無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
辞任以来の沈黙を破る書き下ろし!
都知事就任、五輪招致に邁進する中、
妻は突然の病に倒れ、帰らぬ人となった。
五輪招致成功の秘話、5000万円の真実、
妻と過ごした40余年の日々。
この作家の夫婦愛に泣き、不運さに憤る。
妻という女神を失った時、男はどう生きるか。
――――林真理子
駆け落ち同然で結婚し、作家デビューまでの生活を支え、
公務も共にこなしてくれた、かけがえのない妻。
二人三脚で共に生きた昭和の時代と、嵐のように過ぎた2013年を、交互に描く。
そして明かされる、五輪招致成功の秘話、5000万円の真実、アマチュア政治家の意味……。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
涙なくしては読めない。
あの東京五輪誘致の舞台裏での猪瀬家族の闘い。
この作品は、猪瀬さんの奥様•ゆり子さんへのレクイエムであり、“素人政治家”の反省文でもあるんだろう。
しかし、この作品が私の心を震えさせたのはそこではない。
猪瀬直樹が生み出してきた作品は何がっても否定出来ない後世に残る名作ばかりだ。
『天皇の影法師』『昭和16年の敗戦』『ミカドの肖像』などなど。
この作品はこれらの名作の“行間”が埋まって行くような感覚になるのだ。
作品に“裏舞台”は必要ないという意見もある。
きっとそれは正しい。
しかし、舞台裏が分かって通われる血もある。
名作の“行間”にゆり子さんがいた。
作品の中で猪瀬さんは夏目漱石の『こころ』に言及している。
「『こころ』には生活がない」と。
この作品は猪瀬直樹という作品に「生活」を流し込む作業だったのではないか。
結果、猪瀬直樹という人物の“虚像”が晴れていった。
そうなることを祈る。
Posted by ブクログ
元都知事で2020年五輪招致の主役で成果をあげながらも5000万円事件で奈落におとされたアマチュア政治家猪瀬直樹氏の著書。
本作は五輪招致で華々しくプレゼンをしていた一方、40年二人三脚で歩いてきた最愛の妻、ゆりこさんに対する鎮魂歌でもある。
奥様の主治医から余命数ヶ月の一報を知らされながらも職務を全うし多大な成果もあげた。
それから数カ月後に皮肉にも徳洲会5000万円問題で辞任させられることになった史実。
メディアで見る限り愛想の無い不器用な作家上がりの政治家という印象だったが、その裏では最愛の人を失う恐怖と闘いながら重大な任務をこなしていた。
読みながら何度も心が締め付けられる思いになりました。
5000万円事件の事についても書かれているが、お粗末な認識だったことは否めない。だが、書かれていることは嘘では無いだろうし強く同情してしまった。
個人的には、
本来やることを全く解っていない消去法で急遽選ばれた今の都知事よりも、猪瀬さんの方が東京都知事として適任だと思う。作家になんて戻らないで欲しい。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸