作品一覧

  • コロナクライシス
    4.0
    1巻935円 (税込)
    新型コロナウイルスの大流行はグローバル化した世界をずたずたに切り裂いた。 「対岸の火事」と慢心していた欧米諸国、 隠蔽と強権、「マスク外交」の中国、 政府の危機管理と国民の忍耐力が試される日本……。 日経編集委員・WBSキャスターによる緊急報告。 本書まえがきより 中国が、欧米が、新興国が相次いでロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。 そして日本は全国がコロナ緊急事態に。 大封鎖の結果、世界経済は1929年のウォール街の暴落に始まった、 大恐慌の時代以来のマイナス成長と大量失業に陥った。 世界各国は必死にお札を刷って得たお金を、困窮した人々や企業に配っている。 いずれも、記憶にない、見たこともない光景である。 フランスの作家カミュが『ペスト』で、英国の作家デフォーが『ペスト年代記』で描いたような世界。 だがそれは、今の現実である。 本書は一連の出来事を時系列で整理するとともに、なぜこんな大惨事が起きたのか、 どこに問題があったのかを解きほぐす。 各国・地域の出来事はいまだ進行形であるが、まずは事態の整理を。 そのうえで、コロナが変えた経済と社会の今後についても考えてみた。
  • 世界経済 チキンゲームの罠
    -
    1巻935円 (税込)
    次の火種はどこにあるか? 神経戦続く米中貿易摩擦、遠心力強まるEU、 新興国バブル崩壊、投資資金巻き戻しで揺らぐマーケット――。 国際情勢は、当事者たちが振り上げた拳を下ろせない 「チキンゲーム」の様相を呈している。 日経編集委員・WBSキャスターが、複雑さを増す世界を読み解く。
  • 今そこにあるバブル
    4.7
    1巻935円 (税込)
    「音楽が鳴り止まぬうちは、踊り続けろ」と米シティグループの最高経営責任者(CEO)だったチャック・プリンス氏は言った。 昨今出版界では「バブル回顧もの」企画が相次いでいるが、本書は「過去のバブル」ではなく「今起きつつあるバブル」を探る企画。 日本経済は、「バブル期以来」「バブル期超え」を示す指標が相次いでいる。 人手不足の目立つ雇用市場で、有効求人倍率は1.5倍を突破し、高度成長時代の1974年並みになった。 一方で、政府・日銀は経済成長と物価上昇率2%を目指し、マネーをジャブジャブに供給し続ける姿勢を崩さない。 この状況が続ければ、経済の実態を上回るマーケットの過熱=バブルが再び起きるし、現にその兆候はそこかしこに見られる。 今回のバブルは過去のバブルとは違う形で起きる。株価はなかなか2万円台を定着できず、80年代のような過熱感はない。 一方で債券市場は日銀の管理下のもと、典型的バブル状況。また相続税制度のゆがみをついたアパートローンの膨張、 インバウンド消費を背景とした一部商業地地価上昇など、過去になかった事態が相次いでいる。 著者は2017年4月よりBSジャパン『日経プラス10』のメインキャスター(月曜日と水曜日)を担当。 日経新聞のコラムやツイッターともに、このテーマで情報発信している。
  • 世界経済 まさかの時代
    3.0
    1巻935円 (税込)
    「ありえない」が現実になるとき--。Brexit(英EU離脱)で再びくすぶる欧州銀行危機。なぜ今、尖閣諸島に中国漁船が押し寄せるのか? 黒田日銀の金融緩和とヘリコプターマネーの分かれ目は? トランプの経済政策とアベノミクスの意外な類似点とは? 「想定外」の事態が次々と発生する世界を、日経編集委員が読み解く。好評の『世界経済大乱』第2弾。
  • 世界経済大乱
    3.8
    1巻935円 (税込)
    止まらない中国からのマネー流出、悪化するサウジアラビアの懐具合、出口が見えぬ金融緩和競争、米欧同盟の亀裂とポピュリスト政治家の台頭--相場格言の通り、2016年は「騒乱の申年」なのか? リーマン・ショックの再来はあるのか? 同時多発危機の現場から緊急報告。
  • 今そこにあるバブル

    Posted by ブクログ

    2017/11/26今そこにあるバブル 滝田洋一 「4」
    バブル関連データのおさらい
    1.GDP基準の変更 企業研究開発費(R&D)を投資に加える
     +30兆円 500兆円→532兆円 
     全要素生産性の向上 「建設・不動産」が引上げ
    日銀170427 展望リポート
    2.REITバブル(78) 時価11.6兆円 指数1000 2000
     配当利回り10% 4%
    3.不動産向け融資拡大 60 70
     相続対策APローン キャッシュフローはない 
    4.リーマンショック GDPがΔ50兆円 トヨタ1.4兆円の赤字
    5.中央銀行の金融緩和出口
     米国 欧州 日本がアンカー
    6.日本のバブル
     

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    2018年11月11日
  • 今そこにあるバブル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさにタイムリー!

    2月に入って株式市場の大幅な調整を迎え、
    その後のマーケットも信頼感が薄く
    ウロウロしている最中に本書を読みました。

    滝田さんの文章やお話は、
    例えが上手なので尊敬します。

    「この言葉を使えば誰もがイメージできる」という、端的にその事柄を表現する語句を持ってくるんですよね。

    ダラダラとした説明がなく、「言い得て妙」な単語。
    そのためとてもリズミカルで、非常に読みやすいんです。

    ところで滝田さんといえば、新書の論調はもっと硬かったと思います。本書は、まるでエッセイかと思うような出だしの第1章。するするっと引き込まれて行きました。

    何気ない日常の出来事や街の様子から

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    2018年02月23日
  • コロナクライシス

    Posted by ブクログ

    2020年5月時点での状況がよくまとめられている。
    外交、経済面に焦点をあて、リアルタイムで情報をたくさん集めていることがよく伝わってきた。

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    2021年08月05日
  • 今そこにあるバブル

    Posted by ブクログ

    足下起きているバブルの事例を網羅的に解説されている。裏側には中国が先進国化する過程でのバブル、米国のfangバブル、日銀の超緩和バブル、、、複合的だが、たまに上京した際の銀座の賑わいは気持ち悪さすら感じる。この違和感、現実化しないとよいが

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    2017年10月09日
  • 世界経済大乱

    Posted by ブクログ

    日本経済新聞社編集委員の著者ならではのニュース的世界経済解説。2016年の騒乱の申年には旬だと思える本。
    経済学のロジックについていけない自分と、しょせん見立てや思惑の世界なんだなという思いに気づかせてもらった。
    16-129

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    2016年07月16日

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