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Posted by ブクログ 2015年11月23日
『二十一世紀における争点のひとつは、コスモポリタン的な寛容とファンダメンタリズムの対立であろう。
情報や映像が日常的に地球上をかけめぐるグローバル化した世界では、私たちはだれしも、生活様式を異にし、思考様式をも異にする人々と、ひんぱんに出会うことになる。
コスモポリタンは、こうした文化のふれあい...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
イギリスの社会学者、アンソニー・ギデンズのグローバリゼーションを論じた本。彼はトニー・ブレア首相のブレーンであることで有名で、市場原理主義でも旧い左派でもない「第三の道」を提唱している。グローバリゼーション、リスク、伝統、家族、民主主義という5つのキーワードの意味と意義、そして、それらに予想される「...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月11日
「グローバリゼーションは何をどう変えるのか」と、副題にあるように、極めて今日的な課題である世界のグローバル化についての解析を試みるのが、この小冊子の目論見である。ギデンズは、5つの章を立て論点を簡潔に示している。西洋キリスト教社会に生きている訳ではない者にとっては納得できる部分もあるし、そうでない部...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月05日
21世紀初めの10年における、国際化社会の様相を示唆、論考した本書。ギデンズは国際化の流れでおこる社会の変化が及ぼす影響を測定不能とし、リスクを予防することを主張している。また、かれは排除のない世界を理想として掲げる。しかし、2011年、進展した国際化はより暴走し、我々(日本)はそれに適応することが...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ギデンズのものの中ではとりあえずとても読みやすい。グローバリゼーション、リスク、伝統、家族、民主主義、あたりをキーワードにしながら、民主主義がグローバリゼーションを推し進めたけれどもそれはコスモポリタン的寛容とファンダメンダリスムの両方を生み出した、議会制民主主義はある種限界にきているので、国民国家...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月21日
まさかの20年前の書(笑)。
グローバリゼーションをどう捉え対応していくか、というのが主題。
確かに、当時、グローバリゼーションという言葉がもてはやされ、そんな世界にどう対処していくのか、って議論になってた気もするー。
と思いながら読んだ(笑)。
古いけど、ある種今も色褪せない議論が展開されている...続きを読む
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