山口正洋の作品一覧
「山口正洋」の「ぐっちーさんが遺した日本経済への最終提言177」「ぐっちーさん 日本経済ここだけの話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山口正洋」の「ぐっちーさんが遺した日本経済への最終提言177」「ぐっちーさん 日本経済ここだけの話」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
慶應義塾大学経済学部卒。アエラにて5年間『ぐっちーさんのここだけの話』を連載。 2012年には初の著書、『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』を執筆。発売3か月で10万部を超えるベストセラーとなる。
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
マスコミが報道しない経済の裏話。
消費税増税しても財政再建できない。うすうす気づいている人多いのでは。
安倍政権発足して1年と経たない2013年7月の上梓だが、ここで懸念されたことがいま現実となりつつある。円高によって輸出の大企業は潤うが、中小企業や個人に恩恵はない。そもそも日本で輸出売上で利益を得る企業はわずか。景気回復は内需次第なのに、消費税増税で景気を冷え込ませてどうする。
自分の時間とお金をつかって投資も金融商品も買ったことがない経済学者が経済を語って経済を駄目にしているには大いに同意。学者の言い分は、経営者や市井の商人の感覚からずれている。
すべての論に賛成できないが、一読の価値はある。軽い感じで書かれているが、指摘は鋭い。
Posted by ブクログ
金融ブロガー「ぐっちー」さんの著書の第三弾。
今回は、池上彰さん、榊原英資さん、押切もえさんとの対談付き。
押切もえさんは会話が成り立つかなと思いましたが、新聞の電子版を購読したりとなかなかどうして、自分を磨くしっかりした人だと感心しました。
日本の輸出依存度はGDPの20%であり、円高悪玉論は80%の内需型企業を挫くものである。タイや韓国は、通貨安とGDPの20,30%の政府債務で破たんし、GDPの債務比率は国家の財政破たんに結びつかないなど。
基本的には、AERAに掲載中の記事と大差はありませんが、再度読み直すことが出来て良かったです。話していることは本当に分かりやすいです。
やはり、メディアを直接信用する事は危険ですね。常識は疑えと言うことでしょうか。
Posted by ブクログ
2019年9月にぐっちーさんが無くなる直前まで続けていたアエラの連載を、死後に編集担当の方がその時時を振り返りつつ纏めた本。
アエラは読んでいないが、彼がメルマガで書いていたことと内容の方向性はほとんど変わらない。
そのメルマガも、突然訃報とともに休刊のお知らせが来て驚いたが、
どうやらその編集の方ですら病気のことは知らされていなかったようで、
周りが驚き慌てた様子など、臨場感も含めて伝わってくる。
ぐっちーさんはもういない。
だから、コロナもBLMも語ってくれはしないわけで。
今年に入ってから、アメリカ発のニュースを見聞きするたびに、
ぐっちーさんだったらどう斬ってくれるだろう、と思ってしまう自分もある。
彼は徹底してリベラルなのだが、
岩手県紫波町でのプロジェクトやカープ愛を見ても分かる通り、
実はグローバリストではない。
というより、本当のグローバリストはローカルの強みを理解してこそ、
というような矜持も見え隠れした。
世相を斬る切れ味は鋭いのだが、提案する施策については疑問の残るものがあったりするのはご愛嬌。
「納税額をレジで照合して低所得者だけ軽減税率を適用しろ」といっても、
本人の所得レベルが買い物をする先にバレるというのはどうなのか・・・とか、
地方創生会議での議論を引き合いに
「大学進学を契機に東京に進学をすることの多い高校生を地域の担い手として育成するというのは違うのではないか」というのも、
多分ぐっちーさんは優秀な若者が東京の大学に進学するのを妨げられる図を想定しているのだろうと思うが、
その会議の議論というのは多分、
奨学金という名の借金を背負ってFラン大に進学した挙げ句、
都会の派遣社員やフリーターで人生をすり減らすような若者の悪循環を問題視しているのではなかろうか。
などなど、時折突っ込みたくなることが出てくるのは、
ある意味、パワフルな中小企業経営者にありがちなアレな感じなのかもしれず。
深い喪失感とともに本を読み終える。