今そこにあるバブル

今そこにあるバブル

ビジネス・実用
935円 (税込)

4pt

4.7

「音楽が鳴り止まぬうちは、踊り続けろ」と米シティグループの最高経営責任者(CEO)だったチャック・プリンス氏は言った。
昨今出版界では「バブル回顧もの」企画が相次いでいるが、本書は「過去のバブル」ではなく「今起きつつあるバブル」を探る企画。

日本経済は、「バブル期以来」「バブル期超え」を示す指標が相次いでいる。
人手不足の目立つ雇用市場で、有効求人倍率は1.5倍を突破し、高度成長時代の1974年並みになった。

一方で、政府・日銀は経済成長と物価上昇率2%を目指し、マネーをジャブジャブに供給し続ける姿勢を崩さない。
この状況が続ければ、経済の実態を上回るマーケットの過熱=バブルが再び起きるし、現にその兆候はそこかしこに見られる。

今回のバブルは過去のバブルとは違う形で起きる。株価はなかなか2万円台を定着できず、80年代のような過熱感はない。
一方で債券市場は日銀の管理下のもと、典型的バブル状況。また相続税制度のゆがみをついたアパートローンの膨張、
インバウンド消費を背景とした一部商業地地価上昇など、過去になかった事態が相次いでいる。

著者は2017年4月よりBSジャパン『日経プラス10』のメインキャスター(月曜日と水曜日)を担当。
日経新聞のコラムやツイッターともに、このテーマで情報発信している。

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今そこにあるバブル のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    2017/11/26今そこにあるバブル 滝田洋一 「4」
    バブル関連データのおさらい
    1.GDP基準の変更 企業研究開発費(R&D)を投資に加える
     +30兆円 500兆円→532兆円 
     全要素生産性の向上 「建設・不動産」が引上げ
    日銀170427 展望リポート
    2.REITバブル(78) 時価11.6兆円 指数1000 2000
     配当利回り10% 4%
    3.不動産向け融資拡大 60 70
     相続対策APローン キャッシュフローはない 
    4.リーマンショック GDPがΔ50兆円 トヨタ1.4兆円の赤字
    5.中央銀行の金融緩和出口
     米国 欧州 日本がアンカー
    6.日本のバブル
     株価てこ入れ 日銀のETF購入6兆円
            GRIF
     2025年問題 財政はもたない
     社会保障改革にどう取り組むか

    0
    2018年11月11日

    Posted by ブクログ

    足下起きているバブルの事例を網羅的に解説されている。裏側には中国が先進国化する過程でのバブル、米国のfangバブル、日銀の超緩和バブル、、、複合的だが、たまに上京した際の銀座の賑わいは気持ち悪さすら感じる。この違和感、現実化しないとよいが

    0
    2017年10月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさにタイムリー!

    2月に入って株式市場の大幅な調整を迎え、
    その後のマーケットも信頼感が薄く
    ウロウロしている最中に本書を読みました。

    滝田さんの文章やお話は、
    例えが上手なので尊敬します。

    「この言葉を使えば誰もがイメージできる」という、端的にその事柄を表現する語句を持ってくるんですよね。

    ダラダラとした説明がなく、「言い得て妙」な単語。
    そのためとてもリズミカルで、非常に読みやすいんです。

    ところで滝田さんといえば、新書の論調はもっと硬かったと思います。本書は、まるでエッセイかと思うような出だしの第1章。するするっと引き込まれて行きました。

    何気ない日常の出来事や街の様子から、景気の動きをキャッチします。その感覚、そのアンテナが投資家や生活者としてとても大事。

    つまり、バブル崩壊に巻き込まれない防衛術なのです。

    滝田さんの視点を真似て街を歩けば、景気の先読みができるようになるのではないか? と思います。大変勉強になる1冊です。

    日銀の今後の出方はどうなるのだろう?

    いま、誰もがそう思っていると思います。ぜひ、大きな動きが出る前に、本書を通読されることをお勧めします。

    0
    2018年02月23日

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