中公新書ラクレ作品一覧
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4.4観客が来なくて体調不良になったマンボウがいる? 餌代を自分で稼ぐクラゲがいる? 飼育員は繁殖に全力投球している? 舞台裏には、得体のしれない生物がたくさんいる? 飼育員と漁師は仲良し? 水族館は、発見の宝庫だ。 日本全国の水族館の「表」も「裏」も、「酸い」も「甘い」も知り尽くした海洋生物学者が、水族館の真の魅力を解説する。 水族館が100倍楽しくなること請け合いだ。 【全国おすすめ水族館コラム付き】
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-「地方国立大学不要論」を払拭すべく、法人化後の大学はここぞの危機で社会貢献ができるよう地域の中核的存在をめざしてきた。震災前からの中長期の改革の流れを視野に入れながら、個々の取り組みを大学ウオッチャーが徹底取材。活躍した人・組織の成功の理由は? 巨額の復興予算に潜む問題とは? 地方国立大学はいま何をすべきか?
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4.0見よ! 常識を軽~く超えてくる、この姿を。 かわいい小動物ハニーポッサムは、巨大な睾丸の持ち主。水生哺乳類アマゾンマナティが「森」の中を飛ぶって? ペンギンなのに、森の中で巣作りをする「妖精」。まるでネズミ! 手のひらサイズの巨大な虫。常識を軽く超えてくる生き物たちの「へんてこ」を活写。30年以上にわたり研究者やナチュラリストと共に活動してきた著者が、新しい科学的なトピックをまじえて約50種を楽しく紹介する。200枚超の撮り下ろし写真を掲載。 電子版はオールカラー(*紙版は一部モノクロ)。また電子版は「参考文献・図版出典一覧」が付された完全版。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読売新聞夕刊「popstyle」不動の人気コラム待望の書籍化!時代のキーワードが250語収録。経済・社会風俗・科学・芸能、時事ワードのクロニクル……時代に踊らされる私達のすべて! 【登場する流行(一部)】 レジェンド/スメハラ/アイス・バケツ・チャレンジ/自撮り棒/ YouTuber /肩ズン/コールドプレスジュース/新ハチ公像/日本刀ブーム/イケメンすぎる首相/スカンツ/超いいね! /ハイヒールもう無理/バスタ新宿/日本語ロゴブーム/ポケモンGO /最後のリッツパーティー/新幹線清掃/ペンパイナッポーアッポーペン/プレミアムフライデー/オリーブオイルの量/メルカリの闇/うんこ漢字ドリル/パンダ誕生/アムロス/ AIスピーカー/ダサいセーター世界選手権/ざんねんないきもの/羽生結弦展/やばい日本史/筋肉体操/高輪ゲートウェイ/令和ビジネス/ KONMARI /東京五輪チケット/かぶる傘/ハンディーファン/タピオカ漬け丼/イートイン脱税/サブスクリプション/ぴえん/モーニングルーティン/マスク不足/アマビエ/縄跳びダンス/ワーケーション/スパダリ/ clubhouse/ピクトグラム…
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4.3自分と異なる意見を持つ相手を「敵」と認定し、罵りあうだけでは何も解決しない。今必要とされているのは、「メタ正義感覚」だ――。日本に放置されているコミュニケーション不全に対し、対立する色々な立場の間を繋いで成果を出してきた〝経営コンサルタント〟の視点と、さまざまな個人との文通を通じ、社会を複眼的に見てビジョンを作ってきた〝思想家〟の視点を共に駆使し、新しい活路を見いだす。 堀江貴文氏失脚に象徴される日本の「改革」失敗の本質的な理由や、日本アニメの海外人気が示唆するもの……などをひもとくことで、「グローバル」を目指して分断が深まった欧米とは異なる、日本ならではの勝ち筋を見つけ、この20年の停滞を乗り越える方策を提示する。 また、明治神宮外苑再開発問題、再エネvs原発の電力問題、川口市のクルド人問題、歴史認識問題――現代の具体的な課題を元に、解決に向かう考え方を示す。 あらゆる「絶対」が無効化し、混迷が深まる多極化時代の道しるべとなる1冊。
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4.0絵画に描かれた美女が誰か、あなたは即座にわかるだろうか。 そばに薔薇があればヴィーナス。百合が添えられていればマリア。皿を捧げていればサロメ。剣を携えていればユーディト。 ちょっとした知識があれば、隠された画家からのメッセージを探りあてることができる。「見て・感じる」だけではわからない、絵を読み解く手がかりをテーマ別に解説。 この本を読めば、鑑賞体験はもっと豊かなものになる。図版120点収録。 (本文より) 印象派が登場する前までは絵にも意味があり、読み解くための「絵の言語」があった。(中略)絵独自の言語を読むことで、人々は画面に見えているものだけではなく、その奥に隠された画家からのメッセージを探りあてた。日本人には西洋的思考を完全に理解するのは難しいが、シンボルのいくつかを覚えておくだけでも、絵画鑑賞はぐんと楽しくなるに違いない。 ■目次■ 【「植物」の章 】薔薇/百合/リンゴ/月桂樹/イトスギ 【「天体・自然」の章】月/虹/川 【「動物・虫」の章】黒猫/テン/牡牛/蛇/ハエ/蝶 【「食べ物」の章】卵/蜂蜜/魚 【「相反する要素」の章】赤と青/右と左/分かれ道 【「武具」の章】剣/大鎌/矢/ハンマー 【「道具・装飾品・楽器」の章】天秤/十字架/鏡/甕/子供服/真珠/リュート/シャボン玉 【「建物」の章】窓/梯/井戸 【「技法」の章】擬人像/画中画/異時同図法/タイムスリップ 【「現象」の章】パンデミック/天を仰ぐ/運命 【「人物描写」の章】道化/三美神/聖母マリア 【「身体」の章】母乳/骸骨/髪/翼/目隠し
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3.5車の中に泊まると、なぜこんなにワクワクするんだろう? 本書では、キャンプやクルマ旅とともに注目を浴びる、車中泊のノウハウを紹介! この奥深い世界に、ぜひあなたも飛び込んでみませんか? 【目次】 はじめに 第一章 そもそも、車中泊って何? 第二章 マイカーで快眠するための基本と装備 第三章 旅を成功に導く安心・安全な場所選び 第四章 クルマ旅の基礎知識 第五章 季節によって変わる車中泊 第六章 車中泊をさらに充実させるために 第七章 車中泊の新しい活用法 あとがき
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4.415歳でカメラを手にしてから、70年近く、家業の洋食店の仕込みが始まる前の早朝、自転車で都内あちこちに出かけ撮りためたネガは数万枚。下町の街角や庶民の日常を切りとった写真は、図らずも戦後復興、東京の変貌の記録となった。「平成」が幕を下ろし、2度目の東京五輪を控える今、過ぎ去りしあの頃を懐かしみ、ノスタルジーに浸ることのできる、格好の一冊。 幼い頃に見た古き良き日本や東京の情景。著者の撮る写真には、記録性、技術の確かさに加え、温かい眼差しが感じられ、ほかに得難いものとなっている。それはひとえに、著者自身の、浅草の片隅で日々フライパンを振っている庶民の視点、温かい人柄、年齢を感じさせない感性の瑞々しさにほかならない。読売新聞都民版で8年300回を数える名物連載「秋山武雄の懐かし写真館」から、選りすぐりの写真150点あまりと江戸っ子の語り口を通し、今は失われた、思い出の時代が甦る。
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4.3テーマパーク化著しいPA、SAの魅力など最新観光情報から、珍標識、ランキング、絶景スポット等のトリビアまで。また、新東名、新名神、圏央道等の開通で進む物流革命や、震災復興で高速が再評価される今、インフラの未来予想図をコンパクトに示す。郵便局巡り、世界遺産巡りで著名な旅のプロである著者は、日本の高速道路をほぼ全路線走っているだけでなく、欧州をはじめ諸外国でもレンタカーで旅を重ねて各国の道路事情にも精通している。豊富な実地見聞とカラー図版200枚をおりまぜて、マイカー一台に一冊必携の完全保存版。
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-「喪失感」とは、大切な人やものを失ったとき、さまざまな悲痛な思いが複雑に絡み合う、誰しもが抱く感情。高齢者専門の精神科医として、多くの患者やその家族と向き合ってきた著者・和田秀樹氏が、自らも60代半ばを迎えたいまだからこそ、心理学を学んできた精神科医として、今を生きる同年代として、喪失感という大きなテーマを、現代風に捉え直しました。 医療の発達により平均寿命が飛躍的に伸び「人生100年時代」となった現代、人生後半をむかえた人々は、喪失に対する心得にも変化が必要と言います。かつて「老後の始まり」だった60代は、現代では「人生の新しい章の始まり」であると同時に、「家族や友人との付き合いがガラリと変わる転換期」でもある。つまり、喪失感の塊が襲いかかってくる年代なのです。 本書では「若い頃のように身体が動かなくなった」「周囲の環境が変わってしまった」といった身近なものから、「二度と戻らない物事への後悔」「死」など人生を変えるような大きな出来事まで、相談事例を多く交えながら、さまざまな喪失感とどう向き合い、どう乗り越えていくかの具体的なヒントを紹介。あなたの喪失感や不安をやわらげ、前向きな気づきを与える処方箋のような一冊。
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4.0「人生の折り返し」や「人口増減」「争いごと」「うわさの拡散」「恋愛」など、日常におけるテーマについて、数学で求めるとどうなるのか――。いつもと少し違った視点で世の中を見ると、当たり前と思っていたことが、実はそうではなかったり、逆に奇異に見えていたものが当然のことに思えてきたりするもの。いつもと少し違った視点から物事を俯瞰してみると、面白い発見があるかもしれません。 解の求め方には、主に「微分方程式」を用います。微分方程式は、現在では高校でも扱わず、理工系の大学に進んだ人だけが知る数学です。学校の数学がボトムアップ式ですべてを積み上げていく必要があるのに対し、本書ではトップダウン式で数学の面白さを伝えます。 式の解き方を知る必要はなく、問題を解くプロセスを読むだけでOK。学校の数学ではない数学世界への入門書にもなる1冊。 〈目次〉 第1章 人間の感覚を数学する 第2章 読んでわかる微分方程式入門 第3章 人間社会を数学する 第4章 人間関係を数学する
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3.9電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 宮部みゆきをワクワクさせた本、154冊を一挙公開! 情報量はたっぷりありながら、1冊あたり新書判の見開きで読ませるコンパクトさが魅力の1冊。 国内外の話題のミステリから、海外ノンフィクション・社会時評など時代を映す作品、猫や俳句など趣味の本、絵本・イラストのビジュアル本まで――。作家のアンテナで選ばれたラインナップは幅広く、内容を紹介しながら書き手の体温を感じさせる書評は、作品の魅力が伝わると評価が高い。「今年の3冊」10年分の記録(2015年~2024年)、巻末の書き下ろしエッセイを収録。
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4.5アリストテレスは人をバカにしまくる嫌なヤツだった! おもしろ逸話を入口に、気づけばその哲学者を深く学べてしまう、日本初の哲学YouTuberによる画期的入門書。「逸話とはその哲学者の象徴」という考えをもとに、ソクラテス、プラトンをはじめとする31人の古代ギリシア哲学を案内する。 【目次】 第Ⅰ章 哲学は逸話から始まった タレス――「万物の根源は水」がなぜ知を愛する生き方なのか アナクシマンドロス――無限な自然と子どもたち アナクシメネス――小馬鹿にされた「空気」の原理 第Ⅱ章 哲学とは博識になることなのか ピュタゴラス――なぜ数の探究が生き方を変えるのか クセノパネス――逆張り放浪冷笑詩人 ヘラクレイトス――博識は「まやかし」、知は「ただ一つ」 第Ⅲ章 哲学が真理となった時代 パルメニデス――「ある」と「ない」の区別で生まれる倫理 ゼノン――パラドックスと政治闘争の深い関係 メリッソス――敗軍の将が語る永遠不変の「ある」 第Ⅳ章 自然探究から生まれた高貴な生き方 エンペドクレス――神を自認する史上唯一の哲学者 アナクサゴラス――忘れ去られた生き方の理想 レウキッポスとデモクリトス――「ないもある」の原子論 第Ⅴ章 ソフィストたちの跳梁跋扈 プロタゴラス――人間尺度説の真の恐ろしさ ゴルギアス――弁論術は最高の人間支配術である ヒッピアス――自慢話の裏に潜む、誠実な知的生き方 第Ⅵ章 哲学とは何か、ついに答えが出る! ソクラテス――お金を受け取らないことが哲学者の生き方か プラトン――哲人王だけが人類の不幸を止められる アリストテレス――隙あらば他人を貶す万学の祖 第Ⅶ章 真正面から生き方を語った哲学 ストア派(ゼノン・クレアンテス・クリュシッポス)――「不動心」の真の意味を教えよう ピュロンとティモン――懐疑主義はもっとも高潔な生き方である エピクロス――いかにして苦痛と死を受け入れるか コラム ピュタゴラス派とヘラクレイトス派 コラム キュニコス派 犬の生活と呼ばれた哲学者たち おわりに 哲学との付き合い方
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3.5*豊臣秀吉・秀長兄弟は、弟が兄を立て、兄を支える典型的なパターン。歴史的にも、兄弟が力を合わせ歴史を動かした例は多々ある。一方、兄弟が反目、あるいは関係のもつれから戦乱や悲劇に発展した例も多い。 *本書では、日本史において時代の節目をつくった兄弟関係にスポットを当て、とくに弟が補佐役・ナンバー2として兄を支えた事例から、古代から近代まで、兄弟が歴史上に果たした役割を読み解いてゆく。 *大河ドラマ「豊臣兄弟!」関連として、秀吉・秀長兄弟に一章を割くほか、古代から近代まで、日本史を俯瞰する一冊。 *目次 第一章 戦国時代以前の兄弟……中大兄皇子・大海人皇子/藤原時平・忠平/北条義時・時房/足利尊氏・直義 第二章 戦国時代の兄弟……北条氏政・氏規/武田信玄・信繁/三好長慶と三人の弟/毛利元就の三本の矢/島津義久・義弘 第三章 豊臣兄弟 浅井三姉妹 第四章 江戸時代の兄弟……徳川家光・保科正之/田沼意次・意誠/水野忠邦・跡部良弼 第五章 幕末・明治維新の兄弟……島津斉彬・久光/吉田松陰・久坂玄瑞/高須四兄弟/西郷隆盛・従道/岩崎弥太郎・弥之助
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3.0〈専門医の最新知見〉と〈私の健康法〉 和田秀樹、小林弘幸、浦上克哉、坪田聡、能勢博、小川郁ほか スーパードクター17名が解説 予防医療や健康術が世の中にあふれていますが、 何をどう選ぶのが正解でしょうか。 この本では17人の医師が 専門領域の最新知見と有益な健康情報を解説します。 「認知症」や「がん」など生活に影響する病気、 「筋力低下」「不眠」「聞こえ」「メンタルの不調」など 中高年が気になる症状を医療記事に定評のある『婦人公論』から厳選。 さらに医師自身の〈私の健康法〉は書籍オリジナル。 専門医ならではの知恵ある健康習慣を披露します。 長生きを支えるヒントを凝縮した一冊。 ◆「認知症」「老人性うつ」初期症状は似ている ◆よく噛むと自律神経が安定 ◆高血圧に10歳若返る速歩き ◆腰ひざ痛前屈みスマホ姿勢が原因 ◆70代は5割が難聴。衰えは30代から ◆朝までぐっすり眠れる脳冷まし ◆100歳で元気な人真面目でハデ好き ◆歯周病ケアで糖尿病リスク減 ◆免疫力を高めるネバネバ成分 ◆動脈硬化引き金は腸の腐敗ガス ◆運動習慣で緑内障リスク5割減 ◆顔は洗うな泡を置くだけでいい ◆大人アレルギー疲労やストレスでも発症 ◆誤嚥性肺炎を防ぐ歯ぐきマッサージ
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4.3帝国=アメリカ、ロシア、中国の行動原理を理解するキーワード! 果たして「帝国」は悪なのか? そもそも「帝国」とはいかなる存在なのか? 皇帝がいない国でも「帝国主義」を標榜するとはどういうことか―― それぞれ中国史と英国史を専門に、東西の歴史に通ずる2人の研究者が、 「帝国」をキーワードに世界の近現代史をとらえ直す。 今までになかった新しい視点で、近現代から現代までの歴史の流れを読み解く目を養える。 全編対談のため、充実した内容ながら全編にわたってわかりやすく読み進められる一冊。 【目次】 序章 「帝国」とは何か 第1章 ヨーロッパと中華世界、東西の帝国の邂逅 第2章 押し寄せる列強と東アジア 第3章 ナショナリズムの高まりと帝国の変容 第4章 解体される帝国、生き残る帝国 第5章 アメリカとソ連――新しい二つの帝国の時代 終章 最後にもう一度帝国とは何かを考える 対談を振り返る対談
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-年間160万人が亡くなる「多死社会」日本。 多くの人はどのように死を迎え、その過程で何が起こっているのか――。 現役の検視官として3年間で約1600体の遺体と対面した著者が、風呂溺死から孤独死までさまざまな実例を紹介し、現代社会が抱える課題を照らし出す。 死はすぐ隣にあり、誰もが「腐敗遺体」になる可能性がある……この現実をどう受け止めるべきか。 そのヒントがここにある! 【目次より】 第1章 多死社会と検視官 1 日本の死の現状/2 検視のしくみ/3 検視官への道 第2章 ドキュメント検視官24時 1 検視官の勤務/2 ある日の現場/3 変死事案が止まらない夜/4 死はすぐそばにある 第3章 意外な死因、さまざまな現場 1 入浴のリスク/2 致命傷になりうる頭の怪我/3 火災の検視は現場第一/4 川を流れてくる遺体/5 自殺者の想いと最後に見た風景/6 ゴミ屋敷とセルフネグレクト 第4章 死後の自分はどう扱われるか 1 街なかに数多く眠る腐敗遺体/2 遺体の早期発見のために/3 人生のエンディングの準備/4 デジタル遺品という悩み/5 引き取り手のない遺体の行方 第5章 大規模災害、そのとき多数遺体は―― 1 大規模災害が起きたら/2 日本の多数遺体対応の歴史/3 死因究明制度の問題点
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3.0食べ歩き歴30年、シェフが絶大な信頼を寄せるグルメガイド『東京最高のレストラン』編集長が教える、中高年のための外食入門。 「ひとりで楽しむ」「高級店、予約の取れない店じゃない店の楽しみ」「慣れて見えるオーダー手順」「サービス人とのコミュニケーション」「カウンター鮨の心得」「会食の店を選ぶコツ」――すべて教えます。50歳からの外食のすべてを凝縮した一冊。 ◎絶対的に信頼するお店100店を紹介! ・ひとり客におすすめの居酒屋 ・ジャンルの仕上げに行くべき名店 ・体も心も健やかになる中華料理店 ・サービスも堪能したいレストラン ・おすすめしたいお鮨屋さん ・メニュー選びが楽しいアラカルト店 ・ジビエのおいしいレストラン ・ハレの日に訪れてほしいフランス料理店 ・会食におすすめのレストラン ◎プロ直伝 厳選 お取り寄せと手みやげリスト掲載 ◎(目次より) 第1章 入門編 人生を豊かにする食体験 世界随一のカウンター大国 あえて「レストラン道」があるとすれば 健康と美食は両立します 雷に打たれた「コート・ドール」の衝撃 第2章 美食都市・東京の30年 叱ってもらえた時代 潮目が変わった2000年代 SNSが界隈を成熟させた 第3章 実践編Ⅰ お店を楽しむマインドセット イタリアンはミュージカル、フレンチはオペラ 鮨はライブ お好みで・カウンターで 鮨を楽しむ心得 第4章 実践編Ⅱ 味がわかるより大事なこと 「おいしい」は体験に紐づく 行き着いた唯一最大のマナー 「慣れてる」と思われる注文の手順 第5章 自分なりの最高のレストランと出合う 人間力を高める 二人でフレンチを2時間 常連になるには お店探しの手の内、教えます 会食の店を選ぶコツ そして料理を作りたくなる。取り寄せたくなる
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4.0参勤交代の実像はこんなにも更新されていた! 幕府が大名の力を削ぐための施策であったという理解は今は昔。最新の研究や詳細な史料をもとに、参勤交代の多面的な姿を明らかにする。『三河吉田藩・お国入り道中記』で、三河吉田藩という一つの藩をマニアックなまでに掘り下げた著者が、経済や文化に多大な影響をおよぼした参勤交代の、巨大で豊かな全体像に迫る。 第一章 「いい塩梅」なシステム 第二章 参勤交代とカネ 第三章 サラリーマン武士は移動する 第四章 「ハケン」が支えるお大名 第五章 公共事業としての参勤交代 第六章 参勤交代の終着点
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5.0雑草について調べる「雑草サークル」を立ち上げた学生たちと植物学者の大学教授によるエッセイ風ミステリー。 本書で書かれている植物に関するデータは、実際の実験によるもの。研究などで解明されることのない“身近な疑問”について、学生たちが自ら試すことでたどり着いた「図鑑や論文では書かれることのない特性」を取り上げる。 ------ 植物図鑑に書かれていることは、 人間が限られた観察で書いているに過ぎない。 言わば、一方的な決めつけに過ぎないかもしれない。 図鑑に書かれた姿が、 「こうあるべき」と人間の勝手に過ぎないとしたら、 それに囚われることなく、自在に変化する雑草の、 何と自由なことだろう。(本文より) ------ 『生き物の死にざま』『はずれ者が進化をつくる』など数々のベストセラーで知られる人気生物学者が描く「雑草サークルミステリー」の世界へようこそ。
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3.8シリーズ累計 30万部 突破! 中学・大学入試問題にも多数採用された ハーバード・シリーズ最新刊! 世界最高の知性が集まるハーバード大学経営大学院で いちばん人気のある研修旅行先は、日本。 参加者に希望者を含めると1学年の全学生の40%、 全教員の20%以上が日本への研修に興味を持ったという。 なぜ、いま日本はこれほど研修旅行先として人気があるのか。 ハーバード大学経営大学院の授業や研修をもとに 「日本から何を学んでいるのか」を解き明かす。 ◇「帰国したら二度と食べられない」日本の野菜に感動 ◇ヒロシマでの体験が忘れられない ◇最も記憶に残るのは親切な日本人 ◇学生たちを感嘆させた日本のタクシー運転手 ◇ハーバードで日本史が注目を集める理由 ◇一気に話題をさらった山本山の発明品 ◇人気みやげは「とらやのキャンディー」 ◇教員が虜になった激安ジャングル「ドン・キホーテ」 ◇日本発の型破りなビジネスモデルに驚く ◇「チームラボボーダレス」で体感する日本のイノベーション力 ◇「増田德兵衞商店」が開拓した日本酒ビジネスの可能性 ◇リーダーシップの観点から見るドラマ『SHOGUN 将軍』 ◇ハーバードではなぜ岩崎弥太郎と渋沢栄一を学ぶのか ◇世界最高の経営学者が注目する豊田佐吉のエラーマネジメント ◇「お見合い」ビジネスに学生たちはどう反応したか ◇日本発の斬新なマッチングビジネスが教材化 ◇ロボティクス企業で教員から殺到した質問とは ◇ハーバードの「働き方の未来」研究で注目される日本 ◇なぜ岐阜県の中小企業の事例を学ぶのか ◇悩めるシニアが欧米でも社会問題に ◇ハーバードの教授が警鐘を鳴らす「成功依存症」 ◇「イキガイ」ブームと新幹線清掃会社テッセイ ◇オムロン京都太陽が視察先に選ばれた理由 ◇日産の危機管理能力とホンダとの経営統合計画 ◇パンデミック下で卓越した復元力を発揮した日産 ◇日本企業の課題は「コーポレートガバナンス
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3.8ダライ・ラマ14世の“Xデイ” / 韓流ムービーと朝鮮族差別 / ウイグル族と自民党 / チンギス・ハン争奪戦 / 清朝貴族の末裔の満族美人女優 / 愛国ブームで大儲けのチワン族社長 / 漢服ブームと反日動画 / 客家と陰謀論 / 福州人と対日インテリジェンス / 中国共産党の対沖縄工作……。 中国問題を知るカギは「民族」にある。 中国は漢族だけの国ではなく、56の民族で構成される多民族国家だ。さらに漢族の内部にも、客家人、広東人、福州人、潮州人と、文化や言語を異にするさまざまな集団が存在する。 彼らは現代中国の政治・軍事・経済・社会・ポップカルチャーの多様な面で顔を出し、日本社会にも大きな影響を与えている。他方、漢族の同化圧力のもと、彼らの一部は苛烈な迫害に晒されてもいる。 「中華民族の偉大なる復興」を旗印とする習近平政権は、彼らをどこに導くのか? 民族は、中国の行動原理を読み解く最大の鍵であり、無数の不都合な真実をはらむ暗部でもある。 現代日本の中国報道を牽引する大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家が、中国の無数の「民族」たちの喜怒哀楽を描き、帝国化する大国の実相をえぐりだす。
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3.6東京23区の新築マンションの平均価格が1億円を超えた! 人口は減少しているのに、なぜ都市部の住宅が高騰しているのか。もはや富豪しか都市部に住めないのか。 そんな現役世代の不安を払拭したいと、著者は立ち上がった。 再開発とタワマンの「罪」を炙り出し、 2030年、2040年に中古マンションと中古戸建が 大量に流通する駅前の土地はどこかを独自に分析。 エリア別ランキング表を作成した。 現役世代にエールを送り、国の都市政策を一喝する。 第1章 この10年の地価高騰を読み解く 第2章 今、なぜ、家が手に入りにくいのか? 第3章 高コスト化する再開発 第4章 中古マンション編:住宅の流通量が増加する駅 第5章 中古戸建編:住宅の流通量が増加する駅
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3.5唯一の内戦にして、「アメリカ合衆国」の現在を形作ったといっても過言ではない南北戦争。好評を博した著者の『南北戦争』の姉妹編として、この内戦を戦った南軍/北軍の将軍計14名を取り上げる。名将、俗物、政治屋……ナポレオンでもネルソンでもリンカーンでもない、ちょっとクセがあって人間味あふれる「英雄」たちが織りなした事績を列伝形式で辿る。 【目次】 はじめに 第1章 素人の軍隊 [南軍]P・G・T・ボーリガード[北軍]G・B・マクレラン 第2章 南部連合の栄光 [南軍]T・ジャクソン[北軍]A・バーンサイド 第3章 困った人たち [南軍]B・ブラッグ[北軍]B・バトラー 第4章 海の戦い [南軍]R・セムズ[北軍]D・ファラガット 第5章 戦局の転換 [南軍]J・E・B・スチュアート[北軍]U・グラント 第6章 決戦 [南軍]R・E・リー[北軍]W・シャーマン 第7章 戦後の「戦い」 [南軍]J・ロングストリート[北軍]F・シェリダン あとがき
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3.7気候変動、パンデミック、格差、戦争……20万年におよぶ人類史が岐路に立つ今、あらためて我々の生き方が問われている。独自の生命誌研究のパイオニアが科学の知見をもとに、古今東西の思想や文化芸術、実践活動などの成果をも取り入れて「本来の道」を探る。 そのために本書はまず40億年にわたる生命の歩みを振り返り、生きものとしてのヒトの原点を確認。次に自然を、生きものを、そして我々自身をも手なずけようとしてきたサピエンス史を検証。そこから環境を破壊し、格差を生み出した農耕の“原罪”が浮かび上がり、身近な「土」の重要性が明らかになる。これがレジェンド研究者の結論。
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3.6「悪魔」の正体は局地風(ゴッホ《星月夜》)、描かれた雲から降水確率もわかる(フェルメール《デルフト眺望》)、天気の表現でわかる作家の出身地などなど、古今東西の名画やマンガを天気という視点で見直すと、意外な発見に満ちている。画家たちの観察眼は気象予報士よりも凄いかも!? さらに、同じ地域でも時代の異なる作品を比較することで、温暖化などの変化に気づくことだってできる。現役気象予報士による美大の人気講義を再現。 1章 低地・高緯度のオランダが育んだ「光の絵画」 2章 島国イギリスの気象が生んだ「風景画」 3章 温暖なフランスだからこそ印象派が花開く 4章 豊かな日本の雲と雨 補章 漫画、アニメで描かれる気象現象 気象用語解説
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3.8大の甘党である著者が、日本の甘味文化に思いを馳せながら、津々浦々のスイーツを食べ歩く! 定番洋菓子店、老舗甘味処はもちろん、気軽に入れる街の喫茶店、ファミレス、さらにはファストフードまで。お土産に買いたいスイーツも盛りだくさん。各地食べ歩くことで見えてくる「甘味」のルーツも必読! 著者のスイーツへの愛が溢れ出て、不思議とこちらまでシアワセな気持ちで満たされる一冊。甘党さん必見、全国86店舗掲載&カラー写真多数の「おいしい」ガイドエッセイ。
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-イスラエルのガザ攻撃が止まらない。 ガザの一般市民の殺戮はいますぐ止めなければいけないが、国際政治は短絡的な「正義」だけでは回らないという厳しい現実もある。 イスラエルとイランをめぐり、世界各国が損得勘定で狡猾にうごめく中、相変わらず日本だけがボンヤリしている。 視野狭窄症に陥り、世界を俯瞰できていない日本の地域専門家の言説に惑わされるな。 元・外務省中東アフリカ局参事官が、激変する中東の真実を指摘する。
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4.0入試改革はどうなっているのか? 今後の鍵を握るデジタル化の功罪は? いま注目の20のキーワード(GIGAスクール、子どもの貧困、ジェンダー、九月入学等)をわかりやすく解説。編著者の松岡氏は、研究が「教育の実態を俯瞰的に捉えた数少ない正攻法」(出口治明氏)と評される、「2021年日本を動かす21人」(『文藝春秋』)のひとり。ベストセラー『「学力」の経済学』の中室牧子氏、文部科学省の官僚ら総勢22名の英知を集結。 キーワードは、SES、子どもの貧困、デジタル化、ジェンダー、日本語教育・国籍、論理国語、英語入試改革、共通テスト、大学教育、GIGAスクール、九月入学論、大学無償化、教員の働き方、教員免許更新制度改革、審議会、EBPM、全国学力テスト、埼玉県学力調査、教育DXなど。
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4.0改正介護・育児休業法により、男性育休の取得率公表、「男性版産休制度」の創設など、男性の育児に関する環境は、近年大きく変化している。現代では共働き世帯が70%ちかくになる中、男性育休取得率は13%にとどまっていたが、2023年春から大企業に育休の取得率公表が義務付けられるなど、さらなる法改正により一気に増加が予想される。 しかし男性が育児をするには、様々な問題点が存在し、孤立する父親は少なくない。悩む父親の一部が「男性の産後のうつ」として顕在化している例もある。 本書では、そんな父親たちが抱える悩みの発生源を辿り、今の時点で考えられる解決策、そして今後望まれる社会体制について、産婦人科医および産業医として多くのヒアリング経験を持つ筆者が綴る。 制度変革により「混迷の時代」となっている男性育児分野の「水先案内人」になる、そんな1冊です。
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-好評を博した金言集の決定版を約60頁の大増補!健康、夫婦、子育て、老い、人づきあい…あなたの悩みにそっと寄り添う、寂聴さんの熱いメッセージ。 作家として、僧侶として、瀬戸内寂聴さんはたくさんの名言を残しています。年齢を重ね、老いを受け入れ、周囲との人間関係や、家族のかたちも変わっていくなかで、私たちは、その言葉に心のよりどころを求めます。 本書は『婦人公論』に掲載された瀬戸内寂聴さんのエッセイ、対談、インタビューから厳選したものです。 私たちの気持ちに寄り添い、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる瀬戸内寂聴さんの言葉を、この一冊にぎゅっと詰め込みました。
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-「島耕作シリーズ」作者 待望の人生エッセイ最新刊 人生後半、楽しみの詰まった時間をポジティブに味わい、 幸せを感じるための実践的生き方のヒント。 弘兼流・人生訓が満載 ・「中高年は人と比べてはダメ」 ・「諦めて次へ、が近道」 ・「幸せは自分が決めていい」 ・「大人の恋愛ルールとは」 ・「新しきを温ねて故きを知る」 ・「世界共通、一流の10カ条とは」……
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4.0今は国保と無関係な会社員も、会社組織を離れれば選択肢に挙がる。退職後2年間は今加入している健康保険の被保険者になれるが、その後は再就職をするか、家族の扶養にならない限り、国保加入なのだ。何といっても70歳から74歳では、総人口に占める国保加入者の割合が75%。だから誰でも一生に一度はお世話になる可能性が高い。 その国保料は近年上昇している。大まかに単身世帯で所得300万円なら年間約40万円、所得400万円なら約50万円の保険料である。さらに会社員が加入する「組合健保」や「協会けんぽ」は配偶者や子どもなどの扶養家族がいても保険料は一人前。つまり家族分は負担ゼロであるが、国保には扶養の概念がない。そのため配偶者や子どもがいると、少なくとも年間数万円、多いと単身世帯より数十万円の負担増。一人でも高いのに、家族がいればますます高くなるこの国保料に、多くの人は加入する際、びっくり仰天するのだ。 本書は「年金生活や無職の人」と「フリーランス、自営業者」に分け、国保料を下げるポイントを紹介する。加えて滞納に悩んだり、違法な差し押さえに遭ったり、経済的に困窮して医療が受けられない状態に陥った時に「打てる策」もお伝えする。 オマケとして、支払った国保料によって所得税や住民税を安くする控除や、特別に利益が多くなった年に減税できる方法も。 弁護士とファイナンシャルプランナーによって監修を行い、日々の暮らしの助けとなる一冊。
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3.0事務次官、それは同期入省の中から三十数年をかけて選び抜かれたエリート中のエリート、誰もが一目置く「社長」の椅子だ。ところが近年、セクハラ等の不祥事で短命化が進み、その権威に影が差している。官邸主導人事のため省庁の幹部が政治家に「忖度」しているとの批判も絶えない。官界の異変は“頂点”だけに止まらない。“裾野”も「ブラック」な労働環境や志望者減、若手の退職者増など厳しさを増す。いま日本型組織の象徴と言うべき霞が関は、大きな曲がり角を迎えているのだ。事務次官はどうあるべきか? 経験者や学識者に証言を求め、歴史や法をひもとき、民間企業や海外事例と比較するなど徹底検証する。長年、大蔵省・財務省をはじめ霞が関を取材し尽くした生涯一記者ならではの、極上ネタが満載。 プロローグ――霞が関の「聖域」 1章 その椅子のあまりに軽き――相次ぐ次官辞任劇の深層 2章 「名誉職」に過ぎないのか――事務方トップの役割を探る 3章 社長と次官――「組織の長」を比較する 4章 冬の時代――先細る天下り先、激減する志望者 5章 内閣人事局の功罪――幹部人事はどうあるべきか 6章 民間と女性の力――改革なるか人事院 エピローグ――「失敗の本質」
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4.2コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻……人類史レヴェルの危機に直面し、私たちは正念場を迎えている。今こそどんな未来を選び取るのかが問われているのだ。この歴史の転換期にあたり、天皇論や三島由紀夫論など対話を重ねてきた二人の知性が、新たな日本のアイデンティティを模索した。蔓延する「日本スゴイ」論を、鍛え抜かれた言葉と思索の力で徹底検証。将来世代のことを視野に入れ、環境、ジェンダー、平和など、あくまで理想を追求し続けるために我々は何をなすべきか、国を愛するとはどういうことかをラディカルに問うた「憂国」の書。 なお本書の元となった対話は、平成の天皇(現・上皇)が退位を宣言した後の二〇一九年一月、コロナ禍中の二〇二〇年八月および二〇二一年三月、そしてロシアのウクライナ侵攻最中の二〇二二年四月に行われた。
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4.5体調不良により、読売新聞朝刊一面コラム「編集手段」の執筆を退いた竹内政明氏の最後のコラム集。勝った人より「負けた人」に、幸せな人より「日の当たらない人」に寄り添い、人々の心の襞に分け入る当代きってのコラムニストによる自選121編の「傑作選」と、ラクレ未収録分30編を収録。「泣けるコラム」で多くのファンを魅了してきた竹内氏の珠玉の作品集。
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4.3天安門事件、新型コロナ流行、香港デモ、薄熙来事件、アリババ台頭、孔子学院――。激動する国家にうごめく「秘密結社」を知らないで、どうやって現代中国がわかるのか? 清朝に起源を持ちいまなお各国に存在するチャイニーズ・フリーメーソン「洪門」、中国共産党の対外工作を担う「中国致公党」、カルト認定され最大の反共組織と化す「法輪功」など。大宅壮一ノンフィクション賞作家が、結社の行う「中国の壊し方」と「天下の取り方」に迫り、かれらの奇怪な興亡史を鮮やかに描き出す。
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4.0人間の野望が渦巻く「夢の世界」へようこそ。動物園は、18世紀末のヨーロッパに誕生した。しかし珍種を集めて展示する「動物コレクション」は、メソポタミア文明に遡るほどの歴史をもつ。近代に入ると、西洋列強は動物を競って収集。動物といっしょに「未開人」まで展示し人気を集めた。果ては「恐竜」の捕獲や絶滅動物の復元計画も登場。異国風建築から、パノラマ、サファリ・パークやテーマ・ズー、ランドスケープ・イマージョンまでのデザインの変遷をたどりながら、動物園全史と驚異の冒険譚を描き出す。
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3.72020年3月開業の「高輪ゲートウェイ」で一躍注目を集めた駅名。日本の駅名とは、そもそもどういうものか。明治以来の歴史的変遷から浮かび上がってくる、思想、そして社会的・政治的・文化的背景とは。さらに、カタカナ・ひらがなを多用した「キラキラ駅名」はいかなる文脈から発想されるのか。駅の命名メカニズムを通して、社会構造の変化や地名との関係、さらに公共財としての意義や今後のあり方を展望する。多くの発見と知的刺激に満ちた本。
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-2019年5月1日、第126代天皇に徳仁親王が即位。憲政史上初めての、先の天皇の生前退位による代替わりである。新天皇のこれまでの道のりは決して平坦なものではなかった。お世継ぎのプレッシャー、今に続く雅子さまの「適応障害」、愛子さまの不登校、先の陛下とのコミュニケーション……。これらの課題に新天皇はどのように向き合ってきたか。間近で見てきた元「番記者」が、印象的なエピソードとともにその素顔に迫る。 目次 第一章 新天皇の素顔 第二章 オランダ静養 第三章 ご結婚 第四章 天皇への道 第五章 山とジョギング 第六章 発言にのぞく思い 第七章 水問題 第八章 皇太子時代の仕事
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3.5『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人であり、マンガ家として歴史や神話を題材にした傑作を世に問うてきた安彦良和。『宮崎駿論』などで注目される気鋭の批評家が20時間にわたって聞き取った、『機動戦士ガンダム』の神髄とマンガに込められたメッセージとは? 2019年は『機動戦士ガンダム』テレビ放送開始から40周年。戦争・歴史マンガの多彩で豊饒な作品世界、日本の歴史、あの戦争、いまの社会――。40年を超える、過去から未来への白熱討論!
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-2025年に没後10年となる水木しげると、2024年に作家デビュー30周年を祝った京極夏彦。長年にわたって師弟関係にも似た交流を持っていた稀代の妖怪作家2人は、どのように「妖怪」を捉えていたのか。 彼らが描いた妖怪はどこがどう異なり、何が共通しているのか。 二大作家の表現を比較検討することで、私たちにとっての「妖怪」とは何かを探る。 第一章 ゲゲゲの百鬼夜行 第二章 北西妖怪百景 第三章 目に見えない世界を信じる 第四章 この世には不思議なことなど何もない 終 章 おばけは死なない 巻末付録 水木しげると京極夏彦をよく知るためのブックガイド
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3.5これが令和の日本と同じ国なのか…! なつかしくもおかしい昭和40~50年代の時代の景色がよみがえる。「昭和100年」でもある2025年に改めて振り返る、コンプラ意識ゼロだったあの時代のめくるめく常識、非常識。レトロブームだけではわからない、もう一つの昭和の姿を訪ねつつ、私たちが失ったもの、得たものを考える。 【目次】 第1章 社会――暗くて汚かった街 第2章 学校――カオスな、もうひとつの小社会 第3章 家庭と職場――のん気なようで意外と地獄 第4章 交通――ルール無用の世界 第5章 女性――差別もセクハラも放ったらかしだった頃 第6章 メディアと芸能界――規制ユルユル、何でもやり放題
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-度肝を抜く言葉のジャブ、 間を詰めて本心を引き出す才知。 稀代の男たちとの伝説の対談「心底惚れた」に 生前未発表「夫婦を語る」インタビューを収録 樹木希林さんが見つめた 男と女、夫婦、家族。 1976年、樹木希林さんは月刊誌『婦人公論』で対談連載を開始。この年、夫の内田裕也氏とは別居、その状況下で妊娠・出産。ライフイベントが重なった時期でもあった。 渥美清、中村勘九郎、草野心平、つかこうへい、荒畑寒村ら稀代のスターたちの女性観に対し、「樹木希林の男を見る目」もまたビビッド。相手をたじろがせつつも、晩年の達観した生き方へとつながるような言葉を紡いでゆく。 今回の新装版では、対談から40年を経て別居生活を続けた型破りな夫婦関係に対する胸中を語る生前未発表の内容を収録。 「夫婦は互いが互いの提婆達多」(ままならぬ存在)じゃないか」「最後の年月は夫の考え方に沿ってみようと決めた」。 独特の結婚観の終着点を感じさせる貴重な内容を収めている。 〈目次より 対談ゲスト〉 渥美清―女もつらいネ 五代目中村勘九郎―はたちの恋 草野心平―生きるスタイル 萩本欽一―結婚ドンといけなわけ 田淵幸一―女の振り回し方 十代目金原亭馬生―下町風娘の躾け方 つかこうへい―企みに賭ける劇作家 山城新伍―妻に惚れてる男の中身 いかりや長介―四十男の大問題 山田重雄バレー監督の女性操縦法 米倉斉加年―妻と夫の危険な関係 荒畑寒村―三人の妻の思い出 ◆生前未発表 樹木希林インタビュー「40年後の夫婦観」収録
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3.7病棟勤務って、どういう仕事? 救急外来って修羅場なの? ほぼ「女の世界」で、何と闘っているの? どうやって一人前になるの? 医師にイライラするときって? 患者を前に、何を考えているの? セクハラと恋愛事情は? 病院の怪談に脅える? 手術中は何しているの? 10刷となった中公新書ラクレ『開業医の正体』(松永正訓著)、待望の姉妹編。一人の看護師が奮闘する日々を追いかけ、看護師のリアルと本音を包み隠さず明かします。 ★話題沸騰! 10刷、中公新書ラクレ『開業医の正体』(松永正訓著)、待望の姉妹編
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4.5休職は、めずらしいことではありません メンタルヘルス不調を理由とした休職が増加傾向にある一方、 「会社を休むこと」には多くのビジネスパーソンがためらいを感じてしまうことも事実。 多くの企業と実例を見てきた医師が語る、 「正しく、適切で、安全な」休み方とは? 休職が頭をよぎったことがある方、実際に休職中の方、また企業の総務・労務担当者も必読です。 【目次】 第1章 そもそも―「休む」って大事 「休む」は食べる、動くとともに健康の3原則 / 働き方改革にはエビデンスがある / 「寝る」って大事 / 「クセになりそう」は昔の睡眠薬のイメージ / 困っていることとリスクを天秤にかける / 休みの質も大事 / 「有給休暇」は、正々堂々 第2章 休職は、めずらしいことではありません 働く人に体調不良はつきもの / 働く人のメンタル不調は、ほぼ「適応」の障害 / 責任感の強い人、相談下手な人は特に注意 / 適応障害の4つのサイン / 適応障害からうつ病になることも / 周りから見ても「いつもと違う」 / 休職は権利であり、義務 / 理由はなんであれ、仕事ができないなら休みましょう 第3章 怖がらないで、ためらわないで 「休職」にほっとする人、拒む人 / 頑張りが足りない? / 案外、気にしているのは自分だけ / 「部下の手前、休めない」ときには / 健康とキャリアの話は切り離して / 「診断書が出ているのに休ませない」はもはやブラック / 会社はあなたが思っているよりも大人です / 0.1のまま10日働いても、成果は「1」 / 休んだら、給料はどうなる? / 「明日仕事に行けますか?」「前と同じように働けていますか?」 / 休職は長い目で見ればプラスに働くこともある 第4章 で、具体的にどうすればいいの? まず相談すべきは、誰? / 上長がストレスのもとだったら? / 産業医は、病院というより保健室 / 産業医面談で聞かれること / 「面談の内容を伝えてほしくない」はかえって不利 / クリニックを受診するタイミングは / 産業医がいない会社は診断書がカギ / 頼りにならない産業医だったら / 休職するまでの流れ / 何日休めるの? / 「とりあえず診断書もらっとこう」は絶対ダメ! / 休職は「解雇の猶予期間」になる危険性も / ただ休むのではなく、適切な休み方を コラム 「産業医」の役割 始まりは軍隊だった / 中立の立場で“落としどころ”を見つける / 疾病利得という落とし穴 第5章 休職中の過ごし方 何を差し置いても、まずは「睡眠」 / 慣れてきたら、“いつもの時間”に起きる / リズムを乱さなければ、なんでも好きなことをしてください / 復職のベースをつくる、3つのステップ / うつでも、不安障害でも、不眠症でも同じ / 「9時5時でマンガを読めています!」では復職できない / 休職期間が短いときには / なかなか変化が感じられないときには / 仕事の情報は入れないように / 月1回のコンタクト / 休職中のNG行動 / 家族の目が気になるときには / 最後の仕上げは、振り返り 第6章 復職のとき いよいよ、復職のとき / 復職可能の診断書が出ても、復職できないこともある / 復職面談はアピールの場です / 回復の兆しは、主語が「自分」に変わったとき / ゆっくり慣れるより、「週5・定時で」が増えている / 復職に焦ると、遠回りになる / 再発リスクを6分の1に下げる「リワーク」 / 若い人、複数回休職している人ほど、リワークを / リワークに参加しないなら、最低限これだけは! / 手持ちのカードを増やしましょう / 自分の内面も振り返る機会に / 復職後も通院は継続がおすすめ / 転職という選択肢を考えるタイミング / 復職は健康の話、転職はキャリアの話 / 休職は個人情報、伝えなくてもいい 第7章 心身を健康に保つ、本当に幸せな働き方 今いる場所はあなたにとっての「適所」ですか / メンタル不調は誰にでも起こる / 定時で働けないなら、休む / 働ける体力、集中力を養うべく、ビジネスパーソンこそ運動を / 体調が整ってからキャリアの話をしよう / 「健康的に働くとは? 幸せに働くとは?」を考えるきっかけに
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3.7東京、京都、ニセコ……訪日観光客の増加によるオーバーツーリズムの弊害が日本各地で問題となっている今、日本政府が目指した「観光立国」とは一体何だったのか、検証すべき時期に来ている。人口減による人手不足や公共交通の減便といった問題をはじめ、物価の高騰、メディアの過剰報道など、観光を取り巻く環境は楽観を許さない。観光学の第一人者が豊富な事例をもとに、改めて観光の意義と、ありうべき日本の観光の未来を問い直す。
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4.3「ブラック霞が関」「忖度」「官邸官僚」「経産省内閣」といった新語が象徴するように、片や政治を動かすスーパーエリート、片や「下請け」仕事にあくせくする「ロボット官僚」という二極化が進む。地道にマジメに働く「ふつうの官僚」が没落しているのだ。90年代以降、行政システムはさまざまに改革され、政治主導が推進されてきたが、成功だったと言えるのか? 著者は元労働省キャリアで、公務員制度改革に関わってきた行政学者。実体験をおりまぜながら、「政官関係」「天下り」「東大生の公務員離れ」等の論点から“嵐”の改革30年間を総括する。 第一章 霞が関を焦土に変えた行政改革 第二章 危機対応できない警察国家 第三章 天下りが先細る先にある「政商」問題 第四章 内閣人事局と官邸官僚が霞が関を破壊した 第五章 政治家の下請けになったとぼやくエリート官僚 第六章 若手や女性の前途を阻む、哀しき「拘牢省」 終 章 問われない、政治家の能力
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3.8『嫌われる勇気』の著者は、就職難、介護、離別などさまざまな苦難を乗り越えてきた。氏を支え、救った古今東西の本と珠玉の言葉を一挙に紹介。マルクス・アウレリウス、三木清、アドラーなどNHK「100分de名著」で著者が解説した哲人のほか、伊坂幸太郎の小説や韓国文学、絵本『にじいろのさかな』、大島弓子のマンガなどバラエティ豊かで意外な選書。いずれにも通底するメッセージ=「生きる勇気」をすべての「青年」と「元・青年」に贈る。 •はじめに――生きる意味を求めて •第一章 人とのつながり •第二章 与えるということ •第三章 誰でも愛せる •第四章 ゆっくり遊んで生きる •第五章 人生は合理的でない •第六章 人生を自分で選ぶ •第七章 人生は苦である •第八章 死を忘れるな •第九章 いのちの満ちた世界で生きる •第十章 世界を変える 第十一章 人生をどう生きるか
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3.9クリニックはどうやってどう作るの? お金をどう工面しているの? 収入は? どんな生活をしているの? 患者と患者家族に思うことは? 上から目線の大学病院にイライラするときとは? 看護師さんに何を求めているの? 診察しながら何を考えているの? ワケあって開業医になりましたが、開業医って大変です。開業医のリアルと本音を包み隠さず明かします。開業医の正体がわかれば、良い医者を見つける手掛かりになるはずです。
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4.0「困った隣人」を笑い飛ばせ! 恐怖政治、ウォッカ好き、文化・スポーツ大国……。 風刺と笑いで、マトリョーシカの中身に迫る! ●ジョーク1:SOS 三人のロシア人が乗ったクルマが、土砂崩れに遭ってしまった。 一人が警察に電話した。 「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」 「わかりました。24時間以内に助けにいきます」 もう一人は軍に電話した。 「土砂崩れに遭ってしまいました。助けてください」 「わかりました。12時間以内に助けにいきます」 もう一人は秘密警察に電話した。 「ウクライナ戦争に反対する!」 5分後、秘密警察が到着した。 ●ジョーク2:天国 プーチンが国民への演説の場でこう語った。 「戦争など恐れることはない。なぜなら、愛国的ロシア人は皆、死んだら絶対に天国へ行けるのだから!」 その演説を聞いた天国側は、NATOへの加盟を申請した。 シリーズ累計100万部突破のジョーク集、今回のネタは「ロシア人」。もともとロシアは、アネクドートと呼ばれるジョーク文化を持つ「ジョーク大国」であり、ソ連時代、共産党による民衆への抑圧が激しくなるにつれ、陰に隠れて恐怖政治を笑うアネクドートが発展したという歴史がある。恐怖政治、酒好き、文化・スポーツ大国、そして現代のウクライナ侵攻……。歴史と民族性を学びながら、そのお国柄を、今こそ笑い飛ばそう! 【目次】 はじめに 第1章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その1 第2章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢 その2 第3章 プーチンとは何者なのか? 第4章 ソ連という壮大なるジョーク 第5章 民族性&社会 酔っ払いか芸術家か? 第6章 国際関係 隠れた親日国? おわり
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4.0「東が上」の京都市街地図/鳥瞰図絵師・吉田初三郎/アイヌ語地名の宝庫/職人技のトーマス・クック時刻表/非常事態の地図……著者は小学校の先生が授業に持参してきてくれた国土地理院の一枚の地形図に魅せられて以降、半世紀をかけて古今東西の地図や時刻表、旅行ガイドブックなどを集めてきた。その“お宝”から約100図版を厳選。ある時は超絶技巧に感嘆し、またある時はコレクターの熱意に共感する。身近な学校「地図帳」やグーグルマップを深読みするなど、「等高線が読めない」入門者も知って楽しい、めくるめく世界。 はじめに――地図はみんなのもの 1章 余はいかにして「地図バカ」となりしか 2章 地図を愛した先人たち 3章 お宝地図コレクション 4章 西へ東へ、いざ机上旅行 5章 地名・駅名・バス停名あれこれ 6章 地図に刻まれた栄枯盛衰 7章 天災と人災 おわりに――紙の地図がなくなったら
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4.0現在の日本では、結婚した夫婦の約3組に1組が離婚する。また、毎年結婚するカップルの約4組に1組が、夫婦のいずれかが再婚である。結婚と離婚は切り離せない時代となった。そこで、離婚となった場合、家族メンバーの幸福が最大限満たされるよう、図っていく必要がある。 著者は長年、少年非行をメインに研究してきた。重大な少年犯罪は機能不全に陥った家族との関係が切り離せない。その一環として、家族問題に関心を持ち、みずから10年以上にわたり家庭裁判所の家事調停委員を務めてきた。これまでに、離婚を中心として200件以上の家事事件の調停を担当。家事事件の最前線において、当事者に寄り添いながら解決を図ってきた。 本書では、著者の家事調停委員としての経験をもとに、現場での具体的なケース(29例)を引きながら、幸福な離婚に至る可能性を探ってゆく。離婚への備え、必要な知識が得られるようケースを選択し、子どもを含む家族メンバ著者のーの幸福を最大化する解を提示する。離婚について考え、備えるための最良の手引き。
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4.6大学職員は「年収一千万円以上で仕事も楽勝」と噂の人気職だが、はたして真相は? 大企業と似たような仕事内容がある一方、オーナー一族のワンマン経営で、ブラック職場の例もある。国公私立でもまた事情は千差万別。私立大学の元職員である二人の著者が、学生や外部からは見えにくい組織のピンキリな舞台裏を明かしつつ、18歳人口が激減する業界の将来不安、職員が抱えがちなキャリアの悩み、教員との微妙な関係性、そして高度専門職としてのモデルや熱い想いを伝える。それでも大学職員になりたい人、続けていきたい人、辞めようかどうか迷っている職員のための必読書。 まえがき――ネット上の噂は本当か? 1章 仕事はピンキリ、大学職員の虚々実々 2章 この先「食いっぱぐれない」仕事か?――18歳人口減少の激流の中で 3章 「大学業界らしさ」の良さ、悩ましさ 4章 それでも大学職員になりたい人へ 5章 すごい職員はどこがすごいのか? 【参考資料】大学職員のお仕事カタログ あとがき――大学を動かすキーパーソンへ
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5.0「言いたいことを上手く伝えられない」「相手に誤解されてしまう」……そんな悩みを抱えるあなたも日本語の構造や特徴さえ押さえれば、話の筋はクリアに、「頭がよく」見えるようになる! 「文章を短く区切って、大事なことから」「事実と非事実を分ける」「『論理的相槌』を打つ」等々の齋藤式メソッドを身につければ、真意が十分に伝わり、人間関係や仕事がスムーズになる。『言いたいことが一度で伝わる論理的日本語』を増補した決定版。 ○漢字は一語で意味を表せる便利な言葉。漢字熟語を上手に使うことで、複雑な内容を要領よくシンプルに、しかも効果的に伝えることができる。 ○漢文や英語などの外国語は大変論理的な構造をもっている。そこで、やさしい英語の構文を例にとり、論理的な話し方に有効なポイントをあげて、日本語に応用できるようにする。 ○数学の考え方は、あいまいさを排除して、物事の起点と終着点、プロセスを明快にするために有効。また、条件や関係性を図やグラフで示せば、言葉を尽くして説明するよりも一目瞭然。
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4.1久しぶりに実家に帰ると、穏健だった親が急に政治に目覚め、YouTubeで右傾的番組の視聴者になり、保守系論壇誌の定期購読者になっていた――。こんな事例があなたの隣りで起きているかもしれない。中にはネット上でのヘイトが昂じて逮捕・裁判の事例が頻発している。そのほとんどが50歳以上の「シニア右翼」なのである。若者を導くべきシニア像は今は昔だ。これは決して一過性の社会現象ではなく、戦前・戦後史が生みだした「鬼っ子」と呼ぶべきものであることが、歴史に通暁した著者の手により明らかにされる。 そして、導火線に一気に火を付けたのは、ネット動画という一撃である。シニア層はネットへの接触歴がこれまで未熟だったことから、リテラシーがきわめて低く、デマや陰謀論に騙されやすい。そんな実態を近年のネット技術史から読み解く。 かつて右翼と「同じ釜の飯を食っていた」鬼才の著者だからこそ、内側から見た右翼の実像をまじえながら論じる。
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3.8意欲をくじく配属・異動、木に竹を接ぐような組織改編……「現場をわかっていない」「もっとうまくやれよ」と不平不満を募らせる若手・中堅社員の皆さんは少なくないでしょう。「配属ガチャ」「上司ガチャ」が流行語になるゆえんです。しかし、一見運任せで決まるように見える人事という名のブラックボックスに対して実態調査のメスを入れた結果、人事異動やその後の昇進についての各種のパターンをデータが浮かび上がらせました。たとえばよく聞く「10年間で3部署経験させる」企業は3分の1程度。また7~8割を占める「ミドルパフォーマー」が人事の盲点になっていること等々。会社側は何を企図して(あるいは企図せず)人事を行っているのでしょうか? 「人事異動=ザ・人事」の秘密に迫ることで、皆さんのキャリアを考えるための羅針盤を提供します。もちろん管理職や人事担当者の皆さんにとっても見逃せない一冊です。
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4.1肉体の性別とは違う性認識を持つことが尊重されるようになってきた。先進的に見えるが、じつは日本の古典文学には、男女の境があいまいな話が数多く存在する。 男同士が恋愛仕立ての歌を詠み合ったり、経済力のある姫が一族を養う。武士は泣き、女将軍が敵に向かい、トランスジェンダーきょうだいは男女入れ替わってすくすく成長――。太古の神話から平安文学、軍記もの、江戸川柳まで古典作品を通して伝統的な男らしさ・女らしさのウソを驚きをもって解き明かす。昔の日本の「性意識」がいかにあいまいだったか、それゆえに文芸が発展したかも見えてくる。年表作りを愛する著者による「ジェンダーレス年表」は弥生時代から現代までを網羅。
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4.0イギリスと日本を往復する著者は、コロナ禍とウクライナ情勢を受けた日本の対応に危機感を覚えた。「鎖国」「自粛」「平和ボケ」……そういったキーワードで「わかったつもり」に陥っているメディア、専門家、国民に対する危機感だ。それは、両国の境界に位置するからこそ感受しえたものである。従来の日本文化論的思考では、「空気」の読み合いとか「同調圧力」といった言葉で説明・納得し、そこで思考停止してしまう。そのことで、議論が中途半端に終わったり、対立する議論の接点をとことん求めたりしないまま、白か黒かの素朴な二項対立に終始してしまう。 まずは、私たちの「思考の習性(クセ)」を知ることから始めなければならない。著者はかつて「ゆとり教育」論争や、最近ではコロナ禍の九月入学論議において、実証的なデータ分析を駆使して一石を投じた。今回は機内濃厚接触者になった当事者としての体験と「言説データ」を携えて、ニッポンの宿年の課題を鋭く検証する。
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4.2「あ゛」「ま゛」といったマンガやネットに溢れる「ありえない日本語」。現代は感情を的確に表現するうえで、発音と表記の間にズレが生じており、それを埋め合わせるべく今日もどこかで前衛的な表現が生まれている。それは「五十音図」が誕生した平安時代さながらの状況であり、一〇〇〇年に一度の転換期なのかもしれない。本書は、古代の万葉仮名、「いろは歌」、江戸~明治の文学、学校の国語教育、現代のマンガにいたるまで史実にもとづいて日本語の進化の謎に迫る。この歴史の旅を通じて、「お」と「を」、「は」と「わ」、「じ」と「ぢ」の違いなど、日本語理解が深まる一冊。学校が教えてくれない「あいうえお」の世界へようこそ!
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4.0負け戦のときに必死になるな。合理性なき上司の「ムチャ振り」に付き合うな。友達は大事にしろ。人の悪口に相槌を打つな。結論をズバリ言うな。上司が「これは一般論なんだけどさ」と言い出したら赤信号! どんな時代にも生き延びる手段はある。田中角栄、トランプ、李登輝、山本七平、乃木希典、オードリー・タン……。世界の〝巨匠〟に学べ。数々の修羅場をくぐり抜けてきた両著者が、組織で生き抜く秘策を余すことなく伝授する。
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4.3新型コロナの震源地・中国はなぜ感染を抑え、プラス成長を達成できたのか? 当局はなぜアリババ集団ら巨大ITへの統制を強めるのか? デジタル人民元は中国を変えるのか? 覇権的な政治体制では説明できない、重要な経済ファクターがある。米欧を横目に、デジタル防疫・経済成長・デジタル金融の三位一体を実現。政府主導で建設が進む「数字中国(デジタル・チャイナ)」への分析は、ビジネスと経済安全保障上の最重要課題である。現地専門家が経済と生活の両面からわかりやすく解説。ヴェールに包まれた、世界先端のDX戦略の実態を描き出す。
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4.0老(おい)が身の値(ね)ぶみをさるるけさの春 一茶 一人暮らしの貧しい老人である自分は価値のない存在としてみられている……一茶は、 世間の冷酷な視線ですら面白がって俳句にしてしまいます。本書は、苦難を超えて生き抜いた一茶の俳句を味わいながら「人生という旅」を楽しむためのガイドブックです。
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4.0「性の公共」をテーマとする著者の、書き下ろし新刊。 新型コロナの影響で学童保育に注目が集まる中、この数年間で、飛躍的に利用者数を伸ばしたサービスがある。それは「放課後等デイサービス」である。 放課後等デイサービスとは、障害のある子どもや発達に特性のある子どものための福祉サービスで、現在の利用者数は20万人を超えている。 その放課後等デイサービスの現場で問題になっているのが、子どもたちの性に関するトラブルだ。特に多いのが「人前で服を脱いでしまう」という行為。ほかにも、人前で性器をいじる、自慰行為をしてしまうなど、様々な問題が起こっている。 本書は、放課後等デイサービスの現場で起こっている性に関する問題を分析した上で、障害のある子どもたち、そして私たちが自分自身や他人の性とうまく向き合っていくための方策を探る。
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3.5災害、感染症、格差……いま各所で「分断」が叫ばれる。だが歴史を遡ると、敗戦直後には国が分割される恐れが実際にあり、分断統治や架空戦記を描いた小説・マンガが人気を博してきた。欧米の学界ではこうした「歴史のif=反実仮想」の歴史学は重要な研究として認知されてきたが、本書は本邦で数少ない試みである。さらに震災等による列島分断を描いた未来小説も検証。最悪のシナリオを描いた作品群から、危機克服のヒントを学ぶ。 おもな登場作品は井上ひさし『一分ノ一』等の歴史改変小説、佐藤大輔『征途』等の架空戦記、小松左京『日本沈没』等の未来小説、『国境のエミーリャ』等のマンガ作品etc. 計100超。