作品一覧 2019/10/31更新 アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法 試し読み フォロー おどろきの金沢 試し読み フォロー 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 秋元雄史の作品をすべて見る
ユーザーレビュー アート思考――ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法 秋元雄史 人間は、社会の成熟の中で作られた概念を通して世界を見ている。アートシンキングには、ありのままの身体感覚で接することが必要。 AIは言葉の意味がわからない「シンボルグラウンディング問題」がある。身体性がないと言葉と現実の物事を結び付けれない。身体性がフレーム問題も解決しうる。 アートに触れて感動した時...続きを読む、アーティストが見た世界を追体験している。 人間は、自分の認知の範囲内で世界を理解する。アートは認知が完全でない、「わかる」部分と「わからない」部分を整理して、「すべてがわかったわけではない」と考えて、「わからない部分には、自分の知らない、なにがあるのか?」と思わせてくれるため役に立つ。 デザイナーは自分の外部にある課題と向き合う、アーティストは内側にある課題と向き合う。 アートは過去のフレームを破壊したうえで、新たなフレームを作り出し、時代やパラダイムを進めていく作業と言える。 新たなフレームを作り上げる時にマーケティングは役に立たない。なぜならアートは市場ではなく常に自分の中にあるものだから。 スティーブ・ジョブズ「顧客が今後、何を望むか、顧客より先につかむのが仕事」 日本美術の根幹に流れているのは「継承の歴史」継承の文化感がイノベーションを妨げているのかもしれない。 アートの本質的な価値とは、見る人の感情や精神を揺さぶり、生きている意味を肯定するものであり、もしかすると宗教に近いものかもしれない。 「いい作品には幾重にも意味を読み込める多重性がある」 Posted by ブクログ 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録 秋元雄史 今年の夏休みに直島を訪れた際に感銘を受け、アートの島がどのように形成されたのか興味をもちこの本を手に取った。 期待通り、直島が瀬戸内の小島から現代アートの聖地と呼ばれるまでに変貌を遂げていく様子が現場のアートディレクターという立場から臨場感をもって描かれておりとても面白かった。福武さん、安藤さんやア...続きを読むーティストたちといった主要プレーヤーを繋ぎ、支える著者の働きがあったからこそ直島はここまで変われたのだろう。 現代アート市場の交渉現場や、タレル、デマリアなど直島に作品を展示するアーティストのリアルな姿などアートシーンの記述も興味深かった。 直島を訪れた方、これから訪れる方にぜひお薦めしたい本。 Posted by ブクログ おどろきの金沢 秋元雄史 吉祥寺の街々書林さんの店長さんに勧められて追加購入。ホント店長が言われた通りオモシロイ!金沢に旅行に行くのが楽しみになりました。 Posted by ブクログ 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録 秋元雄史 直島は、2014年1月に回ったけど、有料施設は入らない主義なので、この本に書かれているベネッセミュージアムや地中美術館は見てなかった。次回、行けたらゼッタイ観て回りたくなる本です。 Posted by ブクログ 直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録 秋元雄史 瀬戸内海の小さな島がなぜ世界的な現代アートの聖地となったのか?その答えが得られる本。 直島のアートシーンをつくり上げる中核を担った筆者が、アーティストや島民など関係者との関りも含めて、アートの背景にある物語を詳細に描いている。 直島のアートだけではなく、現代アート全般に関する理解にもつながる話があり...続きを読む勉強になる。 その場所に行かなければ見られないもの、体感できないもの。 この本を読めば直島でのアート体験が格段に違ってくる。 Posted by ブクログ 秋元雄史のレビューをもっと見る