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5.0「どうしたら幸せになれるんだろう」 14歳のわたしはずっとその答えを探していました。 ある日、大きなお屋敷に住むおばあちゃんに幸せになる方法をたずねると、 「サンタさんが間違えてかなしそうなネズミのぬいぐるみをプレゼントにくれた」 と、おばあちゃんが14歳のときの出来事を語りはじめます。 幸せのヒントは、かなしみを見つめることに、隠されていたのでした……。 誰もが幸せになるために、かなしみを抱えながらみんな生きている……。 だからしっかりとかなしみを見つめなければいけない、 とおばあちゃんはわたしたちにそっと教えてくれます。 そして、おばあちゃんの言葉にはっとしたわたしは、 一歩一歩、幸せへの階段を上っていくことになります。 おばあちゃんと14歳のわたしと一緒に、 幸せとかなしみを見つける旅に出ませんか? 誰もが心温まり、やさしい気持ちになれる物語です。 *目次より 1 幸せになりたくてたまらなくて、でも、どうやったらなれるのかわからなくて。 2 おばあちゃんの魔法にかけられてしまった。もう身をまかせるしかない。 5 ウサギのぬいぐるみがほしかったのにどうしてネズミのぬいぐるみなの? 13 わたしという小さな命のなかにぎゅっと詰まっているもの。 14 わたしに幸せになる資格なんてあるのだろうか? 20 そしてわたしは、抱きしめることができるようになれた。
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4.1人類は今、新たな進化の段階に突入している。 産業革命は社会を変えたが、IT革命は人間の心を変えようとしているのだ。 共に働き、共に生活していた「家族」が、都市化や産業化、核家族化を経て崩壊しようとしていた時、IT革命が起きた。 IT革命は社会システムを大きく変えたが、もっとも重要な変化は、人間の脳神経回路を組み替え、愛着システムを変容させたことだ。 通常なら数万年、数十万年のスケールで起きる生物学的な変化が、数十年の間に進行している。 27年ほど前、医療少年院で一人の回避型愛着を示す若者に出会った。 今や、そうした人々は普通の家庭や社会にあふれている。 急激に増えつつある「回避型人類」の特徴は ・単独生活が基本 ・セックスをしない ・子育てに関心がない ・集団への嫌悪と恐怖 ・人より物、物より情報を好む ・ルールと統制を重視する ・キレると何をするかわからない ・蔓延する依存症と刺激中毒 ・突然襲ってくる自殺衝動 ・死を悲しまない そんな「回避型人類」の数が、共感型の旧人類を上回るとき、一体何が起きるのか。 最前線の臨床医が最先端の進化論と出会って辿り着いた、驚愕の未来レポート。
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-これだけモノが豊かになっても、うつ病や生きがいを感じられない日本人が多いのは、背骨が抜けてしまって、まるで根無し草のようになっているから……。 背骨とは、自然の摂理に則った日本の伝統的な生活様式や日本文化。 私たちが生きがいや希望を失うことなくイキイキとそしてみんなで和して仲良く生きていくためには、日本の伝統文化の価値を見直し、現代にあった形で創生すること。 これすなわち、温故創新=ネオ・ジャパネスク。 そこで本書では、自然と共生してきた日本文化のすばらしさを再発見し、今こそ日本人としての誇りを取り戻すべく、20代の時から国策としてのネオ・ジャパネスク(新日本様式美)活動に取り組んできた国際的アーティスト・表博耀氏が日本再生の道について語る。
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4.0北朝鮮の原子力施設を爆撃します。協力を願いたい――。米国からの重く困難な極秘要請をうけ、日本の技術者により最新鋭の戦闘機「新・零戦(ネオ・ゼロ)」が開発された。任務を遂行するのは、元自衛官のパイロット、「ソ連機を撃った男」那須野治朗。誰が敵で誰が味方? 各国の思惑が交錯する中、男は一人飛び立つ。陰謀渦巻くサスペンス、呼吸を忘れる空中戦闘、男と男の絆。名作は時代を越える。
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4.0習い事漬け、塾のはしご、孤食、スマホ育児、SNS映え重視の子育て……。 衣食住は満ち足りていても、親が子どもに関心を持てない。 それが「ネオ・ネグレクト(新しい育児放棄)」です。 コスパ・タイパを優先し、“外部の専門家”に子育てを任せる親が増えている現代。 もちろんそこには多大なお金がかかります。 一見「恵まれた子育て」に見えますが、重要なものが欠けているようにも感じられます。 著者の矢野耕平氏は、中学受験指導の現場で30年以上子どもに向き合ってきました。 その豊富な経験と取材をもとに、家庭や学校で起きている実態を描き出し、 背景にある社会の歪み――効率至上主義、情報過多、自己責任論――に鋭く光をあてます。 「送迎バスで習い事はしご」「お金だけ渡して毎日孤食」 「受験は塾に丸投げ」「SNS映えのための子育て」……。 便利さや豊かさの影で欠けているのは、親が子どもへ向けるまなざしと親子の信頼関係です。 本書は、効率や課金では埋められない“子どもにとって本当に必要なもの”を問い直し、 親や社会がこれからどうあるべきかを考える指針となります。 現代子育ての新たな問題に向き合うための、すべての保護者・教育関係者必読の一冊。 ■目次■ 序章 「ネオ・ネグレクト」とは何か ――衣食住が満たされていても何かが足りない…「ネオ・ネグレクト」の定義とは。 第1章 東京湾岸タワマン地域の子どもたち ――都市の豊かさの陰で進む、子育て外注の実態。 第2章 次世代に引き継がれる心の傷 ――親の無関心が子どもの心に残す深い影響。 第3章 教育現場と「アウトソーシング」 ――塾や学校に“丸投げ”する子育てがもたらす弊害。 第4章 育児とネオ・ネグレクト ――幼少期からはじまる子育ての外注化の実態。 第5章 結局、誰が「悪者」なのか? ――親、学校、社会…問題の背景を社会問題として問い直す。 終章 ネオ・ネグレクト減少の筋道 ――子どもが健やかに育つために本当に必要なこととは。
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3.0新卒で就職した会社がブラック企業だったため、すぐに退職。その後、就職難にあえでいた朽木竜胆は、ネットカフェを泊まり歩く冒険者となった。しかし、冒険者と言っても、迷宮内の小さな虫を潰すだけのバイトでその日暮らしを送るだけ。薄給のため、普段の食事はコンビニのおにぎり、たまに食べる牛丼が唯一の贅沢という底辺生活ぶりだった。そんなある日、朽木は商店街の福引きであるスキルを手に入れる。それは一見、使えないスキルかと思いきや、実際は、バグのおかげで無双に近い力を手にすることが出来る神スキルだった。神スキルを手にした朽木は、美少女ガンスリンガーの江奈・キングスマンと共に最強冒険者になるため、新たな冒険に旅立つのだった。 講談社の小説投稿サイト「セルバンテス」で開催された「第1回レジェンド賞」受賞作! ※電子書籍には特典として書き下ろしSSを収録。
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-心に希望の灯(ひ)がともる。 “祈りの詩人”坂村真民さんの特別版・詩集。 2006年、97歳で永眠されるまで、社会の底辺で苦しんでいる人たちに向けて詩をつくり続けた“祈りの詩人”坂村真民(しんみん)さん。 彼が遺した膨大な詩の数々は、人々を勇気づける強さとやさしさ、愛に満ちています。 震災の被災者の方々や、元気を失いかけている日本の人たちに向けて、『詩集 念ずれば花ひらく』『詩集 二度とない人生だから』『詩集 宇宙のまなざし』の中から、 勇気が出る詩、励ます詩、生きることをまっすぐに見つめた詩を厳選して編んだ、特別版・詩集。 苦しいとき、悲しいとき、先が見えないときに口ずさんでほしい、珠玉の45篇。 【本文より】 ねがい ただ一つの 花を咲かせ そして終わる この一年草の 一途さに触れて 生きよう
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-心を奪われたすみれ色の瞳を忘れるなんてできるわけがない。■「私はチャーリー・スミスよ」「僕の名はデンヴァー・スミス」政府の諜報部員という仕事柄、思わず偽名を名乗ったデンヴァー。彼は目の前の美しい女性を見つめながら、心の中で叫んでいた。チャーリー・スミスだって? 違う!彼女は、シャーライン・チャンドラーじゃないか。数年前、妹の卒業式でたった一度目が合ったきりの彼女。あれ以来、ずっと心に焼きついているすみれ色の瞳を、僕が絶対に見間違えるはずはない。信じられない。今や彼女はすっかり大人の女性に成長して、手を伸ばせばたやすく抱き締められる場所にいる。これは何かの罠なのか?でなければ上流階級のお嬢様のシャーラインが、なぜこんな田舎町に隠れ住んでいるんだ!
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-プロのカメラマンである平野浩二とグラフィックデザイナーの佐山由香が一緒に暮らすようになって、結構な時間が経っていた。由香は重度の難聴で、浩二はそれがとても心配だった。今は都会でともに生活をしているが、都会は危険だらけだ。車に自転車、容姿に恵まれている由香は街中で声をかけられることも多かった。浩二は都会は危険だからと田舎暮らしを由香に提案するも、由香はそれを受け入れない。そのうち、浩二は仕事でアフリカへ行くことになった。浩二がアフリカで充実した仕事をしている一方で、由香はスランプに陥っていた。ある日、信頼している上司から叱責され、やけ酒をあおってしまう。ふらふらの状態の由香は帰り道、車に轢かれてしまう。大怪我をして入院するも、浩二とは連絡が取れない。浩二は現地で携帯をなくしていた。ようやく連絡のついた浩二に由香は田舎暮らしがしたいと伝えるが、今度は浩二が報道写真家になるから待ってくれと言う。次第に浩二からの連絡も減っていった。浩二に黙って事務員に転職していた由香は、同僚と寝てしまう。由香からの謝罪のメールを受け取り、浩二は一方的に由香との関係を終わらせた。直接謝罪をしようと由香が現地へ向かうと、浩二は現地の女性と結婚していた。由香は事務員の仕事も辞め、カメラの勉強を始める。そのうち、浩二の背中を追いかけるように報道写真家を目指すようになっていった。報道写真家になって由香は改めて、浩二への想いを痛感した。帰国した由香を空港で待っていたのは、年を重ねた浩二だった。
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3.5「“願いの桜”の話って本当だと思う?」駄菓子屋兼骨董店を営む宗助は、馴染の中学生亜咲美からそう聞かれた。通学路から離れた寂しい場所に一本だけ立つ桜の木、その木に願い事をすると叶うことがあるという。奇妙な言い伝えや曰くつきの品物に目がない宗助は、早速その桜を調べ始める。まもなく亜咲美の周辺で理由もなく体調を崩した生徒がいることを知り、嫌な予感を覚えた宗助は、祖父の代からの知り合いで呪物に詳しい少年朱鷺に助けを求めた。呪物を捜して旅をする少年と獣の姿をしたその兄が遭遇する不思議な出来事を綴るシリーズ第2弾。
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-「もう一度聞く。お前の本願は何だ?」 この世界では “カミ”に優れた歌と踊り――「舞奏」を奉じれば、どんな願いでも叶うという。 六原三言(むつはら・みこと)には叶えたい願いがなかった。 類まれなる才能に恵まれ、それ故に孤独でもあったが、ただ“カミ”のために舞奏を極められればそれで良かった。 しかし、皋所縁(さつき・ゆかり)はその違和感を見逃さない。探偵を辞め、とある願いを叶えるため必死に舞奏に喰らいついてきた皋は、三言のような人間を理解できなかった――。 斜線堂有紀が挑む「ライフワーク」であり壮大な伝奇ミステリ。 Twitterで話題の連載小説が待望の書籍化。 謎を秘めた青年達の才能と業、願いをめぐる物語が幕を開ける。
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-キッチンで踊るシンデレラ。彼女の手を取ったのは……?■獣医をめざし、住み込みのメイドをしながら大学に通うポーラは、朝食の準備をする間、その家の娘たちが嬉々として話すのを聞いていた。どうやら“ポロのプリンス”と呼ばれる資産家のブラッドが、ポロの試合のあとで開かれる仮装舞踏会に参加するらしい。でも、わたしには関係のないこと。住む世界が違うのだから。ところがポーラも、給仕係として舞踏会に参加することになった。ひとり配膳室で仕事をしながら、彼女は音楽に誘われてつい踊りだす。「ぼくと踊ってもらえるかな、美しいレディ?」声をかけてきたのは例のとびきりハンサムな男性、ブラッドだった。二人はきらめくような音楽のなか、ダンスに夢中になる。だがそのとき、彼女の耳に十二時を知らせる時計の音が響いた。いけない、わたしは給仕係だったのに! ポーラが逃げ去ったあと、ブラッドの手には名前も知らない彼女のネックレスだけが残された――まるでこれから起こる何かを約束するように。
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4.2『glee/グリー』のクリス・コルファーが贈る全米ベストセラーの冒険ファンタジーシリーズ、ついに刊行開始!! ある日、双子のアレックスとコナーは、12歳の誕生日におばあちゃんにもらった絵本、『ザ・ランド・オブ・ストーリーズ』の中に吸い込まれてしまう。そこはおとぎ話の「いつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし」の後の世界だった。双子は元の世界に戻るため、「願いをかなえる呪文」を探す冒険に出る――。 こんなお話なら、僕も訳したかった! うちの子にも読ませたい! 山形浩生(翻訳家)
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-一緒に眠るよりも良いこと 思えば、寝顔ほど無防備なものもまたとないのかもしれない。 東京駅にいて、眠たくてたまらない、となれば普通は一刻も早く勝手知ったるわが家へ急行するはずだが、それよりももっと別の場所で眠りたい、となればその場所の主との関係の親密さは明らかだ。 ぐっすりと眠ったあとには、贈りものが待っている。 他にはない、最上のおだやかさがそこには待っている。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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-1971年、ソビエト連邦の首都モスクワ。超常諜報戦術開発局に所属するボリス・ドラゴサニは極秘施設で、機関の長ボロウィッツの命令により、裏切り者の死体に特殊な“能力”を用いようとしていた。一方、英国の炭鉱町で育った夢見がちな少年ハリー・キーオウは、ある日を境に突如として数学の才を発揮するようになる。二人には、ある共通点があった――それは死者、あるいは死体の記憶や能力を自らのものとして活用するという、類い稀且つ恐るべき異能だった! 冷戦下のソ連と英国の間で巻き起こる霊的諜報戦を描いた、〈タイタス・クロウ・サーガ〉の著者を代表する一大伝奇ホラー!
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4.3【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ネグレクト(neglect)育児放棄。子供に食事を満足に与えなかったり、病気やけがを放置したり、長期間入浴させないなど保護者としての責任を放棄する行為。2000年12月10日、愛知県名古屋市近郊のベッドタウンで、3歳になったばかりの女の子が段ボールの中に入れられたまま、ほとんど食事も与えられずにミイラのような状態で亡くなった。両親はともに21歳の夫婦だった。なぜ両親は女の子を死に至らしめたのか、女の子はなぜ救い出されなかったのか。3年半を超える取材を通じてその深層に迫った事件ルポルタージュ。第11回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
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4.0小生は猫であります。名前はらっきょ。主人の千川兆介は、恐妻家のしがないサラリーマンです。だがお待ち頂きたい。小生の鼻がひくひく動く。どうやら主人には、傷に触れるとその過去が分かるという“超能力”なるものがあるようで。はて、これは? 食い逃げ事件に非行少年、OLの恋愛相談。主人が語る愚痴によりますと、何やらいつも大変な目に遭われている様子。だがしかし。主人に関わった人々は皆、なぜかちょっぴり救われているようで? 疲れた心に贈りたい、あったか人情物語。
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4.0殺したはずの猫の鈴の音が響く! 男は幻聴だと思っていたが… 不意に眼の前にポリバケツが倒れ、黒猫が道を横切って、ひばの生垣に消えた。反射的に立ち止まると、猫にとりまかれているのに気づいた。石の門柱のかげ、屋根の上、植え込みの下から、のぞいている。それも一瞬のことだ。猫たちは姿を消した。敏彦は憮然として歩きだした。猫はたんにさかりがついていたくらいのことであろうが、敏彦には、猫までもが、彼のやったことを見通して、非難しているように感じられたのだ。(「猫恐」より) ホラー、怪奇、幻想SF作品を収録した短篇集。 *猫恐 *猫の墓 *かくれんぼ *木偶 *窓のない家 *アルメナの記憶 *旅立ち *ゲッペルスの潜水艦 *鬼哭 ●田中文雄(たなか・ふみお) 1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、見開きで沖昌之さんが撮影した素晴らしいネコの写真を1点展開。その写真の上に及川眠子先生のこれまた素晴らしい詩を載せていく、という構成になっております。詩は、ネコはどう思っているのかを想像して描かれているものではありますが、読む方にとっては自分をネコに投影し、まるで自分の気持ちが書かれているような、共感できるものになっています。たとえば疲れて家に帰ったあとにそっとページを開いていいただき、ネコの写真と詩に癒されて欲しい。そういった願いをこめて作りました。
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3.4定年まで、あと四年――。長らく会社の花形部門で働いてきた吉岡だが、ここ数年はデータ管理の閑職についている。年齢なりに、体調ははっきりと怪しくなってきた。娘が就職して家を出た今となっては、妻の多恵子と共に静かに老いていくだけの毎日だ。ところが、近所に住む望月夫妻が二人とも入院したことから、状況が一変。彼らが飼っている老猫をどうするかを巡って、町内は大騒ぎとなる。望月夫妻が住むアパートの大家も、警官も救急隊員も生活支援課も、救いの手を差し伸べようとはしない。ある理由から、この猫を引き取ることができない吉岡と多恵子の選択は……。 誰もが身につまされること間違いなしの、ユーモアと愛情に満ちた人間ドラマ。 【目次】 日曜日に (その1)/他生の縁/望月盛衰史/日曜日に (その2)/吉岡家の猫/猫に通う/祇園精舎の鐘の声/里親さがし/最後に見た姿/奇特な人/深き淵より/静かな夜のために
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3.0お風呂から出た私は、冷凍庫から「冷凍果実シリーズ 完熟キウイバー」を選ぶと、ドラマを見るためにソファへと座った。 そこには飼い猫のキジトラミックス・マルが、名前通り文字通り、丸くなって眠っている。 ドラマには犬系彼氏やキツネ系イケメン俳優が出ており、画面から目が離せずにいると、気づけばマルがじっとこっちを見つめてきて……。(「ヘアゴム」より) 彼女は予告なしに猫を連れてやってきた。今から数日、猫を預かって欲しい、と。 だけど僕には問題がいくつかあった。まずは、僕が猫アレルギーだということ。案の定くしゃみが止まらない。 そしてもう一つの問題、それは彼女と言っているが、既に一度振られていて彼女ではないということだ――。(「彼女と猫」より) 茶トラのミックスのぷっぷは、いつも「にゃっ」と従順で嫌な顔一つを見せずにこちらを見つめてくる。 けれど初対面の人に会った後は、愛想笑いの裏で相当気を遣うのか、部屋の隅でこっそり吐く。 まさにストレス社会に生きるサラリーマンのようで――。(「好きなもの、嫌いなもの」より) ほか、猫たちがまるで「見て見て!」と言っているような、恋愛やホラーにSFなど様々な物語が紡がれた短編集が、たっぷり41話収録! 猫大満足の一冊にゃ!
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4.0猫好きの友人の高平君がうちに来て、涙ながらにいなくなった猫の話をはじめた、聞けば聞くほど私が外で世話していたキャシーそっくりだった。 ついに1ヵ月経ったところで高平君は、迷い猫のポスターを貼りだした。それを作ったのは二週間目だったが、「貼ったら事実を固定化するみたいじゃん。」と思っていたのだ。レディはきっと帰ってくる、キャシーもそうだ。 果たして高平君のレディはみつかるか?(表題作) 特別に忘れがたい猫、突然伐られてしまった大きなヒマラヤ杉、賢いカラス、鎌倉の家から見えた川端先生のお屋敷、夏の明るい日差しの中で本を読むこと、隣家の物置きに住み着いた赤ん坊連れの女のひと、子猫が友人の手のなかで命を落とした夜明けまでの夜・・・ 「命において死は生きるのと平行して在りつづける」ことを証しだてる9つの短篇小説。
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3.0身を切るような秋風がたちはじめたバラクラヴァ。新たな騒動の始まりを告げたのは、シャンディ教授の家政婦ミセス・ローマックスの飼い猫、エドモンドがくわえてきたかつらだった。持ち主にしてローマックス家の下宿人でもあるアングレー名誉教授に返却すべくさがしに出かけると、当の本人は博物館(になる予定のクラブハウス)の裏手で冷たくなっていた。第一発見者になったミセス・ローマックスの要請で駆けつけたシャンディ教授が少し調べただけで、不審な点がいくつも見つかり……? 農業大学の町が舞台の、明るく楽しいシリーズ第4弾。/解説=澤木喬
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4.1今まで虚構を描いてきた。 初めて本当に思っていることを書きました――麻枝准 *** 『CLANNAD』『Angel Beats!』『神様になった日』―― 話題作を作り出し続けるカリスマの内心が初めて明かされる処女小説、緊急刊行 *** 海辺で出会った彼女は、美しく饒舌で世界で誰よりも――死にたかった。 猫が戯れるのを眺めていた女子大生・時椿は、断崖絶壁に立つ女性に声をかける。 飛び降りようとする黒髪の美女・十郎丸は、多くのヒット曲を手がける作曲家だった。 彼女は予想に反して、雄弁で自信に満ちた口調で死にたい理由を語ってのける。 人生で初めて出会った才能豊かな人間が、堂々と死のうとしている事実に混乱する時椿。 なんとかその日は十郎丸を翻意させ、下宿に連れて帰ることとなる。 なぜか猫に嫌われる死にたい天才作曲家と、何も持たない大学生。 分かりあえない二人の、分かりあえなくもあたたかい6日間が、始まった。 麻枝 准の生きている世界はこんなにも苦しくて、理不尽なものだった――。 「泣ける」ことだけにこだわり創作してきた彼が純粋に書きたいものを初めて書いた処女文芸作品。
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-母の呪いを猫で解く!? 「融通無碍に出入りするかれらと、深部に居座って出て行かないあのひとと。大人の男の心の中は繊細で滋味豊か。いろいろしんどいものを抱えても、とりあえず長生きしようと思わせてくれました」中島京子(小説家) いくら自分が歳を取っても、たとえ亡くなっていても、消えてなくならない存在をどうするのか。ともに猫好きなエッセイストと精神科医による切実真剣往復書簡。 幼い頃に母を亡くした者は、埋まらない心の空洞を抱えたまま生きなければならないのでしょうか。それもマザコンというのでしょうか。 ――末井昭「母親の変形した投影」 確かに母はわたしが不細工だからとわたしを忌避したりはしませんでした。が、こちらが美しかったら、より本気で愛してくれたのは間違いない。そこが悔しいし悲しい。 ――春日武彦「隣の女」 【目次】 まえがき 末井 昭 書くことがなくなってからが勝負 第1信 末井昭→春日武彦 猫と話す 第2信 春日武彦→末井昭 鼻ちょうちんや巻き舌のこと 第3信 末井昭→春日武彦 夫婦喧嘩は猫も食わないか? 第4信 春日武彦→末井昭 猫の舌 第5信 末井昭→春日武彦 母親の変形した投影 第6信 春日武彦→末井昭 猫嫌い 第7信 末井昭→春日武彦 キー坊の恋、母の恋 第8信 春日武彦→末井昭 隣の女 第9信 末井昭→春日武彦 結核のバリヤー 第10信 春日武彦→末井昭 罪悪感、その他 第11信 末井昭→春日武彦 壊れた母性本能と工場への失望 第12信 春日武彦→末井昭 漫画もどき 第13信 末井昭→春日武彦 野良たちに安泰はない 第14信 春日武彦→末井昭 一家団欒 第15信 末井昭→春日武彦 ラジオ体操と疥癬タヌキと老いた胎児 第16信 春日武彦→末井昭 覆面レスラーと大工の源さん 第17信 末井昭→春日武彦 ねじ曲がったマザコン 第18信 春日武彦→末井昭 母子像と父子像 第19信 末井昭→春日武彦 腹這いのキー坊と顔コンプレックス 第20信 春日武彦→末井昭 今日はいい日、楽しい日 あとがき 春日武彦 罪悪感といかがわしさと
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北村一輝主演、全国15局、BSフジなどで放映されていた猫と侍の癒し系時代劇「猫侍」。「可愛すぎる!」とファンを萌死させていた、芸達者の白猫・玉之丞の写真集がついに登場!3猫1役を演じた猫たちそれぞれのポートレートや、江戸村での新作撮り下ろしカットに加え、監督インタビュー、動物トレーナーによる撮影秘話など内容も盛りだくさん。3匹の玉之丞、勢揃いカットも!
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5.0笑って、ゆるして。 破天荒で規格外な家族との日々を振り返ると、そこには確かに“愛”があった。 故郷・福島から東京、そしてパリへ――――。遠く離れたからこそ見える、いびつだけど愛おしい家族の形。 『ねこしき』の猫沢エミが綴る、ユーモラスでときにせつない、ブラック・ファミリーヒストリー! 【目次】 第1章 リヴォリ通りの呉服店 第2章 悪美ちゃんへ 第3章 アメリカの別荘 第4章 星の王子さまとハゲの王子さま 第5章 移動“呪”祭日 第6章 服と全裸と父サピエンス 第7章 風呂ガス爆発 第8章 猫沢家の美味しい水 第9章 シュール・ジジリズム 第10章 ノストラダムスに夜露死苦 第11章 ヅ・ラ・ランド 第12章 湯湯しき問題 第13章 死んでいるのに死んでいない人々 第14章 笑いと許しの終末介護 第15章 半分閉じたカーテン あとがき そこに愛はあった
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「猫思考」とは、「自由気まま」を象徴する猫に学ぶ「引き算的行動」実践のための哲学のこと。その極意を、AからZのキーワード別にわかりやすく並べました。撮り下ろしのかわいい猫のカラー写真と、偉人たちのエピソードや猫の歴史など、具体的な豆知識もたっぷり。さらに後半には「猫思考を実践したら、人生どうなる?」を小説形式で収録。著者は、文化発信基地として多くのファンに支持される東京・荻窪のブックカフェ「6次元」オーナー。美術、旅、文学などに関する映像ディレクターとして一線で活躍してきた豊富な経験もたっぷり詰め込まれた、ぜいたくな1冊です。
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-ショートショートを愛してやまない7人のアマチュア小説家が集結し『ショートショート研究会』が発足しました。 我々は世代も性別も職業も暮らしている土地も異なりますが、決しててんでばらばらな存在ではありません。 本書は研究会メンバーによって執筆されたアンソロジー本で、第一回目となる今回は“猫”をテーマにしています。 猫でそんなに幾つも話が書けるのか? 勿論、書けます。 個性豊かな7つ(+1)の物語が描き出す世界は、本屋に並んでいる職業小説家のアンソロジー本とは一味ちがうことを、直ぐにでも感じていただけることでしょう。 縁あって本書をお手に取って頂いたあなたに隅々までお楽しみいただけたなら、研究会一同大変嬉しく思います。 【掲載作品】 「春の知らせ」 宵野遑 「ネコミキサー」 にゃおっく 「猫の遊星」 楠樹暖(ゲスト) 「ネコノミ」 梨子田歩未 「ニャンコ掲示板」 くにさきたすく 「窓越しの恋」 風富来人 「猫は来なかった」 土地神 「肉球コマンド」 酒井貴司 【特別収録】 ショートショート研究会リレーインタビュー
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4.0謎の解決の糸口は 猫の記憶を覗く“あの”儀式。 鎌倉の人々と猫の優しい物語。 『猫を処方いたします。』著者・石田祥氏、推薦! 鰹節の芳しさと、“アレ”。――どちらも幸せな香りです。 目を閉じて、思い切り吸い込んでみたくなります。 鎌倉の片隅に佇むかつお節屋「カツヲ堂」。 夢に破れた青年・凛は、店主のおばあちゃんのもとに身を寄せていた。 ある日、近所の人に困りごとを相談され真相を探ることになったが、解決の糸口は摑めない。 そんな時、おばあちゃんから【猫吸い】の儀式を教わる。それは、猫のお腹に顔を埋めて香りを吸い込むことで、“猫が見た過去”を追体験できるというもの。 凛は猫吸いで得た情報をヒントに謎を解いていく――。 これは青年が猫に導かれれ、居場所を見つける心優しい物語。 プロローグ 第一章『カツヲ堂といなくなった猫』 第二章『僕の血液型と二度助けられた猫』 第三章『迷子の子猫ちゃんとストローおじさん』 第四章『消えたタイムカプセルと番猫』 最終章『吾輩は、ソウセキの猫である』
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4.1間瀬垣勤は、日本一人付き合いが苦手なタクシー運転手。 前職は中学教師。生徒とのコミュニケーション不全に耐えきれずに辞めた。同僚だった英語教師の真亜子と娘の瑠璃の3人暮らし。稼ぎも悪く、娘にもバカにされ、妻にも期待されていない。家で間瀬垣の居場所は年々無くなっていた。間瀬垣が仕事中にいつも時間を潰す小さな公園があった。今時見ない土管型の遊具のみが真ん中に置かれた、一日中日の当たらない空間。そこで間瀬垣は、運命的な出逢いをする。土管の中からじっと見つめる、何ともふてぶてしい目。でっぷり太ったおっさんのような猫。首輪には「御子神」と書かれていた。間瀬垣はそれから毎日その公園で御子神さんと会っているうちに、その何ともいえない風貌に心を奪われてしまう。そして、御子神さんと一緒にタクシー営業を始めることを思いつく……
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