相次いで作品一覧

非表示の作品があります

  • 【電子限定おまけ付き】 傲慢な誓約
    5.0
    財閥系企業に勤める冬貴の身辺で、近ごろ不穏な出来事が相次いでいた。ボディーガードとして現れ、警護対象であるはずの自分に不遜な態度で接する傲岸で美しい男――久隆にペースを乱され、反発せずにはいられない冬貴だが、やがて彼がふと見せる優しさに抗えず惹かれていく。そんな折、自分を付け狙う組織と久隆が関係しているらしいと知り……!? 電子版オリジナル特典・書き下ろしSS付き!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 燃えた花嫁
    5.0
    絞殺、青酸死、モデルが相次いで殺され、日進化繊が社運を賭(と)した夢の繊維の売れ行きに暗雲がたちこめた。巻き返しを図り、首相令嬢の結婚衣装を提供。しかし、挙式直後ドレスが突如燃えあがり花嫁は無残にも焼死した! ファッション界の醜悪な内幕を背景に、お馴染み、キャサリンと浜口の名コンビが謎に挑戦する!
  • ロストワールド~虹を求めて~
    完結
    5.0
    全1巻330円 (税込)
    ごく普通に働き、なんの変哲もない毎日の生活を送っていた可織。しかし、仕事とプライベートでのトラブルが相次いで起こり、いつのまにか上司を脅迫して500万という大金を手にしていた。自分のしでかしたことに震えおののき、逃げるように車に飛び乗った可織。これからはもう、いままでのようには暮らせない。上司の復讐や警察の目から届かない場所へ、早く逃げなくては! 可織はあてどなく車を走らせるが、途中で夫の暴力から逃げ出してきた亜也子とその娘・美保に出会い、行動を共にすることになった。やがて3人は、ひっそりと静まりかえった村にたどり着く。そこでは都会では失われた自然と寄り添う暮らしが残っており、それぞれの事情を抱えた人々が生きていたのだった……。いつかは消失してしまう農村での、夢のような体験を描いた連作短編9話を収録! 神奈幸子先生が描く、心に沁みる人間ドラマをお楽しみください。
  • 東名高速殺人事件
    5.0
    夜明けの東名高速。大型トラックの追突をきっかけに大事故が発生した。そのトラックの冷凍コンテナから女性の冷凍死体が……! その後、相次いで発見された二人の死体、いずれも婦人警官のものと判明した。事件の背後に見え隠れする、BMWを操る男は何者か? 突然現われた謎の美少女は? 特捜ハイウェイ刑事・天宮が愛車に乗って謎を追う。
  • 銭形平次・青春篇
    5.0
    正義感と人情に厚い岡っ引、騒々しい子分の八五郎を供に、窮地は名人芸の投げ銭で切り抜ける、ご存じ銭形平次。若い娘が化粧品屋で次々と消える『金色の処女』、与力一家に祟る化物の怪『復讐鬼の姿』、輿入れ途上の花嫁が相次いで誘拐される『七人の花嫁』など、江戸情緒たっぷりの妖奇と謎。初文庫化作品を中心とした初期傑作10編。恋女房となるお静とはまだ許婚の仲。全編にみなぎる若き平次の魅力。
  • 製造現場を守る7箇条 ストップ品質不正
    5.0
    無理な目標、職場の格差、多重兼務、権限長期化… 「デキる社員」が不正の温床 防御のカギは現場が握る! 完成検査員以外の検査員が完成検査を実施するなどしていた日産自動車、鉄道車両用空調装置の一部で購入仕様書の記載とは異なる検査を実施したり検査自体を実施しなかったりしていた三菱電機…。日本を代表する名門企業で大規模な品質不正事件が相次いでいる。 こうした品質不正の典型的なパターンは、経営陣が無理な業績目標を立てることから始まる。結果、現場に無理を押し付けて、「問題があれば現場で解決せよ」と圧力をかける。このような会社では無理な業績目標を達成するために、生産性を重視する一方で、無理な人員削減を実施する。すると当然のことながら、生産計画にはゆとりがなくなり、そのしわ寄せが検査部門へと波及。そこは、検査体力の弱い体制になり、品質不正に手を染める。しかも、こうした検査部署の人員配置は大概固定的なため、閉鎖的な組織となって品質不正を隠しやすくなっている。 本書では、こうした品質不正が起こる背景・理由を分析しながら、現場のマネージャーや技術者が品質不正に陥らないためのポイントを解説する。
  • 毎年120万円を配れば日本が幸せになる
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    コロナ禍で、多くの企業や労働者が苦しんでいる。失業者は増え、中小企業を中心に倒産が相次いでいる。GDPは激減し、日本経済が疲弊している。 この現状を救うためには、個人への継続的な現金給付「ベーシックインカム」の導入が必要だと本書の著者である井上智洋氏・小野盛司氏は主張する。 つまり、赤ちゃんからお年寄りまですべての国民に、無条件にお金を配るという政策だ。しかも特別定額給付金のように1回配ったきりではなく、継続して配る。 そしてその額は、小野盛司氏がシミュレーションした結果「年120万円までは十分可能」だという。 生活が苦しい人も、お金持ちも、中間所得層も、みんながより豊かになる。ほとんど誰も損をしない。しかも日本経済が復活する。そんな可能性を秘めているのがベーシックインカムだ。 しかし、財源はどうするのか? 将来世代が借金で苦しむのでは? そんなにお金をもらうと働かなくなってしまうのでは? そんな疑問に、二人の専門家がわかりやすく答える。
  • 特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室
    5.0
    「人は死ぬとその魂が蝶の形になって体からぬける……」保管すれば持ち主との会話も可能なその蝶は違法取引が相次いでいた。それを取り締まる国営墓地・死局の第一特殊蝶犯罪対策室を舞台に「蝶」をめぐる人間模様を描くSFアクション!
  • 伽羅の残香 風烈廻り与力・青柳剣一郎
    5.0
    伽羅に似た香りの鬢付け油が大人気の『錦屋』。その主・卯三郎は、何でも金の力で他人のものを奪い取ると評判だ。ある日、腹を真一文字に斬られた男の死体が見つかった。青柳剣一郎は、男が錦屋を探っていたと知り、卯三郎が本物の伽羅をつかっているのではと疑う。さらに、錦屋の用心棒が相次いで襲われ、大盗賊が伽羅を狙っていた話を耳にする。欲望渦巻く争いの行方は!?
  • 覇王と革命:中国軍閥史一九一五‐二八
    5.0
    1巻2,992円 (税込)
    1912年1月、南京で中華民国臨時政府が成立し、孫文が臨時大総統に就任。翌月には宣統帝が退位し、清朝が滅亡した。新生「中華民国」はこうして産声を上げたが、その後の歩みは“平坦でない”どころではなく、各地の軍閥が権謀術数をめぐらせ混沌をきわめた。 本書のねらいは、これまで注目されることのなかった「軍閥とその時代」を再構築することである。扱うのは、国家の統合が壊れた袁世凱統治の末期から、蒋介石が全中国を統一するまでの軍閥混戦の時代(1915-28年)だ。主役級の袁世凱、段祺瑞、孫文、蒋介石、張作霖のほか、徐樹錚、馮国璋、呉佩孚、馮玉祥ら、数多の群雄が三国志さながらの激しい攻防を繰り広げた時代である。 この時期、中国で覇権争いをしていたのは軍閥ばかりではない。列強諸国、なかでも大陸進出をねらっていた日本と、革命の輸出をもくろんでいたソ連の影響は大きく、軍閥とこれら国外勢力との間で展開した駆け引きの様子が詳しく描かれる。 本書は、今世紀に入って中国で相次いで発表された、革命史観にとらわれない文献をもとに、こうした軍閥の動きを丁寧に追い、複雑にからみ合った勢力関係のひもを解きながら、中国史のなかに軍閥を位置づける試みである。
  • 宗教改革三大文書 付「九五箇条の提題」
    5.0
    マルティン・ルター(1483-1546年)は今から500年前、宗教改革を始動させた。本書は、1517年に公表された「95箇条の提題」に加え、その3年後に相次いで発表された「宗教改革三大文書」と称される『キリスト教界の改善について』、『教会のバビロン捕囚について』、『キリスト者の自由について』をすべて収める。その大部分が初の文庫版となる重要著作を第一人者が翻訳した画期的新訳!
  • 湖城の魔王と異界の少女 睡蓮の花嫁
    5.0
    孤独な少女は、優しき魔王の最後の希望となる――。魔族達に伝わる、魔族に強力な力を与えることができる人間“花嫁”の伝説。水神を祀る神社の娘・小夜(さや)は洪水と病で相次いで両親を失い、絶望し、神域の湖に身を沈める。だが、そこは魔族達の世界への入り口であった。湖城の魔王・ヴィリは、奴隷の身から前魔王を倒し、魔王の座に就いたが、力を失い、その座を追われつつあった。ヴィリに凶刃が迫る中、小夜はヴィリの“花嫁”になれるのか!?
  • 超武闘軍団・豪友会会長 四代目山口組若頭 中山勝正 1巻
    完結
    5.0
    高知に度胸と腕っ節にかけては誰にも負けぬ侠がいた。その名は中山勝正。地元を仕切る中井組組長、中井啓一にその男っぷりを買われ、中山は中井の盃を受ける。日本の高度成長の波に乗り、中山はシノギで頭角を現す。そしてそのシノギを黙って中井親分に渡す中山は、親子の盃の重さが何かを知っていた。親分・中井の市議選、侠道会・菅谷組の高知進出阻止を経て、中山の名は山口組三代目・田岡一雄の耳に達して面会を許され、やがて自らの組織「豪友会」を立ち上げ、若くして山口組直参に名を連ねる。中山は、当時山口組を悩ませていた菅谷組の菅谷政雄ことボンノの引退にも奔走、対話と力で事態を収拾し、侠を上げる。そして田岡一雄三代目、山本健一若頭が相次いで逝去、四代目継承を巡る「山一抗争」では一貫して竹中正久を盛り立てて奮戦。竹中四代目の誕生と、自らの若頭就任を勝ち取るが……熾烈な生き様を貫いた侠の一代記!
  • 中国食品工場のブラックホール
    5.0
    ★上海福喜食品「期限切れ肉流用事件」を受けて、緊急出版! ★下水溝油、メラミンミルク、ニセ食品はなぜなくならないのか? ★厳罰化では解決できない中国の食品工場の深い闇 マクドナルドなどのファストフード業界に加工肉を供給していた上海福喜食品による「保存期限切れ肉ロンダリング」事件。 超優良企業の管理システム下で、なぜこんな事件が起きたのか――。 過去にも中国の食品医薬品工場では、メラミンミルクや咳止めシロップ事件、毒ギョーザ事件など、世界を震撼させる食品安全事件が相次いでいる。これらは氷山の一角で、中小工場では「下水溝油」「ニセ羊肉(ネズミ、猫)」「毒インスタントラーメン」などの信じられない食品が作り続けられている。 農村と都市の格差、衛生観念の二重基準、役人の賄賂体質……など、厳罰化だけでは抑止できない、事件の背後にある「ブラックホール」を、中国の“食の安全問題”を長年取材している気鋭のジャーナリスト・福島香織氏が徹底解説する。
  • プロフェッショナル 仕事の流儀 高橋直夫  プラント建設現場所長 リーダーは、太陽であれ
    5.0
    時代の最前線にいる「プロフェッショナル」はどのように発想し、斬新な仕事を切り開いているのか。どんな試行錯誤を経て、成功をつかんだのか。時代をどのように見つめ、次に進んでいこうとしているのか。NHKの人気番組 『プロフェッショナル 仕事の流儀』より、本気で「仕事」を考え、取り組もうとするすべての人にお届けする、待望の電子書籍シリーズ! ■巨大プロジェクトを率いるリーダー 高橋直夫の仕事(プラント建設現場所長) リーダーは、太陽であれ アラブ世界で名前を轟かせている男・高橋直夫。「砂漠のボス」とも称される高橋は、膨大な人と物を動かし、精密な作業を期間内に仕上げる「プラント建設」において、巨大なプロジェクトを相次いで成功させてきた。海外の現場で35年以上、いくつもの修羅場を潜り抜けてきた高橋には「誰よりも強く、できると信じる」という信念がある。その信念はどこから生まれたのか。そして「リーダーは太陽であれ」というポリシーを持つにいたった背景とは? 高橋直夫(たかはし・ただお) 1952年、福島県生まれ。福島高等工業専門学校卒業後、プラント・エンジニアリング会社の「日揮」に就職。東南アジアや中東へ赴任。2006年、「住友化学」とサウジアラビアの国営石油会社「サウジ・アラムコ」の合弁会社「ペトロラービグ」の行う石油化学プラントプロジェクトにおいて、ラービグ地区における流動接触分解装置とエタンクラッカーの建設を「日揮」が受注。その現場責任者を務める。

    試し読み

    フォロー
  • 特急ワイドビューひだ殺人事件
    5.0
    <ヒロシ1031Dのことで話がついた>。その奇妙な新聞広告が掲載された直後、ヒロシという名の青年が相次いで殺された。1031DがL特急「ひだ11号」のことだと推理した十津川警部は、警戒乗車するが、そのさなか、爆弾を所持した男が車内で毒殺される……。JRへの列車爆破予告、犯人と十津川の息詰まる攻防。トラベル・ミステリーの傑作。

    試し読み

    フォロー
  • 殺人山脈
    5.0
    北アルプス・西穂高で、警官二人が相次いで転落死! 捜査一課・白鳥完市刑事は、白バイ隊の月村修を強引に引き入れ捜査を始めた。難航する捜査線上に浮かんだ怪しい男。だが、彼には「鉄壁のアリバイ」が……。やはり事故か、完全犯罪か? 異色コンビの推理が冴える。 山岳ミステリーのワクを越えた、著者渾身の傑作長編!

    試し読み

    フォロー
  • GURI+GURA(1)
    無料あり
    4.8
    1~2巻0~539円 (税込)
    【カラーイラスト収録!】特殊能力を持つ人間「egg」に関連する事件を専門に請け負うNY市警察のグランと亜久里。この二人もまた規格外の人間だった。街では心臓を抜かれた遺体が発見され、eggのギャンググループが犯行に関与しているものと推測されたが…。同じ頃、eggの「禁猟区」で子供たちが行方不明になる事件が相次いでいた。すべてが繋がった先に待っているものとはーー。 大人気シリーズ『FAKE』とクロスオーバーのスピンオフを2作品収録!
  • 拡大自殺 大量殺人・自爆テロ・無理心中
    4.7
    2016年7月に起こった相模原障害者施設殺傷事件は日本社会に大きな衝撃を与えた。自分勝手な言い分によって引き起こされた事件は、死者19名、負傷者26名という、戦後最悪の大量殺人事件となった。世界では欧州や中東などで自爆テロが相次いでいるが、こうした不特定多数の人々を巻き込む大量殺人・自爆テロ事件だけでなく、警官による自殺や親子心中、介護心中など無理心中にも通じるのが絶望感と復讐心だ。強い自殺願望に突き動かされ、誰かを道連れにせずにはいられない拡大自殺の根底に潜む病理を分析する。 第一章 大量殺人と拡大自殺 第二章 自爆テロと自殺願望 第三章 警官による自殺 第四章 親子心中 第五章 介護心中 終 章 拡大自殺の根底に潜む病理
  • 今そこにあるバブル
    4.7
    「音楽が鳴り止まぬうちは、踊り続けろ」と米シティグループの最高経営責任者(CEO)だったチャック・プリンス氏は言った。 昨今出版界では「バブル回顧もの」企画が相次いでいるが、本書は「過去のバブル」ではなく「今起きつつあるバブル」を探る企画。 日本経済は、「バブル期以来」「バブル期超え」を示す指標が相次いでいる。 人手不足の目立つ雇用市場で、有効求人倍率は1.5倍を突破し、高度成長時代の1974年並みになった。 一方で、政府・日銀は経済成長と物価上昇率2%を目指し、マネーをジャブジャブに供給し続ける姿勢を崩さない。 この状況が続ければ、経済の実態を上回るマーケットの過熱=バブルが再び起きるし、現にその兆候はそこかしこに見られる。 今回のバブルは過去のバブルとは違う形で起きる。株価はなかなか2万円台を定着できず、80年代のような過熱感はない。 一方で債券市場は日銀の管理下のもと、典型的バブル状況。また相続税制度のゆがみをついたアパートローンの膨張、 インバウンド消費を背景とした一部商業地地価上昇など、過去になかった事態が相次いでいる。 著者は2017年4月よりBSジャパン『日経プラス10』のメインキャスター(月曜日と水曜日)を担当。 日経新聞のコラムやツイッターともに、このテーマで情報発信している。
  • 氷の中の真実
    完結
    4.7
    金づるを探す卑しい女を誘惑し、無一文でほうり出してやる――。マーリーンが偶然立ち聞きしたのはひどい企みだった。マーリーンの母にはパオロという恋人がいたが、既婚者だった彼とは長年家族同然に暮らしながらも一生愛人関係のままだった。やがてふたりが相次いで亡くなると、イタリア貴族だったパオロの遺産について話がしたいと、パオロの知人と名乗る男性が突然乗り込んできたのだ。彼はマーリーンをパオロの愛人と思い込み、蔑みをあらわに接してきて!?
  • ガーランドのなみだ
    4.5
    13年間生活を共にした盲導犬ベルナと最愛の夫を相次いでなくし失意の底にいた主人公のもとに二頭目の盲導犬ガーランドがやってきた。ベルナと正反対の性格にとまどう主人公だったが…。感動の盲導犬物語、第二弾。
  • 日本一周「旅号」(ミステリー・トレイン)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~
    4.5
    十日間で日本を一周する夢の特別列車「旅号」。その6号車の乗客ばかりが、相次いで不審な死を遂げた。乗り合わせた両親の依頼を受けて、日下刑事がツアーに参加したが、京都、札幌で第三、第四の殺人が! 政界の大物につながる陰謀の影を、十津川警部の推理が追いつめる。交錯する旅情とサスペンス! 累計一四五万部に迫る、トラベル・ミステリーの記念碑的傑作。
  • 老いも病も受け入れよう(新潮文庫)
    4.5
    92歳のとき、相次いで襲ってきた腰椎の圧迫骨折と胆嚢ガン。つらい痛みで、死んだ方がましとさえ思う日々。でも、病のおかげで自分のいちばん大切なことがはっきりした。最期まで、小説を書いていたい――。リハビリの末、寂聴さんは再び筆を執れるようになった。老い、おしゃれ、食事、恋、友だち、手術、最愛の人たちとの別れ……。悩みながら生きるすべての人へ贈る瀬戸内流人生の叡智。
  • 孤島の花嫁【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
    4.5
    無垢な花嫁はまだ知らなかった――その純粋さが、伯爵を遠ざけることを。 両親が相次いで亡くなり、クリスティアーヌはただひとり、スコットランドの小さな町で迫害を受けていた。伯父の計らいでイングランドの孤島の伯爵家に嫁ぐことになったが、そこでも彼女は、島民から悪意に満ちた目を向けられる。このつらい境遇もしかたのないことなのかもしれない。スコットランドとイングランドの血を半分ずつ受け継いだ身だから。両国の争いが終わった今なお、双方から目の敵にされてしまう。クリスティアーヌの居場所は、もはやどこにもなかった。島の領主で伯爵のアダムも、島民と同じく、私を花嫁と認めないだろう。悪漢から守ってくれた彼に、私は心を奪われてしまったというのに……。 ■波瀾万丈の物語に定評のあるヒストリカル作家マーゴ・マグワイアの珠玉作を初リバイバル! どこにいても針のむしろに座らされる思いをしている不遇の娘が、“つらい暮らしの島”と呼ばれる孤島の伯爵に捧げる愛は、いつか報われるときがくるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 企業不正の研究 リスクマネジメントがなぜ機能しないのか?
    4.5
    あぶない会社は組織図でわかる? コンプライアンスを連呼する会社ほど不正が拡大する? 日本を代表する名門企業で大規模な不正事件が相次いで発覚しています。 不正の構図はさまざまで、経営の圧力によって現場が不正に走った場合もあれば、経営陣そのものが不正に手を染めていた場合もあります。 問題が発覚した会社は、どこも立派な企業ばかりで、リスクマネジメントには取り組んでいたはずです。 それが機能しないのはなぜでしょうか。 本書はこのような問題意識に立ち、内部不正から会社を守ることを主題にしたリスクマネジメントの入門書です。 第1部では、実際に起きた企業不正事件をリスクマネジメントの視点で分析します。 実際に起きた事例はリスクマネジメントの限界や盲点を知る上でも生きた素材になります。 第2部では、リスクマネジメントの基本をクイズ形式で解説します。 Q 経理係をどこにおきますか? Q 動物園の檻と内部統制の関係を説明してください Q 経営者の不正に気づいたら、どう行動すればいいですか? Q 経営者がリスクの意味を理解できていないときには、どう対処しますか? Q リスク分類の効果は何ですか? 本書をお読みいただくと、これまで常識だと思っていたことが、実は間違いだったと気づくことがあるかもしれません。
  • 公文書問題 日本の「闇」の核心
    4.5
    海外に派遣された自衛隊員の現地での活動記録や豊洲市場、森友、加計学園等をめぐる巨額の税金の使途、国是の大転換を伴う決定のプロセスが記された公文書が相次いで破棄、あるいは未作成とされ、隠蔽される事態が行政の中枢で常態化しています。公文書を軽んじ、秘密が横行することは国民の「知る権利」を著しく傷つけるものです。本来公文書は、適切な施政が行われたのであれば、それを証明する記録となります。にもかかわらず、公的な情報を隠し続けて責任を曖昧にする理由は何でしょうか。この「無責任の体系」の背後にある情報公開と公文書管理体制の不備とその弊害を、最新情報に交え、第一人者が明快に解説します。 【目次】はじめに 行ったことの検証を疎かにすることは、同じ過ちを繰り返すこと/第一部 情報公開と公文書管理はなぜ重要か/第一章 記録を作らない「法の番人」/第二章 情報公開がなぜ必要か/第三章 公文書を残さなければ国益を損なう――TPP文書・外交文書公開をめぐる議論/第四章 外交文書を公開する意義/第二部 特定秘密という公共の情報を考える/第五章 特定秘密の運用上の問題/第六章 会計検査院と特定秘密/第七章 特定秘密をどう監視するか/第三部 公文書管理は日本の諸問題の核心/第八章 豊洲市場問題にみる公文書管理条例の必要性/第九章 南スーダンPKO文書公開問題/第一〇章 特別防衛秘密の闇/第一一章 森友学園関係公文書廃棄問題/第一二章 「私的メモ」と行政文書/第四部 展望:公文書と日本人/第一三章 国立公文書館の新館建設問題/第一四章 公文書館と家系調査/第一五章 立法文書の保存と公開/第一六章 東京都公文書管理条例の制定/第一七章 公文書管理法改正を考える/第一八章 公文書の正確性とはなにか?/おわりに/参考文献
  • 興亡の世界史 東インド会社とアジアの海
    4.5
    17世紀のイギリス、オランダ、フランスに相次いで誕生した東インド会社。この「史上初の株式会社」の興亡を通して、世界が大きく変貌した200年を描きだす異色作。喜望峰からインド、中国、長崎にいたる海域は、この時代に「商品」で結ばれ、世界の中心となり、人々の交流の舞台となっていた。そして、綿織物や茶、胡椒などがヨーロッパの市場を刺激して近代の扉を開き、現代に続くグローバル社会の先駆けとなったのだった。
  • 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(1)
    完結
    4.4
    武装探偵社の一員となった中島敦は、騒がしくも平穏な日常を過ごしていた。しかし、そのころ世界各国では異能力者が相次いで自殺する怪事件が発生。現場には、いずれも不可解な「霧」が発生していたという。事件への関与が疑われる男の名は、澁澤龍彦。「コレクター」と呼ばれる、謎に包まれた異能力者だった。更に、さまざまな事件に暗躍する魔人・フョードルの姿も見え隠れし……。ヨコハマの街が、恐ろしい悪夢に飲み込まれようとしていた――。大人気異能アクションバトル「文豪ストレイドッグス」、話題の映画を実力派作家・銃爺が完全コミカライズ!!
  • リウーを待ちながら(1)
    完結
    4.4
    富士山麓の美しい街・S県横走市──。駐屯している自衛隊員が吐血し昏倒。同じ症状の患者が相次いで死亡した。病院には患者が詰めかけ、抗生剤は不足、病因はわからないまま事態は悪化の一途をたどる。それが、内科医・玉木涼穂が彷徨うことになる「煉獄」の入り口だった。生活感溢れる緻密な描写が絶望を増幅する。医療サスペンスの新星が描くアウトブレイク前夜!!
  • はなだま人魚
    4.4
    1巻796円 (税込)
    相次いで親を亡くした帆高兄弟は、身体の弱い弟・八尋の治療費をまかなうため、兄の正梧が教師を道を諦めて宝石店に奉公していた。兄に申し訳なく思う八尋だが、正梧は宝石商の一人娘と婚約する。「──おにぃを、盗られる」兄への独占欲に苦しむ八尋は体調を崩してしまう。ある日、正梧は真珠の不作原因を調べるべく、母の生まれ故郷・常月島へと赴く。亡き母から海に近づくなと厳命されていた八尋も後を追うが、真珠の元締めである常月芳朗からいやらしい視線を送られて……!? 大正を舞台に紡がれる、妖しき兄弟の物語!!
  • 甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版
    4.3
    容疑者は死亡した男? 天才医師vs謎の殺人鬼! 愚鈍なる警察に告ぐ――。都内近郊で相次いで起きた連続殺人。 犯行はエスカレートし、遂には現場に殺人鬼からの声明文が残される。 警察を嘲笑し、「私は既に死んでいる」と語る犯人。その言葉通り、DNA鑑定で容疑者が死んでいることが判明する……。 これは死者の復活か。真犯人のトリックか。天才医師vsシリアルキラー、究極の頭脳戦。 書き下ろし掌編「鷹央の恋人?」収録。 出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。
  • 日立の壁―現場力で「大企業病」に立ち向かい、世界に打って出た改革の記録
    4.3
    企業にはいくつもの壁がある。 巨大企業・日立の壁はとりわけ高い。 【製造業史上最大の赤字からV字回復を果たした日立。しかし、そこからさらなる闘いが始まった――。】  2009年3月期に7873億円という製造業史上最大の赤字(当時)を出した日立。幸い、未曾有の危機に際して経営を引き継いだ川村隆・中西宏明両氏の大ナタによって立ち直り、大きな「壁」を超えた。  世間からは「奇跡のV字回復」と喝采を浴びたが、実は改革は道半ばにあった。不測の事態がふたたび起これば、二番底を打つ状況になりかねなかったのである。中西氏の後を継いで社長となった筆者は、相次いで改革に打って出る。それは、日立という巨大企業の中にいくつも立ちはだかっていた壁を叩き壊す作業であった。  言い訳文化、事なかれ主義、縦割り組織、もたれ合い、先送り体質、忖度……本書は、日立最高幹部が現場力で「大企業病」に立ち向かい、世界に打って出た経営改革の実録である。  組織の壁、事業の壁、歴史や伝統の壁、メンツの壁……「会社の壁」を破るのは、これを読んだあなただ!
  • リバー
    4.3
    《「本の雑誌」が選ぶ2022年度ベスト10 第一位!》 同一犯か? 模倣犯か? 群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見! 十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。 かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。 娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。 若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。 十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのか―― 人間の業と情を抉る無上の群像劇×緊迫感溢れる圧巻の犯罪小説!
  • 業務外ラブマネジメント【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】
    完結
    4.3
    全1巻715円 (税込)
    「俺のマネージャーになってください!」人気絶頂のトレンド芸能人・望月瑠衣が熱烈なラブコールを送っているお相手は、かつて相次いで不祥事を起こし業界から干された元特撮俳優・諸星輝。華々しい世界から離れ、底辺アルバイターとして地味な生活を送っていた輝のもとに突然降ってわいたお仕事は、自身の“炎上経験”を活かしてマネジメントして欲しいというもの。しかし、瑠衣の本当の目的は別にあって――。
  • スマホを落としただけなのに 1巻
    完結
    4.3
    「次はキミが僕のママだ……」とある男が拾ったスマホの待受画面に映る美しい女性「稲葉麻美」。その美貌と綺麗な黒髪を一目で気に入った男は、彼女を自分のモノにすると決め込む。狡猾なハッカーである男はそのスマホからあらゆる情報を抜き出し、少しずつ彼女に近づいていく…。 同時期に、神奈川県の山中で身元不明の女性の全裸惨殺死体が相次いで見つかる。被害者の共通点は「長い黒髪のストレートヘア」。これが意味するものは一体ーー…。
  • わんちゃんおいでよ、撫でてあげるから【特典付き】
    完結
    4.3
    全1巻726円 (税込)
    ヤリ逃げ?刑事?おバカなチャラ男 バカ可愛い俺の彼氏(いぬ) ★ 特典ペーパー付き!!★ 〈あらすじ〉 俺が「気持ちいい」を教えてやるよ かわいいお隣さんと食事デートのはずがすっぽかされて、 気づいたらナンパしてきた男とベッドでセックスをしていた。 「気持ちよくて好きになっちゃうよ!」と思っていたのに、 朝にはその男はいなくなっていて、 しかも音沙汰なし。 そんなある日、アパートの前にパトカーが停まっていて… CONTENTS 「通り雨の犯行」 「わんちゃんおいでよ、撫でてあげるから」 「一帯では目撃情報が相次いでおり、」【描き下ろし】 「友情を終えるということ」 「誰もが愛されたがりの」 「月を読む」 「今度は僕が悪者になる」 「あのこの棘のぶぶん」 「あのこの棘のぶぶん」【番外】
  • 花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生
    4.3
    1920年代、アメリカ南部。オクラホマ州の先住民保留地で20数名が相次いで殺される事件が発生。のちのFBI長官フーヴァーと敏腕捜査官ホワイトが、石油利権と人種問題が複雑に絡む陰謀の真相に迫る。『ロスト・シティZ』の著者が放つ傑作ノンフィクション
  • 風待ちのひと
    4.3
    “心の風邪”で休職中の39歳のエリートサラリーマン・哲司は、亡くなった母が最後に住んでいた美しい港町、美鷲を訪れる。 哲司はそこで偶然知り合った喜美子に、母親の遺品の整理を手伝ってもらうことに。 疲れ果てていた哲司は、彼女の優しさや町の人たちの温かさに触れるにつれ、徐々に心を癒していく。 喜美子は哲司と同い年で、かつて息子と夫を相次いで亡くしていた。 癒えぬ悲しみを抱えたまま、明るく振舞う喜美子だったが、哲司と接することで、次第に自分の思いや諦めていたことに気づいていく。 少しずつ距離を縮め、次第にふたりはひかれ合うが、哲司には東京に残してきた妻子がいた――。 人生の休息の季節と再生へのみちのりを鮮やかに描いた、伊吹有喜デビュー作。
  • 親を送る
    4.3
    親を送った人、これから送る人、皆に届けたい半年間の物語。79才と84才の両親を相次いで亡くした著者が描く、看取りの苦しさ、悲しみ、そして本当の意味で親を送るまで――。取材困難な場所に踏み込み話題になった『さいごの色街 飛田』『葬送の仕事師たち』の著者が書き綴った、セルフ・ドキュメント。愛する人を失った人の胸に響く、《いい年の大人の、親との別れ》。『佐賀のがばいばあちゃん』シリーズ・島田洋七さん推薦! 「別れたくなくても、その日は絶対来る」。
  • 日本ウイスキー 世界一への道
    4.3
    日本のウイスキーは「世界五大ウイスキー」の一つに数えられ、近年世界のウイスキー賞で最高賞受賞が相次いでいる。西欧に起源を持つ蒸留酒にもかかわらず、90年に及ぶ試行錯誤の末に、日本の風土を生かした独自の高品質ウイスキーを生むに至ったのである。今や「ジャパニーズ・ウイスキー」は世界中のウイスキーファンを虜にしている。世界を驚かせた日本のウイスキーはどうやって造られたのか。サントリーの蒸留所工場長などを歴任した醸造の大家と、そのブレンド技術で世界のトップに立つカリスマブレンダーが、ウイスキーの製造法から楽しみ方まで、至高の味わいの秘密を惜しげもなく明かす。【目次】第一部 ウイスキー「生まれ」の現場から 嶋谷幸雄/第一章 ウイスキーとは何か/第二章 環境、水、原料/第三章 製表/第四章 ピーティング/第五章 仕込/第六章 発酵/第七章 蒸留/第二部 ウイスキー「育ち」の現場から 輿水精一/第八章 製樽/第九章 樽詰/第十章 貯蔵・熟成/第十一章 ヴァッティング、ブレンド/第十二章 後熟/第十三章 濾過および瓶詰/第十四章 ウイスキーのテイスティング、楽しみ方/おわりに 輿水精一/謝辞
  • 夜間飛行(ムーンライト)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~
    4.2
    北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。彼らは、いずれも羽田発札幌行きの最終便、通称「ムーンライト」の乗客だった。たまたま同機に乗り合わせた新婚旅行中の十津川警部は、北海道警の要請で、捜査に協力することになった。事件の陰に潜む驚愕の真相――。累計一二六万部の興奮! 賢夫人・直子が、シリーズに初登場した、記念碑的傑作長編推理!
  • ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    4.2
    病棟に現れた「天使」 謎めく事件の真相は? 書き下ろし掌編を追加した完全版!! 小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。 さらに、この病棟で「天使を見た」と語る小学生まで現れ……。 魅力的な「謎」があるにも拘らず、事件解決に動かない天久鷹央。 なぜ? そして事件に秘められた「病」とは? 現役医師が描く医療ミステリー、シリーズ屈指の感動作!  書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」収録。 出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。 <目次> プロローグ Karte.01 甘い毒 Karte.02 吸血鬼症候群 Karte.03 天使が舞い降りる夜 エピローグ 書き下ろし掌編 ソフトボールと真鶴
  • 清浄島
    4.2
    風が強く吹きつける日本海最北の離島、礼文島。昭和二十九年初夏、動物学者である土橋義明は単身、ここに赴任する。島の出身者から相次いで発見された「エキノコックス症」を解明するためだった。それは米粒ほどの寄生虫によって、腹が膨れて死に至る謎多き感染症。懸命に生きる島民を苛む病を撲滅すべく土橋は奮闘を続ける。だが、島外への更なる流行拡大を防ぐため、ある苦しい決断を迫られ……。
  • スロウ・ダメージ Clean dishes -leveret-【電子単行本】
    完結
    4.2
    新神海で掃除屋として働くバクとシロ。恋人同士という関係の二人だが、ある時若者たちが相次いで自殺する現場を担当することになる。どうやら若者たちは“ヘアズネスト”というSNSに心酔していたようで…? ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついております。
  • 猫まくら 眠り医者ぐっすり庵
    4.2
    江戸っ子だって ぐっすり眠りたい! 心と体がほっこりする養生所、始めました! (眠り猫もいるよ!) 明日のために眠りませう―― 江戸っ子のお悩み承ります! 茶問屋の娘として育った藍は、両親を相次いで亡くし、不安で眠れぬ日々が続いていた。 そこに帰ってきたのは、医学を学びに長崎へ行ったまま二年も家を空けていた兄の松次郎だった。 兄に眠りの大切さを教えられた藍は、兄とともに眠り専門の養生所〈ぐっすり庵〉を開く。 しかし、肝心の兄の生活には大きな問題が…。温かさと癒しあふれる時代小説。 細谷正充氏絶賛の人情時代小説! とかくストレスの多い世の中だ。心に鬱屈があってなかなか眠れず、 疲れが取れないこともあるだろう。そんな人にこそ本書を薦めたい。 本書そのものが安眠枕だからだ。寝る前に読めば、 本を閉じた後、気持ちよく眠ることができるだろう。 ――細谷正充(文芸評論家)
  • 【合本版】この手の中を、守りたい
    4.2
    両親を相次いで亡くし、独りぼっちになってしまったアーシュ。現代日本で生きた記憶があるものの、幼いゆえにそれを活かせず7歳で孤児になってしまう。そんな中ギルド長の紹介で、同じく孤児の仲間たちと一緒に暮らすことに。そこで仲間たちとの金銭感覚の違いに気づく。 「今度こそ、私の知識を活かしてみせる!」 自炊に貯金。朝食・ランチの販売から宿屋経営へ! せっかくの魔法世界、楽しんで利用しなければ損じゃない? 前世の知識と魔法を組み合わせ、私の小さな手でもこの世界は変えられる! ※本作品は『この手の中を、守りたい』1~3巻を1冊に収録しております
  • この手の中を、守りたい 1 ~異世界で宿屋始めました~
    4.2
    両親を相次いで亡くし、独りぼっちになってしまったアーシュ。現代日本で生きた記憶があるものの、幼いゆえにそれを活かせず7歳で孤児になってしまう。そんな中ギルド長の紹介で、同じく孤児の仲間たちと一緒に暮らすことに。そこで仲間たちとの金銭感覚の違いに気づく。「今度こそ、私の知識を活かしてみせる!」自炊に貯金。朝食・ランチの販売から宿屋経営へ! せっかくの魔法世界、楽しんで利用しなければ損じゃない? 前世の知識と魔法を組み合わせ、私の小さな手でもこの世界は変えられる! 転生少女アーシュと仲間たちの、ほのぼの成長ファンタジー第1巻!
  • 新版 ランチェスター戦略 「弱者逆転」の法則 小さくても儲かる会社になる「勝ち方」
    4.2
    小さくても、弱くても、勝てます! 弱者が強者に勝つための戦略理論体系、「ランチェスター戦略」の真髄と、しっかり儲けて勝ち残るための具体的な実戦法(著者は実践と言わず、あえて“実戦”と言っています)を、ランチェスター戦略コンサルティングの第一人者が伝授します。 自ら戦場(局所)を定め、集中し、敵に優る力を投入して勝つ──。 この、ランチェスター戦略の真髄を、50を超える豊富な事例を示しながら、個別の戦略・戦術を策定し実行するうえでのポイントから、導入の際に生じる課題の解決法までを解説しています。 「3対1の法則」「射程距離理論」「ナンバーワン主義」「一点集中主義」「『足下の敵』攻撃の法則」など、ランチェスター戦略の極意を具体的に紹介。 普遍的でかつ実践的、速効性のある手法であるランチェスター戦略は、とくに“弱者”ですぐに効果が出るため、中小零細企業や起業家での導入実績が相次いでいる。 2005年発行のロングセラー『ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則』を、時代の変化に合わせて全面的に改訂した、“勝ち残りたい”中小企業経営者、新規事業を立ち上げるビジネスリーダー、起業家必携の書です。
  • 生還者
    4.2
    ヒマラヤ山脈東部、カンチェンジュンガで雪崩が発生。日本人7名が巻き込まれる惨事となった。犠牲者の一人・増田謙一の弟である直志は、兄の遺品を整理するうち、ザイルに細工がされていたことに気づく。死因に疑問を抱く中、兄の登山隊に関係する二人の男が相次いで奇跡の生還を果たす。真相がわかるかと期待した直志だったが、二人は全く逆の証言をし……。雪山という密室を舞台にいくつもの謎が絡み合う緊迫の山岳ミステリー.
  • キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生
    4.1
    【映画化原作】マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンスら出演【2023年10月20日(金)全国の映画館で公開/Apple TV+で後日配信予定】1920年代、禁酒法時代のアメリカ南部オクラホマ州。先住民オセージ族が「花殺し月の頃」と呼ぶ五月に立て続けに起きた二件の殺人。それは、オセージ族と関係者二十数人が相次いで不審死を遂げる連続怪死事件の幕開けに過ぎなかった――。私立探偵や地元当局が決定的な容疑者を絞れず手をこまねくなか、のちのFBI長官J・エドガー・フーヴァーは、特別捜査官トム・ホワイトに命じて大がかりな捜査を始めるが、解明は困難を極める。部族の土地から出る石油の受益権のおかげで巨額の富を保有するようになったオセージ族を取り巻く、石油利権と人種差別が絡みあった巨大な陰謀の真相とは? 米国史の最暗部に迫り、ニューヨーク・タイムズ他主要メディアで絶賛された犯罪ノンフィクション。『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』として刊行された作品を文庫化・改題。
  • 深山の桜
    4.1
    第13回『このミステリーがすごい! 大賞優秀賞受賞作、文庫化作品です。 日本から約1万2000キロ、アフリカ大陸。国際連合南スーダン派遣団の第五次派遣施設隊内では、盗難事件が相次いでいた。 定年間近の自衛官・亀尾准陸尉と杉村陸士長が調査に乗り出すが、さらに不可解な事件が連続して発生する。 謎の脅迫状、そして小銃弾の紛失。相次ぐ事件は何を意味するのか。 日本から特別派遣されてきた警務科のちょっとオネエなキレ者・植木一等陸尉も調査に加わり、連続事件の謎に挑む!
  • 人類最強のヴェネチア
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    一万年に一人の最強ヒロイン。 名探偵にして、人類最強の請負人・哀川潤(あいかわじゅん)。 美女二人と連続殺人犯を追う、ノンストップミステリー 「あたしの旅路を邪魔するな。ぶっ殺すぞ」 人類最強の請負人・哀川潤。 今回の任務は、十九歳にして心理学の権威・軸本みよりの現地調査への同行だ。 完璧すぎるメイド・班田玲も加わって楽しい旅行になるはずが、 目的地のヴェネチアでは、観光客カップル、有名女優らが 相次いで溺死させられる、残忍な殺人事件が発生していた。 “溺殺魔”と呼ばれる犯人の魔手は、彼女たちにも迫り――!? 『掟上今日子の備忘録』の西尾維新がおくる、とびきりハードで危険な探偵譚!
  • ジゼル
    4.1
    1~2巻880~1,485円 (税込)
    嫉妬と愛憎渦巻くバレエ・ミステリー! 東京グランド・バレエ団の創立15周年記念公演の演目が「ジゼル」に決定し、如月花音は準主役のミルタに抜擢される。このバレエ団では15年前、ジゼル役のプリマ・姫宮真由美が代役の紅林嶺衣奈を襲った末に死亡する事件が起き、「ジゼル」はタブーとなっていた。 そんな矢先、目撃された真由美の亡霊。公演の準備を進める中、配役の変更で団員の間には不協和音が生じ、不可解な事件が相次いで……。 これはすべて真由美の“呪い”なのか? 「ジゼル」の封印を解いた時、悲劇的な死を遂げたプリマの想いが甦る――!! 嫉妬と愛憎渦巻く、小説版『ブラック・スワン』がここに誕生。 華麗なるバレエ・ミステリー開幕! ※この作品は単行本版『ジゼル』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 決定版 ビットコイン&ブロックチェーン
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    社会を激変させるプラットフォームの全貌 仮想通貨の第一人者による本格解説書! ブロックチェーンに対する社会の反応は、インターネットの初期を見るようです。 そんなものは空っぽの洞窟だと揶揄されていた頃から、 インターネットにビジネスの可能性を見出した人がいました。 彼らはEコマースという新しい商圏を拓き、 やがて電子マネーが登場するとインターネット空間はビジネスの場として完成します。 シリコンバレーがインターネット空間の首都となったとき、 後発国に残されていたのはローカライズの単調な作業でした。 新しい技術がビジネスの実を結ぶことは稀でも、 イノベーションに乗り遅れたときのダメージは測り知れません。 仮想通貨とブロックチェーンが作り出す 新しいプラットフォームの主導権をめぐる競争はすでに始まっています。 この動きを考察する大前提は、 ブロックチェーンを生み出したビットコインの仕組みを正しく理解することです。 それは、仮想通貨の限界を知るためにも、 ブロックチェーンの可能性を知るためにも、必ず役に立つはずです。 ■本書の3つのポイント 1.ビットコインとブロックチェーンの仕組みがわかる 明確な運営主体のないビットコインが、なぜ動き続けるのか? マイニングとは何か? 支払→記録→採掘→報酬→承認→発生という6つのステップを丁寧に追いながら その仕組みを具体的に解説します。 2.仮想通貨と電子マネーの違いがわかる 日本でも普及している電子マネーは個人間の決済には使えません。 中国で急速に普及しているモバイル決済サービスでは個人間決済が可能です。 その違いは何か? 決済サービスの現状と課題を解説します。 3.いま世界で起きていることがわかる いま世界では、現金が姿を消すという社会現象が相次いで起こっています。 中国だけでなく、アフリカ諸国でも、スウェーデンでも現金が姿を消しています。 この潮流は日本にもやって来るのか? 新しい経済圏の現状と課題を解説します。
  • 仮想通貨―技術・法律・制度
    4.0
    金融とITを融合したFinTech(フィンテック)が、金融業界・IT業界で注目を集めています。FinTeckは伝統的な決済インフラストラクチャーを、未来の色で塗り替えようとするものです。 携帯電話で資金移動サービスが利用できるケニアのMペサや、スマートフォンに小型の装置をセットするだけでクレジットカードの支払端末に早変わりする米国のスクエアなど、金融分野へのITの応用は伝統的な決済インフラを未来の色で塗り替えるものです。 その中核をなすインフラストラクチャーが、ビットコインに代表される仮想通貨の技術です。 2014年に大騒ぎになったMt.GOX社の破綻を経て、日本では「仮想通貨(ビットコイン)はあてにならない、危険な貨幣であり技術である」と思い込まれて、一時燃え上がった投資熱も冷めてしまったようです。 そうした日本とは対照的に、米国のメガバンクは分散型仮想通貨の技術を銀行システムの改革に活用するための研究に取り組んでおり、欧州ではブロックチェインと呼ばれる仮想通貨を支える技術をシステムの基幹にとりこんだ銀行さえも登場している。銀行間の資金移動サービスを支えてきた重厚長大なインフラは、FinTechの発展によって生まれ変わろうとしています。 米国のアップルやグーグルは、相次いでスマートフォン向けの決済サービスを提案しており、伝統的な決済ビジネスは存続の岐路に立たされています。日本でも、無料通話アプリがいつのまにか資金移動サービスを開始するなど、次世代の決済サービスの主導権を握るのは、かつて誰もが予想しなかった業種であるのかもしれません。今や、決済ビジネスと電子商取引の主戦場はモバイルへと急速にシフトし、時代は大きな転換期を迎えているのです。 本書の目的は、仮想通貨の仕組みを理解し、利便性とリスクの両面を把握したうえで、ビジネスへの活用を検討することです。 仮想通貨に関する議論の中には、不正確な情報や誤解に基づく論評が見受けられるのも事実です。信頼の対象となる発行者が存在しない通貨を肯定することは、発行者の信頼を元に成立してきた社会にとって容易なことではありません。新しい概念を受容する過程においては、的確な批判とともにやや正確さを欠いた議論も起こりがちです。 仮想通貨の技術・法律・制度に関する考察は、ようやく緒に就いたところです。次世代の金融 仮想通貨を作り出すビジネスの現場において、意思決定を左右する大きな要素のひとつが仮想通貨であることを、欧米の金融機関・IT業界はすでに理解し投資を進めているという現実から目をそらすと、ITにつづき、FinTech分野でも日本が欧米や今後は中進国に対しても後塵を拝することになりかねない。
  • 刑事たちの聖戦
    4.0
    旧大蔵省次官を経験した元高級官僚が相次いで殺された。浮かびあがったのは7年前、政財界を揺るがした疑獄事件。事件の渦中で消された警部補の息子に魔手が伸びる。刑事たちは矜持をかけて真犯人を追う!
  • 慶應義塾大学の「今」を読む OB・現役学生なら知っておきたい大学の真実
    4.0
    創立から150年以上の歴史を誇る私立大学の雄は、近年、新たな大型施設が相次いで登場。学部学科編成もさまざまな変遷を経てきている。その最新の“現在”を、とくに戦後50年の歩みをしっかり踏まえながら、読みやすい雑学的なエピソードを交えて紹介する。慶應義塾大学のOB・現役学生でも意外と知らない内容を盛り込んだ、慶應シンパシーをくすぐる一冊。「福澤諭吉が一万円札の肖像に選ばれたのはなぜか?」「『陸の王者』とはどういうことか? 幻の門はどこにあるのか? 塾歌の謎に迫る」「キャンパス内にギリシャ語があふれるSFC。そのワケとは?」「慶應の最大の経営危機を乗り切った方策とは?」「『来日』『在日』『日没』などの塾生用語って懐かしい!?」「ミス慶應コンテストをめぐる戦いの行方とは?」「OB塾員になって始まる三田会のつながりって?」「人気ドラマ・半沢直樹にところどころ現れる慶應カラーって?」……など、今の慶應義塾を語るには知っておきたいネタを満載。體育會に色濃くみられる歴史と伝統、名物教授や通った名店、スポーツ界での強豪ぶり、政財界をはじめ各分野に活躍する著名人、附属校の現状など、多角的な視点から、興味深いエピソードを交え読みやすい構成でまとめた、OB・学生必見の一冊!
  • 執行役員制度(第4版)―導入のための理論と実務
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 執行役員制度は会社の業務執行と経営の意思決定・監督の機能を分離し、それらを強化するのが狙いで、導入が相次いでいる。その考え方と導入の実務を丁寧に解説。 【主な内容】 第1章 なぜ執行役員制度が現れたのか 第2章 会社法下における執行役員制度とは何か 第3章 執行役員制度の導入手続 第4章 執行役員の地位と権限 第5章 執行役員の義務と責任 第6章 執行役員制度をめぐる今後の動向
  • かなわぬ初恋
    4.0
    両親を相次いで亡くし、孤児になったティシュは、裕福なカリー家の養女となり、何不自由なく育った。中でも長男のラッセルとは兄と妹のように仲良しだった――そう、一年前に帰省した夏のあの日までは。ラッセルは、一糸まとわぬ姿でいたティシュに歩み寄ると、彼女をあばずれだとののしりながら乱暴な口づけをした。傷ついたティシュは、すぐに荷物をまとめてカリー家を去り、二度と帰郷しないとかたく心に誓った。だが一年後、ラッセルは突然迎えに来た。
  • ミニシアター巡礼
    4.0
    ミニシアターの閉館が相次いでいる。しかしその苦境のなか、「あの暗闇」を守る人たちがいる!全国12か所の映画人を訪ねる対話の旅。

    試し読み

    フォロー
  • ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ~ハイテク海洋動物学への招待~
    4.0
    水生動物の生態は、直接観察できないため謎が多かった。だが、今や日本発のハイテク機器を動物に直接取り付ける手法によって、教科書を書き換えるような新発見が相次いでいる。
  • 出会いは偶然に
    4.0
    ロンドンの病院で看護師をしているクレシダは、父親と母親を相次いで亡くし、悲しみに打ちひしがれた。大きな衝撃から立ち直るため、クレシダは看護師の職を辞めて心機一転しようと決めた。職業斡旋所で紹介されたのは、オランダの老医師が専門書を英語で執筆するのを補佐する仕事。雇い主の家に向かう途中、クレシダはアムステルダムに立ち寄ったが、運河の入り組んだ中心街で道に迷ってしまう。そんな彼女を助けてくれたのは、背の高い金髪の男性――ヒレス・ファン・デル・テイレだった。■古きよき時代の、心温まるロマンスを描き続けたベティ・ニールズ。本作はヒロインが仕事で訪れたオランダで運命の男性にめぐり合う物語です。
  • 梨の花咲く町で
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    半世紀近く連れ添った夫婦それぞれの、百歳と九十二歳の母が、相次いで逝った。徳島に生きた女二人を回想しつつ、夫婦の歳月を思う表題作「梨の花咲く町で」ほか、老境の夫婦の黄昏のように穏やかな日々を描きながら、人の抱える不可思議な深淵を垣間みせる「火星巡暦」など、一篇一篇に人生の長い時間を凝縮させた傑作短篇集。

    試し読み

    フォロー
  • 火星のプリンセス
    4.0
    「スペース・オペラ」と呼ばれる宇宙冒険物語の代表傑作。すべてはここから発進し、つねにここに戻ってくるスターティング・ポイントでありランディング・ポイント。1912年に発表され、一躍人気を博した本書をもとに、第2作「火星の女神イサス」、第3作「火星の大元帥カーター」が相次いで誕生、ついに10作の火星シリーズとなったSF古典中の古典。主人公カーターの胸のすく活躍は魅力だが、作者の強烈な想像力が描き出した火星の弱肉強食の光景は、不思議な迫真性で現在のわれわれをも驚かす。

    試し読み

    フォロー
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙
    4.0
    14歳の少女ソフィーのもとに見知らぬ人物から届いた手紙。そこにはたった1行「あなたはだれ?」とだけ書かれていた……。 本書が発行された1995年、日本では阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件が相次いで発生し、人々は命の価値と自らの存在意義を模索した。そしていま、未曾有の災害が日本を襲った。「哲学」は私たちの生きる道を照らすためにある。世界50か国1500万人超が読んだ名作が、著者の新たなメッセージを加えて再登場!

    試し読み

    フォロー
  • 愛という名のもとに
    4.0
    母親をとうの昔に亡くしているロージーは、短い間に相次いで父と祖父を失い、窮地に立たされた。祖父の遺言によって、ロージーが3カ月以内に結婚しない限り、400年の歴史を誇る屋敷は貪欲な親戚の手に落ちてしまうのだ。弁護士は彼女に、遺言の条件を満たすためだけの契約結婚を勧め、最高の相手として、この界隈随一の富豪ガードの名を挙げる。幼なじみでもあり、何かにつけ子供扱いしてくるいやな男――彼と結婚なんてしたくないけれど、ほかに頼れる人もいない。心を決め、ロージーはガードにプロポーズをするが……。
  • 公爵とシンデレラ
    4.0
    へスターは結婚もせず、病気の祖父と神経質な母の世話をしている。一族には代々悲劇が続き、つい最近祖父の相続人が相次いで亡くなった。現公爵である祖父と、へスターは血のつながりはない。そこで、アメリカへ駆け落ちして以来音信不通の娘が産んだ直系の孫ジャレッドを捜し出し、社交界デビューさせたいと祖父は言いだした。だが、現れたのはハンサムだが紳士には程遠い人物だった。古ぼけた服装に奇妙な訛。無作法なばかりか賭博で財産を失い、やむなく母の祖国へやってきたという。おまけに彼は突拍子もないことを言いだした。「きみはぼくにイギリスの上流階級でのふるまい方を教えてくれ。ぼくはきみに、キスの仕方を教える」
  • 吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ
    4.0
    200万部突破の大人気シリーズ、最新傑作! 二つの傷跡。抜かれた血液。 犯人は……吸血鬼? 東久留米市の公園。荒川の河川敷。 そして、東京湾の沿岸。 三つの場所で相次いで見つかった遺体。 被害者はいずれも首すじに二つの傷跡があり、 ほぼすべての血液が抜き取られていた……。 まるで「吸血鬼」が起こしたかのような連続殺人。 捜査一課の桜井公康から内々に相談を受けた 天才医師・天久鷹央は、事件解明に動き出す。 現役医師による本格医療ミステリー、書き下ろし最新作! 〈目次〉 プロローグ 第一章 吸血鬼連続殺人事件 第二章 水晶の吸血鬼 第三章 血に溶けた罪 エピローグ
  • GAFAM+テスラ 帝国の存亡 ビッグ・テック企業の未来はどうなるのか?
    4.0
    メガテック企業の勢力図はどう変わる? かつては我が世の春だったGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)ですが、昨年末より相次いで大量の人員削減を発表し、その成長に陰りが見え始めています。 テスラもEV車価格の度重なる値下げへの懸念から株価が下落しています。 が、マイナスの要因だけでなく、MSのChatGPTへの出資、メタバースの普及、アップルやアマゾンのヘルスケア事業への進出など、業績が好転する材料も出てきています。 このような背景を受け、本書ではこの先GAFAM+テスラはどうなるのか、その未来を予測します。 また、ByteDance、TCLといったGAFAMらのライバルとなり得る企業の動向についてもあわせて紹介します。 【本書の構成】 第1章 GAFAMを襲うコロナブーメラン効果 第2章 グーグルの検索ナンバーワンの時代は終焉か? 第3章 変曲点を迎えたアマゾン 第4章 メタ(フェイスブック)の大転換 第5章 アップルのAR・VR端末発売で本当のメタバース元年になる 第6章 検索事業とクラウドのナンバーワンを狙うマイクロソフト 第7章 ライバル企業の急先鋒テスラ 第8章 その他のGAFAMのライバルとなる企業 第9章 GAFAMはどこに向かうのか? ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 中国拘束2279日
    4.0
    中国が私を拘束した狙いは何だったのか? 24時間監視下で7カ月の監禁生活、取り調べ、逮捕、裁判、収監…… 日本の常識がいっさい通用しない不当拘束の実態が明らかに。 身に覚えのない罪で6年の実刑判決を受けた日中青年交流協会・元理事長による迫真の手記。 30年にわたり日中友好に関わってきた筆者は2016年7月、「スパイ」という身に覚えのない容疑で北京市国家安全局に拘束された。それから約6年間、熾烈な居住監視、収監の々を過ごし、2022年10 月11日、刑期を終えて帰国した。 日中友好に尽力した功労者がなぜ突然収監されるのか。いま中国で何が起きているのか。日中国交正常化50年を迎えた今、われわれは日中関係をどう考えるべきか。 習近平政権は2014年以降、「反スパイ法」を施行するなど中国で活動する外国人の管理を強化している。スパイ行為に関わったとして日本人を拘束するケースが相次いで表面化し、拘束された17人のうち9人が懲役3~15年の実刑判決を受けた(2023年3月現在)。 習政権下で拘束された日本人の実情が詳細に明らかになるのは極めて異例。刑期を終えて帰国した筆者が、拘束から収監、出所までの過酷な体験を赤裸々に綴る。 【本書の内容】 ●突然現れた国家安全部の男たち ●黒く厚いカーテンで閉ざされた部屋 ●「居住監視」という名の監禁生活 ●スパイ容疑の驚くべき杜撰な根拠 ●居住監視下で迎えた還暦の誕生日 ●スパイ容疑で正式逮捕、居住監視から拘置所へ ●期待外れだった中国人の弁護士 ●公安調査庁に中国のスパイがいる ●取り調べで見せられた公安調査庁職員の顔写真 ●失望しかない日本大使館の対応 ●新たな日中関係のため日本がすべきこと ●習近平政権下で置き去りにされる人権問題 ほか
  • 大学病院の奈落
    4.0
    「医の仁術」に背を向けた医師たち。病院内の幼き対立構造には呆れるーー作家・塩田武士氏絶賛! 日本医療ジャーナリスト協会賞特別賞を受賞した話題作を文庫化。 群馬大学医学部附属病院で手術を受けた患者8人が、相次いで死亡していた。 読売新聞医療部のスクープ記事から、医学界を揺るがす大スキャンダルが発覚する。死亡例が積み重なるなかで、なぜ誰も「暴走」を止めなかったのか。 その背景には、群馬大学病院内のポスト争い、学閥、セクハラ問題が影を落としていた――。 2014年に相次いで亡くなった患者・8人の手術は、いずれも早瀬(仮名)という40代の男性医師が執刀していた。 院内調査によって、さらに10人が死亡していたことが発覚。 技量の未熟な早瀬が、超一流外科医でも尻込みする言われた高難度の最先端手術に挑んだのはなぜなのか。 患者には知らされない、保険診療の闇。 旧帝大がいまだに力を振るう、医師会の勢力争い。 乱れ飛ぶ怪文書。 変わることなき「白い巨塔」の病理と、再生への道のりを描いた医療ノンフィクションの傑作。
  • 人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性
    4.0
    皮膚はさまざまな能力を併せ持った「スーパー臓器」です。有害な化学物質や病原体の侵入を防ぐ物理的バリアであるともに、人体最大の免疫器官であり、無数のセンサーが埋め込まれた感覚器官です。 皮膚組織の分子レベルが解明が進んだことで、これまでからだを覆う「薄皮」のように思われてきた皮膚には、生命活動にかかわるさまざまな精緻なしくみが備わっていることがわかってきました。21世紀に入ってからの皮膚医学の進展は目覚ましく、毎年のように教科書を書き換えるような発見が相次いでいます。本書は、人体最強の臓器と呼ばれる皮膚の謎に、最新の科学的知見を元に迫ります。 ここまでわかった万能の臓器「皮膚」の謎 ・人が温度を体感できる「からくり」がわかった ・皮膚をかくと、かゆみが静まる驚きの理由 ・ヒトが「裸のサル」になった必然的理由とは? ・アトピー性皮膚炎の原因遺伝子がわかった ・いかに皮膚は老化するのか? ・喘息などのアレルギー発症も、アレルゲンの皮膚侵入が引き金になる ・AIの診断能力はすでに一流の皮膚専門医をしのぎうる (本書の内容) はじめに  第1章 そもそも皮膚とはなにか? 第2章 皮膚がなければ、人は死ぬ  ―生体防御器官としての皮膚 第3章 なぜ「かゆく」なるのか? 感覚器官としての皮膚  ―感覚器官としての皮膚 第4章 動物の皮膚とヒトの皮膚 109 ―生き物が変われば皮膚も変わる 第5章 皮膚の病気を考える ―どんな病気があるのか? 第6章 アトピー性皮膚炎の科学 ―現代人を悩ます皮膚の難病 第7章 皮膚は衰える ―皮膚の老化とアンチエイジング  第8章 未来の皮膚医療はどう変わる? 239 番外編 研究者になるための体験的・人生ガイド
  • 中二階の原理 日本を支える社会システム
    4.0
    自由競争、株主主権――。金科玉条のようにされてきた原理が相次いで見直され、困惑することが多い。だが、日本は本来柔軟な構造を持ち、和魂洋才のようにうまく新しい考えを日本の現状に即して導入運営してきたのではないか。そこでキーワードとなるのが中二階だ。  本書は、「中二階の原理」という発想で日本の経営、経済、さらには日本社会の、過去、現在、そして未来を考えるもの。二階に全体を動かす基本原理があり、一階にその原理のもとで生きている人々が住んでいる現場がある。そして中二階の位置に二階とは別の原理が挿入されていることが多いのが、日本の社会システムであり、企業組織である。そして中二階の原理は、二階の原理を現場(一階)に貫徹しようとすると現場で生まれるねじれ感覚を、中和するために挿入される。  中二階の原理という視点で日本の現実を見ることが重要なのは、日本企業の一階(現場)の動きが鈍く、しかし二階の経済や経営の原理はアメリカ型の原理に流されて硬直的に見えてしまう時代状況だからである。自信を失った日本、成長しない日本、投資しない日本企業、低下する世界での日本の地位、とマスコミが騒ぐ時代になってしまった。  中二階からの見方を忘れかけているために、真の現実が見られなくなっている。そのために、霧の中にいるような状況に多くの人がなっていないか。そしてその霧が人々を萎縮させているのではないか。本書は、日本の組織を機能させてきた正しいメカニズムを認識させるための日本論。
  • 海底二万マイル
    4.0
    1866年、世界中の海で、怪物の目撃が相次いでいた。アロナクス教授は正体を暴くため、助手とともに軍艦に乗り込む。それが、未知なる冒険のはじまりになるとも知らずに―――。 ジュール・ヴェルヌの、スリルとロマンあふれる名作、新訳版。 物語のダイジェストページに加え、冒険の世界地図&ノーチラス号の図解など、うつくしい挿絵も20点以上収録! 大人も子どもも夢中になること間違いなしの1冊。
  • 危機からの脱出 I
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本企業の品質不正事件が相次いでいる。日本に品筆管理を教えてくれたデミングの「マネジメントのための14原則」が収録され、その哲学が凝縮された本書は経営者必読。
  • 衰退産業の勝算
    4.0
    安価な輸入品の席捲や廃プラ運動などにより衰退の一途をたどる国内ストロー業界。 そんななか、経営を立て直し再び成長する道を切り拓いたシバセ工業。 多品種小ロット生産、オープンイノベーション、外径検査装置の開発……。 V字回復を遂げた中小企業に見る、衰退産業の生き残り戦略とは。 ------------------------------------------------------------------ 1970年から外食産業の発展とともに成長してきた日本のストロー業界はバブル崩壊後、 安価な輸入品への置き換えや小口取引の減少などにより衰退し、 ストローメーカーは相次いで倒産や廃業に追い込まれていきました。 大手乳業メーカーのストローの下請け企業であったシバセ工業にも、 業界を取り巻く状況に対応できず生き残りに苦戦したという過去があります。 2002年には売上が最盛期の8割減にまで落ち込み、 さらにその後もプラスチックストローが環境に悪いという風潮が同社を追い込んでいきました。 この窮地を抜け出すきっかけとなったのが、既存商材である「飲料用ストロー」の見直しです。 「ストローは飲み物を飲むためのもの」という固定観念から離れ 「工業用ストロー」という新しい市場を確立したのです。 シバセ工業はそのほかにも多品種小ロット生産への挑戦やM&Aによる製品ラインナップの拡充、 事業の多角化などさまざまな取り組みを行い、経営再生への道を切り拓きました。 業界を衰退させる出来事はいつ、どこで起こるか分かりません。 技術革新、ライフスタイルや価値観の急変などあらゆることが業界存続の脅威となります。 しかし、ビジネスモデルの転換や技術の研鑽によって新たな市場を創出すれば、 業界の成長期と同様またはそれ以上の成長を実現することができるのです。 本書は、シバセ工業の復活と成長の記録を綴った一冊です。 新規市場の創出をはじめとした同社の取り組みについて解説し、 衰退産業に身をおく中小企業に活路を示します。

    試し読み

    フォロー
  • 業務外ラブマネジメント1【単話売】
    完結
    4.0
    全5巻165円 (税込)
    諸星輝は特撮俳優として華々しく芸能界デビューを果たし、そのままスター街道を駆け上がっていく…ハズだった。――現在、相次いで不祥事を起こし炎上俳優として干された輝は都会を離れ、日銭を稼ぐ地味な生活を送っている。そんな輝に降って湧いた高収入・高級マンション住込み・毎食事付きetcという超好待遇のお仕事!業務内容は表向きとしてはトレンド俳優・望月瑠衣のマネージャーになってほしいとのことだけど……。
  • 日本一カンタンな日米10倍株をつかむ本
    4.0
    これから本格的に上がる株がよくわかる!最強の日本株と米国株に二刀流投資!本書は独自の法則で多くの10倍株を獲得した著者が、長年に渡る10倍株研究をもとに、日本株・米国株投資で稼ぐ極意をわかりやすく解説した一冊です。書名にあるように、本書は日本株と米国株の両方で稼ぐ、いわゆる二刀流投資をお勧めしています。日本株と米国株を両方やるなんて大変だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ最小の労力で最大の効果を得ることができるのです。例えば、日米株は同じテーマ、トレンドに反応して成長することが多いため、1つのテーマで2度稼ぐ一挙両得が可能です。著者自身、EC(電子商取引)分野で米国株のアマゾン、日本株のBASEやモノタロウの成長を相次いで獲得しました。日米の連動性に着目すれば、1つのテーマをリサーチすることで複数の日米株の上昇を効率的に獲得できるのです。また、最近はアプリ1つで日米の株にカンタンに投資できるので、日米二刀流投資が格段にやりやすくなっています。急成長する米国株と、潜在力抜群の日本株をダブルで狙っていける環境を活用しない手はないでしょう。本書の目的は、将来大きく成長する可能性のある日米株を、タイミングよくとらえて投資し、資産を大きく殖やすことです。そのため「10倍株」で実績を出してきた著者が惜しみなく、投資ノウハウを公開します。大化け株の芽を発見する「日米10倍株の新法則」をはじめ、上昇をいち早くとらえる「大化け期待ゾーン」など初公開の投資術が満載です!そして巻末には、日米注目の20銘柄を紹介!こんな魅力的な銘柄があったのか!と驚くこと間違いなし。独自の法則で日本株25本、米国株12本の10倍株を実現したアナリストの次の一手とは?ぜひ本書で確かめてみてください。
  • 拝み屋つづら怪奇録-異聞拾集篇-
    4.0
    愛犬の死を引き金に身近な人間に不幸な事故が相次いで起こるようになった紗雪は住職の紹介で拝み屋の津々良を頼ることに。 彼は、紗雪を厳しく諭しながらも抱えていた問題を解決してくれたのだった。 それから半年近く拝み屋の助手として雇ってもらっているのに、津々良の仕事について何も知らないことに危機感を覚える紗雪。 少しでも恩人である津々良の役に立ちたいと思い勉強を始めることに……。 ほんのりダークな現代怪異奇譚 待望の第二弾!
  • トリガー【上下 合本版 電子特典書き下ろし短編付き】
    4.0
    2020年7月24日夜、東京オリンピックがついに開幕した。現役検事ながら馬術競技韓国代表のキム・セリョンは五輪直前、3度も凶漢に襲われ、ある不正に関する極秘捜査を止めるように脅されていた。5月に入ってからは在日米軍女性将校と北朝鮮の潜伏工作員の変死事件が相次いで発生。3つの事件の裏には、在日在韓米軍に関するある謀略が蠢いていた――。東アジアの安全保障を根底から覆すパンドラの箱が、いま開かれた! 【電子書籍 上下合本版特典:書き下ろし短編】
  • 応家の人々
    4.0
    昭和十四年、日本統治下の台湾――-。名高い旧家・応家の美女の周辺で男たちが相次いで死亡する。最初の夫が海難事故死し、二人目の夫は何者かに殺害され、さらに毒殺事件が起こる。内地から派遣された警官が、台北から台南の町々をめぐって事件の謎を追う、妖しい懶さが漂う長篇ミステリ。
  • 働くのがつらいのは君のせいじゃない。
    4.0
    「簡単に辞められない」からこそ知ってほしい、 仕事、人間関係に本気で悩む人に役立つ「いちばん大事な働き方のコツ」 電通、NHK、新国立競技場をはじめとする、 さまざまな現場、職場で若い命が失われる 痛ましい事件が相次いでいます。 「労働時間の短縮」「生産性の向上」「ワーク・ライフ・バランス」が叫ばれる一方で、 変わらない過酷な労働環境という現実……。 「そんな状況だからこそ、いったん仕事、会社の“常識”を捨て、 自分の時間、体、命、家族を最優先した働き方、そして生き方を目指そう」 などと言うと 「そんなのできっこない!」と思う方も多いはず。 しかし、このような難題を働きながら解決した人がいます。 会社勤めを続けながら、うつ病の妻や自閉症の長男など家族の命を守り抜いた 「働き方改革」の先駆者である著者の佐々木常夫氏です。 佐々木氏の答えは「人は幸せになるために生まれてきたのであって、 決して仕事のせいで命を削るために生まれてきたのではない」というもの。 では、いったいどうやって幸せを目指して働けるのか? 自らが実際に悩み、苦しんだ経験を赤裸々に明かしつつ、 若い人にこそ知ってほしい「仕事」「会社」の本当の意味、 そして、折れそうな心をしっかりと支える「考え方」 といった“本当の答え”を、 この本でやさしく解き明かしていきます。
  • 米国株投資の儲け方と発想法 No.1ストラテジストが教える
    4.0
    米国株市場が絶好調な推移を続けています。 米国には、Amazon、Google、Apple、Facebookなど、日本人にもおなじみのハイテク企業をはじめ、コロナウィルスの影響下で業績を伸ばすビデオ会議システムのZoomなど、社会経済構造の変化をいち早くとらえて、グローバル展開し、急速に成長する新興企業が多数あります。 一方で、大手ネット証券が相次いで手数料を下げるなど、日本の個人投資家も手軽に米国の個別株に投資できるようになったほか、米国テクノロジー株投信も個人投資家に人気があります。 まさに米国株は、日本株より面白くて儲けやすい、ということができます。 本書は、日経ヴェリタス・ストラテジストランキングにおいて4年連続で1位を獲得しているNo.1ストラテジストが、独自の視点から個人投資家に米国株投資を指南。 加えて、米国株投信を販売する金融機関の関係者やファンドマネジャーなどにも、大いに参考になる情報が満載。 米国株と米国株投資に関する解説書の決定版です!
  • 孤島の花嫁
    4.0
    ■一縷の望みをかけてやってきた絶海の孤島。この島の美しい自然は、私の味方になってくれるのだろうか。■両親が相次いで亡くなり、クリスティアーヌはただひとり、スコットランドの小さな町で迫害を受けていた。伯父の計らいでイングランドのビターリー島に嫁ぐことになったが、ここでも彼女は、島民から悪意に満ちた目で見られた。スコットランドとイングランドの両方の血を受け継いだ彼女は両国間の戦いが終わった今も、双方から目の敵にされてしまう。クリスティアーヌの居場所はもはやどこにもなかった。島の領主アダムも島民と同じく、私を花嫁とは認めないだろう。私を悪漢から守ってくれた勇敢なアダムに、私は心を奪われてしまったというのに……。
  • キングレオの冒険
    4.0
    1~3巻790~866円 (税込)
    京都を舞台にスター探偵が駆ける! ロジックとキャラクターの魅力を兼ね備えた新たな名探偵小説の誕生だ。 京都の街で相次いで起きた殺人事件。 なぜかすべて、シャーロック・ホームズ譚を模していた。 解決に乗り出したのは、日本探偵公社の若きスター・天親獅子丸と、助手の大河。 大河は獅子丸をモデルにした『キングレオ』シリーズのスクリプトライターでもあった。 無関係に思われた事件を追っていくと、謎の天才犯罪者の存在が浮かびあがってくる。 エスカレートする犯人の挑発。 獅子丸はついに、師である老獪な名探偵と対決することに! 有栖川有栖さんも「なるほど、これは名探偵だ。その推理は、速い、鋭い、面白い」と推薦。 京大ミステリ研出身の俊英がすべてのミステリファンに贈る自信作! 解説・円堂都司昭
  • マンガまるわかり ハラスメント
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎年のようにニュースとして大きく取り上げられる機会も増えている「ハラスメント問題」。最近では、会社の不祥事だけでなく、スポーツ界や教育界などでも事件が相次いでいます。  2020年6月には、企業に防止措置を義務づけるいわゆるパワハラ防止法が施行され、ハラスメントは、無視できない身近な問題になってきています。  ハラスメントは、誰もが加害者(行為者)となり、被害者となる可能性があります。そのため、新入社員も役職者も、すべてのビジネスパーソンが正しい知識を共有し、ハラスメントのない快適な職場づくりを実現するための努力が不可欠です。  本書はハラスメント問題の入門書として、「何がハラスメントにあたるのか」、「自分が加害者(行為者)にならないためにはどうすべきか」、「イジメや嫌がらせを受けたらどうしたらいいか」、「ハラスメントゼロの職場にするため、会社が、社員が、何をするべきか」を、マンガとともに解説しています。  たとえば、パワハラでは、暴力を振るう、罵倒するのような、わかりきったハラスメントだけでなく、微妙なラインの事柄にも触れています。  同僚や部下の立場でもパワハラの加害者(行為者)になることもあり、そちらも詳しく解説しています。  その他、セクハラ、マタハラ、ケアハラなど、さまざまなハラスメントの基本的な知識がひと通りわかります。
  • コロナクライシス
    4.0
    新型コロナウイルスの大流行はグローバル化した世界をずたずたに切り裂いた。 「対岸の火事」と慢心していた欧米諸国、 隠蔽と強権、「マスク外交」の中国、 政府の危機管理と国民の忍耐力が試される日本……。 日経編集委員・WBSキャスターによる緊急報告。 本書まえがきより 中国が、欧米が、新興国が相次いでロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。 そして日本は全国がコロナ緊急事態に。 大封鎖の結果、世界経済は1929年のウォール街の暴落に始まった、 大恐慌の時代以来のマイナス成長と大量失業に陥った。 世界各国は必死にお札を刷って得たお金を、困窮した人々や企業に配っている。 いずれも、記憶にない、見たこともない光景である。 フランスの作家カミュが『ペスト』で、英国の作家デフォーが『ペスト年代記』で描いたような世界。 だがそれは、今の現実である。 本書は一連の出来事を時系列で整理するとともに、なぜこんな大惨事が起きたのか、 どこに問題があったのかを解きほぐす。 各国・地域の出来事はいまだ進行形であるが、まずは事態の整理を。 そのうえで、コロナが変えた経済と社会の今後についても考えてみた。
  • 図解入門ビジネス 最新 MMT[現代貨幣理論]がよくわかる本
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 MMT(現代貨幣理論)は、海外の大物経済学者を巻き込み、論争を起こしてきた異色の経済理論です。日本でも2019年からMMTに関する著作や報道が相次いで注目が高まっています。本書は、MMT経済理論の概要や構造を図解でわかりやすく解説し、よくある批判と誤解について解答する入門書です。MMTの名を半端に振りかざした粗雑な議論が増えている今「そもそもMMTとはなんぞや」というところを平易な形で入門者にもわかりやすく解説します。
  • 地獄タクシー~HELL TAXI~《分冊版(1)》
    4.0
    【第1話/双鬼の章《1》】7日連続、首都高で事故が相次いでいた。必ず単独事故で男女のカップルが死亡しているらしい。新人タクシードライバー・夜野礼司は1年前からある《不思議な力》に目覚めていた。そしてある夜、ひとりのメイド服の美少女を乗せる。目的地は……首都高速一周!? これが夜野礼司の運命を大きく変えることになるのだった……。朱琳先生&渡夢太郎先生が描く、身の毛もよだつ《鬼退治》アクション&ホラー!!《出版:MCSTAR/電子書籍発行協力/オフィス漫》
  • 神の座 ゴサインタン
    4.0
    現代人の心の淵と魂の再生を描く圧倒的筆力 豪農の跡取り、結木輝和はネパール人のカルバナと結婚したが、両親が相次いで死に、妻の奇異な行動で全財産を失う。怒り、悲しみ、恐れ、絶望……揺れ動き、さまよいながら、失踪した妻を探して辿り着いた場所は神の山ゴサインタンの麓だった。現代人の根源にある魂の再生を力強く描く、第10回山本周五郎賞受賞作。
  • なぜ、それが無罪なのか!? 性被害を軽視する日本の司法
    4.0
    2019年3月、岡崎、福岡、静岡、浜松…… 相次ぐ性的虐待やレイプ事件への無罪判決 2017年に110年ぶりに大幅改正されたものの、 世界のなかでまだこんなに遅れている! 2020年、性犯罪の刑法見直しなるか ✔ 女性の13人に1人が性被害経験あり ✔ 2017年に刑法の性犯罪規定が改正されたものの不完全 ✔ 圧倒的に不利な立証責任が被害者側に課されている 2019年3月、岡崎、福岡、静岡、浜松で、性的虐待や強姦事件に相次いで無罪判決が出された。 なぜ、これらが無罪なのか!? 先進国のなかでも非常に後れをとっている日本の刑法の問題点を、 具体的な判例や話題の事件をもとに浮き彫りにし、刑法改正への提言を行う。
  • 親を送る その日は必ずやってくる
    4.0
    親との別れは突然やってくる。79歳の母が火傷を負い、病院に運ばれた。数日の入院で済むはずだったが、容態が急変。意識不明に陥り、生命維持装置をいつ外すかの決断を迫られる事態に。さらに追い討ちをかけるように、認知症気味の84歳の父まで…。両親を相次いで亡くしたノンフィクション作家が描く、看取りの苦しさ、悲しみ。親を送った人、これから送る人、皆に届けたい半年間のドキュメント。
  • 良き社会のための経済学
    4.0
    ★ノーベル経済学賞が複数受賞可能なら何本受賞してもおかしくない、質量とも世界最高峰の業績を誇るティロール先生が、初めて一般向けに書き下ろした経済書! 良い社会をつくるために経済学はどう役立つのか、現実感覚に富んだスーパー経済学者が万人向けにわかりやすく解説します。 ★なぜ、経済学が社会の問題を解決するのに活用できるのか、というそもそも論から、社会の制度、環境や雇用・失業、金融危機などのマクロ的な経済問題、競争政策や産業政策、イノベーション、規制など、幅広いテーマを取り上げます。ティロール先生がこれまで積み重ねてきた知見が凝縮されている本であり、自らの学者としての生活を交え、一般の読者向けに解説します。数式は一切なく、経済学を知らない人でも読みこなせる。質が高く、広く長く読まれる良書です。 ★ティロール経済学の特色は、完全市場や完全情報などを前提とする従来の経済学とは異なり、不完全市場や経済的インセンティブだけで人は動かないなど、より現実的な前提をおいて、企業や個人、政府の行動を説明し、望ましい行動を促すための制度設計を提案する点にあります。「現実に使える経済学」「社会を良くするための経済学」です。 ★ジャン・ティロール教授は2014年ノーベル経済学賞を受賞した、「スターの中のスター」といわれる「知の巨人」。ゲーム理論を応用した産業組織論、金融論、バブル論など、広範なフィールドにわたってきわめて優れた研究を相次いで発表。ノーベル経済学賞は「市場支配力と規制」に関するテーマで受賞したが、他の分野での受賞も取り沙汰されたほど研究領域は多岐にわたります。また、優れた理論家であると同時に現実感覚に秀でた研究者と評されています。
  • 緒方洪庵 浪華の事件帳 : 1 禁書売り〈新装版〉
    4.0
    2009年に「NHK土曜時代劇」で連続ドラマ化された人気作が、本年、舞台でお目見え! 5月に「大阪松竹座」「新橋演舞場」で相次いで公演(公演名「蘭 RAN 緒方洪庵 浪華の事件帳」主演/藤山扇治郎・北翔海莉)されることを記念し、傑作シリーズ2作を新装版、同時刊行!! 備中から大坂に出て思々斎塾で勉学に勤しむ緒方章(後の洪庵)は、師匠の言いつけでご禁制の蘭学書を入手するため、禁書売りと取り引きする。だが、その男が殺され、章は否応なく事件に巻き込まれる……。物語の幕開け、第1弾!
  • 池上彰の 未来を拓く君たちへ
    4.0
    今、何を学び、どう生きるのか 時代を理解し、本質を見極めるために。 あなたがあなたらしく生きるための、「学び方」・「働き方」・「生き方」 池上先生と一緒に考えてみませんか。 「高校では知識を覚えることばかり……これで教養は身につくの?」 「受験勉強や部活に追われ、心の豊かさを見失っている」 「池上先生のように多くのテーマを考え話せるようになるには、どのようにアンテナを張ればいい?」 「最近は論文しか読んでいないんです……」 「大学を出てからも勉強したい」 「アメリカという国をどのように理解すればよいのでしょうか」 「日本企業の不祥事が相次いでいますが、経営は大丈夫?」 いま、国内外で不穏な空気と不透明感が広がる出来事が多く起こり、 私たちの未来への不安は増えていく一方のように感じられます。 本書では、世界・日本で「いま何が起こっているのか」を若者たちの質問を交えてわかりやすく解説しながら、 私たちはどうすればよいのか、時代を理解し物事の本質を見極めるための「学び方、働き方、生き方」を 池上先生が一緒に考え、伝えていきます。 ジャーナリストと教育者、筆者が持つ2つの顔がうまく溶け合った 悩める若者たち、未来を生きていく私たちへ贈る、池上彰の「生き方」講座。 池上氏の温かなまなざしとメッセージが一冊に詰まった、 日本経済新聞の朝刊・電子版の連載コラム「池上彰の大岡山通信 若者たちへ」の書籍化第4弾。
  • 医学部
    4.0
    東大をしのぐ高偏差値化の陰で進む「白い巨塔」の危機! モラル低下、大量留年、レイプ事件、しのびよる「医師余り」時代、医師に向かない学生の急増…… 受験生の医学部人気はすさまじい。「医師になれば食いっぱぐれがない」「地位安定、高収入」という幻想が流布し、地方国公立大医学部≧東大(理III以外)、私立医学部底辺校≧早慶、が常態化している。 だが、高偏差値の学生がこぞって医学部を目指すようになったことで、医学部には大きな質的変化が起きている。やみくもな偏差値競争の結果、明らかに医師に向いてない学生までもが医学部に来るようになっている。医学界には「東大医学部の学生の3分の1は医師に向いていない」と指摘する声もある。学力は高いが医師という職業へのモチベーションが低い学生が大量留年してしまう現象も目立っている。 また、モラル低下も目につく。ここ数年、医学部の研究不正や患者多数死亡事故が相次いで発覚し、大問題になった。さらには医学生や若手医師が関与したレイプ事件や覚せい剤事件なども発覚している。こうした現象と医学部の超難関化が、まったく無関係とは言い切れない。受験エリートばかりの多様性のない環境の中で、他者の痛みを理解できない医師が育ったとしても、不思議ではない。 そもそも医学部は「職業訓練校」である。学問の追究というよりは、「手に職をつける」場所だ。サイエンスやハイテクの最前線ではなく医学部に理数系の人材が向かうということは、日本の将来にとって深刻である。 さらに深刻なのは、「医師余り」時代の到来だ。人口動態の変化と医学部定員急増、さらにはAIの台頭によって、近い将来、医師がワーキング・プアになってしまう可能性すらある。今現在は魅力的な職業に見えても、近視眼的な考えで学生が進路を決めてしまったら、大間違いをおかすかもしれないのだ。 本書はそうした医学部受験熱の盲点をえぐるだけでなく、東大医学部の凋落、「医局」の弱体化とヒエラルキーの崩壊など、医学界で起きている変化も詳述。さらに医学部を目指す人々のために、医学部6年間のリアル、「医師に向く人、向かない人」、現役医師や医学部教授が求める人物像なども紹介する。 東大をしのぐ高偏差値化の陰で進む「白い巨塔」の危機! モラル低下、大量留年、レイプ事件、しのびよる「医師余り」時代、医師に向かない学生の急増…… 本書は医学部受験熱の盲点をえぐるだけでなく、東大医学部の凋落、「医局」の弱体化とヒエラルキーの崩壊など、医学界で起きている変化も詳述。さらに医学部を目指す人々のために、医学部6年間のリアル、「医師に向く人、向かない人」、現役医師や医学部教授が求める人物像なども紹介する。
  • 風魔
    完結
    4.0
    全1巻693円 (税込)
    ▼第1話/プロローグ▼第2話/第1章・神かくし▼第3話/第2章・亡霊復活▼第4話/第3章・多面武蔵▼第5話/第4章・異変二階堂流▼第6話/第5章・二階堂乱舞▼第7話/第6章・猿風▼第8話/第7章・月影▼第9話/第8章・螢火狂乱▼第10話/第9章・竜煙▼第11話/第10章・飢牙作戦▼第12話/第11章・シジマ無情▼解説/石川弘義 ●登場人物/コッパ(全国の忍びの権利と生活を守る風魔一族の少年忍者。少々そそっかしい性格の持ち主)。スズメ(コッパに思いを寄せる少女)。犬丸半蔵(風魔一族の壊滅を狙う公儀隠密)。五月右近(ひょうひょうと生きる浪人。スズメの父)。宮本武蔵(浪人。二刀流を操る剣の達人)。太郎(風魔一族のナンバー2。コッパの兄貴分)。 ●あらすじ/コッパはある日、剣の達人でありながらひょうひょうと生きる浪人・五月右近とその娘・スズメに出会う。スズメをコッパのもとに残して右近は仕事を探しに出かけるが帰りが遅い……(第1話)。▼真剣勝負をすれば、お互いに無事ではすまないことを悟った右近と武蔵は、剣を引く。右近はスズメのもとヘ急ぐ途中、2人の忍者に襲われ、眠り薬を使われて連れ去られる。右近の帰りを心配するスズメに泣きつかれたコッパは、風魔の一族に助けを求める。話を聞いた風魔の太郎は、近ごろ剣客が相次いで誘拐されていることから、その裏に事件の臭いをかぎつける(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/風魔の小太郎(風魔一族の首領)。二階堂主水(熊本で道場を開く剣術家。実は風魔一族で、「心の一方」の使い手)。シジマ(才蔵の忍犬)。
  • 日本政策投資銀行 Business Research 観光DMO設計・運営のポイント―――DMOで追求する真の観光振興とその先にある地域活性化
    4.0
    世界的に観光市場の成長が続く中、国内でも先行する欧米に学んだ観光DMOの設立が相次いでいる。この“日本版DMO”には、日本における観光地域づくりの舵取り役として関係者の熱い期待が寄せられている。【日本政策投資銀行地域企画チーム】が先進的な13の代表事例を読み解き、DMO設計・運営のポイントを説く。
  • 3ステップで実現する デジタルトランスフォーメーションの実際
    4.0
    クラウドサービスが当たり前のものとなり、AIやIoTなど最新のデジタル技術が相次いで登場する中、多くの日本企業が新たなデジタルビジネスの立ち上げ、あるいは既存のビジネスのデジタル化に取り組むようになりました。なかにはシリコンバレーにオフィスを構え、米国のITベンチャーとの連携を目指す企業も登場しています。  ところが日本企業のデジタル戦略は今、大きな壁にぶつかっています。「デジタル組織を設置したものの、肝心のビジネスが立ち上がらない」といった経営者の嘆きも聞こえてきます。日本企業が立ち止まっている間に、米国のITベンチャーなどが次々と新たなデジタルビジネスを興し、既存の産業のディスラプション(破壊)が進みつつあります。  日本企業は一刻も早くデジタルへの取り組みを通じて事業構造の変革、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション」を実現しなくては、ディスラプションのえじきとなるでしょう。  本書では、日本でいち早く「デジタルトランスフォーメーション」の必要性を説いたベイカレント・コンサルティングが、日本企業や米国企業の事例を徹底分析し、日本企業のデジタル戦略の問題点を具体的に提示しました。その上で、日本企業が即座に実践できるデジタル戦略として「3ステップで実現するデジタルトランスフォーメーション」を提案しています。  デジタル戦略を具体化する際に経営面、マーケティング面、技術面などで考慮すべき9のアプローチも詳細に解説するなど、類書にはない具体的で、すぐに役立つ施策の宝庫です。

最近チェックした本