沙野風結子の作品一覧
「沙野風結子」の「兄弟の定理」「獣はかくして愛に啼く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「沙野風結子」の「兄弟の定理」「獣はかくして愛に啼く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2004年『廻り花を揺らす指』でデビュー。『隠り世の姦獄』や『融愛』などのBLコミックを手がける。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
鹿倉とゼロの関係が前巻で利用し利用されるだけのものからお互いに大切な存在としての関係に変わり共に敵(遠野)を倒す為にと仲間と協力し合って行く姿が凄く良かった。
不可侵城で「Xデイ」、李アズハルへのクーデターが起きるのではとの情報を得る為に桐山に招待され向かった先での桐山の要求が中々で。やはり桐山だなぁと(苦笑)
桐山の無自覚のゼロへの気持ち?を鹿倉が感じ取って、でも口にしない鹿倉。
いよいよ「Xデイ」の日での遠野との対決では驚きの結末でした。
煉条への李アズハルの態度と言葉、思いが切なかった。
煉条の遠野への「愛」も。
そしてもうダメだとなった時のゼロからの言葉にはもうね。
Posted by ブクログ
謎が多く、予想外の展開で驚きました。
大学生の陽人を助けた恒世。
出会うべくして出会った2人。
陽人の一目惚れ的から始まるのかと思ったりもしたけれど実は2人の繋がりはとても深く驚きました。
はじめ恒世が陽人に冷たく素っ気ないのに陽人が切なくなるけれど次第にそれもなくなり同居を始めて、と順調に進むのかと思ったけれど恒世が実は陽人の心の傷の大切な従兄弟の、からどんどん明らかになっていく正体。
何故陽人に冷たかったのか等がわかってくると胸が締め付けられ苦しかった。
でも陽人は今回は諦める事をせずに生きようと決めた時には安堵して。
共に生きようとする2人、しかし…。
書き下ろしの「螺旋の恋」で過去