デイヴィッド・J・ハンドの作品一覧
「デイヴィッド・J・ハンド」の「「偶然」の統計学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「デイヴィッド・J・ハンド」の「「偶然」の統計学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
プロでも騙されることがある確率の数学的なややこしさと、実際に起こった事件・事故の数奇性から、この手の本は何度読んでも飽きない。『人間この信じやすきもの』『たまたま』『リスクにあなたは騙される』に続く「確率本」。
1億分の1の確率でも、1億回繰り返されれば「起こって当然」の事になるという、誰でもわかる話だが、これが当の私/あなた/もしくは身近の誰かに起きたとき、まるで超自然的な力が働いたかのように感じ、その偶然の背後に何掛かるのではないかと説明を考えてしまう。
第2章 気まぐれな宇宙「なぜわが身に?なぜここに?」
0-9の数字を5回適当に抜き出した時に"46984"になる確率と"77777"になる確率は同じである。でも77777が出たら凄いなぁと思ってしまう。また7777と続いたら最後の数は7が出にくいと感じてしまうが、実際は0-9まで確率は等しい。「次こそは」と思ってしまうギャンブラーの錯誤。
また選択の法則にも要注意。いわゆる「後講釈」。事後的に都合のよい事象が選ばれている典型的な「占い」的な手法。ワールドカップで有名になったタコ。だがその背景には有名に"ならなかった"ヤマアラシのレオンやチンパンジーのピノがいるのだ。
暗殺される夢をみて暗殺されたカエサルやリンカーン。だが暗殺される夢を見て"暗殺されなかった"日々の事は無視される。
Posted by ブクログ
イギリス人っぽいのか教養が溢れてて上品な気持ちになりました。例えば8章の始まりはケインズを引用して、「正確に間違っているよりは、あいまいに合っている方がいい。」そして随所に銀河系ヒッチハイクガイドの引用。どうやら職業柄シンクロニシティが大嫌いみたいで、ユング好きとしてはちょっと彼を弁護したくなるくらいに徹底的に傷めつけてます。100万年に一度のことがしょっちゅう起こる仕組みはなにか?とかを数式なしで教えてくれる。みんな読んだほうがいいんじゃないかな。これ。まあ、オカルト、シンクロニシティばかじゃねえのって感じではあるんだけど、僕の弁護としては、人間の意識が合理的でない想定を置くということも含めてシンクロニシティって概念を構成するんじゃあないかなと思いますけどね。まあ統計的には馬鹿じゃねえのってのは理解します。