作品一覧

  • 平家物語を読む 古典文学の世界
    4.7
    平家物語は,日本の歴史が貴族社会から武家社会へと移りかわっていった時代に,平家一門の運命を描いた物語である.この本は,平忠盛,清盛,知盛,俊寛,文覚,祇王,仏など代表的な登場人物男女十人の生き方をたどるなかから,平家物語の全体像と文学としての豊かさを伝える.古典にしたしむための入門書.

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  • 日本文学の古典 第2版
    4.5
    1巻858円 (税込)
    古典は過去のものであると同時に現代のものであり、つねに新たに、世代ごとに読みなおされるものである。この視点に立って、いわゆる日本文学通史として古典を概観するのではなく、日本文学史上の代表的な作品とその作者について解説し、古典再評価のための扉をひらこうとする。巻末に「古典をどう読むか」を付す。

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  • 今昔物語集 1
    -
    1~10巻2,640~2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 古代末期という激動の時代に,貴族世界にとどまらない開かれた精神がとらえた,日本への仏法渡来と伝播の物語。インド・中国・日本の貴賎老若男女が,生々しいエネルギーにあふれて登場する。原本とは巻の順序が異なり,第1巻は,巻第十一から巻第十三(本朝・仏法)まで。巻頭に永積による解説を付す。

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ユーザーレビュー

  • 日本文学の古典 第2版

    Posted by ブクログ

    初版が1966年なので 戦後の出版物だがお堅い教養感がこれまた良い 経年劣化で古びた外観だが 以前自分で新本を購入したものなので安心感がある 電子書籍で第2版が刊行されているが大きな改修はないだろう

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    2022年09月17日
  • 平家物語を読む 古典文学の世界

    Posted by ブクログ

    古典は高校の時から好きではなかった。「古典」と聞くと虫唾が走るようになっていた私にもう一度古典を物語として接していくことを促してくれたのは高校の時の恩師である。古典の勉強を一切怠ってきた私をまだ気にかけてくれているのは低頭するばかりだ。
    毎年9月に平家物語についての発表を行っている。8月中までにフィールドワークを行い、それについて発表をしている。今年で3回目になるため、大分内容も把握してきたが、まだ肝心の物語については所々しか触れていない。話も特定の人物のことしか理解していなかった。そのため、少しでも幅を広げるために手に取ったのがジュニア新書。以前、DVDにて平家についてを鑑賞していたため、内

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    2011年08月24日
  • 平家物語を読む 古典文学の世界

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    『平家物語』は、王朝貴族社会から、中世武家社会へと大きく移り変わった時代、平家一門の人々がたどった運命を描いた語り物文学です。
    この本では、平清盛、知盛、祇王、俊寛、木曾義仲など10人の登場人物をとりあげ、原文にふれながら、『平家物語』の全体像と文学としての豊かさをつたえます。

    [ 目次 ]
    平忠盛
    祇王・仏
    俊寛
    文覚
    平清盛
    木曾義仲
    源義経
    平忠度
    平知盛

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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    2011年03月26日
  • 日本文学の古典 第2版

    Posted by ブクログ

    能と狂言と歌舞伎は文字だけでなく実際の映像と音楽を観て聴いてしないと完全な理解ができないので読んでいて少し苦しかった。ではYouTubeで観れば好いじゃんと思うが、案外さがしてもないし、あっても観たところでやっぱりわからない。
    言葉の発し方が独特で且つ言葉そのものも古いので聴いても何言っているのかわからないし、舞っているのみても何しているのかやっぱりわからない。
    歌舞伎は暫が有名ということで、これは何とか完全版がみつかり観てみたが、主役と比べるまでもなく脇役、特に雛壇の後列の左側に並ぶ力士みたいなのがしょぼくて、歌舞伎って思っていたより貧相だなと思ってしまった。
    明治以前のとか、せめて昭和初期

    0
    2022年10月22日
  • 平家物語を読む 古典文学の世界

    Posted by ブクログ

    「祇園精舎の鐘の声~」という冒頭は知っていても、本編は読んだことがないという人は多いだろう。自分もその一人で、2012年の大河ドラマ「平清盛」を見るまでは全く興味がなく、なぜ戦国時代を舞台にした大河でないのかと残念に思ったほどである。

    しかし、何気なく見ているうちに、複雑に絡み合う人間関係やHD画質を効果的に用いたリアルな表現に引き込まれ、すっかり虜になっていた。当然、原作である平家物語にも食指を伸ばすことになるのだが、まずは入門書的なものから理解を深め、ゆっくり楽しんでいこうというわけで、本書を手に取った次第である。

    本書の特徴は、平清盛、忠盛、知盛、木曾義仲など、特に重要な位置づけであ

    0
    2012年12月24日

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