デイヴィッド・J・ハンドの作品一覧
「デイヴィッド・J・ハンド」の「「偶然」の統計学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「デイヴィッド・J・ハンド」の「「偶然」の統計学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
プロでも騙されることがある確率の数学的なややこしさと、実際に起こった事件・事故の数奇性から、この手の本は何度読んでも飽きない。『人間この信じやすきもの』『たまたま』『リスクにあなたは騙される』に続く「確率本」。
1億分の1の確率でも、1億回繰り返されれば「起こって当然」の事になるという、誰でもわかる話だが、これが当の私/あなた/もしくは身近の誰かに起きたとき、まるで超自然的な力が働いたかのように感じ、その偶然の背後に何掛かるのではないかと説明を考えてしまう。
第2章 気まぐれな宇宙「なぜわが身に?なぜここに?」
0-9の数字を5回適当に抜き出した時に"46984"にな
Posted by ブクログ
イギリス人っぽいのか教養が溢れてて上品な気持ちになりました。例えば8章の始まりはケインズを引用して、「正確に間違っているよりは、あいまいに合っている方がいい。」そして随所に銀河系ヒッチハイクガイドの引用。どうやら職業柄シンクロニシティが大嫌いみたいで、ユング好きとしてはちょっと彼を弁護したくなるくらいに徹底的に傷めつけてます。100万年に一度のことがしょっちゅう起こる仕組みはなにか?とかを数式なしで教えてくれる。みんな読んだほうがいいんじゃないかな。これ。まあ、オカルト、シンクロニシティばかじゃねえのって感じではあるんだけど、僕の弁護としては、人間の意識が合理的でない想定を置くということも含め