きみは金色の雨になる

山本賢藏

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いじめやひきこもりと闘い、音楽に才能を発揮し始めていた最愛の弟の自死。きみのメッセージを追って、ぼくは旅に出るしかなかった、いくたびも……。生の意味を問いかける魂の物語。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / エッセイ
• 出版社: 平凡社
• ページ数: 285ページ
• 電子版発売日: 2015年08月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 21MB

[ブクログ · ★★★★★]

作者自身の体験をもとに書かれた、作者と、彼の弟にまつわるルポルタージュ。
肉親の死を、自らの人生を、1冊の本にして書ききるというところにジャーナリズムの凄まじさを感じた、圧巻の一冊でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

2012年12月 05/98
心情に重なるお話でした。こういうものの感想を表現できることばを持ちたい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

詩的でファンタジックな世界に引き付けられて一気に読みました。
淡々とした文章が、無垢で美しい情景を際立たせていて、読んでいて静かに染み込んで来るようでした。
弟さんは見えない何かを飛び越えた、美しい存在でした。