経済学のすすめ 人文知と批判精神の復権

経済学のすすめ 人文知と批判精神の復権

858円 (税込)

4pt

4.0

経済学の古典の英知にふれて思考力・判断力・表現力をみがくこと。新古典派とケインズ派双方の理論を支える思想構造の差異を見究め、批判精神を培うこと。これから経済学を学ぶ人、学びなおす人に大切なのはこの二つだ。数学の僕と化した現在の経済学に警鐘をならす。ロングセラー『経済学とは何だろうか』の続篇的一冊。

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経済学のすすめ 人文知と批判精神の復権 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    858

    佐和隆光
    1942年和歌山県高野山に生まれる。1965年東京大学経済学部卒業。専攻、計量経済学、統計学、環境経済学。現在、滋賀大学特別招聘教授、京都大学名誉教授

    理系で人社系知(・・・文化人類学や考古学、民俗学、哲学、宗教学、歴史学などの文系知)が無い人は危ないんだよ。中国共産党独裁者達...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年12月18日

    経済学について、読むだけでわかり、かつアメリカ、ヨーロッパ、日本の経済学の状況についてとても詳しく書かれている。
     大学で経済学を学ぶための入門にふさわしい。

    0

    Posted by ブクログ 2019年05月19日

    数学化してしまった経済学を憂う本書。経営学においても数値化・データ化の調査・統計学問になってしまっている。いわゆる社会科学においては、その背後に「哲学」が必須である。とはいっても極端なイデオロギー偏重の主張ばかり目立つ今においては、マイルドで寛容な議論と論理がますます見直されなければならない。

    0

    Posted by ブクログ 2017年01月09日

    経済学を学んでいる、あるいは学びたい人には是非読んでもらいたい本。
    特に第2章と第3章は必読でしょう。

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    Posted by ブクログ 2018年10月15日

    『経済学とは何だろうか』(岩波新書)において、クーンのパラダイム論を援用しながら経済学の「制度化」の問題を考察した著者が、アメリカの制度化された主流派経済学や、政治にとって都合のいい役回りをみずから率先して演じている日本の経済学を批判し、モラル・サイエンスとしての経済学の復権を説いた本です。

    「経...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月02日

    英語で論文を書かないと引用されない=評価が上がらない。

    学徒出陣は文系学生が対象だった。文系の出願者は激減した。彦根高等商業学校は高等工業へ変身した。戦後、彦根経済専門学校に戻った。

    アメリカの徴兵制は誕生日による抽選だった。

    全体主義国家は理工系が出世する。民主主義国家は、批判力、表現力が優...続きを読む

    0

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