アン・ヘリスの作品一覧
「アン・ヘリス」の「愛の序章」「愛を知らない侯爵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「アン・ヘリス」の「愛の序章」「愛を知らない侯爵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2001年『名誉の問題』で日本デビュー。『狙われた花婿』、『身代わりの侯爵夫人』などの作品を手がける。イギリス生まれの作家。
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良かったです。
感動作ですね。
ヒストリカルではナポレオンの戦争はよく題材として使われますが、いつもは海外文庫の小説で読んでいるので、今回のようにマンガで読むとさらに臨場感があって分かりやすかったです。
やはり一番惹かれたのは冒頭でのヒロインとヒーローが出会うシーン。
試し読み部分で「…物乞い少年に扮したヒロイン…」となっていたからその部分だけで買う気満々で楽しみでした。
物乞いとして食料や持ち物を奪おうとしたのがヒーローだったわけで、ヒーローに捕まったヒロインが物乞いの先輩少年のために、その少年が病気だから何か栄養ある物を食べさせたい一心で強奪しようとしたシーンで涙ながらに反応が無くなった少年を呼んでいたシーン、泣けました😭。
ヒロインが屋敷から命からがら逃げて途中で金品奪われて一文無しになり、これからどうしよう…となっていた時に助けてくれた、物乞いの少年。
のちにヒーローにヒロインがその少年との出会いや自分を助けてくれた経緯を告白していたけど、その少年も辛い目に遭っていたのでホントに哀しかったです。
その後あの少年はちゃんと埋葬されたのかな…?とずっと気になってたんだけど…。
ヒーローがヒロインと引き離したのでその後が気になって仕方ないです😅。
とにかく読んで良かったです。
領地の人々が変わってゆく
身代わりだけれど、そこは大したことではなくて、
結婚してからのヒロインが自分のできることに取り組む姿がとてもいい。
それに感化されてゆく領地の人たち。
感謝の気持ちが溢れていて、じんわりきます。
ヒーローは弱さをみせれるところに共感できました。
末長くお幸せに、、という気持ちになりました。
コミカルなところはあまりないかな。
Posted by ブクログ
とても面白くて、また素敵なお話でした。
まさにハレークイン、ロマンス小説の良い意味での王道といえます。
ヒロインのハリエットは従妹のマーガレットと共に航海中、海賊に襲われ、奴隷商人に売り飛ばされました。
二人はカシムという宮殿長官に買われます。
カシムは褐色に焼けた肌の青い眼を持つ美男でした。
主君の世継ぎである王子に従妹が献上されることになり、嫌がって泣く従妹を見て、ハリエットは一計を案じます。
それは、結婚式の当日、自分と従妹が入れ替わるというものでした。
入れ替わりが露見、ハリエットは絶体絶命の窮地に立たされます。
怒り狂う主君と王子の前で、カシムが
―この女は私のハーレムに入れて、監視下に置きます。
と、宣言。
カシムにひそかに惹かれていたハリエットは死の恐怖に怯えつつも、一方で胸を高鳴らせ―。
カシムの正体は、実は元英国貴族の息子でした。深い事情があり、オスマントルコ帝国に流れ着いたのです。彼もハリエットと同じく、最初は奴隷として売れられてきたのでした。主君(カリフ、州総督?)の王子の生命を救った功績により、カシムはカリフから「息子」と呼ばれ、信頼されて第一の側近にまで上り詰めたのでした。
そんな彼のハーレムに入ったハリエットの運命は―。
結局、カシムのただ一人の妻となったハリエットは相思相愛で幸せな日々を送ります。自分の幸せは最早、祖国にはなく、ここ異国にあると確信したハリエット。彼の側にこそ自分の居場所があると信じ、ここで生き抜く決意をします。
更に、カリフが世継ぎの王子とカシムの「二人の息子」に位を譲り、共同統治を発表したことから、王子がカシムに対して苛立ちと憎悪を募らせ、結果としてカシムを出し抜いて功を父の前で示したいと焦るあまり、生命を失うという悲劇が。カリフは次の幼い世継ぎの王子が即位できるまで、カシムに即位して州を治めて欲しいと懇願。
そんなある日、英国にいるハリエットの弟が姉を救おうと乗り込んできます。ハリエットが敵に誘拐されたと思ったカシムは動揺し、手を尽くして探すのですが、、、
英国での予期せぬ再会、再び燃え上がる恋の炎、まさに最後のページを読み切るまで眼が離せないスリリングな展開でした。
また、カシムとハリエットという二人の主人公カップルは共に正義感が強く、良心に基づいて行動するところが似ており、嫌みのない魅力的なキャラクターといえます。
どんな興味深い小説でも、これだけの長編だとどこかで途中でページをめくる手が止まる―中だるみというのか、ちょっと面白くなくなる―ことがあるものですが、この物語りについては本当に最初から最後まで興味を持って読み進められました。
日常と現実からひととき離れて、異国やハーレムの世界に浸れます、お勧めの作品です。