経済作品一覧

  • CRUISE(クルーズ)2020年10月号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自由度が高く、体に優しい旅のスタイルとして人気が広がるクルーズ。本誌ではダイナミックな写真や素朴な疑問を解消する記事で、初心者もリピーターも楽しめるクルーズ情報をお届けしています。10月号の特集は「ポスト・コロナのクルーズ新時代に向けて」。コロナ禍において各船社が対策を講じながら動き出した様子を、乗船レポートや医学的検証・見解などを交えて紹介します。「飛鳥Ⅱ」や「にっぽん丸」の改装レポート、第2特集「客船界ナンバーワン&オンリーワン」など充実のコンテンツです。
  • CRUISE(クルーズ)2020年2月号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自由度が高く、体に優しい旅のスタイルとして人気が広がるクルーズ。本誌ではダイナミックな写真や素朴な疑問を解消する記事で、初心者もリピーターも楽しめるクルーズ情報をお届けしています。2月号の特集は「最新船は、こんなにもすごい」。18万トンの大型船から小型の探検船まで、最新船の特徴や見どころを写真などで紹介します。「飛鳥Ⅱ」や「にっぽん丸」、「ぱしふぃっく びいなす」の乗船レポート、新しく整備された横浜港の新施設など充実のコンテンツです。
  • CRUISE(クルーズ)2020年6月号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自由度が高く、体に優しい旅のスタイルとして人気が広がるクルーズ。本誌ではダイナミックな写真や素朴な疑問を解消する記事で、初心者もリピーターも楽しめるクルーズ情報をお届けしています。6月号の特集は「次こそ行きたい!絶景クルーズ」。次のクルーズで見たい美観の数々をテーマごとに紹介します。「飛鳥Ⅱ」の大改装の舞台裏レポートや「にっぽん丸」の就航30周年のグッズ紹介、「ぱしふぃっく びいなす」の乗船レポートなど充実のコンテンツです。
  • CRUISE2024年春号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自由度が高く、体に優しい旅のスタイルとして人気が広がるクルーズ。本誌では初心者もリピーターも楽しめるクルーズ情報をお届けしています。春号の特集は人気の読者投票企画「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」。読者の方々が選んだ客船とは? 特集「フェリー・レボリューション!」では、最新のフェリーの進化を紹介します。日本人にもフィットする最新鋭の中型船「ビスタ」、「飛鳥Ⅱ」の韓国クルーズ、「にっぽん丸」の寄港地ツアー付きクルーズの乗船レポートも。
  • クレーム対応の技と心得 お客様との妥協点は必ずある
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    クレームはビジネスチャンスだ! 実績1万件以上、75%のクレーム削減に成功したスペシャリストが教える、 「お客様にクレームを言わせない」ための33カ条 ・クレームは「不当要求」、苦情は「正当要求」 ・「電話をかけてきた人すべてがお客様」ではない ・「クレームを言う人=悪人」は間違い ・クレームは「処理」ではなく「対応」でなければならない ・ 交渉決裂は、コールセンターの存在意義が消えるとき ・あなたは「社長代行」 ・ 話をこじらせない断り方 ・「上司はクレーム対応が下手」と思え ・ 泣きたければ泣いてもいい ・「お客様第一」ではなく、まずは「従業員第一」 「クレーム」と「苦情」の違いをはっきりさせ、 クレーム発生のメカニズムと対応の極意&テクニックを紹介。 さらに、お客様以上の難関である上司を説得する裏ワザや クレーム対応者のメンタルケアまで。
  • 黒子の流儀
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    DeNA会長、横浜DeNAベイスターズ初代オーナー春田真氏が綴る、DeNA「不格好経営」の舞台裏。 【目次】 第1章 球界参入  運命の日/驚愕の資料/横浜DeNAベイスターズ誕生  ほか 第2章 銀行員時代  内気な幼少期/家族のこと  ほか 第3章 ベンチャー  「年俸600万円で!」/決心/女性の恐ろしさ  ほか 第4章 DeNA事件簿  モバゲーの誕生/社会問題となったモバゲー  ほか 第5章 野球への想い  球団オーナーという役職/高田さんのGM就任  ほか
  • 黒田日銀 最後の賭け
    3.0
    アベノミクスの成否は金融政策にかかっている。はたして「異次元緩和」は成功するのか? 五つの切り口で異次元緩和の実像に迫る。 1.日銀総裁・黒田東彦が踏み込んだ異次元緩和の意味と背景。 2.なぜ安倍首相は、異端の政策とされてきたリフレ政策を掲げ、黒田を日銀総裁に起用したのか。 3.異次元緩和を実現した黒田の人物像。 4.世界の中央銀行の歴史を振り返りつつ、「通貨の番人」としてインフレと戦ってきた日銀の金融政策の歴史と理念を概観する。 5.なぜ黒田は、日銀という堅牢な組織を動かし、金融政策の転換が実現できたのか。その舞台裏に迫る。 異次元緩和は、人々の期待に働きかけて物価観を転換し、デフレを脱却するという壮大な実験だ。その行方は私たちの人生を大きく左右する。その意味を考えるための大きなヒントがここにある。
  • 黒田日銀 超緩和の経済分析
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    「異次元」を総括し、出口への長期戦を展望 金融政策運営のあらゆる論点を理解できる最適の書 ■日銀の国債買い入れは80兆円から40兆円に急減、さらに減少のペースは止まらず、金融政策は新たなフェーズに入りつつある。本書は金融・マクロ経済研究者たち7人が黒田日銀の金融政策の効果を分析し、これからの課題と行方を展望する。 ■量的緩和、量的・質的緩和、イールドカーブ・コントロールといった政策の効果と限界、また、インフレ目標2%を堅持すべきか、堅持しながらも出口に向けた手を打つべきか?など興味深い論点が示される。 第1章 黒田日銀の評価と課題 北坂真一(同志社大学) 第2章 物価上昇率2%目標の意義とリスク 細野薫(学習院大学) 第3章 共同声明に立ち返れ 翁邦雄(法政大学) 第4章 「短期決戦」から「持久戦」へ ―日銀緩和の軌跡と課題 早川英男(富士通総研) 第5章 ETF買い入れの功罪 ―企業経営に緩みか、出口急げ 大村敬一(早稲田大学) 第6章 ETF・REIT購入は有効 先行きの指針 意図の明示を 柴本昌彦(神戸大学) 第7章 量的・質的緩和政策(QQE)の成果と教訓 田幡直樹(ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究所 ビジティング・スカラー)
  • クロトンビル 世界最高のリーダーを育てる組織
    値引きあり
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    GEのリーダー育成に特化した組織「クロトンビル」。 「世界最高のリーダー育成機関」「人材開発の聖地」とも呼ばれるこの組織は、 1956年、全米初の企業内大学として誕生した。 そこでは何が行われ、どう運営され、どのようにリーダーを育てているのか。 本書は、プログラム・マネジャーとして活躍し、マスター・トレーナーである著者が、 日本企業における人材開発・社員研修の担当者、また経営者として人材開発に 本気で取り組もうと考えている読者へのヒントとして、初めて「クロトンビル」を解説したものである。
  • クールJapanコンテンツの現実
    -
    今、世界で一番、認知度が高い日本ブランドとは──。 トヨタなどと並んで確実に上位に入るのが、 「ドラえもん」や「ONE PIECE」などの日本のアニメ、マンガだ。 その広がりは、子供向けや一部のマニア向けといった枠をとっくに飛び越えた。 次世代の輸出財として注目を集める“クールJapanコンテンツ”。 その夢と現実を追った。 『週刊ダイヤモンド』(2015年9月19日号)の 第2特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。
  • 「偶然」の統計学
    3.4
    ロトで連続大当たり。2回連続で雷に打たれる。3大会連続でホールインワン達成。暗殺の夢を見たあとに暗殺されたリンカーン。10万年に1度しかないはずの金融危機……到底ありえないと思われ、実際に起こると新聞記事になるまれな出来事だ。しかし、統計学者に言わせると、こうした「ありえない」出来事は、じつはけっこう頻繁に起こっているという。どうしてそういうことになるのだろう――ハンド先生がそこの事情を〈ありえなさの原理〉の名のもとに、実例をふんだんに盛り込んで解説してくれます。統計的な考え方は直感では理解しにくいから、現代人必携のリテラシーとしてしっかり身に付けて起きたいもの。奇跡なんてうさんくさい。あるいはカモられたくない・騙されたくないあなたに捧げる確率・統計解説。
  • グッズとバッズの経済学(第2版)―循環型社会の基本原理
    -
    1巻2,673円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1999年に刊行され、リサイクルと廃棄物の仕組みを経済学で分析し、実務界に大きな影響を与えた基本テキストの改訂版。制度変更や新しい事例を盛り込み大幅に加筆する。 【主な内容】 第1章 グッズの世界、バッズの世界 第2章 動脈産業と静脈産業 第3章 バッズとゼロエミッション 第4章 安定した市場リサイクルの条件 第5章 逆選択とパートナーシップ 第6章 PPP(汚染者支払い原則)と費用負担 第7章 環境保全のトレードオフ 第8章 バッズのマクロ経済学 第9章 環境制約と経済成長 第10章 バッズの管理システム
  • ぐっちーさんが遺した日本経済への最終提言177
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    2019年9月に急逝した経済評論家のぐっちーさんが連載していたAERAの人気コラム「ぐっちーさん ここだけの話」の、16年3月7日号から絶筆となった19年10月7日号までのコラム177回を一挙に紹介。 掲載年ごとに4章にわけ、まえがきとあとがき、各章ごとの解説はAERA編集部の上栗崇(編集担当)が執筆。当時何が起きていたかの時代背景と各章の見どころ、ぐっちーさんの発想の源泉に迫るほか、ぐっちーさんの人となりがにじむ知られざるエピソードも豊富に紹介する。巻末には、かねてから親交の厚い池上彰氏からの「送る言葉(1000字程度)」も収録する。 かねてからぐっちーさんはコラムを執筆する際に「過去に起きた問題のほかに、将来に起こるであろう多くの問題を取り扱っている」(『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない 経済復活の条件』朝日新聞出版 あとがきより)とおっしゃっていることからも、過去のコラムを読むことで未来のヒントになる、ぐっちーさんの知恵や言葉が病める現代日本の妙薬となる、ぐっちーさんからの最後のプレゼントといえる一冊。
  • ぐっちーさん 日本経済ここだけの話
    4.2
    AERAで好評連載中の「ぐっちーさん ここだけの話」待望の書籍化。アベノミクスに半信半疑なあなたへおくる「ここだけの話」が満載です。

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  • ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件
    3.0
    1巻1,600円 (税込)
    円の価値下落、官製株式相場の危うさ、中国や欧州の経済減速など、テーマごとに解説。アエラ連載に大幅に加筆して再構成する。リスクへの対処法、本当にいま求められている成長への処方箋も描き出す。巻末には浜矩子氏との対談つき。
  • ぐっちーさんの本当は凄い日本経済入門
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    最強経済ブロガー・ぐっちーさんの最新刊。 10万部突破の前著に続く話題の新刊です。 2013年 円安、アベノミクス、シェールガス革命・・・ 日本とアメリカが大復活!? そんな、どこにも書かれていない経済、本当の話が 盛りだくさんの内容です。 また、本書では冒頭論文を始めとして、 書き下ろし、一般には未公開の原稿も含まれており、 有料メルマガの読者にも楽しめる内容になっています。
  • Good Life Project 人生を満たす3つのバケツ
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    全米で人気の気鋭のブロガーが提案する、1日1分読むだけで、確実に幸福へと近づくことができるマニュアルがついに日本に上陸。想像もできなかった満ち足りた人生が、あなたに訪れる! 全米で話題となった、幸せな人生を手に入れる方法! まず、あなたの人生を3つのバケツとして考えよう。 1つ目のバケツは、バイタリティーで、心と身体の状態を表している。 2つ目のバケツは、コネクション(人間関係)を表している。 3つ目のバケツは、コントリビューション(社会への貢献)を表している。 これらのバケツの中身が多ければ多いほど、豊かな人生になる。 3つのバケツすべての中身が満ちあふれていれば、素晴らしい人生になる。それこそが私たちが追い求めているものだ。 本書は、3つのバケツを満たすための簡単なフレームワークを紹介している。あなたはより良い人生に効果的な有効手段に取り組むことになる。 科学的に効果が実証されている具体的なフレームワークの一つ一つは、今日からスタートできる簡単に取り組めるものばかり。
  • グラフで見ると全部わかる日本国の深層
    3.3
    1巻880円 (税込)
    グラフなので一目でわかる、ベストセラー『日本経済の真相』の第2弾! 真実の97%が隠されている、日本経済は今すぐ復活する!!
  • グリッドで理解する電力システム
    4.3
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「2050年・カーボンニュートラル社会」実現には、再生可能エネルギー・蓄電池の最大限の活用をはじめとするエネルギーの“フルモデルチェンジ”が必要となります。そのために「電力グリッド」は今後ますます大きな役割を担うことになり、また電力グリッドへの正確な理解も一層、重要性を増しています。 本書では一般にはなじみがなく分かりにくいとされる「電力グリッド」の過去・現在・将来の姿を、できるだけ平易に、基礎から解説しました。再生可能エネルギー導入拡大に伴う系統制約、激甚災害に対する電力レジリエンス向上への要請など、個別のテーマ解説も充実。脱炭素化を実現する電力グリッドの将来像も盛り込んだ、電気事業に携わる人、これからのエネルギーシステムを創るすべての人に手に取っていただきたい一冊です。 ベストセラー『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(NewsPicksパブリッシング、2020年2月)著者、安宅和人氏(慶應義塾大学環境情報学部教授/ヤフー㈱CSO)との特別対談も採録!
  • グリーン経済学――つながってるけど、混み合いすぎで、対立ばかりの世界を解決する環境思考
    4.0
    「グリーン[とは]個人の行動、企業、政治活動、法に対する新たなアプローチを表す社会的ムーブメントの意味だ。現代の産業社会がもたらす危険な副次的影響と、その影響を解決するか、少なくとも歯止めをかける方法についての、関連し合ったアイデアの集合である。…本書では、社会、経済、政治分野の幅広い問題をグリーンの観点から考察する。…例をあげれば、グリーンエネルギーの税制を変更する、国内生産を表すもっと正確な指標を考え出す、グリーンエネルギーのインセンティブを高める、などだ。これらは[…]法や人びとの態度を変えることで社会を変えていく方法である。…未来を脅かす課題に取り組む能力について、私たちは楽観的にも悲観的にもなれるだろう。その反面、私たちが未知の海域に漕ぎ出しているのも事実だ。…だが、もし私たちが知性に裏づけされた誠実さと先見の明を持って未来と向き合えるなら、グリーンアースという夢を実現できるのだ」(本文より)環境思考で経済的効率性、持続可能性、政治、税制、倫理、金融といった現代社会のあらゆる側面を鳥瞰する。
  • グリーン経済最前線
    3.8
    経済危機から抜け出せない先進国、資源不足と環境汚染に悩む新興国、貧困に苦しむ途上国。追い打ちをかける気候変動と原発事故。これらは二〇世紀型経済の負の側面だ。世界ではすでに、資源消費を減らし、自然との共生を目指す新しいグリーン経済への競争が始まっている。中国など大国の動向と世界のユニークな試みを紹介。

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  • グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす
    4.2
    時代の転換点は、すでに静かにやってきている――。 ESG投資、電気自動車、次世代原発、代替肉、植物性ミルク、洋上風力発電、太陽光発電……。 日本人の知らない気候変動経済のすべてがわかる、全ビジネスパーソン必読の決定版! 2020年10月7日、かつて全世界の企業でもトップを誇ってきた石油資本エクソン・モービルの時価総額が抜き去られた。 王座から追い落とした企業の名はネクステラ。フロリダの地方電力会社だ。 だが彼らは風力発電、太陽光発電のシェアで全米をひそかに席巻し、株価は10年で5倍に! もはや再生エネルギーはファッションではなく、21世紀のビジネスの主戦場となったのである。 新時代の再エネの巨人「グリーン・ジャイアント」たちは、すでにカーボンニュートラルの世界での覇権をめぐって激しく争っている。 ネクステラ、エネル(伊)、イベルドローラ(西)といった知られざるグリーン・ジャイアントたちの成長戦略とは。 炭素税導入で先を争う欧州各国。 世界最大のCO2排出国ながら、風力・太陽光にも巨大投資を行う中国。 デンマークの洋上に林立する巨大風力発電の風車。 CO2排出案件からの撤退「ダイベストメント」を叫ぶ投資家たち。 GAFAMもカーボンニュートラルを宣言。 「植物肉」で牛肉を減らし、「牛のゲップの温室効果」を止める。 ビル・ゲイツが建設する次世代原発「ナトリウム原発」とは。 グリーン・ジャイアントに支配される新世界で、エネルギーと、そして原発とどう向き合えばいいのか!? ここまでトータルに現在の世界のエネルギーを論じた本はかつてなかった。気鋭の記者が渾身で書き下ろす警世の書!
  • グリーンスパン 何でも知っている男
    3.5
    「マエストロ」は、なぜ間違ったのか? 金融危機を境に評価が一変した稀代のFRB議長の人生と時代を描き切り、中央銀行の本質的な課題を明らかにした傑作!  FT/マッキンゼー「ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー」受賞! ■ジャズ音楽家からエコノミストに転身、リバタリアン・自由放任の哲学を信奉した時代を経て、経済通の実証派エコノミストとして歴代政権と関わる中で信頼を確立。政治的な駆け引きの力も発揮し、「何でも知っている男」としてアメリカの中央銀行、連邦準備理事会(FRB)議長に就任。内外の経済危機を乗り越え、「大いなる安定」を実現し、「マエストロ」「万能議長」という名声も獲得する。だが、2008年金融危機を契機に「悪党」としての烙印さえ押され評価は失墜する――。 ■幼少期からエコノミスト、政治的人間としての歩み、連邦準備理事会議長としての軌跡、金融危機に至る経緯を、アメリカ経済・政治の変容と重ね合わせて描く。徹底した取材で読ませる文章を書くジャーナリストが、本人へのほぼ無制限での取材、5年にわたる取材・調査・執筆によって掘り起こした事実関係をもとに、スクープ級の発見も含めてバランスよくグリーンスパンの人生と時代を描き出す。グリーンスパン自身も「必ずしも私のことを好意的には扱っていないが、正しく書けている」と最大級の賛辞を送っている。 ■「何でも知っている男」グリーンスパンは、誰よりも市場の効率性を疑い、その非合理的な側面、バブルの必然性について認識していたのに、なぜ危機の発生を防ぐために行動しなかったのか? 金融の安定(資産価格、金融システムの安定)と物価の安定は、どうすればともに実現できるのか? グリーンスパンにできなかったことを将来世代は達成できるのか? ■若き時代には連邦準備制度の創設を「アメリカ史における歴史的な惨事」と評した人物自身が中央銀行を司るに至ったプロセス、その思考、観察と行動を通して、現代の中央銀行が直面する重大な問題を浮き彫りにする。金融の未来を展望するための洞察に富むと同時に、民主主義社会における、傑出した人物をめぐる人々の崇拝と慢心、その失敗に対する無慈悲な批判、錯覚に警鐘を鳴らす。 欧米メディアなどで相次ぐ本書への高い評価! ○ジョージ・S・エクルズ経済文献賞受賞、ニューヨーク・タイムズ紙2016年注目図書、外交問題評議会2016年最優秀図書、エコノミスト誌2016年優秀図書 ○「グリーンスパンのキャリアだけでなく、50年にわたるアメリカ経済の成功と失敗をめぐる物語を描いた傑作」(ウォールストリート・ジャーナル) ○「多くの人に薦めたい……この本はフェドウォッチャーだけでなく、戦後のアメリカ経済や政治の歴史に関心のある人なら誰でも楽しめるだろう」(ベン・バーナンキ) ○「素晴らしい……マラビーはグリーンスパンがいかにして頂を極めたのかを描いている。それは、面白い物語以上のものだ」(ニューヨーク・タイムズ) ○「戦後の国際金融の世界で最も重要だと言ってもよい人物についての魅力的でバランスのとれた研究だ」(マーヴィン・キング)
  • グリーンビジネスが暮らしを変える(KAIKAケーススタディ) -東邦レオの植栽管理で向上したマンションの「住み心地」と「資産価値」-
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    ■先行き不透明なVUCAの時代に、組織・個人と「社会」とのつながりを強化するためには何をするべきか? 個人は成長しているか? 組織は活性化しているか? 組織の社会性は向上しているか? これらを組織内で自問自答しながら、向上させていくための好事例として 日本能率協会が行うKAIKA Awardsの受賞・選出事例を中心に 経営問題第108委員会と共同で、活動を分析・解説しました。 自社の施策検討のために他社事例を調べ、ベンチマークすることは重要ですが、 他社の施策をそのまま導入してもうまくいくとは限りません。 とくに、組織や風土に関わる課題は、短期間の施策で解決することは非常に困難です。 各社の事例・施策を深く分析、一般化・普遍化し、 どのような歴史・背景や風土があって、施策が機能したのかを理解したうえで、 自社にあてはめるためにはどういったカスタマイズが必要なのかを考え抜き、 自社オリジナルの施策として「インストール」していく必要があるでしょう。 是非、本書でご紹介する事例を参考に、 自社での施策展開、あるいは組織のベンチマークスキル向上のためにご活用ください。 <収録ケーススタディ> 都市緑化分野の大手である東邦レオの「グリーンクリエーター」が行うマンション植栽管理に伴うコミュニティ形成の成果と、クリエイティブグリーン事業が与えた会社と社員への影響について分析しました。 (本文より) "従来の植栽管理費予算のなかで維持管理はもちろん、改善のための予算捻出やコミュニティ支援のためのイベント開催が可能となり、そして理事会などの運営支援も受けられるようになったことも、顧客にとってはプラスである。 それまでは近隣の住民と知り合いもいなかった状態から、各種イベントをきっかけに新しい人間関係を構築できる状態に変化した。コミュニティ形成による新たな人的ネットワークの形成である。しかも、景観がよく人間関係も良好なマンションは、誰もが移り住みたいと感じる場所となる。 需要が増えるということは価格の上昇につながる。すなわち、マンションの資産価値ないし取引価値をもたらすのである。"

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  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    3.4
    2020年に世界を覆ったパンデミックは、それまでに起きつつあった変化を劇的に加速した。もう元には戻れない。「マクロ」の視点、「産業と企業」の視点、「個人」の視点それぞれから、次に来る新しい世界を提示する。いま何が起きているのか、これから何が起きるのかを、俯瞰して知るのに最適な1冊。 <著者紹介> クラウス・シュワブ 1938年、ドイツ、ラーベンスブルグ生まれ。世界経済フォーラムの創設者で現在も会長を務める。1971年に発表した『機械工学分野の最新企業経営』で、企業は株主だけでなく、すべての利害関係者、すなわちステークホルダーのために、長期的成長と繁栄を実現する使命があると説き、このステークホルダー尊重主義を推し進めるために、同年、世界経済フォーラムを設立した。 ティエリ・マルレ 1961年、フランス、パリ生まれ。個人投資家、グローバル企業のトップ、オピニオンリーダーや政策決定者向けに簡潔な予測分析を提供するオンラインメディア『マンスリー・バロメーター』の創設者であり、現在も代表を務める。世界経済フォーラムとの関わりも深く、グローバルリスクネットワークを設立し、そのプログラムのリーダーを務める他、さまざまな役職を兼任している。
  • グローバリズムが世界を滅ぼす
    4.2
    世界経済でいま何が起きているのか? 「雇用や産業を保護するのは間違いで、規制撤廃こそ唯一の成長戦略であり、経済のグローバル化は歴史の必然だ」と言われるが、現実はまったく逆。グローバリズムこそが経済危機、格差拡大、社会崩壊を招くという世界経済の真実に迫る。 【目次】 第1部 グローバリズムが世界を滅ぼす E・トッド H-J・チャン 藤井聡 柴山桂太 中野剛志 第2部 グローバル資本主義を超えて  トータリズム(全体主義)としてのグローバリズム 藤井聡  新自由主義の失敗と資本主義の未来 H-J・チャン  歴史は繰り返す?――第二次グローバル化の未来 柴山桂太  国家の多様性とグローバリゼーションの危機――社会人類学的視点から E・トッド  新自由主義と保守主義 中野剛志 第3部 自由貿易とエリートの劣化 E・トッド 中野剛志 堀茂樹
  • グローバリズムという病
    4.1
    1巻1,320円 (税込)
    内田樹氏推薦! 「これは平川君の書き物のうちでも最良のもののひとつだと思う。 僕はこの本のすべての頁に同意署名できる。」 東洋経済ブックスオンラインの人気連載を加筆・修正し単行本化。 著者が、常々感じていたグローバリズムというものに対する違和感を綴った経済エッセイ。 グローバル企業、グローバル人材などの「グローバル○○」という用語。 ニューストピックなどで見かけない日がないといっても過言ではありません。 同時に、グローバル、グローバルと迫られても「なんだかなあ」「もうウンザリ」と違和感をもつ方も少なくないはず。 そんなモヤモヤした気持ちをもたらす由縁である「グローバリズム」の正体を丁寧に解きほぐしていく一冊です。 グローバリズムは、資本主義が生き延びるための最後の処方箋かのようにいわれていますが、はたしてそうなのでしょうか? むしろ資本主義が必然として生み出す副作用ではないでしょうか? 本書ではわたしたちが逃れ得ぬ「グローバリズムという病」に罹患しつつも、それでも生き延びていくための道筋を示します。 【主な内容】 第1部 グローバリズムはどこから来たのか~グローバル信仰とその起源 第1章 「生態系」を破壊するグローバリズムという病 第2章 日本人の独特なグローバル信仰 第3章 「グローバル人材」論と英語力 第4章 銃規制をできないアメリカと、グローバリズムの起源 第5章 グローバリゼーションとグローバリズム 第2部 国民国家を乗っ取る株式会社~経済が社会を牛耳るコーポラティズム 第6章 株式会社対国民国家 第7章 租税回避で海外逃避する企業 第8章 新自由主義の正体 第9章 戦後体制の崩壊と、消えた国民経済 第10章 国民国家の理念に背馳する特定秘密保護法 第3部 グローバリズムはどこへ行くのか~対抗する思想 第11章 グローバリズムとはお金儲けのための世界レベルの競争戦略 第12章 家族制度の長い歴史と株式会社の驚くほど短い歴史 第13章 失われた生活者の思想と、根拠地の思想を求めて
  • グローバリゼーションとは何か
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九七〇年代以降、近代世界は新しい世界秩序への解体と統合の時代に入った。国民国家に編成されてきた資本と労働と商品は、国境を越え、ジェンダーや家族の枠組みを壊し、文化と政治・経済の領域性や時空間の制約すら越境し、新たな貧富の格差の分断線を引き始めている。あらゆる領域を越え、社会の再編を迫るグローバル資本。その新たな世界経済の編成原理とは何か。
  • グローバル・インバランスと国際通貨体制
    -
    1巻2,772円 (税込)
    リーマン・ショックを端緒として世界金融危機が起こり、それは世界同時不況をもたらしました。本書は、その原因としてグローバル・インバランス(経常収支の不均衡)に焦点を当てます。世界経済には米国の経常収支赤字と、日本・中国をはじめとする東アジア諸国や石油輸出国等の経常収支黒字というアンバランスが存在します。そこに規制緩和とITの発達が加わった今日、どのようなメカニズムでどのようなことが引き起こされるのか。気鋭の国際経済学者たちが国際通貨体制、為替相場、通貨同盟、アジア通貨、国際産業連関分析などの側面から考察します。最後にドルの基軸通貨体制の問題点と、アジアを含めたグローバルな通貨体制に関する政策提言を行っています。
  • グローバルエリートが目指すハイエンドトラベル 発想と創造を生む新しい旅の形
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    はじめに なぜ今ハイエンドトラベルなのか?1. 旅は人生のスパイス2章. 最高級のリゾートに滞在し社会貢献する Nihiwatu スンバ島 (インドネシア)3章. 友人の別荘にお邪魔する感覚で美意識を磨く4章. インスピレーショナルなリーダーを育てる5章.エッジの効いたライフスタイルホテルで感性を磨く6章.自分を高め、仲間と繋がるスタディーツアー 7章.デジタル時代を生き抜くソリューション はじめに なぜ今ハイエンドトラベルなのか?1. 旅は人生のスパイス・旅の始まり ・グランドツアーという教育の旅 ・リゾートライフの誕生 グローバルリーダーが求める旅nterview with Philippe d’Ornano (Sisley代表取締役)、Lorenz Baumer(ジュエラー)2章. 最高級のリゾートに滞在し社会貢献する Nihiwatu スンバ島 (インドネシア) ベストリゾート誕生の秘話 Special Interview with Claude Graves(創設者)3章. 友人の別荘にお邪魔する感覚で美意識を磨く Dhara Dhevi Hotel (チェンマイ) 王国誕生の秘話 Special Interview with Suchet Pom Suwanmongkol(創設者)4章. インスピレーショナルなリーダーを育てるスピリチュアル・ジャーニー Asian Leadership Institute チェンマイ・ホリスティック、マインドフルへの関心の高まり 聖地設立の秘話 Special Interview with Brian Bauerle (創設者)5章.エッジの効いたライフスタイルホテルで感性を磨く ME London、Upper House 香港 ME London GMインタビュー (Saurabh Tiwari) The Upper House GMインタビュー(Marcel Thoma)6章.自分を高め、仲間と繋がるスタディーツアー G1サミット(北海道/沖縄) 楽しさを科学する Special interview with 堀義人(一般社団法人G1 代表理事)7章.デジタル時代を生き抜くソリューション Urban Cabin 鎌倉・なぜ今「市中の山居」なのか ・Urban Cabinというソリューション終わりに(Bleisure, Bluxuryの時代)
  • グローバル企業のトップが実践する激変の時代に成功するたった1つの考え方
    値引きあり
    -
    ビジネスで成功するためには自分(自社)だけではなく、他者(他社)との協力が必要。インテルジャパンの代表取締役を経て、現在は4社の社外取締役を務める著者の新しい時代のビジネスの成功法則。
  • グローバル恐慌の真相
    4.0
    リーマン・ショックで金融資本を救った国家が次々、危機に瀕するという恐ろしい連鎖が始まった。グローバル化のデフレ圧力で中間層が破壊され、未来への投資が停止し、民衆とエリートの対立が深まる「冬の時代」。この長く続くであろう危機、大恐慌の足音が聞こえる時代を日本が生き抜くために必要なのは、過剰な流動性を生んだグローバル化の危うさと各国の社会構造の本質まで分析する「経済思想」だ。『TPP亡国論』で論壇の寵児となった中野剛志と気鋭の経済思想家・柴山桂太が徹底的に危機の時代への処方箋を語りつくす!【目次】はじめに――壊れゆく世界を行きぬくために 中野剛志/第一章 グローバル化の罠に落ちたアメリカと世界/第二章 デフレで「未来」を手放す日本/第三章 格差と分裂で破綻する中国とEU/第四章 冬の時代のための経済ナショナリズム/おわりに――歴史は繰り返す 柴山桂太
  • グローバル金融規制入門
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 金融、財務の専門家が理解すべき金融法制度改革(バーゼルIII、ドッドフランク法、EU銀行同盟など)を解説。英米法制と大陸法制の違いに着目し大手金融機関への影響も分析。

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  • グローバル金融資本主義の危機――混迷の世界と経済学
    -
    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界金融危機は、1980年代以来の金融主導型のグローバリゼーションを終わらせた。しかし、新たな時代が見えない中、金融とスーパーリッチはいち早く復活し、格差は以前より拡大し、危機後批判された主流の経済学は大きな変更を経ることなく続いている。本書は、こうした世界金融危機後の経済と経済学の混迷の様相を明らかにするものである。
  • グローバル経済統合と地域集積 循環、成長、格差のメカニズム
    -
    ○国際金融、国際経済、開発経済分野の研究で定評のある著者が、日米両国も含め、東アジア、中南米、欧州の新興国の国際比較をもとに、ここ30年にわたるグローバル経済統合の推進ダイナミズムとその背後にある構造的な変化、その意味を、短期的な経済の循環、風長期的な成長の構造、そして所得格差に焦点を合わせて解き明かします。 ○本書全体を通じて、経済成長にとって高水準の投資(資本深化)こそが重要であることを指摘、グローバル経済におけるバリュー・チェーン(GVC)を含めた産業連関の構図を解き明かし、それらが、経済の地域集積・資産集積のパターン、所得・資産分配や社会的厚生に影響を与え、相互にフィードバックしていることを明らかにします。
  • グローバル経済の産業連関分析
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 今日の世界は,貿易や直接投資あるいは自然環境を通じて経済的な相互依存関係にある。それらの実態を分析する上で産業連関分析は成熟した分析手法として多くのエコノミストに利用されてきた。本書は新たに開発された最新の手法を紹介しつつ、経済のグローバル化に伴ってますます重視されてきたエネルギー消費と環境汚染物質の排出の関連といった環境問題をはじめ、アジアNIEsや米国との産業構造、費用構造の国際比較、消費税導入の経済効果、さらには地域間の産業構造格差や輸入財を除いた国産化率など、多岐にわたる実証分析の応用を通してその可能性を明らかにする。 【目次より】 はしがき 第1章 産業連関表と産業連関分析 産業連関表とは 産業連関分析 産業連関分析のミクロ経済的基礎と多部門経済モデル的発展 第2章 日本の産業構造の変化とその要因 はじめに 比例成長からの乖離モデル 日本の産業構造の変化とその要因 まとめ 第3章 韓国・台湾・米国の産業構造の変化とその要因 はじめに 韓国の産業構造変化とその要因  台湾の産業構造変化とその要因  米国の産業構造変化とその要因  まとめ 第4章 産業構造の地域間格差の要因分析 はじめに:日本の産業構造と国土政策 地域産業連関表での比例拡大からの乖離モデル  地域格差の要因分析 まとめ 第5章 環境問題と産業連関分析 産業別環境汚染物質発生量の予測 エネルギーと環境問題 持続可能な経済開発 エネルギー消費と二酸化炭素・硫黄酸化物排出量  産業別二酸化炭素・硫黄酸化物の排出量 日中の産業別二酸化炭素・硫黄酸化物排出量 二酸化炭素排出量の削減と技術移転 まとめと今後の課題 第6章 国産化率の推定 はじめに 産業連関表と国産化率の定義 国産化率の計測 多国間国際産業連関表を使った国際分業率  まとめと今後の課題 第7章 費用構造の国際比較 日本, アメリカ, 西ドイツを例にとって 問題意識と分析方法 価格決定モデルと国際間での価格格差 購買力平価による価格格差 ジョルゲンソン・黒田モデルの産業連関分析への応用 拡大ジョルゲンソン ・ 黒田モデルによる価格の日米比較 まとめと今後の課題 第8章 戦後日本の費用構造変化の要因分析 はじめに 費用構造変化の要因分解モデル 戦後日本の費用構造変化 まとめと今後の課題 第9章 消費税導入の経済効果 1990年産業連関表を用いた予測とその評価 はじめに 価格決定の基本モデル 伝票方式  帳簿方式 帳簿方式間接税(現行方式「消費税」)の経済効果 伝票方式間接税(中曽根内閣「売上税」)との比較 第6節 本章の分析の限界と今後の課題 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 藤川 清史 1959年まれ。経済学者。愛知学院大学大学教授。神戸大学経済学部卒業。神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は、国際経済学。 著書に、『経済政策入門』(共著)『中国経済の産業連関分析と応用一般均衡分析』(共著)『社会保障の計量モデル分析』(共著)『産業連関分析入門』『グローバル経済の産業連関分析』などがある。
  • グローバル経済の本質
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    気づかぬうちに我々の生活を取り巻いているグローバルな経済の流れ。その本質を丁寧にわかりやすく伊藤教授が説き明かす。地球規模の市場メカニズム。
  • グローバル経済を学ぶ
    3.6
    グローバル経済の拡大に取り残されつつあるといわれ続けてきたわが国の経済も、ようやく復調の兆しを見せ始めた。わたしたちは、改めてグローバル化する市場経済の現実を冷静に見つめなければならない。貿易、経常収支、為替レートなどの問題は、経済を理解するうえでの必須の基本事項である。本書では正しい国際経済学の見方を、グローバル経済の現実に即して解説する。
  • グローバル資本主義の終わりとガンディーの経済学(インターナショナル新書)
    4.0
    大型で猛烈な台風が次々と日本を襲う最大の理由は地球温暖化で海面温度が上昇しているから。温暖化は待ったなしだ。国連サミットのSDGs(持続可能な開発目標)のゴールは格差をなくし地球を守ることだが、世界はこの理念とは真逆の方向に進んでいる。そこに新型コロナウイルスのパンデミックが追い打ちをかけ、グローバル資本主義の限界が露呈した。これから世界を救うのはガンディーの経済学だ。それは環境問題に加え、貧困や格差もなくす「隣人を助ける」原理である。
  • グローバル資本主義の物語――その発展と矛盾
    -
    自由と公平を「正義の体系」にして拡大を続けるグローバル資本主義。世界経済の米国一極集中が進むなか、EUそして日本はどう向き合うべきか。資本主義の発展の歴史を巡りながら、世界経済の今を解き明かす。

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  • グローバル資本主義VSアメリカ人
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    他国間の交渉からより米国の影響力を発揮しやすい二国間の交渉に、国際協調主義から単独主義に、グローバル政治経済の審判役からプレーヤーに――。近年、アメリカは急速に変化している。  この変化を推し進めているのはトランプ政権だが、トランプ政権の誕生を含め、米国をそういう方向に向けているのは一人ひとりのアメリカ人である。  本書は、米国が直面している11の社会課題を軸に、市井の人々の生き様を通して今のアメリカを描き出したものだ。  例えば、オピオイド汚染に苦しむウエストバージニア州では、全校生徒の3分の1が祖父母や里親と暮らしているという小学校を訪ねた。その原因は、鎮痛剤などドラッグの依存症よる親の育児放棄が原因である。アリゾナの国境では不法移民を取り締まる自警団の活動に同行、メディアでは報じられない国境の現実を活写した。メキシコ・ティフアナでは米国を追放された外国籍兵士や不法移民の密入国を幇助する若者に話を聞いた。国家や企業が発する情報は一面の真実だが、日々を生きる無名の人々の人生もまた真実である。  なお、それぞれの章には同時並行で制作したドキュメンタリー映像のQRコードを載せており、ルポルタージュとドキュメンタリーの双方を見ることができる。知られざる米国をぜひ覗いてほしい。
  • グローバル大恐慌時代の世界経済を読む
    3.0
    1巻1,232円 (税込)
    ギリシャ債務危機、そして共通通貨ユーロ崩壊リスクの高まり―。終幕へと最高潮に達した世界金融危機の真相を著者が鋭く斬る。
  • グローバルで勝てる組織をつくる7つの鍵 人材活用の新戦略
    3.0
    1巻1,936円 (税込)
    グローバル人材が活躍できる組織をつくるために 何をしなければならないか? 「組織・人材のグローバル化」は、日本企業にとって避けて通れない重要な課題だが、さまざまな課題が複雑に関連して全体像が捉えがたく、具体的なアクションに結びつけることができないでいる企業は多い。 本書は、ブーズ・アンド・カンパニーが2010年7月に実施した調査結果(売上高1000億円以上の日本企業の課長以上1000名が回答)から日本企業のグローバル化がどこまで進んでいるか、あるいは進んでいないか、を分析する。そして、グローバル化のあるべき姿の描き方、グローバル人材が活躍できる組織をつくるための道筋など、そこへ到達するための具体的なアクションにつなげるための「7つの鍵」、すなわち(1)企業理念、(2)組織要件、(3)業務プロセスとインフラ、(4)人材要件、(5)人材マネジメントのプロセスとインフラ、(6)成長方針、(7)変革のリーダーシップ、について、プロジェクト事例の紹介も含めて解説する。
  • グローバル・バリューチェーン 新・南北問題へのまなざし
    4.0
    ◆たとえばアップルの製品のように、アメリカで研究開発され、日本や東南アジアで作られた部品が中国に集められ、組み立てられて全世界に輸出されるといった複雑な国際分業体制があたりまえの時代になりました。その結果、通商問題は中国からアメリカにどれぐらい輸出されているかといった単純な問題ではなくなってきています。 また、単純な部品は途上国、高付加価値品は先進国でつくるといった国際貿易の前提も崩れました。途上国に最新鋭の工場が作られ(しかし、その国に必ずしも富は落ちず)、一方で先進国で失業問題が深刻化するといった複雑な新・南北問題が起きています。 ◆このような複雑な国際生産分業ネットワークがどのように張りめぐらされ、どの段階でどれぐらいの付加価値が付くのかを膨大なデータを駆使して分析する最新の手法がグローバル・バリューチェーン(GVC)分析です。本書では、東アジア経済の一体化や、米中貿易戦争、第4次産業革命の影響といった国際経済の構造とダイナミックな動きを明らかにしていきます。数式はほとんど用いず、ビジュアルを工夫した図表で直観的に理解できるように解説します。 最先端の研究成果をもとにしながら、グローバルに事業を展開している企業のビジネスパーソンにとっても、知的刺激を受けながら読み進められるわかりやすい内容になっています。
  • グローバル メガトレンド10【BOW BOOKS021】
    -
    「社会課題」を解決することがビジネスチャンスになる。グローバル メガトレンド10をとりあげ、ビジネスチャンスを見つけるための視点を合計105あげた実践的な書。
  • 軍学者が語る! 沈没ニッポン再浮上のための最後の方法
    -
    1巻1,100円 (税込)
    経済をはじめとして、この国が低迷している理由は何か。バブル崩壊から10年以上経っても、いっこうに回復の兆しが見えないのは、なぜなのか?これまでは、エコノミストが中心になってこの問題を論じてきた。しかしGDPが何%とか、自己資本比率がどうとか、表層的な数字の議論に終始し、日本が諸外国との競争を「安全・安価・有利」に戦うためには何が必要か、といった議論はほとんど見られなかった。本書では、兵頭流軍学の真締である「対抗不能性」をキーワードに、経済、社会、軍事、文化、歴史など多岐広範にわたるフィールドで国家間闘争のイロハを語り、沈没寸前の「不景気ニッポン」がふたたび浮上するためのヒントを大いに語る。一読すれば、ややマニアックな雑学披露に面くらいながらも、その中には他では絶対に得られない情報が凝縮されていることを発見し、読者は幾度も膝を打つだろう。

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  • グーグル、アマゾンがCESで激突 “つながる”家電の未来
    -
    声であらゆる家電を操作する──。 1月9~12日、米国ラスベガスで開催された、 世界最大の家電見本市「CES」(主催:全米民生技術協会)。 世界中から約3900社が出展し、 来場者が17万人を超す技術の祭典で繰り広げられたのは、 音声アシスタントAI(人工知能)の激しい覇権争いだった。 『週刊ダイヤモンド』(2018年1月27日号)の第2特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • グーグルが消える日
    3.3
    米国で「テクノロジーの預言者」と評される経済学者が、近い将来ブロックチェーンの技術を基に開発された「ブロックスタック」がグーグルの世界を打倒し、次の主役になると予言。著者の予言の根拠とともに、グーグル後の世界の展望について具体的に言及する! 刊行後、たちまちシリコンバレーを騒然とさせた全米ベストセラー! 堀江貴文氏、推薦!! まもなく、インターネットの世界に 大激震が起こる――。 グーグルはビッグデータの集中処理を前提に多様なサービスを無料で提供し、 まさに、インターネットの世界の覇者となった。 しかし、著者は次のように断言する。 「グーグルはセキュリティの脆弱性という致命的な問題を抱えており、 まもなく、ブロックチェーン技術を活用した新しい勢力がグーグルにとって代わる」 今後、インターネットの世界は、どのように変わるのか? 米国「テクノロジーの預言者」による衝撃の近未来予想図!
  • グーグルが狙うAI覇権
    -
    モバイルファーストからAI(人工知能)ファーストへ──。 2016年、米グーグルのサンダー・ピチャイCEO(最高経営責任者)はこう宣言し、 AIを軸とした戦略にかじを切った。 グーグルのAIは世界で最も難しいゲームとされる囲碁を攻略し、 現実社会でも活躍の場を広げている。 『週刊ダイヤモンド』(2017年6月24日号)の第3特集を電子化したものです。 雑誌のほかのコンテンツは含まれません。 *本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。 詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。
  • Google vs トヨタ 「自動運転車」は始まりにすぎない
    3.6
    自動運転車をきっかけに、Googleとトヨタが激突する衝撃の未来。電機・IT業界と自動車業界の両者を知る気鋭のアナリストが、豊富な取材とデータに基づき、2020年を挟んだ近未来の産業地図を精緻に予測! (以下、目次より) 序章 自動運転車は、まだ「入口」でしかない ・なぜグーグルが自動運転車をつくるのか ・トヨタのものづくりに日本人が抱く「幻想」  ほか 第1章 グーグルはネット企業にあらず。その最終ゴールは? ・クリステンセンも読み違えたiPhoneの破壊力 ・グーグルの憂鬱──広告事業とは別の成長事業は何か  ほか 第2章 グーグルを止められる日本企業の条件 ・なぜ日本の電機メーカーは敗れたのか ・トヨタにあるもの、トヨタにないもの  ほか 第3章 競争領域はいつもハードからシステムへ─「都市」が戦場になる ・都市デザインビジネスが持つポテンシャル ・米国のエネルギー消費事情  ほか 第4章 本当は残酷なイノベーション ・“モノマネ”のコスト ・実は20年もかかった米国発イノベーション連鎖  ほか 終章 2020年、2つのターニングポイント ・東京オリンピックは都市デザインのショーケースになる ・日本企業が生き残る3つの道  ほか
  • 経営学のための統計学・データ分析
    -
    1巻2,420円 (税込)
    この本は企業に関するデータを用いて分析を行い、その結果を論文にまとめるために必要なことを説明しています。この本を読むことで、企業にかかわる実証論文を作成する能力を身につけることができます。この本は、いままでのデータ分析の本といくつかの点で明確に異なっています。 ◆この本の特徴1--研究プロセス全体を学ぶ この本の特徴の1つ目は、統計学だけではなく、テーマの決め方や論文の書き方などの研究プロセス全体について説明していることです。統計学の知識だけではなく研究プロジェクトを実行し、論文を書くための知識を身につけるという観点から執筆しています。 ◆この本の特徴2--実証分析の結果を例として用いている もう1つの特徴は、例として企業データを用いた実証論文を多数紹介していることです。この本では、できるだけ企業に関係する例を用いています。さらにこの本では、それぞれの章で学ぶ手法が実際の学術論文でどのように使用されているかの例が多数示されています。 ◆この本の特徴3--XがYに影響を与えているということをどのように示すのか この本では企業データを集めて「変数Xが変数Yにどのような影響を与えているか」というテーマに関して統計的な分析を行う論文を書くことを説明しています。 ◆この本の特徴4--東洋経済新報社の財務データを用いた実例 練習問題には、付属のウエブサイトからダウンロードする東洋経済新報社の財務データを用いる問いがいくつかあります。実際の財務データを用いて分析できることが、この本のもう1つの特色です。東洋経済新報社の協力のもと、2000年から2009年の10年分の日本の時価総額上位200社の財務データを利用しています。企業データ分析を学ぶ教材としてはたいへん画期的です。
  • 経営学を「使える武器」にする
    3.8
    定石を極めてこそ革新がある――数多の経営書で他社の成功戦略を学んでも、自分の会社はピクリとも動かない。自社の「正解の戦略」を掴み取るためには、いったい何をすべきなのか。東レ、みずほフィナンシャルグループ、JR西日本、商船三井など、業界も規模も多岐にわたる数十社で、事業革新を担い得る「考える社員」を生み出し続けてきた著者が、人材育成の講義を公開する!
  • 経営者―日本経済生き残りをかけた闘い―(新潮文庫)
    3.0
    経営者は国家の命運を握る。土光敏夫、中内功、小倉昌男、藤田田、稲盛和夫、鈴木敏文、出井伸之、柳井正、豊田章男、孫正義――。“伝説の経済記者”と称された著者がその目で見、時に熱く言葉を交わした男たち。業界に革命を起こした者。社を隆盛へと導いた者。そして、判断を誤った者。戦後日本と日本経済を語るうえで欠かしてはならない18人のリーダー。彼らの志、葛藤と決断を描く。
  • 経営戦略とコーポレートファイナンス
    5.0
    日本企業の最新ケーススタディ 前著『日本企業のコーポレートファイナンス』に続き、日本企業の事例をそろえた待望の第2作。実務家・研究者の双方から強く支持される良書の続編。 投資やM&Aの判断、新規事業参入といった経営戦略に、資本コストや価値分析などコーポレートファイナンスはどう活かされているか。経営と財務の結合の最前線を、日本企業のケースをもとに明らかにする革新的研究。
  • 経営統計入門
    -
    1巻2,420円 (税込)
    現代のビジネスには統計的思考を欠くことができません。しかも、高度な手法よりも基礎的・初等的手法を十分に体得し、柔軟に使いこなすことが有効です。本書は初心者向けにビジネスにおける統計分析の考え方と方法をわかりやすく解説し、また実践的応用能力を十分身につけられるよう、豊富な実際的問題を盛り込んで書かれました。文科系学生のテキストとしてばかりでなく、広くビジネスマンにもおすすめです。●目次●統計データのまとめ-度数分布/度数分布の特性値/関係の測定盧-線形相関/関係の測定盪-非直線回帰および相関/関数の測定蘯-重相関および偏相関/指数/時系列の分析/統計的推測 1982年発行。
  • 慧眼 問題を解決する思考
    3.5
    貴方にも隠れた真実が見えてくる!大前研一が学長を務めるビジネス・ブレークスルー(BBT)大学、及び大学院などの受講プログラムで使われている大前流教育メソッド:RTOCS(リア ルタイムオンラインケーススタディ)の事例の他、財政破綻、国債暴落、年金問題など、日本の抱える難題に対する大前流の分析、処方箋を解説。イオン、トヨタ、菅政権、道州制、観光客を3千万人にする秘策など「5つの実践実破発想法」を伝授!問題を発見し解決する思考とは!?「読んで」、「見て」、「身につける!」大前研一通信特別保存版Part IV※DVDは電子書籍の為、付属致しません。

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  • 景気回復のウソ
    -
    大企業の業績は好調だが、その一方で日本企業の大半を占める中小・零細企業は好調とはいいがたい。円安の追い風を受けて、輸出型大企業が先に業績を回復させ、時間の経過とともに、中小・零細企業にもその恩恵が及び、賃上げ→個人消費改善→企業の設備投資増という安倍政権が当初、描いた好循環は実現していないのだ。その要因をマクロとミクロの両面から検証した。  本書は週刊エコノミスト2015年11月17日号で掲載された特集「景気回復のウソ」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・最高水準の企業業績なのに縮こまる投資と消費の心理 ・インタビュー 甘利明・経済再生担当相 ・業績と株価 中国減速の影響にじむ低調な鉄鋼や海運    通期業績予想の上方修正率が高い20社/下方修正率が高い20社 ・ドル・円相場 円安トレンドは終焉 2016年には1ドル=100円台も ・設備投資 強気の投資計画、下方修正へ 誤算だった輸出の伸び悩み ・中国減速 中国向け輸出1割減で日本のGDP5000億円減 ・消費 物価高に苦しめられる家計 財布のひもは固くなるばかり ・有力エコノミストの景気予測    今後期待できるのは不安定で緩やかな持ち直しまで    消費増税を凍結し、金融・財政のフル活用を    2四半期マイナス成長でも、景気後退の可能性小さい ・全企業の99・7% 期待外れのトリクルダウン 業績回復にもたつく中小企業 ・財政 経済立て直しには財政再建が必要 金融緩和による下支えは限界 ・政府が打ち出すGDP600兆円目標 インフレで達成可能でも生活苦
  • 景気ってなんだろう
    3.5
    景気が良くなったり悪くなったりするのはなぜなのだろう? アメリカのサブプライムローン問題が、なぜ日本の経済に影響を及ぼすのか? 景気は悪いのに、どうして物価が上がるのだろうか? デフレとは? 日銀の役割とは? 景気変動の疑問点をわかりやすく解説する。
  • 景気浮揚は夜の街から
    NEW
    -
    1巻1,100円 (税込)
    日本人が他国の人々に比べて大金持ちであることは、まぎれもない事実である。にもかかわらず、多くの日本人が不安に怯えてお金を使わなくなっているところにこそ、今回の不況の原因がある。いま日本に必要なのは、デパートやスーパーの売上げを伸ばすこと、旅行に行ったり飲み屋に行くのを奨励してお金が回るようにすることこそ、そして、それをやらせようと思えば、「お金は使っても大丈夫。使ったお金は回り回ってまた戻ってくる」と人々に信じさせることではないか。そのためには、政府が先頭に立って国民が楽しくお金を使える工夫や演出をし、景気のバロメーターである夜の街を賑やかにすべきではないか。生産が頭打ちになった日本においては、サービス産業が花形産業になる。情報も通信もサービス業だし、政治家もホステスもサービスでメシを食う商売である。そもそも日本人の気質にはサービス精神が根づいている。要は、頭の切り換えである。
  • “経験ゼロ”から始める AI時代の新キャリアデザイン
    3.5
    シリコンバレー発、日本企業へのAI導入第一人者の 「AI活用エクササイズ」を初公開! ビジネス現場でAIを使いこなす基礎知識と、 誰もができるエクササイズを、 今メディアで話題の著者がわかりやすく解説。 ビジネスパーソンがアフターコロナの 働き方を考える上で必須の教養がここに。 AI人材への「ゼロからの転向」成功者の経験談も。 キャリア選択の幅を広げるヒント満載! ● 非IT企業の人事部でAIプロジェクトを先導! ● 子会社への出向中にAIプロジェクトを立ち上げたベテラン経理マン ● 「リカレント教育」を受けてデータサイエンティストに転身 ● 180度の方向転換で日本語教員からUXデザイナーとしてAI業界へ シリコンバレーを拠点に日本企業のAI導入支援や コンサルティングを行ってきた著者が、最新の AIビジネス事例と、AIを活用することで日本人の キャリア選択の幅がいかに広がるかを解説するビジネス書。
  • 経験なき経済危機―――日本はこの試練を成長への転機になしうるか?
    3.7
    1巻1,584円 (税込)
    世界に広がった新型コロナウイルス。多くの感染者を出しただけでなく、世界経済や人類の生活様式にまで大きな影響を及ぼした。格差、制度の歪み、政治家の資質、デジタル化の必要性、国家による管理統制と自由のバランスなど、多くの問題が明らかになる。従来の経済危機とはどう違うのかについてデータに基づいて分析する。
  • 経済安全保障と半導体サプライチェーン
    -
    米国による対中半導体輸出管理の強化、各国による巨額の半導体産業支援、ロシアのウクライナ侵攻を経た国際秩序の激変等を受けて、今、改めて経済安全保障と半導体サプライチェーンの関係が注目されている。国内外で起きていることをどう理解したらよいか、第一線の実務家、法律家、国際経済学者、国際政治学者が、最新の知見のもとに分析する。
  • 経済安全保障の深層 課題克服の12の論点
    -
    【戦後日本のタブーを超えて、リアルな課題を的確に解説】 敗戦後、経済と軍事が完全に遮断されてきた日本。経済安全保障はこの遮断の克服を迫っている――。防衛省、防衛装備庁、経済産業省、警察庁、公安調査庁、さらに、防衛産業、商社と幅広い背景の専門家が参加し、軍事、宇宙、技術流出規制、防衛産業育成、武器輸出、秘密特許、学術界との関係、サイバー、インテリジェンス、米国の動向など、多角的に経済安全保障問題を捉え、改革を提言。 【執筆メンバー】 ・荒井寿光 知財評論家、元防衛庁装備局長 ・兼原信克 同志社大学特別客員教授、元国家安全保障局次長 ・國分俊史 東京大学先端科学技術研究センター特任教授 ・坂本吉弘 安全保障貿易情報センター顧問、元通商産業審議官 ・玉井克哉 東京大学先端科学技術研究センター教授 ・長瀬正人 グローバルインサイト代表取締役社長、元三菱商事 ・西 正典 日本生命保険特別顧問、元防衛事務次官 ・西山淳一 未来工学研究所研究参与、元三菱重工業 ・横尾洋一 経済安全保障マネジメント支援機構研究員、元公安調査庁次長 ・渡辺秀明 防衛技術協会理事長、元防衛装備庁長官 ・利光 尚 安全保障貿易情報センター参与、元三菱商事
  • 経済安全保障のジレンマ 米中対立で迫られる日本企業の決断
    -
    中国に進出している日本の中堅中小企業経営者必読! ◎先鋭化する米中経済対立 ◎ロシアのウクライナ侵略 ◎経済安全保障推進法の成立 で日本企業のビジネスはどう変わる? M&Aの現場に身を置く著者が実例を挙げて中国ビジネスのリスクを分かりやすく解説! 【目次】 第1章 日本の経済安全保障をめぐる課題 経済安全保障推進法の四つの柱/セキュリティクリアランス制度とは/日本企業のリストラが東アジア企業の競争力を強めた/日本人採用に積極的だったファーウェイ/サムスンによる日本人技術者引き抜き/「選択と集中」の代償 ほか 第2章 海外企業に翻弄される日本企業 新幹線技術を献上した川崎重工業/日本製鉄から漏洩した電磁鋼板技術/中国事業で上場廃止になりかけた理研ビタミン/モノ言う株主に翻弄される東芝/中国政府の政策変更に翻弄されたソフトバンクグループ/上海電力日本による電力産業への参入問題 第3章 中国のサイバースパイ活動を防げない日本 中国進出企業は国防動員法への対応を進めよ/日本はスパイ天国の「諜報活動特区」/中国の産業スパイ活動/人民解放軍のサイバー攻撃組織/サイバー攻撃を受けた米国の大学/盗み取られた最新鋭戦闘機 ほか 第4章 中国に呑み込まれるドイツ・排除したオーストラリア 「中国製造二〇二五」の餌食になるドイツ企業/メルケル政権の対中政策/ネットワーク技術も中国依存/中国の経済制裁を無効化したオーストラリア/金か人権か/貿易相手国を転換 ほか 第5章 米中経済戦争で繰り広げられる規制強化のチキンレース 「中国版エンティティ・リスト」制度の新設/中国のデータ安全管理規制3法/米中対立によるVIEスキームの変化/二者択一を迫られる中国企業/中国の軍産複合体企業への証券投資禁止/米国で成立する競争法2022/ウイグル人権法の改正強化/ウイグル人権問題への日本企業の対応 ほか 第6章 中国が仕掛ける超限戦から日本の技術を守るために 「超限戦」とは/日本の大学と中国軍の闇/日本は21世紀の新冷戦の最前線にいる ほか
  • 経済安全保障リスク 米中対立が突き付けたビジネスの課題
    5.0
    江崎道朗氏(評論家)推薦! 製造・軍事覇権をめざし日本や欧米の知的財産をねらう中国、 法規制を厳格化し技術・頭脳流出を防ぐ米国―― 米国・中国とビジネスをする日本企業は来るリスクにどう備えるか? M&Aの現場で、中国が手段を選ばずに軍民両用技術を自国に移転しようとする姿をこの 目で何度も見てきた。こうした実情を目のあたりにして、アメリカと中国との対立経緯や中国での新たな事業リスクを整理した本が必要ではないかと考え、筆を執ることになった。一年前には想像すらしなかったことだった。(あとがきより) 【目次より】 序章 日本の先端技術が中国の軍拡に利用されている 技術の兵器転用を公言する中国人投資家/ダミー会社という手口/外国人の土地買収の制限のない日本 他 第1章 世界の技術を買い漁る中国のシナリオ 目的は世界制覇/人民解放軍空軍将校が書いた『超限戦』理論/外国資本を接収できる国防動員法/全中国人がスパイになる国家情報法/中国の軍民融合政策と智能化戦争/ディスプレイ技術をめぐる見えない戦争/中国軍と関係が深い中国企業リスト/中国人留学生や研究者による技術流出/日本学術会議の矛盾「/中国製造2025」とは 他 第2章 中国の軍民融合政策に呑まれる日本企業 消えゆく日本ブランドのPC/英国諜報機関はレノボを排除/電気自動車は「タイヤのついたスマートフォン」/半導体をめぐる安全保障問題/トヨタがアメリカから制裁される?/中国に電極技術を売り渡した日産自動車/監視カメラ用イメージセンサーを供給するソニー/アメリカの制裁対象企業と密接なパナソニック/英アームの中国子会社を中国に売り渡したソフトバンク 他 第3章 米中の法規制合戦が招くリスク [第1節 厳格化するアメリカの対中制裁] 中国海洋石油集団とDPワールドによる買収劇/資本移動がなくても申請審査を義務付けた「2019年度国防権限法」/外資による土地所有規制/ECRA(輸出管理改革法)/日本企業が直面する「アメリカ政府との取引停止」/学術界対策を強化した「2020年度国防権限法」/ファーウェイに対するハイテク部品禁輸措置 他 [第2節 中国の輸出管理法の衝撃] 「輸出管理法」成立でアメリカと全面対決/輸出許可制の導入で輸出・投資環境が激変/恣意的な運用への懸念/制裁措置と国外適用の導入 第4章 日本企業の中国ビジネス展望 日本企業の脱中国が進まない理由/改正外為法は日本政府のクリーンヒット/問題を残す「コア業種」の概念/外国人による投資を大幅に規制/イメージで終わらない「脱中国依存」へ 他
  • 経済改革としての明治維新
    4.0
    教科書に載っていない「お金」の明治史 空前絶後の超高度成長はなぜ実現できたのか? ■日本には経済危機を乗り越える力がある 明治時代の日本は世界史的に見て非常に稀有な存在である。19世紀後半、日本だけが欧米列強に対抗しうる軍事力を整え、世界の強国にのしあがったのである。しかし、「その資金はどこから出たのか?」――その答えについて、これまで明確に語られることはなかった。世界史の常識ではありえないような改革の数々、経済の活性化と急成長。そこからは、われわれ日本人がいままで持ってきた歴史観とは違う「明治の日本」、そして日本経済再生のヒントが見えてくるはずである。(「はじめに」より)
  • 経済が競争でない時代 人口減少の先の地域市場デザイン
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    発端は2016年に勃発した長崎県の十八銀行と親和銀行の経営統合問題。しかし、これは単なる地域金融機関の問題ではなかった――。今、想定外の事態が全国で静かに進行している。人口減少が進む地域には、競争が成り立たなくなっているのである(競争不能地域)。本書は、なぜ競争が成り立たなくなるのかを論証した上で、競争不能地域でどうすれば顧客の利益を守ることができるのか、経済の新しいルールをさぐるものである。
  • 経済学 上巻
    -
    「宇野は、マルクス経済学とマルクス主義経済学を区別した。マルクス主義経済学は、資本主義から社会主義への転換は必然であるとする、唯物史観というイデオロギーによって革命に資する経済学を構築する試みだ。これに対してマルクス経済学は、アダム・スミス、デービッド・リカードら、古典派経済学を批判的に継承したカール・マルクスが、『資本論』で展開した理論を基礎にして資本主義の内在的論理をとらえる体系知(Wissenschaft、科学)である、というのが宇野の主張だ。」 ――佐藤優氏(解説より) 日本の代表的マルクス経済学者宇野弘蔵。 宇野はマルクスの『資本論』を批判的に読み込み、その理論とイデオロギーを分離した。 その上で経済学の研究を原理論、段階論、現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築し、その理論は大きな影響を与えた(宇野学派)。 宇野弘蔵が宇野派を代表する研究者と共に、大学の教養課程における経済学の入門書としてまとめたのが本書である。 数多の経済学徒を導いたロングセラーを復刊!  ※本書は1956年3月(上巻)、4月(下巻)に角川全書から刊行された作品を復刊し、図表を再作成し、解説を加えたものです。
  • 経済学
    4.0
    経済学は、時代ごとの大きな社会経済問題と格闘し、発展を遂げてきた。その歴史をふりかえることを通して、現代社会が直面する課題──経済のグローバル化、金融資本主義化によるバブルの生成と崩壊、地球環境問題など──に、経済学がどのように応え、「持続可能な発展」のために、いま何をなしうるのかを考える。

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  • 経済学革命
    -
    なぜ日本は20年以上もデフレが続いているのか? なぜ国の借金1000兆円でも超低金利が続くのか? 経済の考え方を根底から変えた木下教授の新理論! 木下氏と三橋氏がタッグを組み、国民の不安をズバリ解決します。
  • 経済学が世界を殺す~「成長の限界」を無視した倫理なき資本主義~
    3.0
    このまま信じていたら人類は滅亡する! 21世紀に生きる私たちは、資源と環境の限界に直面している人類最初の世代。しかし、その原因を作ってきた「主流派」と呼ばれる経済学者たちは、それをまったく無視し続けている。「地球の資源と環境には限りがある」ということを認めず、植民地時代と変わらず経済成長と進歩を結びつけ、現実を見ずに数字上のものばかり追い求めている。これは科学的な学問ではなく“宗教”だと著者は批判する。 このままでは将来世代にすべてツケが回ってしまう。技術者・経営者として資源収奪や環境破壊の現場を見てきた著者が警告、そして新たな経済のあり方「自然資本経営」を提言する。実は、そのヒントは日本にあった!
  • 経済学・経営学のための数学
    3.0
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経済学や経営学を学ぶ者にとって、数学の基礎知識を体系的に理解しておくことは、きわめて重要である。ゲーム理論で国際的に活躍している筆者が、懇切丁寧に基礎数学を解説。練習問題付き。
  • 経済学講義
    3.8
    経済学はビジネスや生活、あらゆる局面に応用可能な学問です。その一方で、わかりづらい学問でもあります。「何にでも応用できる」ために、「何に使えるのかがわからない」のです。本書は、初学者が経済学を学ぶにあたって必要な基礎知識をざっくりと解説しています。 ミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学の主要三分野を一望し、その要点を一挙に学べるガイドブックです。
  • 経済学再入門
    4.0
    本書は、経済思想史を俯瞰したうえで、経済学でよく使われるキーワード(「市場」「競争」「均衡」「独占」「失業」「制度」「希少性」など)を再検討します。すると、経済学タームはかなりの多義性をもっていることが判明します。経済学の現在から距離をとって、歴史的視野を持つことによって、さまざまな問題が存在したし、依然として存在することが見えてきます。経済学を学ぶ意義を改めて問い直します。(講談社学術文庫)
  • 経済学思考が身につく100の法則
    -
    1巻1,782円 (税込)
    経済学の初級者にとって必ず理解せねばならない100の用語・公式・法則を、簡潔かつ的確に説明。練習問題付き。600字で学ぶ経済学のエッセンス。
  • 経済学思考の技術―――論理・経済理論・データを使って考える
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    論理思考・経済の基礎とデータ解釈でビジネスや日本経済を考える、体系的かつ実践的な問題解決のための技術。ロジカルシンキングだけでは、ビジネス・経済は理解できない。経済理論やデータだけでは不安が残る。体系的に理解する、実践テキスト。
  • 経済学者の栄光と敗北
    3.5
    不況、失業を克服し、経済成長を保証する万能の経済理論は存在するのか? ケインズに始まり、フリードマン、クルーグマンまで14人の経済学者の人生と理論、実際の政策との関わりをたどりながら、経済学の可能性と限界について検証する。

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  • 経済学者はこう考えてきた
    4.5
    資本主義社会はどのように捉えられてきたか。経済学はどのように教育されてきたか。偉大な経済学者たちの思想や学説の違いなど、経済思想史家の立場から経済学の初歩を説いた入門書。
  • 経済学史略
    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者がこれまでに公にした経済思想史及び経済学説史に関する数多い著作ならびに論稿の中から選抜して、西洋経済発達の概略をまとめた一大労作。
  • 経済学的思考のすすめ
    3.5
    経済学の専門家でない人の経済本がよく読まれることがある。多様な議論があるのはよいが、それがトンデモなく間違っている場合は問題である。インチキな経済解釈がまかり通れば、間違った経済政策が採用され、人々を不幸にしてしまう危険性があるからだ。本書では、経済学が演繹法を用いて思考し、それが生活のさまざまな場面で活用できることを、実例を挙げて解説する。
  • 経済学的思考のセンス お金がない人を助けるには
    4.0
    「お金がない人を助けるとき、どうやって助けるのですか?」小学5年生からの問いかけに、経済学者ならどう答えるだろうか。女性が背の高い男性を好む理由からオリンピックのメダル獲得数まで、身のまわりには運や努力、能力の違いによって生じるさまざまな格差や不平等がある。本書は、それらを本質的に解消する方法を考えることによって、経済学的に考えるとはどういうことかをわかりやすく紹介する。
  • 経済学・哲学草稿
    3.8
    働くほど、なぜ人は貧しくなるのか? 勃興する資本主義を鋭く分析・批判し、のちに『資本論』に結実する経済学的思考。そしてヘーゲル批判から発し、労働の意味を肯定的に捉え直そうとする哲学的思考。この二つの思考が交わるところで、26歳のマルクス青年は革新的な思想を打ち立てた。輝くような、そして生き生きと躍動する思考の瑞々しさが、明晰な訳文で鮮やかに再現される。
  • 経済学で考える 人口減少時代の住宅土地問題
    -
    日本では「少子高齢化」「人口減少」「都市部への人口集中」といった問題が長らく社会的な課題とされている。また、大規模な自然災害やパンデミックの経験を通じて、将来への備えも求められている。  こうした課題は、私たちが住む住宅や街のあり方とも不可分に結びついている。本書は、人口減少時代における住宅や土地について、読者に卑近な問題を取り上げつつ、経済学や行動経済学の知見を用いて答えていく。  一例として、「持ち家を購入するか」「借家に住み続けるか」という、マネー誌などでも定期的に取り上げられる定番のテーマがある。それぞれにメリット・デメリットがあり、あいまいな結論で片づけられる傾向もあるが、本書は「情報の非対称性」というキーワードをもとに、経済学の視点から鮮やかに解き明かす。  あるいは、災害と住宅という観点では、自然災害による被害を最小限に食い止めたいなら「危険な地域には住まない」というのが合理的な判断であるが、合理的な人でも危険な地域に住むことはある。ここでは、そのような現象が成立するメカニズムを明らかにした上で、「ではどうすれば災害を防止できるのか」について考える。  4部12章にわたって展開される「住宅土地問題」にまつわる素朴な疑問と、明快な論旨で提示される回答は、読み手の知的好奇心をひきつけて離さない。  住宅問題や都市政策に関心を持つ人はもとより、経済学の考え方や行動経済学について学びたい人にも最適のテキストである。
  • 経済学で読み解く これからの日本と世界
    4.0
    「日本は今、大きな転機に来ていると思う。これまで十年以上続いたデフレ状況がいつまでも維持されるとは思わない。デフレの中で政府の債務は膨れ上がるばかりだし、日本経済の構造問題がいろいろと表面化してきている。アベノミクスによってこうした閉塞感をいい意味で打ち破ることができるのか――」(まえがきより)アメリカ、ヨーロッパ、中国と、世界の主要国の経済は、ますます混迷の度合いを増している。政権が交代し景気回復の兆しが見えはじめた日本でも、先行きはいまだ不透明だ。世界と日本の経済は、これからどう動くのか?本書では経済学の第一人者がアベノミクス、国際情勢、TPP、企業戦略、財政再建、エネルギー問題などの多角的な視点から「これからの日本と世界」を読み解く。情報の見方、考え方が変わる一冊。

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  • 経済学で読み解く土地・住宅問題―都市再生はこう進めよ
    -
    1巻1,408円 (税込)
    「借家と持ち家はどちらが得か」、「再開発はどう進めるべきか」といった土地と住宅に関するトピックについて、経済学ではどう考えるべきかを明らかにする。 【主な内容】 序章 都市の再生と日本の再生 第1章 持家と借家はどちらが得か 第2章 借地借家法って何だろう 第3章 土地・住宅市場のミスマッチ 第4章 土地の集約化と建物の共同化 第5章 中古市場の整備は豊かな暮らしをもたらすか 第6章 地方分権はむだな公共事業を排除できるか 第7章 東京は大きすぎるのか 第8章 不良債権と貸し渋りはなぜ生じるのか 第9章 阪神・淡路大震災の教訓
  • 経済学という人類を不幸にした学問
    -
    1巻1,650円 (税込)
    経済学の数式はすべてY(もの)=M(カネ)でできている。「私たちは間違っていた」クルーグマン教授の白状を追撃する!! 経済学は巨大なインチキ学問だった! 成長どころか、経済衰退を続けている米、欧、日。特に日本経済は、この26年、ずっと縮んできた。なぜ、経済学は役に立たないのか──。 アメリカ経済学者を代表するポール・クルーグマン教授が、自分の誤りを認めた。世界を驚かせたクルーグマンの白状文と、それをやり玉に挙げて真実を暴いたマイケル・ハーシュの評論文をもとに、この30年、アメリカ経済界で何が起き、経済学者たちは何を間違ったのか、世界最先端の事情を解説する。さらに、マーシャルの方程式、フィッシャーの交換方程式、ケインズの有効需要の原理、ヒックスの方程式、マルクスの基本定理、ピケティの法則から、経済学の数式はすべてY(もの)=M(お金)の形でできていると証明。理論経済学の土台である、ものとお金の関係から、マネタリスト、ニュー・ケインジアン、合理的期待形成派など、世界の主流である新古典派、アメリカ経済学の暴走と虚偽を追及する。 現実に対応できず、間違った経済政策で世界を騙し続け、人類を不幸にしてきた経済学。この30年のアメリカ経済史と経済学思想から、経済政策なきこれからの世界がよくわかる。 ケインズの乗数効果理論が効かなくなった。有効需要の原理が、先進国ですでに壊れている。 ──だから、経済学は死んだのだ。(第5章本文より) <著者について> 副島隆彦(そえじま・たかひこ) 評論家。副島国家戦略研究所主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、金融・経済、歴史、社会時事評論などの分野で真実を暴く。
  • 経済学と私
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 時々の経済問題を論じた文章から、海外での研究生活と内外の著名な経済学者たちとの交流、さらに古典を踏まえた現代経済学への批評と熱い期待など、理論経済学の第一線で活躍してきた著者が贈る初のエッセイ集。 【目次より】 目次 記念講演五題 理論経済学の旅 現代経済学の潮流 小泉信三博士と理論経済学 マルクス没後百年 アダム・スミスと現代 機縁 小泉信三先生と私 高橋誠一郎先生の思い出 安井琢磨先生との出会い サミュエルソン教授とのふれ合い サミュエルソン教授との五日間 ジョーン・ロビンソン女史と私 レイヨンヒューブッド教授会見記 遊学雑記 ハーバードの経済学者たち ケンブリッジ寸描 留学雑記 滞濠四ヵ月 オセアニアの旅 祝辞と追悼文 サミュエルソン経済学の功績 ヒックス、アロー両教授の貢献 ノーベル賞受賞のドブルー教授 ノーベル経済学賞のロバート・ソロー教授 追悼 サー・ジョン・ヒックス カルドア教授を偲ぶ やさしい経済学 社会的厚生関数論争 政治的景気循環 雇用理論の新展開 ロビンソン(二十世紀の巨人たち) 『一般理論』への道 フランク・p・ラムゼー レオン・ワルラス生誕一五〇年 レオンチェフ教授の経済学 新著余瀝 経済学の混迷? 現代経済学の諸潮流 主流派批判の虚実 MISCELLANEA ECONOMICA 経済学と古典 経済学者の殺人 The Mystery of John Maynard Keynes ケインズの伝記 ケインズ・ペーパーズ 性の深層意識 ローレンス『恋する女たち』 偶然と必然 マーフィーの法則 反ポパー主義の陥穽 歴史はくり返す 自然保護ということ あとがき 初出一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 福岡 正夫 1924年生まれ。経済学者。慶應義塾大学・宇都宮共和大学名誉教授。慶應義塾大学経済学部卒業。 著書に、『経済原論 ミクロ分析』『経済学の考え方』『一般均衡理論』『均衡理論の研究』『ゼミナール経済学入門』『貨幣と均衡』『経済学と私』『ケインズ』『歴史のなかの経済学 一つの評伝集』『均衡分析の諸相』『経済学わが道』『厚生経済学の理論』(共著)など、 訳書に、O.ランゲ『価格伸縮性と雇傭』(共訳) ロバート・M.ソロー『資本理論と経済成長』(共訳)ソロー『資本成長技術進歩』(共訳)ジョン・ヒックス『資本と成長』(共訳)ポール・サムエルソン『経済学と現代』 アロー,ハーン『一般均衡分析』(共訳)マーク・ブローグ『ケンブリッジ革命』(共訳)ジャッフェ『ワルラス経済学の誕生』(共編訳)ロバート・ギボンズ『経済学のためのゲーム理論入門』(共訳)J-M.グランモン『貨幣と価値』J・A・シュンペーター『経済分析の歴史』(共訳)などがある。
  • 経済学「七つの常識」の化けの皮をはぐ アベノミクスで躍り出た魑魅魍魎(ちみもうりょう)たち
    3.7
    1巻1,500円 (税込)
    インフレターゲットと円安をお手本にする日本の経済学者は一体、何を考えているのか。自国通貨安とインフレ体質がしみついたイギリスを例にとると、ポンド安で購買力が下がった結果、製造業の対GDPシェアは世界109位まで下がってしまった(2009年)。つまり「円安で輸出企業が儲かる」というのは虚構である。失業率が26%を超えたスペイン(2013年)を見ても、マネーサプライの増加で連邦政府と巨大企業、金融機関だけが潤う「大衆殺し」のアメリカを見ても、日本の模範にならないことは明らかだ。それでも「日本経済をアメリカやヨーロッパのようにしたい」と本気で考える経済学者は「国民をいじめるほど景気が良くなるというサディスト経済学」の信奉者だ、と著者は記す。同様に「おとぎ話経済学」のケインズ政策、「SF経済学」のマネタリズム等々、経済学を断罪。返す刀でこれらの説を妄信する政治家を斬る。ニセ経済学の正体を暴露する書。

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  • 経済学なんて教科書だけでわかるか!ボケ!!…でも本当は知りたいかも。
    4.0
    1巻1,485円 (税込)
    経済学の入門レベルの知識をさくら剛が解説。「インドのぼったくりとの壮絶な価格交渉から学ぶ物価の決まり方」「地下アイドルとJKビジネスから学ぶGDP」「ドラクエの世界で金融緩和や財政出動をしてみたら?」など、経済学者では決して書けないバカバカしいけれどわかりやすいたとえ話が満載。
  • 「経済学」にだまされるな! 人間らしい暮らしを取り戻す10の原則
    3.0
    フランスで5万部を売り上げた、「怒れる経済学者」警世の書 「経済学は科学ではない」、なぜなら、ノーベル経済学賞を受賞した二人の経済学者が、まったく同じデータから正反対の結論を導き出しているからだ――。政策決定を理論づける主流派の経済学者は、疑い得ないものとして経済の「常識」を提示するが、それは特定の時代の特定の階層に利する「歪んだルール」に過ぎないことを、著者は確かな論拠と具体的な数字で明らかにする。新自由主義者たちが声高に主張する「常識」を疑い、より良い社会に向けて議論するための『足場』をつくる一冊。
  • 経済学の新しい認知科学的基礎 行動経済学からエマージェンティストの認知経済学へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 行動経済学の発展は、将来における認知諸科学と経済学のさらなる急接近を予感させるものである。しかし既存の行動経済学はもっぱら記述的分析を展開してきた関係上、現代認知科学の哲学的問いかけと既存の経済学の革新をリンクさせることに失敗している。本書はこの反省の上に立ち、認知科学の最先端を構成するエマージェンティストの視点から人間の文脈的認知の問題を考察し、既存の経済学が直面している理論的制約性を超える新たな方法論を構想する革新的野心作。 はじめに 序章 1 見えざる既存の知の壁 2 行動経済学の方法論をめぐって 3 本書の構成 第I部 批判:旅の前夜 第1章 記述論的行動経済学:概説 1 新古典派経済学と行動経済学 2 プロスペクト理論 3 アノマリー現象の記述論的分析 4 フレーミング効果と心の家計簿 第2章 行動経済学の理論的位置づけ:批判 1 呪縛からの脱出をめざして 2 フレーム問題について 3 ヒューリスティックスの分析:批判的検討 4 新古典派理論は規範理論たりうるか 第II部 模索:古い世界観からの旅立ち 第3章 自由論の再検討 1 新たな問題の提起 2 選択の自由:批判的考察 3 ハイエクの認識論・自由論 第4章 自由論の深化:内発性の考察 1 多相的な自由 2 自由の主体的条件 3 内発性とは何か:批判的展望 4 内発性研究の理論的意義 5 再説:人間=「マシン以上のもの」 第5章 能動性と意識ある心の起源 1 問題設定 2 アフォーダンス理論:展望  3 心物二元論を超えて 4 意識ある心の起源 第6章 意識ある心の機能 1 進化論的考察へ 2 内なる目と「天性の心理学者」  3 ドーキンスのミーム論 4 文化心理学的考察 第III部 見えてきたもの:旅の効用 第7章 社会的自我:意識の社会性と情報的機能 1 思索の旅のまとめと効用 2 ミー ドの社会的自我論 3 参照点依存型意思決定の認知的原型 第8章 自我と文脈的理性 1 文脈的理性と人間的賢さ:再論  2 理由に基づく選択モデル 3 社会的自我を原型とする意思決定理論 第9章 公正の経済モデルと行動経済学の立て直し 1 個人行動と個人間調整メカニズムの理由づけ 2 公正の経済学:批判的展望 3 公正概念と経済社会の調整メカニズム 4 行動経済学の立て直し:公正概念とプロスペクト理論 付論 認知脳科学の発展とニューロ・エコノミクス展望と批判 まとめとして:経済学の新しい展開をめざして 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 中込 正樹 1950年生まれ。経済学者。青山学院大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。専門は、行動経済学。 著書に、『意味と人間知性の民俗認知経済学』『経済学の新しい認知科学的基礎』 『事業再生のマクロ経済学』 『意味世界のマクロ経済学』 『フラクタル社会の経済学』 『都市と地域の経済理論』『不均衡理論と経済政策』などがある。
  • 経済学の宇宙
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●戦後世代の経済学者が綴る知の軌跡  マルクスに感銘を受けて東大経済学部へ進学した青年が小宮隆太郎、宇沢弘文と出会い経済学に目ざめ、MITへ留学、サミュエルソン、アローなど世界の知に触れる――。戦後日本の歴史とともに生きてきた日本を代表する経済学者、岩井克人。本書は、その遍歴と自分の頭脳の中身を明らかにする「知の履歴書」です。  出世作である「不均衡動学」はどのようにして誕生したのか、「貨幣論」はどのような発想で臨んだのか、マクロ経済学者であった著者がなぜ企業論に注目したのかなど、今まで本人が明確に語ってこなかった岩井ワールドの全貌が明らかになる岩井経済学ガイドでもあります。  本書は、不均衡動学、貨幣論などそれぞれ一冊分の解説が可能な多岐にわたる岩井経済学の世界をことばを尽くして解説を行っているため、岩井経済学ガイドにもなっている。今まで岩井氏の著作は思索的で難解と思ってきた人々にも読者が広がることが期待できます。  文庫化にあたり、新たに「補遺 『不均衡動学』の現代版に挑む」を掲載。過去40年間のマクロ経済学の有り様と、自身の『不均衡動学』の現代版に取り組む背景を語ります。
  • 経済学の考え方
    4.1
    経済学とはなにか、経済学の考え方とはどういうものか――日本を代表する経済学者が自らの研究体験を顧みながら、柔軟な精神と熱い心情をもって、平易明快に語る。アダム・スミス以来の経済学のさまざまな立場を現代に至るまで骨太いタッチで把え、今後の展望をも与える本書は、経済学のあるべき姿を考えるために格好の書物と言えよう。

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  • 経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ
    4.0
    格差拡大、雇用不安、デフレ、グローバリズムの停滞……。「構造改革」以降、実感なき好景気と乱高下する日本経済。過剰な貨幣発行がもたらす問題、「複雑な“経済現象”」と「理論重視の“経済学”」の乖離など、現代資本主義が直面する困難を徹底的に検証。 アダム・スミスから金融理論、リーマンショックからアベノミクスまで、経済学の限界と誤謬を提示する。 内容抜粋 「経済学」がひとつの思想でありイデオロギーであるとすれば、今日の支配的な経済学の考え方とは異なった「経済」についての見方はできないか。「稀少な資源の配分をめぐる科学」というような経済学の典型的な思考方法ではない、別の思考様式はないのか、ということだ。―――学術文庫版「はじめに」より 目次 学術文庫版「はじめに」 第1章 失われた二〇年――構造改革はなぜ失敗したのか    学術文庫付論 第2章 グローバル資本主義の危機――リーマン・ショックからEU危機へ    学術文庫付論 第3章 変容する資本主義――リスクを管理できない金融経済 第4章 「経済学」の犯罪――グローバル危機をもたらした市場中心主義 第5章 アダム・スミスを再考する――市場主義の源流にあるもの 第6章 「国力」をめぐる経済学の争い――金融グローバリズムをめぐって 第7章 ケインズ経済学の真の意味――「貨幣」の経済学へ向けて 第8章 「貨幣」という過剰なるもの――「稀少性」の経済から「過剰性」の経済へ 第9章 「脱成長主義」へ向けて――現代文明の転換の試み あとがき――ひとつの回想 学術文庫版あとがき 2012年刊行、講談社現代新書『経済学の犯罪』を改題、 大幅加筆修正したものです
  • 経済学のすすめ 人文知と批判精神の復権
    4.0
    経済学の古典の英知にふれて思考力・判断力・表現力をみがくこと。新古典派とケインズ派双方の理論を支える思想構造の差異を見究め、批判精神を培うこと。これから経済学を学ぶ人、学びなおす人に大切なのはこの二つだ。数学の僕と化した現在の経済学に警鐘をならす。ロングセラー『経済学とは何だろうか』の続篇的一冊。

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  • 経済学の堕落を撃つ 「自由」vs「正義」の経済思想史
    4.3
    経済学は、なぜ人間の生から乖離し、人間の幸福にはまったく役立たなくなってしまったのか? 経済学の堕落の跡をたどると同時にその再生の可能を探る。「科学的客観性」「ヴァリューフリー」を標榜し、いつしか「人間の心」を失ってしまった経済学。19世紀後半ドイツにおいて始まった経済学「科学化」の動き。ハイエク、「ゲーム理論」、さらには「シカゴ学派」の「ゴッドファーザー」シュルツへと至る、極端な経済の自由化と「脱倫理化」の強化。そして「クズネッツ曲線」をめぐる「新自由主義」の欺瞞。その一方での、上記の流れに抗して「人間の顔をした経済学」を目指した、ポランニー、イリイチ、あるいはウォーラーステインら世界システム論者などにによる、経済学における「社会的公正」理念復権への模索。経済学の歩みを「自由」と「正義」という二つの相対立する思想の相克の歴史と捉え、21世紀の「来たるべき経済学」の可能性を探る。
  • 経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ
    4.5
    私たちはいつまで誤った経済学を信じ続けるのか? いまだ収拾のつかないグローバル金融危機。これに対する各国の対応は、結局は対処療法に過ぎず、次のバブルを招来させるものでしかない。そして資本主義の危機を底で支えているのは、社会主義国の中国という喜劇的状況。なぜこのような状況に陥っているのか。筆者は経済学の根本、貨幣の根源にまで遡り、いまの過ちを論じる。 (講談社現代新書)
  • 経済学の学び方~将来の経済学研究者のために~
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    経済学を学び始めると、主流派の経済学が正しいと教えられる。だが、経済(思想)史をひもとくと、必ずしもそれは正しくない。いつの時代も「正統」と「異端」のせめぎ合いがあり、その中から新しい学問が立ち上がってくることがわかる。ミクロもマクロも豊富になった経済学のカリキュラムにおいて、基礎を固め、歴史と現在を切り結び、未来を透徹する経済学の泰斗をめざす人のための本格的な入門書。発行:夕日書房、発売:光文社
  • 経済学の道しるべ
    -
    1巻2,090円 (税込)
    私たちの生活を豊かにする経済政策は、どれだろう。それを見極めるためには、実際の経済現象を正しく理解しなければならない。ところが、新聞・テレビなどの大手メディアやSNSでは、間違った理解に基づく報道・情報が大手を振ってまかり通っている。また国会議員はおろか、一部の経済学者でさえも、おかしな論を垂れ流している。本書では、経済学の基礎的な知識を学び、経済現象を正しく理解するための「道しるべ」を示す。
  • 経済学の名言100
    3.0
    1巻1,408円 (税込)
    世界の主要な経済学者100人を選び出し、その「名言」から、経済や社会の見方のエッセンスを学ぶ。アダムスミスからクルーグマンまで!「知者」たちは何を論じてきたか。

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