから行くのが“温泉”だとばかり考えていたら、人生損しているのかも。 非日常のオアシスは案外身近! 案外手軽! “ちゃっかり温泉”ってのもありじゃないですか!? 【目次】 第一話 綱島温泉と焼き鳥 第二話 高井戸温泉と回転寿司 第三話 笹塚温泉とじゃがいも塩ゆで 第四話 箱根かっぱ天国とシフォンケーキ 第五話 浅草観音温泉と牛すじ煮込み 第六話 蒲田温泉と生ハムサラダ 第七話 深大寺温泉と天盛り蕎麦 第八話 花小金井の湯とアイスクリーム 第九話 戸越銀座温泉と鴨クレソン 第十話 麻布黒美水温泉と焼きそば
  • 「愛」という言葉を口にできなかった二人のために
    4.0
    誰もが回顧する、「あのとき言えていれば」という甘美な思い。だが、愛を口にできなかった者たちの物語とは、愛が成就しなかった者たちの物語でもある――。『ブロークバック・マウンテン』『フィールド・オブ・ドリームス』『プリティ・ウーマン』……。スクリーンに映し出される一瞬の歓喜と哀切を鮮やかに手腕で浮き彫りにする珠玉の三十二編。
  • 懺悔録 我は如何にしてマゾヒストとなりし乎
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』の著者・沼正三、ついに逝く─ ●沼正三がその死の直前までSM専門誌「S&Mスナイパー」(ワイレア出版、現在は休刊)に書き続けた実体験エッセイ、「ある異常者の体当たり随想録」から選集。 ●未完の短編小説「化粧台の秘密」、2006年に受けた生前のインタビューを特別収録!!

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  • 食欲の奴隷
    4.0
    「食べてはいけない、太るのよ!」とつぶやきながらの真夜中の台所。たくあんの音と格闘した、漬物の嫌いな彼との食卓。領収書をもらう男の気持ちを測る、レストランでのデート。いろんなことがあるけれど、やめられない食の快楽、飽くことのない食べ物への好奇心。そう、食べている時にこそ、女の成熟度が現れる。食事にまつわる、この42の事柄が、あなたを大人の女に変える! 書下しを含む、42の食卓エッセイ。あなたの食欲の奴隷度をチェック。
  • かわいい顔して……
    4.0
    渡る世間はエセ面ばかり。誰もがかぶるガラスの仮面――。子供のころは誰でも感情と表情が直結しているものですが、大人になったら感情をそのまま表情に出すわけにはいきません。時には本当の気持ちを表情によって隠したり、適当とされる表情を作ってみたり……。そんな複雑怪奇な大人の面々を眺め、「なんでこの人は今、こんな表情をしているの?」「この顔の裏にはどんな気持ちがあるの?」と勝手に憶測し、表情に隠されたドラマと本音を鋭くえぐる、爆笑辛口顔面エッセイ!
  • それでもドキュメンタリーは嘘をつく
    4.0
    「公正中立」な視点という共同幻想に支えられながら、撮り手の主観と作為から逃れられないドキュメンタリーの虚構性と魅力とは何か? 情報が「正義」と「悪」にわかりやすく二元論化され、安易な結論へと導かれる現代メディア社会の中で、ドキュメンタリーを作る覚悟と表現することの意味を考察したエッセイ。自らの製作体験や話題の作品を分析しつつ、自問と煩悶の末に浮き彫りにした思考の軌跡。
  • 究極のいい女
    4.0
    話せば話すほど寝たくなる女は沢山いるが、寝れば寝るほど話したくなる「いい女」は少ない。そんな女を目指しているのに、なぜか「寝たくはないが、語り合うだけで楽しい女」と称されてしまう著者。世間の常識や価値観に縛られることなく、しなやかな知と自由な感性で暮らす彼女が「恋すること」「生きること」の意味と覚悟を綴り尽くした珠玉エッセイ。脚本・小説の話題作を次々と生み出す源がここに!
  • 陽気な黙示録 ――大蟻食の生活と意見~これまでの意見編~
    4.0
    「賢くあることで大損するくらいなら、我々は愚かなままでいるべきなのだ」(『我々は愚民である』)、「アメリカの大統領選、あれくらい全世界に迷惑を及ぼすものはない」(『アメリカに帝政を!』)……。戦争、9・11、メディア、論客、文学から現代美術まで、本音で語り尽したエッセイ集。文句のある奴は前へ出ろ!
  • 変身 Metamorphosis メルトダウン後の世界
    4.0
    NHKアナウンサー、堀潤が米国留学中に制作したドキュメンタリー映画「変身」は上映禁止となり、堀のNHK退職のきっかけともなった。その問題作を活字で再現。堀がサンタスザーナ、スリーマイル、フクシマで見つけた真実とは? 日米の原発が抱える問題点をスクープした衝撃のドキュメンタリー作品。
  • 夢みるころを過ぎても
    4.0
    桃畑に囲まれたおだやかな田園に育った少女時代のかれんな恋から、東京でのはでめな恋まで、真理子の愛の旅路をたどります。喜劇というには哀しすぎ、悲劇というにはおかしすぎる青春の、ほろにがい想い出の数々。有名になることの心地よさを得た次は、テーマはやはり「愛と結婚」。衝撃のデビュー作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』の続編として、大ベストセラーになった、輝くルンルンエッセイの第二弾。
  • スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち
    4.0
    27歳で韓国から留学生として来日した著者。しかし日本人の曖昧な笑顔や態度、韓国人には考えられぬ不可思議な人生観にカルチャーショックを受ける。そんな困惑の中で知り合った韓国人ホステスたちの姿に、日韓文化のギャップや意外な真実が映し出されていることに気づき始めて……。一留学生が、李朝以来の韓国人が持ち続けてきた日本人像を打ち破り、日本文化と融合してゆく様と、そこから見出した韓国社会の病根と日本社会の意外な素顔を綴った、衝撃のルポエッセイ!
  • 新 スカートの風 日韓=合わせ鏡の世界
    4.0
    自分の前にかざした鏡に、後ろからもう一つの鏡をかざして写し合うと、自分の後ろ姿が見える。それを合わせ鏡という。日本人と韓国人が、合わせ鏡のようにお互いの無意識の自分を見るとき、両国は、またとない写し合わせを可能にする。接近すればするほど激しくなる両国人の摩擦、誤解を解く鍵は、ここにあるのかもしれない。その背景を形づくる日韓の文化、社会、言葉、人間模様などを、在日経験豊かな著者が鋭い視点で綴った、好評ルポ・エッセイ「スカートの風」シリーズ、第3弾。
  • 【電子特別版】勘九郎ぶらり旅 因果はめぐる歌舞伎の不思議
    4.0
    【電子特別版・カラー写真収録】赤穂・山科から本所・泉岳寺への旅で、大石内蔵助の心が乗り移った。隅田川ぞいの両国から柳橋へそぞろ歩けば、踊りの稽古に通った思い出とともに、「瞼の母」や「三人吉三」の台詞がすらすらと口をついて出る――。骨の髄まで役者魂の染みこんだ(五世)勘九郎が、初舞台から続けた“芸の旅”を締めくくる、行ってびっくり、演って納得の芝居ゆかりの旅エッセイ。電子化にあたり、収録写真を再編集。カラー写真も収録の豪華版!
  • 【電子特別版】勘九郎とはずがたり
    4.0
    【電子特別版・カラー写真多数収録】実力・人気ともに歌舞伎界の若手ナンバーワンと目される五世・中村勘九郎(十八世・中村勘三郎)が、厳しかった父(十七世)勘三郎の教えと思い出の数々、愛情あふれる家庭のこと、そして心に残る舞台や芝居ごころを、多彩なエピソードを織り交ぜて語った、わが青春、わが舞台。電子化にあたり、収録写真を再編集。カラー写真も多数収録の豪華版!
  • 別れられないよね?
    4.0
    男の美学・へたれている精子・有名人の逢引き・オヤジの浮気・純愛なんて・妻の奇策・愛人のプロ……。人気脚本家オオイシが、へたれた男女に喝! ヤル気が出る痛快エッセイ。
  • 日本のイキ
    4.0
    ファーストキッチンの「ガリポテト」で知る若者の味覚、視聴率至上主義の真の背景、「全然いい」などデジタル化する日本語、子供に「翔人」と名づける親、ますます“若尊老卑”化する社会……。どんどん便利になる日本、でもどこか病んではいないか? 人気脚本家オオイシが、仕事、人生、恋愛を通して日本人の心イキを問う、痛快エッセイ。
  • ポン女革命! ニッポン女性を、タフに美しく進化させる、179のスローガン
    4.0
    現代的でタフな日本の女性「ポン女」。だが、心が満たされていない人も多い。“ビビッドに生きる”ために必要なのは“勇気・恋心・胆力・母性・生命力・第六感・女力”の7力。「古いパンツに恋は宿らず」「愛されるコツは愛すること」「迷ったときは決断しない」「視野の狭さと固定観念が、オバサンをつくる」など、あなたを正しく導く珠玉の言葉集。
  • スタイル・ノート
    4.0
    普段着を少しだけグレードアップする、洋服はクローゼットに色別に吊って、定量を超えたら処分する、メイクより内臓を優先する……。人気漫画家が「あーでもない、こーでもない」と悩みながら編み出したおしゃれ、買い物、キレイのルール。自分のスタイルを確立して、柔らかく、温かく、力を抜いて暮らすためのヒントが満載の漫画エッセイ。
  • 余談ばっかり  司馬遼太郎作品の周辺から
    4.0
    状況さえ許せば、「理屈」抜きの面白い話をつくりたくていつもうずうずしていた人なのだ――30年間、担当編集者として名作誕生の現場に寄り添った著者が、深い敬愛とユーモアを込めて“司馬さん”を綴る。国民作家の意外な癖とは? 感嘆すべき人間力とは? 日露戦争、新選組、戦国大名などなど歴史余話も楽しい洒脱なコラム111篇!
  • 中島らもの特選明るい悩み相談室 その1
    4.0
    日本全国の悩める老若男女が駆け込む、最後の砦。中島らもの明るい悩み相談室が、装いも新たに帰ってきた! 「ゾッとするほどあんこ中毒の父」「将来の夢はピーマン屋といいはる娘」「束縛されたくないと裸で料理する夫」などなど。思わず吹き出す珍妙な相談と、思わず唸ってしまう絶妙な回答の中から、爆笑必至の70篇をよりすぐってお届けします。
  • 邪悪なものの鎮め方
    4.0
    無差別暴力、コピーキャット型犯罪、震災――。「邪悪なもの」「人間的尺度を超えるもの」に対峙したとき、私たちが培ってきた常識的判断や生活者としての論理は瞬時にして無効化されてしまいます。そんな「どうしていいかわからない」状況に置かれた場合、人はどうすれば適切にふるまえるのでしょうか。霊的体験とのつきあい方から記号的殺人の呪い、災厄の芽を摘む仕事法まで、内田さんの智恵の詰まった1冊です。
  • こわせない壁はない 人生が新しくなる33の心得
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    鎌田實医師が、実話から導きだした新しい自分になるための33の心得。著者自らも壁をこわして、どんな「新しい自分」に変わったか、それも初めて語られます。予想外なことでも「壁がこわせる」のはなぜなのか。人生の出来事が悪いことであれ、心の幅を広げ、自分を豊かにしてくれると、本書で気づけるでしょう。
  • 復活力 東北、ありがとう(あさ出版電子書籍)
    4.0
    ■サンドウィッチマン推薦! 山崎選手、ありがとう! 今こそ「東北魂」を! まだ打てる、まだやれる。 心の中の日は消えていない。 打ちのめされて、倒れて、泣いて。 たとえすべてを失ったとしても 人は何度だって立ち上がることができる――― 『 本当に、本当にありがとう。 』 7年前、自由契約になったときは、 2度とバットもボールも握らないと 自暴自棄になっていた僕が、楽天に入団し、 東北の温かいファンの方々のおかげで 野球が大好きだった子どものころの自分に 戻ることができました。 さびしくて諦めがつかなかったけど、 みんなにもらった最高の思い出を胸に、 もう1回がんばってみます ゼロからの復活──。 楽天で「再生」し、また次のステージに進む僕の経験が、プロ野球よりも厳しい社会で働く方々、 また、大きな目標に向かって力を尽くしている若い世代にとって何かのヒントになれば、 と思い、この度、筆を執らせていただきました。 強い覚悟と信念さえあれば、人は誰でもゼロから立ち直ることができる。 楽天の選手会長嶋は、東日本大震災後のスピーチで「絶対に見せましょう、東北の底力を」と叫びました。 本書が、あなたにとっての「底力」を養うおおきなきっかけとなってくれれば、 これ以上に嬉しいことはありません。 ◆担当編集者のコメント 創設当初から強力なバッティングで支え、 7年間プレーしてきた楽天球団から戦力外通告を受けた山崎選手。 何度も自問自答し、出てきた答えは、 「まだ打てる、まだやれる。心の中の火は消えていない」 43歳、一般社会では働き盛りですが、 プロ野球選手としては、最高齢と言えます。 しかし、山崎選手は、もう1度立ち上がる決意をしました。 山崎武司の生き方そのものが、 「諦めないで挑戦し続けること」 「人と人がつながることの大切さ」 を教えてくれるはずです。 ◆著者からのコメント 7年前、自由契約になったときは、 2度とバットもボールも握らないと自暴自棄になっていた僕が、 楽天に入団し、東北の温かいファンの皆さんのおかげで 「野球が大好きだった子どものころの自分」に戻ることができました。 さびしくて諦めがつかなかったけど、 みんなにもらった最高の思い出を胸に、 もう1回がんばってみます。 本当に、本当にありがとう。 ◆著者 山崎武司
  • 進化(あさ出版電子書籍)
    4.0
    「現役最年長」を更新し続ける2人が語る、 「今なお進化し続ける理由」とは? “引き際”についても赤裸々に語った! 30歳を過ぎてから133勝、291ホームラン。 30年目と27年目のシーズンに臨む、47歳と44歳。 「現役最年長」を更新し続ける2人が語る、 「今なお進化し続ける理由」とは?“引き際”についても赤裸々に語る。 ■目次 ・第1章 「心」を強くする      折れない心を保ち続ける ・第2章 「技」に磨きをかける      体の衰えをカバーする頭と経験 ・第3章 進化する「体」      ベテランと呼ばれてなおの伸びシロ ・第4章 「充」      モチベーションを保ち続ける ・第5章 「和」      組織との付き合い方、役割の変化 ・第6章 「退」      どんな引き際を迎えるのがいいか ■著者 山本昌(ヤマモトマサ) 1965年8月11日東京都生まれ。 83年日大藤沢高から中日ドラゴンズにドラフト5位で指名を受け入団。 29年間の現役生活で最多勝3回(93、94、97年)、 沢村賞(94年)など数多くの投手タイトルを受賞。 2006年にはプロ野球最年長記録となる41歳1カ月でノーヒットノーランを達成。 2012年には杉下茂氏の持つチーム最多勝記録(211勝)を更新。 2013年は最年長投手として30年目のシーズンに臨む。 通算成績は213勝162敗5セーブ、防御率3.43 ■著者 山崎武司(ヤマサキタケシ) 1968年11月7日愛知県生まれ。 86年愛工大名電高から中日ドラゴンズにドラフト2位で指名を受け入団。 96年に39本塁打で本塁打王。 2003年に交換トレードでオリックスブルーウェーブ(当時)に移籍したが 04年に戦力外通告を受け、一度は引退を考えながらも、 05年から新規参入球団の東北楽天ゴールデンイーグルスへ。 07年には11年ぶりとなる本塁打王(43本)と初の打点王(108打点)の二冠を獲得。 09年には39本塁打、107打点をマークし、チーム創立以来初の2位、 クライマックスシリーズ進出に貢献した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 恋人はできるのに、結婚できないあなたへ(あさ出版電子書籍)
    4.0
    ●Prologue そこそこモテるのに、なんで結婚できないの? ・「恋人」はできても、「結婚」にならない――葛藤の時代 ●Chapter1 あなたが結婚したいのはごくフツーのこと ・いつから結婚がこんなにメンドウなものになったのか? ・世界の中心で「結婚したい!」と叫ぶ勇気を ●Chapter2 結婚を意識しなくなってきた男子の言い分 ・恋愛至上主義時代、男はどう変わったか? ・平均的にフラフラし始めた男たち ・「俺についてこい」と言えない世の中の不幸 ・気がつけば無責任男ばかり ・草食系男子はなぜ現れたのか? その歴史をたどる ●Chapter3「モテる女=結婚したい女」ではない 男子のリアル結婚観 ・男性は女性の容姿をどのくらい気にするのか ・実は、男も安定を望むのです ・「ワタシのなかの小悪魔」は引き際が肝心 ・彼女にしたい女と結婚したい女 ・こんな言葉に騙されるな! 嘘つき男の定番フレーズ ●Chapter4 そろそろ自分の気持ちを見つめ直してみよう! ・いままで結婚しなかったのはなぜ? ・期限つき恋愛のススメ ・二股、やってみりゃいいじゃん ・復縁ブームの本当のワケ ●Chapter5 彼を結婚に踏み切らせる切り札は「あなた」だった! ・「あなたについていく」と言えない女の不幸 ・逆プロポーズ大作戦 ・「節目」を演出し、男に婚期を悟らせる ・病気をしたとき、男は男らしく、女は女らしくなる ●Chapter6 ところで、親ゴコロはどうなってる? ・親の心変わり、子知らず ・彼の親が猛反対したら ●Epilogue もう、昔の結婚観は忘れませんか? ・改めて、彼と「お見合い」してみよう ・あとがきに代えて ■著者 野浪 まこと ◆担当編集者のコメント そこそこモテる、なのに結婚できていない。 そんな女性いますよね。 冒頭のセリフは、私が実際友人に聞いたもの。 本書のタイトルを聞いて耳が痛い方もいるかもしれませんが、 これも友人たちがモデルになっているのです。 「彼女のこと好きだけど、結婚はちょっと……」 「結婚したくないわけじゃない」 その裏にある男ゴコロがわかれば、 どんなときにどう動くべきかがわかります! 結婚に踏み切れない女性も、ゴールは結婚じゃなくてもいいわって女性も 「なーんだ、そっかぁ」と思わず笑って読めちゃう本です。
  • スタートは四畳半、卓袱台一つ
    4.0
    「あしたのジョー」、「巨人の星」など、多くの作品を生み出した漫画原作者・梶原一騎。人気の頂点から奈落の底へ。その波乱万丈の生き様を、死の間際まで見続けた妻が赤裸々に綴る!
  • お茶席の冒険
    4.0
    「自分の中の奥底にある何かが微妙に振れた、そんな不思議に心地よい感覚。……たぶんそれがおもしろくて、私はお茶を続けているのだと思う」(「はじめに」より)。静寂の中、湯の沸く釜の音に耳を傾け、季節の花を愛で、茶をいただき、そして、自分もまた点てる。お茶の教室は未知の世界への扉。その扉の向こうをちょっと覗いてみませんか?
  • 僕秩プレミアム!
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これが<デジタル世代>のリアルな頭の中! 日常の中にある小さな不思議を見つけ出し、ネットが社会を変えていくことを面白がる。もう「僕たち」をロストジェネレーションだなんて呼ばせない。デジタルクリエイティブな社会を楽しく生きる「よかった」が盛りだくさん!! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 宇宙からの贈りもの
    4.0
    1992年と2000年、2度の宇宙体験は、科学者・毛利さんの頭と心に何を与えたのか。意外に楽しい宇宙ぐらし、ノーベル賞級の発明も夢ではない科学実験、きびしい宇宙飛行士の訓練、地球上の子どもたちとの交信。それらの貴重な体験を紹介しながら、私たちの生き方・考え方について、おだやかながら強いメッセージを発表する。

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  • 疾走する精神 「今、ここ」から始まる思想
    4.0
    IT技術一つとってみても、米国を震源とするグローバリズムは強大な力を持つ。66億以上に人間が暮らす広い地球といえども、やがてどこもかしこも同じようになってしまうのではないか懸念もされている。だが「米国もone of themにすぎない」と気付くならば、世界は今までとは違う、多様性の宝庫=深い森に見えてくる。いま何を大切なものとして生きるべきなのか。横断する知を生きる、脳科学者が見つめた現代と未来とは。
  • 笑う茶碗
    4.0
    耳を澄ませばウグイスが鳴いているし、草笛をねっしんに吹く人もいる。カラスがマヨネーズのふたを開けられないし、鈴虫がケンカの仲裁をする。たまには梅の花や蓮の花の香りを聞いて、蛍や流れ星を見た夜もある。そんな二人のなんでもない日常がしみじみ笑えて面白い。笑う探検隊・シンボー夫妻の、茶碗も笑うエッセイ集。
  • 中世の食卓から
    4.0
    食べるという行為は、精神のありように深くかかわっている。文学に描かれた料理の話や、食材にかかわる伝承をたぐることで、思わぬ文化の層が見えてくる。さまざまな資料を渉猟し、食卓という、欲望と体面の交錯する場所から、中世ヨーロッパの生活空間に広がる豊かな宇宙を描きだした好エッセイ。
  • ユーモアの鎖国
    4.0
    戦争中には、戦死にまつわる多くの「美談」がつくられた。ある日、焼跡で死んだ男の話を耳にした。その死に「いのちがけのこっけいさ」を感じた時、数々の「美談」に影がさすのを覚えた。そして自分の内の「ユーモアの鎖国」が解け始めたのだ。戦中から今日までに出会った大小の出来事の意味を読みとり、時代と人間のかかわりを骨太にとらえた、エピソードでつづる自分史。
  • 貧乏サヴァラン
    4.0
    家事がまるきりダメな茉莉のたった一つの例外が料理。父森鴎外が留学先で覚えたドイツの下宿屋料理と生まれ育った東京の家庭料理を出自に、ブリア・サヴァランばりに食べ続ける。オムレット、ボルドオ風茸料理、白魚、独活、柱の清汁……。得意料理をとくとくと語る食いしん坊エッセイにして、精神の貴族の貴重さを述べ贅沢を愛する心を説いてやまぬ芸術談義という自在さ。江戸っ子らしい口とパリジェンヌの舌に奏でられ、どのページからも芳醇な香りがたちのぼるマリア流『美味礼賛』。
  • 悪人礼賛 ――中野好夫エッセイ集
    4.0
    「およそ世の中に、善意の善人ほど始末に困るものはないのである。」こちらは迷惑をこうむっているのに、それに気づかないばかりか、一切の責任から逃れていると錯覚してる善人。むしろ悪人のほうが付き合いやすい。このパラドクスを語る文章の小気味よさ。数々の名訳で知られ、社会に警鐘を鳴らす評論家として信頼された自由主義者のエッセイ集。半世紀を経てなお瑞々しさを失わない人生論と日本の国際社会復帰期の社会批評の数々。自在闊達な思考の気持ちよさを満喫できる一冊。
  • 江戸川乱歩随筆選
    4.0
    <乱歩ワールド>を、さらに深く味わうための、めくるめくオモチャ箱。初恋の話、人形の話、同性愛文学の話、孤独癖の話、ドストエフスキーの話、歌舞伎の話、トリックの話、ディケンズの話、収集癖の話……などなど。作家にしてエンサイクロペディストである乱歩、その素顔と創作の秘密が明かされる。
  • 正太郎の粋 瞳の洒脱
    4.0
    下町育ちの池波正太郎と都会派の山口瞳。ほぼ同年代のふたりは東京人として好対照だった。吉原に通いつめた正太郎、妻にも敬語を使った瞳。食・着こなし・仕事・時間術……二大人気作家を間近に見て育った、瞳の長男だからこそ書けた秘話満載のエッセイ。瞳が正太郎に送った弔辞も全文掲載。(講談社文庫)
  • 缶詰に愛をこめて
    4.0
    小学生の飯ごうすいさんで食べたイワシのしょうゆ煮缶に始まり、チョウシタ印サンマかば焼き缶、サンタ印のカレー缶、サバの水煮缶、クジラの須の子缶へと広がった缶詰遍歴。魚介編、野獣編、果物編、缶詰レシピ集と、缶詰への愛が丸ごと詰まった一冊です。
  • 世界で1000年生きている言葉
    4.0
    「実を食べて、その木を植えた人を思う」(ベトナム)「愚かな人々とともに歌うより、賢い人とともに泣くほうがいい」(セルビア)「昨日より遠いものはない。明日より近いものはない」(カザフスタン)「自身の善良さを守れ、塩が辛さを守るように」(タイ)「成し遂げた善は隠せ。源を隠すナイル川のように」(エジプト)「魚を欲しがる友人に毎日あげるより、魚の獲りかたを教えてあげたほうがいい」(ベナン)祖父母から親へ、親から子供へ、子供から孫へ……といったように脈々と語り継がれ、1000年単位で地球上に存在し続けている“長寿の言葉”たち。歌人である著者は世界各地を旅しながら、こうした「1000年生きている言葉」を丹念に収集してきた。本書は、それをはじめて1冊にまとめたもの。旅の途上で出会った「この星のすばらしき仲間たち」との心温まるエピソードも満載。あなたの心にじんわり効く、「言葉の世界遺産」を巡る旅へようこそ。

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  • 捲り眩られ降り振られ
    4.0
    私の真似などなさらぬように――競輪歴四十年、投資総額十億円の無頼派作家のブッ壊れ人生! 印税は振込みと同時に博打で消え、税金滞納、借金三昧の日々。金を手にすりゃ毎晩豪遊、預金残高はいつもゼロ。引き換えに得たのは、気品と切なさが漂う人生哲学。歓喜と落胆が一瞬で交錯するギャンブルの魅力とは? 豪華ゲストの競輪体験記も併録。
  • 魚籃観音記
    4.0
    童貞歴一千年孫悟空が、神と畜生の垣根を乗り越えて、観音様と禁断の関係に踏み込むポルノ版西遊記「魚籃観音記」。市街戦が発生するなか、ホームドラマのロケ隊が“日常的描写”にこだわって撮影を続ける倒錯状態を描いた「市街戦」。他に「分裂病による建築の諸相」「谷間の豪族」など全10編を収録。ポルノ、スラップスティック、ホラー、ジャズと筒井ワールド満載の絶品短編集。
  • 私の好きな悪い癖
    4.0
    歴史小説第一人者の端然たる名随筆集。小説家の静かなる日常。幼い頃の下町・日暮里での暮らしから病気の事、締め切りよりも早すぎて編集者が戸惑う原稿の話。卯年生まれは口がうまいと言われ憤慨するかと思えば浅草の小料理屋で、罪のない嘘をつく。「エッセイは、小説を書く私の素顔である」という歴史小説の第一人者が、日常から掬い上げた事柄をまとめた上質の随筆集。(講談社文庫)
  • チェアウォーカーという生き方 私は車椅子で歩く。昨日も、今日も、明日も(小学館101新書)
    4.0
    本当のバリアフリー社会ってどんな姿なんだろう? 「20代半ばに思いがけずチェアウォーカーとしての旅をはじめたが険しくて前に進めないと思っていたのは最初だけ。恐れずに少しずつ歩いていくと、道は平坦ではないにしろ、いや実際、起伏に富んではいたが、とても楽しいものだった」 「チェアウォーカーとしての旅は、小さきもの弱きものに優しさを向けることや、今、一瞬の大切さを知ること、まわりの人への感謝の気持ちなどを教えてくれた。足で大地を踏みしめなくても、どんな歩みであっても人生は、生きるに値するものだと教えてくれた」(本文より) 著者の松上京子さんは和歌山県田辺市のミカン農家の生まれ。26歳のときにおきたオートバイ事故で車椅子生活となるが、持ち前のがんばり精神でオレゴン大学留学、カナダ・ユーコン川のカヌー下りなどを実現。34歳で結婚してからは、11歳と8歳の2児の母親として奮闘の日々を送っている。月刊edu誌上で「さよちゃんのママの子育て日記-いってきますただいま!」を連載。講演で各地を飛びまわりながら、岡山理科大学講師もつとめる。 著書に『車椅子から青空がみえる』、『さよちゃんのママは車椅子』ともに小学館刊がある。
  • ぼちぼち結論
    4.0
    「理性」に振り回される現代世界を憂い、社会「常識」の怪しさを指摘し、虫捕りの時間がないことをぼやく…。養老孟司の時評シリーズもついに完結篇。ホリエモン・村上ファンド騒動、NHK受信料、データ捏造問題、中国の経済脅威、自民党総裁選、団塊世代の定年…。さらに、幸せについて、文明についても考える。
  • 裏 最強 土下座
    4.0
    古来より伝わる究極の謝罪・土下座が、なぜか現代日本で脚光を浴び始めている。私たちは、この現象にどう向き合っていけばいいのか? その問いに敢然と立ち向かった漫画家がいる。 累計5000万部のベストセラー『刃牙(バキ)』シリーズで、「本当の強さ」を追求してきた板垣恵介が辿り着いたもうひとつの闘い方──それが「土下座」だ、というのだ。誰もが究極の謝罪だと考えていた「土下座」に、とてつもない攻撃性・破壊力が秘められていることに気づいた著者が、土下座の可能性を徹底的に語りつくした。土下座についての考察、下から目線の心地よさ、そして土下座が秘める新しい魅力など、漫画家の視点で数多くの実体験を交えながら展開する。
  • 鏡の向こうに落ちてみよう 有栖川有栖エッセイ集
    4.0
    鏡の向こうは有栖(アリス)の世界。謎に満ちた世界にようこそ。著者のミステリ的思考回路は何を考えているのか? 台湾訪問で著者が感じたミステリへの思いとは? 日々の生活、映画、不思議な事件、そして阪神タイガース……。デビュー20年目を迎えた作家、有栖川有栖が紡ぐ、透明なエッセイ集――。
  • ビンゲンのヒルデガルトの世界
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 独得な聖書解釈だけでなく、医学・動物学・植物学・宝石学、そして音楽や建築、あるいは料理術にまで及んで、中世ヨーロッパ最大の幻視者ビンゲンのヒルデガルトの眼が捉えたものは、何だったか。ひとりの女が聖女へと変貌する魂のドラマを辿り、中世的世界像の転写ともいえる、特異な自然学・宇宙論の全容を探る。

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  • 30オンナ入門
    4.0
    仕事をするうえでも、恋愛をするうえでも、周囲からの評価や期待の一定の基準とされる「30歳」。自分自身は何ひとつ変わらないのに、何をするにも20代のころのとらわれ方とは大きく異なって…。そんな20代女子が抱く、30代になることへの漠然とした不安は、実は自分自身と周囲からの目線の「ギャップ」にあったのです!とはいえ、頑張って働いて、頑張って恋をして、頑張って子育てをしている、心身ともにノッている30代がステキじゃないなんて悲しすぎ! 独身なら負け犬といわれてしまう年齢だけど、最低限、人として素敵に生きていきたい。本書では、そんなアラサー女子の不安をフォローした、せめて「イタくないオトナ」になるためのHOWTOを紹介。恋愛・仕事・美容などのあらゆる角度から、30オンナのたしなみが学べます。アラサー女子には30代を過ごす心の準備書として、30代女性には自分自身の答えあわせとして、40代女性は小娘時代を懐かしんで、ぜひお楽しみください。イラスト・まえだゆか。主婦と生活社刊。
  • 人間パワースポット 成功と幸せを“引き寄せる”生き方
    4.0
    今まで歩んできた人生の中で、不幸だったことはないと自認する著者が、自らの半生を通し、日常から、自身に成功のエネルギーを導く生き方を伝授する、迷える現代人に贈る最高にポジティブな生き方指南書。
  • いつの間にか自分に合う人がいつも隣にいるようになる本
    4.0
    1巻929円 (税込)
    電子書籍ベストセラー作品が、待望の紙書籍化! 「モテ期ゼロ・男運ナシ・特別かわいいワケじゃない……もしかして、私って一生一人!?」そんな不安から脱出した著者が、同じ不安を抱えるすべての女子に伝えます。 読んで実行した人だけが、気づいたときには「自分に合うパートナー」が隣にいて、最高に幸せな人生をつかめます。電子書籍にはないスペシャルコンテンツ付き!
  • 人生は名言で豊かになる
    4.0
    「悠々として急げ」開高健、「落語とは人間の業の肯定である」立川談志、「きれいは汚い、汚いはきれい」シェイクスピア『マクベス』…あの有名人・作品の名言解説集。人生が変わる言葉に会える!
  • それ行けミーハー吟行隊
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 俳句の伝道師・夏井いつき隊長率いる「ミーハー吟行隊」が凧揚げ大会会場・競輪場・酒蔵・温泉・スケート場に冬の石鎚山等々、どこにでも出かけ吟行する様をレポートした抱腹絶倒のユニークな吟行記。  毎月一度、二年に亘り続けられたこの吟行は、行く先々でドラマを生み、俳句バージンの老若男女を俳句の世界に引き込んでいった。。好奇心に充ち満ちた夏井いつきの軽妙洒脱な文章で俳句の楽しさが満喫できる、俳句初心者にぜひ読んでもらいたい一冊。
  • 第二誕生日
    4.0
    純文学からエンターテインメントに転じ、ハードボイルド小説の旗手となった北方謙三。そして今、初のオリジナル・エッセイが生まれた。小説デビューを第一の誕生日とすれば、それは第二の誕生日なのだ。男の生きざま、旅、おしゃれなど、北方流独特の美学を追及した後味さわやかなエッセイを満載!
  • 孤独と不安のレッスン
    4.0
    「ニセモノの孤独」と「後ろ向きの不安」は人生を破壊し、「本物の孤独」と「前向きな不安」は人生を広げてくれる。つらくなったら、誰かに何かをあげる、あなたを支えるものを作る―人気演出家が綴る「ひとり」を生きるための練習帳。
  • ていねいな暮らし : ここちよい生活歳時記
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今に生かす「もったいない」の心、すこやかな一人暮らしの衣食住、小さなしあわせの見つけ方。伝えたい、簡素な美しい暮らし。暮らしの知恵にあふれた四季のエッセイ。
  • 気持ちにそぐう言葉たち
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「世界一受けたい授業」の金田一先生が、擬音語・擬態語を綴る。
  • Gift with BIKE : 自転車が私にくれた贈りもの
    4.0
    世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」に出逢い、日本で自転車レースの立ち上げや選手育成などに関わってきた著者が語る、“自転車(ロードバイク)の楽しみ方”。東京から田沢湖に移住し、自転車のある暮らしを謳歌している著者だからこそ語れるツーリングエピソードやヒントがいっぱいです。
  • 若山牧水随筆集
    4.0
    「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」「幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく」広く愛誦される牧水の歌は、明治末年、与謝野晶子等「明星」派の歌人とは異質の歌風によって世に迎えられた。旅・自然・漂白の歌人と評された彼の代表的短歌120首と紀行文「山旅の記」、父母のことや自らの生い立ちを綴った「おもいでの記」のほか「石川啄木の記」などを収録。
  • いまなんつった?
    4.0
    『あまちゃん』の生みの親、宮藤官九郎さん。本書は、セリフを書きセリフを覚えセリフを喋って20年、人生の半分をセリフと格闘してきた宮藤さんが耳にし、思わず「いまなんつった?」と振り向いてしまった言葉を綴ったエッセイ集です。TV・舞台・映画・音楽・家庭で耳にした名&迷セリフ111個! 天才脚本家の頭の中を覗き見た気になる(?)、オトクな1冊です。
  • 渡る世間は「数字」だらけ
    4.0
    「世の中や人生を、数字を通して考えてみると面白いかも」と思った"万"起男さん。本業の医学から、宇宙・統計までの「数字」の意味を考察する。遺伝子情報は3%しか活用されない意味、1日10万個の脳細胞が減っても大丈夫なわけ、日本の国番号81の意味、世論調査の数字のウラなど軽妙洒脱に切りまくる。(講談社文庫)
  • 不敵雑記 たしなみなし
    4.0
    凄惨な事件を嘆き、世間の腐敗を糾弾し、教育のでたらめぶりに憤怒の炎を燃やすアイコ先生の大音声。「せめて若者よ、まじめにやれぇ!」閉塞感と無力感に満ちた病めるニッポンに贈る、不敵な老後を生き抜くための知恵とユーモアに満ちたエッセイの数々。
  • ああ娘
    4.0
    ほっこりすること、愛らしいこと、そして、息子とは違う「女」としての生態が赤裸々に――!娘をもつ親ならきっとみんな”あるある!”と頷いてしまうこと間違いなしの、笑いと涙の育児コミックエッセイ!
  • 師匠は針 弟子は糸
    4.0
    名人死して十年。弟子がはじめて綴る鎮魂歌「この人の弟子になる!」と決めたのが18歳の時。以来、師匠が逝くまでの思い出の数々。同時に一年間の日常を記録した「ケータイ日記」を併載。落語家は忙しい。
  • 麻布狸穴 午前二時
    4.0
    この街には明日も新しい何かが待っている! 恵比寿の高級フレンチ"ジョエル・ロブション"から、六本木ヒルズの有名ジム"トータルワークアウト"まで、楽しいことを求めて、夜の都会を西へ東へ……。週刊誌連載時から注目された人気エッセイ、ついに単行本化! ぱらぱら漫画付き
  • 古本屋を怒らせる方法
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    古本および、古書店人やコレクターなど、古書をとりまく人々の生態を、ユーモアあふれる視点から活写。古本屋とのつきあい方を、自らの経験をもとに伝授する、古本マニア待望の書。

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  • 人、中年に到る
    4.0
    足の速さを競う時期は過ぎた。これからは少しずつ生き方に緩やかさを与え、しだいに無為の方へと身を向けさせるべきなのだ……ありのままの思念を綴る、四方田版『随想録』。書下ろし!

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  • 百駅停車―股裂き駅にも停まります―
    4.0
    日本には現役だけでも一万近くの駅がある。その中から「芭蕉や蕪村がいたら、一句ひねりたくなる」ような感動的、個性的な駅を厳選。「名駅舎」「ドームターミナル」「忘じがたき駅」「股裂き駅」「踏切自慢」「名駅舎墓碑銘」など筆者が独自のジャンル分け。読んで、訪ねて、見て、佇んで、楽しくて役に立つ百駅百様の旅エッセイ。
  • 戦中派動乱日記
    4.0
    新進作家として活躍する昭和24年25年。 昭和24年~25年。山田誠也は東京医学専門学校を卒業、インターンとなる一方、作家・山田風太郎として日本探偵作家クラブ賞を受賞、江戸川乱歩や横溝正史らと交流を深めながら数々の作品を発表しつづける。 <今……元旦零時。ラジオより除夜の鐘鳴りつつあり、夜雨静かにして咽ぶが如し。この年、二十八才! いかなる運命が余の前に展開せられるであろうか。呆々たる一日。夜、酒のみ泥酔(昭和24年1月1日)> <決意す。余が医者たるは肉体的に精神的に性格的に適せず。乾坤一擲作家たらんとす。(?)(昭和24年5月8日)> <午後、横溝氏訪ね、この十七日喀血せりとのことなれば見舞に卵三十個持ってゆく。談話不能にて、玄関にて奥さんと話す。新年号用小説の過労ならんと、〆切迫り表に靴音すれば原稿とりにあらずやとビクビクし、さて脳中何らのプロットなし、この苦悶見るも苦しと奥さんいう。横溝氏もこの点に於てはこちとらと同じなりと急に可笑しくなる(昭和24年11月24日)> 作家として萌芽のときを迎え、旺盛な執筆活動の合間には、膨大な読書量と時には無頼な暮らしぶりもあった。山田風太郎戦後日記シリーズ第3弾。
  • 三日月とクロワッサン
    4.0
    「売れない良書」にさせておくには勿体ない、近年まれにみる掘り出し物! 規格外の発想に常識外れの面白さ! 科学と日常を急接近させる物理屋のエッセイは、法則知らずで油断禁物。(三省堂書店 内田剛さん) 東京大学宇宙物理学教授で「役に立たない科学のどこがワルイねんオモロければエイやん協会」会長が綴る、 注釈多めの爆笑エッセー。 宇宙から俯瞰する相対論的思考のススメ。ジワジワきてます! ●うどん愛ゆえ「生蕎麦」を読めるようになるまで3年かかった上京物語。(宇高連絡船のUDON) ●人類初! 幸せに対する客観的な定式化を試みる。(幸せ相対論) ●クロワッサンの向きと、その呼び方に関する長い考察。(三日月とクロワッサン) ●ビールは“グビグビ”か“プハプハ”か?(サクサクでパリパリ) ●権威をおちょくり、大学入試を真面目に憂う。(サイコロを振れ、受験生)
  • バツイチなんて言わせない 離婚女性たちのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上宣言
    4.0
    バツイチなんて言わせない! バツイチをマルイチにしよう!──著者が発起人となって西暦2000年に発足した離婚女性たちのネットワーク「マルイチ会」の合言葉だ。 本書は同会が会員に向けて行なった「離婚とQOL」アンケート調査を下敷きに、最新の離婚事情、離婚に踏み切るときの心構え、精神的な自立をいかにかちとるかなど、悩める女性たちに送る助言集である。

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  • カヨ子ばあちゃんの死ぬまでボケない楽天的人生
    4.0
    死ぬまで元気で生きるために一番必要なことは? 人が、死ぬまで大事にしなければいけないことは? 家族や友人との関係から、ボケないコツまで、子育てのカリスマとして知られる脳科学おばあちゃん・久保田カヨ子が、どうしてもあなたに伝えたい34の珠玉のアドバイス! 写真・森安照、イラスト・吉田恭子。主婦と生活社刊。

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  • 謎の村上春樹<読まなくても気になる国民的作家のつくられ方>
    4.0
    なぜ、村上春樹は授賞式でTシャツを着るのか? ハルキストも、そうでない人も、目からウロコの“最新”春樹論! ──現代という「若者殺しの時代」を変えていくことは、私ひとりの力にはあまります。 けれども、春樹の語られ方の風通しを、少しぐらいよくすることならできるかもしれません。 その作業をつうじて、日本社会のさまざまな問題点をあぶりだすことができたなら……(本文より) 人、時代、作品……、これまでにないハルキ論! 好き嫌いにかかわらず、気にせずにはいられないムラカミ小説の構造、 どこにも書かれたことのない村上春樹の「オタク」的実像、 そしてムラカミを都合よく誤読しながらアイドルに祭り上げてきた中高年ハルキストの功罪に、 気鋭の文学者が斬りこむ。 村上春樹作品から読み解く現代日本ワンダーランド。 【目次】 ■第1章:なぜ村上春樹の本は、好きでもないのについ買ってしまうのか? ■第2章:なぜ『1Q84』には黒髪ロングヘア・スレンダー巨乳美少女が登場するか? ■第3章:村上春樹はアルマーニの服を実際に着たことがあるのか? ■第4章:なぜオジサンは村上春樹を読んで「自分語り」をするのか? ■第5章:なぜ龍はブレまくって、春樹はブレないのか? ■第6章:なぜ春樹は早起きをして走るのか? ■第7章:なぜ『ノルウェイの森』はバブル時代を象徴する小説となったのか? ■第8章:なぜ春樹は授賞式でTシャツを着るのか? ■第9章:なぜ春樹は「走ることについて語るとき」力むのか? ■第10章:なぜ春樹は他人のトラウマを借りなくてはならなかったのか? ■第11章:なぜ村上文学はノーベル賞を取りにくいのか? ■第12章:春樹はこの先『ねじまき鳥クロニクル』以上の「悪」を描くことができるか? ■第13章:なぜ春樹は日本文学界で独り勝ちになったのか? ■第14章:2013年は父への「巡礼の年」だったのか? ■第15章:なぜ多崎つくるは色彩を持たないのか? ■第16章:なぜ春樹の父親は高校教師になったのか? ■第17章:村上春樹はドストエフスキーになれるか? ■第18章:なぜ春樹はノーベル賞を取ってはいけないのか?
  • イタリアでがんになった
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    イタリア人とドイツ人のハーフであるオットと結婚し、猫二匹とともにイタリアで穏やかな日々を過ごしていたモモ。ところがある日、体の不調を調べるために通院した病院で「子宮体がん」が発見され、大きな転機を迎えることになる。言葉の壁、文化の壁を乗り越えて、モモはがんを完治することができるのか…?イケメン執刀医・ピアスが光るダンディなレントゲン技師…個性豊かなスタッフたち/セカンドオピニオン制度に協力的なイタリアの病院/病院着もオシャレなイタリア人たち/手術もすべて中止!? 本当にあった病院のストライキ/「この薬の成分は信用できない!」と治療方法を厳しくチェックする患者たち/退院直後でもお構いなし! パーティー参加を迫るイタリアの友人たちの想い/「でも、がんになってよかった…」この言葉の真意とは?すべての日本人女性必読! クスッと笑えて、大切なことに気付かされる闘病コミックエッセイ登場!!

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  • 浮かれ上手のはなし下手
    4.0
    「これで、おしまい」と宣言しつつ、まだまだ舞台から離れられない……。高校在学中に劇団民藝の研究所に入所、2年後に「アンネの日記」で初主演してから50年以上、女優として映画、舞台で活躍しつづける著者の波乱万丈な人生。演劇の世界で知り合ったさまざまな人たちとの交流や、ともに作家だった亡き兄・淳之介と妹・理恵の思い出。そして母・あぐりのことなど、問わず語りにつづる名エッセイ。個性派女優・吉行和子のひとりごと。
  • 生きものたちの部屋
    4.0
    締切の夜、書斎は険しく暗い。しかし一人ではない。開け放った窓に響くトラックのエンジン音や、本棚におさめたドイツ製のクレヨン……。何気ない物事がいのちを帯びて、わたしのペンを鼓舞し、触発する。わたしは今夜も、彼らに囲まれてペンを走らせる。――その書斎は、後に阪神大震災によって壊滅した。追憶の思い新たに、震災時の日記を併録する。
  • パンダ飼育係
    4.0
    幼いころからパンダ一筋だった少女が、夢を追って中国成都のパンダ繁殖研究所へ。修行を積み、現在上野動物園でパンダ飼育係として奮闘中。リーリー&シンシンや四川の子パンダ達の写真も満載の青春お仕事エッセイ!
  • 婚活バカ矯正講座
    4.0
    成婚者続々!アラフォー女子の婚活改善策。 「誰かいい人いませんか?」。婚活アドバイザー・嶋啓祐氏が、多くのアラフォー女子から事あるごと言われてきた言葉です。彼女たちは一様に、そこそこ美人、一流企業勤務、常識的で明るく性格もよい、婚活も頑張っている、それなのに結婚できないでいる――。嶋氏は、彼女たちが男を遠ざけてしまう勘違いな行動をしていることに気づき、アドバイスしているうち成婚者が続々出始めたのです。そこで、ポイントを8つにまとめ、実際に「婚活バカ矯正講座」を開催するに至りました。ギャグ!? とも思えるタイトルとは裏腹に、「婚活に疲れているアラフォー女子に、再び元気になってほしい」「結婚という目標を叶えさせたい」という大真面目な願いが根底にあります。本書は、「男ウケしないネイルはやめる」「食事に誘ってうまくいく店とは」「その場でひとり好きになる」など、時に辛口、しかし親身になって結婚へと導く講義内容をまとめたもの。その主題は人を好きになる力を蘇らせて、幸せに生きようということに尽きます。合コン、パーティー、結婚相談所などで奮闘する、婚活女子のエピソードも満載しています。
  • イギリス式 お金をかけず楽しく生きる
    4.0
    かけがえのないものの見分け方、教えます! イギリス人に学ぶ幸せづくりのコツ! 人の心にとって大切なものは、友人や思い出、学び、つくること、こんなシンプルなことを守る方法を具体例いっぱいに説く! 月1万円で借りる自分の部屋。モノは中古を買う、もらう。毎日がどんどん軽やかになる! 幸福をつくる技術!
  • とにかく散歩いたしましょう
    4.0
    人気作家の日常。締切を前に白紙の恐怖に怯え、店員とのやりとりに傷つき、ハダカデバネズミに心奪われる。たとえ何があっても、愛犬と散歩すれば前に進める・・・心温まるエッセー集。
  • 紳士の言い逃れ
    4.0
    ツチヤ先生のユーモア・エッセイ最新作! 「わたしは転んだわけではありません。道端に自発的に横になったのです――」。人類は生き延びるために火を使い、言語を作り、そして「言い訳」を発明したというツチヤ史観が炸裂。「人生最後の日」「もしも記者会見でこう言ったら」「わたしはただの錦鯉です」など、騙されるほうもおかしい年季の入った怒濤の言い逃れ60篇。この往生際の悪さ、土屋先生の独壇場です。
  • 吉本流切り返し術 ああ言えば、こう言う!
    4.0
    「何がやりたいの?」と言われたら、「そんなことすぐに分かったら苦労しませんよ」と切り返す。「前例がない」と言われたら、「今までがダメだったんだから、同じことをしても仕方ないですよ」と切り返す。日常生活で投げかけられる嫌な言葉や傷つく言葉に対して、どう切り返せば気持ちよく、人間関係も円滑にできるのか? 元吉本興業女マネージャーによる、ユーモアと皮肉たっぷりのエッセイ。
  • うなドン 南の楽園にょろり旅
    4.0
    世界的発見をしたのは、こんな「うなぎバカ」たちだった!東大研究チームのサバイバル・うなぎ採集旅行記遺伝子解析のために収集した標本は、全種制覇まであと一種類。そこへ、ドイツと台湾の研究チームも標本を集め始めたとの緊急情報。先を越されれば成果はゼロだ。慌てて飛び込んだタヒチで待っていたものは!「史上初! 卵みつけた」 ――研究員が綴る熱い冒険譚
  • サンドウィッチは銀座で
    4.0
    食べものを日本一美味しく書くエッセイストと、食べものを日本一美味しく描く漫画家の最強タッグ! 各社の社員食堂を食べ比べ、中国東北地方の味を探しに池袋へ赴き、絶品サンドウィッチを求めて銀座を探訪。旬の味、懐かしい味、物語のある味……飽くなき好奇心と胃袋で挑んだ、“いまの味”をめぐる美味しく愛おしい一冊。夜ふけに読むのは危険です!
  • やんちゃな時代
    4.0
    ずっと昔、パリのレストランで見た光景を思い出す。若い男が中年の美しい女性の手を、ずっと握り続け、しきりに話しかけていたっけ。あんなことはフランスだけでのことと思っていたら、身近でもっとすごいことが起こっていた。(「コイ、ヨ、コイ」より)仕事は立派なのに、なぜか中途半端な女に熱をあげる愚かな男たちに腹を立て、往年のアイドル同士が手を取り合う姿に人生の妙味を感じ、世間を騒がせる歌舞伎界プリンスの大事件を鋭く考察する。イケメンと美女・究極の美味――抜群のセンスと好奇心で時代の最先端シーンをまるごと味わう作家・林真理子の「週刊文春」連載傑作人気エッセイ!
  • ヨーロッパの忘れもの
    4.0
    テレビやラジオで活躍中のマルチアーティスト、青島広志の最新エッセイ集。ヨーロッパ紀行からクラシック音楽、ギリシア神話まで、幅広いテーマを、独特の感性とユーモア、毒舌を交えて語りつくす!筆者によるカラー・イラストも満載。

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  • ブスの瞳に恋してる(電子特別編集版)
    4.0
    「SMAP×SMAP」「めちゃ×2イケてるッ!」など人気バラエティ番組を担当する売れっ子放送作家・鈴木おさむ。交際期間0日で結婚した妻・大島美幸(森三中)との衝撃的な出会いから現在に至るまでの結婚生活を赤裸々に告白した、爆笑スーパーエッセイ(雑誌POPEYEにて好評連載中)の単行本を電子書籍向けに一部抜粋編集し低価格化。同著と同名の連続ドラマがフジテレビ・関西テレビ系でドラマ化され、話題に。

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  • ばかのたば
    4.0
    かしこそうな人ってばかです--という独特の哲学で、著者の周囲の人たちを観察し、分類・分析する。俎上にあげられたのは、友人知人はもちろん、劇団の仲間から、中島らも、そして母親までにおよぶ。しかし、その眼差しは熱く、優しく、愛に満ちている。的確なヒューマン・ウオッチングをユーモアと大阪独特のエッセンスで綴る爆笑エッセイ。
  • OL放浪記
    4.0
    役者、エッセイストだけでなくDJ、演出、脚本などさまざまな分野で活躍する著者の青春時代の職業遍歴。高校時代のアルバイトから始まってなんとその数48! 自らのアホな体験だけでなく、周囲の大人たちのアホさ加減もしっかり観察。ツッコミ鋭く人間模様をつづる爆笑エッセイ。
  • 行動することが生きることである
    4.0
    人生は凡てのことに、のぼせなければならない、と思っているのである。……何事かをするのに、あとさき考えてからすると、どうも勢いがなくなる。のぼせていると、何事をするのにも、することに勢いがつく。そこで初めて、行動することが生きることになる。90歳を優に過ぎた著者が経験から贈る、生き方についての343の知恵。
  • 幸福を知る才能
    4.0
    明治30年に生まれ、平成8年に98歳で亡くなった著者の情熱的な生き方を綴ったエッセイ。「私は不幸に対してはなかなか凹まない自信がある……」という。どんなところからでも自分流の幸福を見つけているからだろう。「愉しく老いる」「私のお化粧人生史」「女のこころ模様」などといった目次が並ぶ。恋愛も失恋もそして別れも赤裸々に書かれている。挫折も不幸も何もかもを楽しみに変えてしまう著者の生き方そのものが「幸福を知る」ことなのだ。

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