川北英隆の作品一覧
「川北英隆」の「京都大学人気講義の教授が教える 個別株の教科書」「京都大学の経営学講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「川北英隆」の「京都大学人気講義の教授が教える 個別株の教科書」「京都大学の経営学講義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
著者は昨今のインデックスファンド第一主義は良くないと感じている。理由はその中にはしょうもない企業が多数(多分特に日本株)混入しているからという。まずこれに同意。で、世界的に見て、少数の精鋭企業だけ株価が上昇するとみて、長期保有の観点から企業を選び出す感性が求められる。
そして理想の生活像として株式を売買する必要がない、異変が生じていないことを確認すれば十分という姿、とこれまた考えが一致。
アメリカ株一押しなところも自分と合っている。
では企業の将来の可能性をどう評価するか。
経営者の評価、製品やサービスが画期的というもの。
そして、株価指標として時価総額の大きさ、PBR、PER、配当利回りを挙げる。この中で非常に重要と考えるのがPBRだという。え?バリュー株派?と思ったが違う。PBRが1倍以下の企業は、企業の経営が株主の期待に応えていないから。こういう企業は今後もずっと駄目の可能性が高い、だから、企業を選別する指標として役立つという。日本株ではバリュー株は経営者に危機意識をもたらさない。経営者の頑張りへの期待はほぼアメリカ市場に限定されるとのこと。
配当も経営者の成長と配当に関する真意を読み取る必要がある。
他に、売上高成長率、売上高営業利益率、海外売上比率等の指標について、その考え方が解説されている。
で、買いのタイミングだが、株価が足元で急速に値上がりして、割高だと思える水準に達していないかぎり、良い企業なら、思い立ったが吉日であると説く。
成長する企業とは、結局のところ社会に役立つことをしている企業である。
例としてエヌビディアとイーライリリーが挙げられている。これがこの本を読むきっかけとなった。この2社はとても重要。
おわりには更にこう書かれている。株式市場は他の投資家と同じ見解を持つだけなら、意味のない世界である、以上。
Posted by ブクログ
京都大学経済学部の講義を書籍化したシリーズ4作目。
今回も興味深い経営者の方々の話が聞けました。
今回の書籍では、どの経営者の講義もとても興味深く、私の中での甲乙つけがたい魅力的な内容でした。そんな中ですが、強いて心に響いた企業を上げるとすれば、アフリカでビジネス展開をしている日本食物燃料株式会社です。代表取締役の合田さんからのお話では、様々な企業の技術を借りつつ、アフリカのインフラを構築し、地域発展にも貢献するビジネスを展開していることがわかります。
3Mジャパン㈱、㈱コルク、㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ、東京エレクトロン㈱、浜松ホトニクス㈱等、素晴らしい企業経営者の話を聞けるとても魅力的な一冊になっています。
Posted by ブクログ
京都大学で行われた、企業経営者が登壇した講義を書籍したシリーズ第二弾。
今回も、様々な企業経営者の志や、その企業が掲げる理念、経営そのものに関する興味深い話を読むことができる。
この本で私が興味深いと感じたところは・・・
・サントリーホールディングスの鳥井信吾副会長から、フランスワイナリーの知られざる世界を知ることができたこと。
・セブン銀行の安西隆会長から、災害時にも機能するATMをどこよりも先んじて導入した経緯を知ることができたこと。
・不二製油グループ本社の社長清水洋史さんから、大豆加工の知られざる世界を知ることができたこと。
などである。
優良企業へ投資し、長期的な保有で運用するというスタンスにも共感を持てる。
本シリーズは第4段までは出版されていて、2019年までの講義を読むことができる。2020年はコロナウイルスの影響もあったので、京都大学でのこの講義がどうなったのかも気になる。講義が行われていたら、継続的な書籍化を願っている。