神の座 ゴサインタン

神の座 ゴサインタン

作者名 :
通常価格 866円 (788円+税)
紙の本 [参考] 880円 (税込)
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作品内容

現代人の心の淵と魂の再生を描く圧倒的筆力

豪農の跡取り、結木輝和はネパール人のカルバナと結婚したが、両親が相次いで死に、妻の奇異な行動で全財産を失う。怒り、悲しみ、恐れ、絶望……揺れ動き、さまよいながら、失踪した妻を探して辿り着いた場所は神の山ゴサインタンの麓だった。現代人の根源にある魂の再生を力強く描く、第10回山本周五郎賞受賞作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
656ページ
電子版発売日
2019年08月30日
紙の本の発売
2002年10月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

神の座 ゴサインタン のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年07月02日

    大きな農家の長男が、ネパールの女性と結婚します。
    この男、最悪です。仕事と周りとの付き合いなどはこなしますが…妻の出身地ネパールがどこにあるのかも分からず、妻の気持ちなど考えず腹が立つこと間違いなし。
    彼女がそうなったのは、素質もあったのでしょうが、追い詰められたからだと思います。

    この話はどこに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    嫁の来てのない農家の跡取り息子がネパール人の嫁をもらう。そこから始まる奇怪な出来事。失踪する妻、それを捜し求める夫。既存の概念が次々崩されていく、篠田さん得意のパターン。ラストの夫のセリフ。そこだけ読んでも、今思い出しただけでも胸が熱くなって涙がにじむ。傑作。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    新興宗教、農家の嫁取り・・・現代が抱える問題を鮮やかに書いてると思う。読み終えたあと、不思議な爽快感と共に、真に人間らしい生き方とはなんだろう・・・と考えさせられた。ちっとも答えは出ないけど。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    とにかくイライラさせられっぱなしの小説でしたが、(入り込みすぎて)、読み終わった後はなぜかすっきりとしました。とにかく重かった。

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    Posted by ブクログ 2016年02月26日

    ストーリとは関係ないけど、
    心に病を持った人、浮浪者のような生活をしている人、人生に疲れた人、そういう人たちを受け入れる質素な生活を行う集団いいと思う。それで、そこで暮らしていく中で贅沢な暮らしがしたくなったり、新たな目的を持って生きていきたくなったりした人はそこを出ていく、というようなコミュニティ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月22日

    最後まで一気。ほんとにすごい小説家。

    とはいえ、95年10月からの連載で、問題意識が掴みづらかった。
    確かにオウム事件などが起きた直後なので、そこへの考察はあると思うが、端的に主人公は悲惨だし、宗教はクズが集まることがよくわかった。

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    Posted by ブクログ 2015年03月23日

    ネパール人の妻を持った地主の男性が、妻の不思議な能力を気味悪がる。しかし次第にその能力に翻弄され、財産を失い、裸一貫になり、掴んだものとは。地下鉄サリン事件後に発表された本作は、人心掌握する宗教の側面と、それにとどまらない物質主義からの脱却を提起しているようにも読み取れる。今のアジアは経済的に豊かに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月11日

    この小説って一体なんなのか、どういう物語なのかっつーのが読後数日経った今でも捉えきれない。色んな事盛り込み過ぎなんだけど、かと言ってバラバラではない。日本ではカルバナも空っぽだったし、輝和も空っぽだった。ただ輝和が自分らしきものを手にした後半でカルバナがなんにも覚えていないってのはあまり歓迎できない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月02日

    ★3.5くらい。読み終わるのに1ヶ月近くかかってしまった。P648の長編小説。人間救済、回復の物語。

    <名前の回復>カルバナ・タミという名前を剥奪された「淑子」。

    <人間性の回復>人間(輝和)が変わるには、これほどまでの痛苦を味わう必要があるのか。想像を絶する「墜ち方」。ここまで墜ちても回復でき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月03日

    山岳小説だと思って買ったんだけど違った。一種の「魂の再生の物語」であった。

    住民の生活や新興宗教の詳細なリアリティは作者らしい。 が、それとホラーもしくは神秘小説的趣きとのギャップが奇妙。

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