いつまでも、「安くて安全・いつでも豊富な品ぞろえ」は続かない。それがこの本の付き付ける地球資源の真実だ。
データのグラフを見ているだけで、放縦な無駄遣いのツケの重さを感じる。
食料品売り場の値札や品質表示以上に見ておかなければならない。
しかし、諸業界は忍び寄る資源問題をひた隠しにして、エブリデー
...続きを読む・ロープライスを鳴り響かせる。
その謳い文句に洗脳され続ければ、私たちは、近い将来「パンとサーカス」を求めて暴動を起こしかねない。
実際、311の直後に、被災地でない所でガソリンやミネラルウォーターを求めて殺気立つ人たちが多くいた。
地球資源の危機が食卓を襲うことになったら、いったいどうなってしまうのだろう。
今なら、立ち直る道はまだある。
本気で備えをしなければならない。