作品一覧

  • 京都大学の経営学講義 いま日本を代表する経営者が考えていること
    4.0
    1~4巻1,485円 (税込)
    京都大学に「もぐり」の学生が殺到する人気授業がある。講義名は、『企業価値創造と評価』。本講義の最大の特色は、毎回日本を代表する経営者たちが登壇する点だ。世界を変える経営者と世界を変え得る学生たち。京都大学で3年続いている講義、完全書籍化。日本最高の教室にようこそ!※ダイヤモンド社より配信されていた同タイトル作品と同じ内容になりますので重複購入にはご注意ください。

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  • 京都大学人気講義の教授が教える 個別株の教科書
    3.7
    iDeCo・NISAで投資信託を始めているものの、次のステップとして、「個別株」をやってみたい人、「個別株」に興味を持ち始めた人へ。 個別株を長期保有・資産運用することは、自分の財布を豊かにするだけでなく、経済やビジネスの学びにもつながります。 著者は、京都大学名誉教授の川北英隆氏。 長らく日本生命の資産運用部門に携わり、取締役を経て学会に転じ、 京都大学で証券投資を分析・研究しています。 実践と理論を知る著者による株式投資の本質論です。 「個別株」の長期保有のメリットと基礎を 図や表を用いてわかりやすく説明してくれる一冊です。 <本文より抜粋> 売買をなるべくせず、 長期保有によって 企業や経済成長の利益を享受することが 株式投資の本質ーー。 「短期売買」は企業が実らせる果実とは無関係のゼロサムのゲームである。 「長期保有・資産運用型」は経済が成長する社会ではプラスサムであり、長期資産運用を目指した全員が利益を享受できる。 長期資産運用はプラスサムであるから、株式に関する知識があまり高くないとか、時間がないといった個人にも向いている。 「将来性があり、経営も優れていて素晴らしいのでは」と思う企業の株式を買い、 その後は時たま株価や業績を見る程度であっても、 長い時間が経過すれば、ずっしりと重い果実を得ている可能性が高い。 これが筆者の60年にわたる株式市場との付き合いから得た結論である。 株式投資(個別株)は、本質的に怖いものではない。 株式投資で損することは当然あるが、変な「儲けたい」欲をもたなければ、大ケガとは無縁。 株価の水準を心配する必要はあっても、過剰に心配するのは時間の無駄、チャンスを逃しかねない。 少額で十分なので、まずはスタートすることが大切。 その際は「アメリカ株」からがおすすめ(詳しくは本文を参照)。 本当の株式投資は副業の一種。自分の好きな仕事をしながら、趣味を楽しみながら、 ついでに株式投資を楽しみ、素晴らしい企業の成長の果実を分けてもらうことだ。 【目次】 第1章「まず株式(個別株)を買う」 どのように買ったらいいかを書いている。初めて買う場合は「アメリカ株」をおすすめしている。詳しくは本文を読んでほしいが、日本株より手軽に買えるし、期待も大きい。 第2章「資産運用を考える」 「資産運用」の対象は「株式(個別株)」だけではない。預金、国債、投資信託などいくつかある。これらの投資対象について、簡単におさえておく。 第3章「長期資産運用は経済成長で潤う」 長期のデータを用いることで、株式(個別株)による長期資産運用こそが、経済成長の果実(すなわちリターン)の分け前に与れる有力な方法だと示している。企業や経済全体の成長の観点から、日本の株価についても説明している。 第4章「資産を分散させ、長期運用する」 投資する株式(個別株)は、企業を選ばなければならない。本章では、長期資産運用においても企業を選ぶことが必要だと確認し、その後で、分散投資の重要性と、その方法を述べる。 第5章「企業の将来の可能性を評価する」 個人投資家として長期運用を選ぶ場合、投資先企業の選別が必要となる。それも客観的な指標による選別である。その指標の特徴や留意点を説明する。 日本経済を取り巻く環境を考えると、企業間の格差が大きい。 企業として「人口減少」や「環境問題」への適切な対応、グローバルな事業展開、デジタル化に適合した製品・サービスの開発、労働生産性の向上などを実現し、利益を本当に伸ばせるのか。 世界的に見て、少数の精鋭企業だけが伸びる。 インターネット、情報工学、AI(人工知能)、生命工学……、その流れに追いつけない者の登場と退場は、個人も企業も同じである。長期保有の観点から企業を選び出す感性と、その確認が求められる。 第6章「投資信託と付き合う」 「資産運用立国」や「金融リテラシー」などの政府の掛け声、税制上の優遇措置が魅力的な新NISAやiDeCoにおいては、投資信託が主役の座にある。 その投資信託の概要と付き合い方を述べる。 TOPIXや日経平均株価を模倣する上場投資信託(ETF)への投資は、幅広い投資により大きな当たり外れは回避できる一方、政府頼みのような凡庸な企業の株式まで買うことになる。 自分自身の目で見て頭で判断し、長期の観点から優れた企業の株式(個別株)を保有し、日本経済の発展を応援したいと考える。
  • 経営戦略とコーポレートファイナンス
    5.0
    1巻2,816円 (税込)
    日本企業の最新ケーススタディ 前著『日本企業のコーポレートファイナンス』に続き、日本企業の事例をそろえた待望の第2作。実務家・研究者の双方から強く支持される良書の続編。 投資やM&Aの判断、新規事業参入といった経営戦略に、資本コストや価値分析などコーポレートファイナンスはどう活かされているか。経営と財務の結合の最前線を、日本企業のケースをもとに明らかにする革新的研究。

ユーザーレビュー

  • 京都大学人気講義の教授が教える 個別株の教科書

    Posted by ブクログ

    著者は昨今のインデックスファンド第一主義は良くないと感じている。理由はその中にはしょうもない企業が多数(多分特に日本株)混入しているからという。まずこれに同意。で、世界的に見て、少数の精鋭企業だけ株価が上昇するとみて、長期保有の観点から企業を選び出す感性が求められる。
    そして理想の生活像として株式を売買する必要がない、異変が生じていないことを確認すれば十分という姿、とこれまた考えが一致。
    アメリカ株一押しなところも自分と合っている。
    では企業の将来の可能性をどう評価するか。
    経営者の評価、製品やサービスが画期的というもの。
    そして、株価指標として時価総額の大きさ、PBR、PER、配当利回りを挙

    0
    2025年04月05日
  • 京都大学人気講義の教授が教える 個別株の教科書

    Posted by ブクログ

    あとがきにあるように、著者の偏見に基く内容が多い。
    色々な分析が出てくるが、結局は社会に役立つことをしている企業に長期投資する。と言うのがこの本の主張である。

    昨今では新NISAやiDeCoにより、投資といえばインデックスファンド一辺倒というイメージが強いが、
    あえて投資信託はお勧めせずに個別株への長期投資をお勧めしているところが、他書にはない特徴だと感じた。
    個人的にはインデックスファンドに積立しながら、個別株への投資で大きく利益が出ているため、
    著者の主張には共感できる部分が多かった。

    0
    2024年09月21日
  • 京都大学の経営学講義II 一流の経営者は、何を考え、どう行動し、いかにして人を惹き付けるのか?

    Posted by ブクログ


    まず聡明な学生が集う京都大学ではこのレベルの講義が聞けるというのが羨ましい限りです。

    どの代表の講義も、日本の将来はどうあるべきか?
    自分や会社で何をすべきか?なぜそうなのか?
    そのロジックがしっかりしつつ、教養的な知識もふんだんな講義です。

    他のシリーズも読みたいと感じる本です。

    0
    2021年11月10日
  • 京都大学の経営学講義IV 社会の問題解決こそ、企業価値創造の源である―――京都大学経済学部・人気講義完全聞き取りノート

    Posted by ブクログ

    京都大学経済学部の講義を書籍化したシリーズ4作目。
    今回も興味深い経営者の方々の話が聞けました。
    今回の書籍では、どの経営者の講義もとても興味深く、私の中での甲乙つけがたい魅力的な内容でした。そんな中ですが、強いて心に響いた企業を上げるとすれば、アフリカでビジネス展開をしている日本食物燃料株式会社です。代表取締役の合田さんからのお話では、様々な企業の技術を借りつつ、アフリカのインフラを構築し、地域発展にも貢献するビジネスを展開していることがわかります。

    3Mジャパン㈱、㈱コルク、㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ、東京エレクトロン㈱、浜松ホトニクス㈱等、素晴らしい企業経営者の話を聞けるとて

    0
    2021年05月25日
  • 京都大学の経営学講義II 一流の経営者は、何を考え、どう行動し、いかにして人を惹き付けるのか?

    Posted by ブクログ

    京都大学で行われた、企業経営者が登壇した講義を書籍したシリーズ第二弾。
    今回も、様々な企業経営者の志や、その企業が掲げる理念、経営そのものに関する興味深い話を読むことができる。
    この本で私が興味深いと感じたところは・・・
    ・サントリーホールディングスの鳥井信吾副会長から、フランスワイナリーの知られざる世界を知ることができたこと。
    ・セブン銀行の安西隆会長から、災害時にも機能するATMをどこよりも先んじて導入した経緯を知ることができたこと。
    ・不二製油グループ本社の社長清水洋史さんから、大豆加工の知られざる世界を知ることができたこと。
    などである。
    優良企業へ投資し、長期的な保有で運用するという

    0
    2021年05月16日

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