あらすじ
今年もまた京都大学で「もぐり」の学生が殺到する人気講義が始まった。講義名は、『企業価値創造と評価』。本講義の最大の特色は、毎回日本を代表する経営者たちが登壇する点だ。世界を変える経営者と世界を変え得る学生たち。京都大学経済学部で200人集める人気講義、『京都大学の経営学講義』シリーズ第2弾!※ダイヤモンド社より配信されていた同タイトル作品と同じ内容になりますので重複購入にはご注意ください。
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Posted by ブクログ
まず聡明な学生が集う京都大学ではこのレベルの講義が聞けるというのが羨ましい限りです。
どの代表の講義も、日本の将来はどうあるべきか?
自分や会社で何をすべきか?なぜそうなのか?
そのロジックがしっかりしつつ、教養的な知識もふんだんな講義です。
他のシリーズも読みたいと感じる本です。
Posted by ブクログ
京都大学で行われた、企業経営者が登壇した講義を書籍したシリーズ第二弾。
今回も、様々な企業経営者の志や、その企業が掲げる理念、経営そのものに関する興味深い話を読むことができる。
この本で私が興味深いと感じたところは・・・
・サントリーホールディングスの鳥井信吾副会長から、フランスワイナリーの知られざる世界を知ることができたこと。
・セブン銀行の安西隆会長から、災害時にも機能するATMをどこよりも先んじて導入した経緯を知ることができたこと。
・不二製油グループ本社の社長清水洋史さんから、大豆加工の知られざる世界を知ることができたこと。
などである。
優良企業へ投資し、長期的な保有で運用するというスタンスにも共感を持てる。
本シリーズは第4段までは出版されていて、2019年までの講義を読むことができる。2020年はコロナウイルスの影響もあったので、京都大学でのこの講義がどうなったのかも気になる。講義が行われていたら、継続的な書籍化を願っている。