あらすじ
人口46万人都市に観光客800万人!なぜそんなに人気?金沢21世紀美術館特任館長が見た、聞いた、本当の金沢。情緒あふれるまち並み、穏やかな古都?いえいえ、とんでもない!伝統対現代のバトル、旦那衆の遊びっぷり、東京を捨て金沢目指す若者たち。実はそうぞうしく盛り上がっているのです。よそ者が10年住んでわかった、本当の魅力。
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Posted by ブクログ
憧れの土地、金沢についてもう少し知りたかったため拝読。
古都の風情が残る街並みはもちろん美しく、工芸や美術的な素養などの文化的な要素も感じるが、そこはかとないというか、説明できない美しさを金沢の街にはどこか感じていたが、それをこの本は解消してくれた気がした。
土台としての文化があってこそ生活の循環が生まれ人も育つという気風が根付いていて、それを守りながらも、新しいことも必要とあれは受け入れていく、そんな意思が金沢の人と街にはずっと生き続けているから、滲み出る魅力を感じるのだろうと思った。
金沢に本気で移住したい今日この頃。
Posted by ブクログ
文化講座や運動講座を一緒に楽しむ友達の中に、金沢出身の女性がいますが、「おどろきの金沢」(2017.6)を読んで、「本当かっ!」と驚きました(^-^) 金沢21世紀美術館の館長を10年やった秋元雄史氏の著です。加賀百万石、城下町のプライドですね。加賀藩が治めていた能登や富山あたりまで金沢のものとして話したり、「金沢は世界の中心」だと。一番びっくりしたのは、家の「格」(江戸時代の家の格)が息づき、会の席順が、前田家十八代当主、加賀八家、県知事、市長・・・と続くとか。伝統を大事にしているとは言えますが。。。