倉田真木の作品一覧
「倉田真木」の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生」「【閲覧注意】ネットの怖い話 クリーピーパスタ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「倉田真木」の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生」「【閲覧注意】ネットの怖い話 クリーピーパスタ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2024年1冊目
映画を見て、レビューからこの本に辿り着いた。
3つの時代に区切られてて、オセージ族、FBI、現代の構成になってる。翻訳者も書いてるけど著者の取材量がすごい。この原作からあの映画へ構成したスコセッシ監督もすごいな。当初、ディカプリオはトム・ホワイト役をやる予定だったらしく、あの脇役?と思ってたからこちらを読んで納得した。
ヘイルだけが主犯ではなくこの町全体がそういうことをしてて、これが現実にあったのが信じられないぐらい理解不能な状況。でもこれが実際にあったのか、、お金の価値ってなんなんだろう。
生きるにはお金が必要だけど、必要以上なお金っているのか?人を殺してまで手に入れるお金
Posted by ブクログ
映画のほうは評判良いらしいし、題材も連続殺人でミステリーとしても面白そうだなと軽い気持ちで興味持って読んだら打ちのめされた。これが人間のやることか。絶望する。
面白かった。と軽々しく言えない。読むべきではあるが、安易に楽しんではいけない辛さがある。
1章。語り口は小説というよりドキュメントで、読みやすい。事実に付随して最小限の脚色(表情や仕草)で読みやすい。犯人はあの人かなあ、みたいなぼんやりとした想像は出来るけど、とにかく何が起きていったのかを追っていく感じで面白かった。そして結局わからずじまい。
2章。FBIとトム・ホワイトの掘り下げが面白かった。トム・ホワイトの人柄が良い。不正に加担
テーマも読み物としても最高
1920年代アメリカ、埋蔵されていた石油資源によっての資産家になった先住民オセージ族の連続不審死事件を追ったノンフィクション小説。2人の他殺死体発見から話が始まるものの被害者がインディアンってのもあってか捜査が進まない。被害者一族は私立探偵をダースで雇って自力で解決に挑むものの上手くいかず、そこに現れるのが後にFBIになる組織ってこの時点で面白そうなんだけど、この先がまた凄い。この本は3部構成で1部、2部も良いけど3部が本編。当時の空気感や情勢を感じさせてくれるような良い本だった