齊藤彩の作品一覧
「齊藤彩」の「母という呪縛 娘という牢獄」「母という呪縛 娘という牢獄」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「齊藤彩」の「母という呪縛 娘という牢獄」「母という呪縛 娘という牢獄」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
やっと、、やっと読み終わった。この本は出版されて2ヶ月とかそのあたりでいつか読みたいと思ってた本です。でも私生活が忙しくて実際に手にすることができたのはその1年くらい後でした。
さらに、読み始めるまでにも時間がかかってずっと積読状態でここ3日ぐらいをかけてやっと読み終わりました。
内容はとても壮絶で、事件当時にニュースだとかそういうドキュメンタリーとかを流し見したり聴いたりはしていたので大筋は分かっていたんだけれども、実際に詳細に事件に至るまでの同期や母娘関係を読むととても胸が苦しくなりました。
同時期に、というか昨日ちょうど小学校時代のアルバムを全部デジタル化する作業してて過去を振り返った
Posted by ブクログ
映画みたいな物語が現実で起きていたんだなと思った。
僕は読んでいて、書き手の方の真摯さが伝わってきたと感じた。
ノンフィクションで泣きそうになったの初めてでした。
やってしまったことは〜とか、殺すのはない、とか、思う人もいるだろうけれど、
きっと、目の前が真っ暗に感じて、どんどん心の視野が狭くなっていくような感覚になっていくんだろうなと想像すると、苦しみは本人にしかわからないのだと思う。
あと、5年くらいで出て来れると思うので、全然僕より出来ること沢山あるし、穏やかに過ごして欲しいと願います。
大袈裟かもしれないけど、
この時代を生きてる皆様と、共に生き抜きたいと思った。
Posted by ブクログ
全ての母親は子供を自分の所有物と思ってはいけないと思う。でも、育児してたらそんな当たり前のことがとても難しいことに気づく。
主人公のお母さんは共依存でヒステリーで、限度を超えてるけど、似たような母親って結構いるよなと思った。育児の全てを妻に丸投げしてる父親も、日本ではよく見る光景。核家族化した学歴主義の現代の日本の家庭の問題点を浮き彫りにした事件だと思った。親に厳しく躾けられた人や子育て経験のある人はみな、大なり小なり登場人物と重なる部分があるんじゃないかな?
もちろん、0-100思考で先読みするのが苦手な主人公の特性は問題があっただろうし、こうなる前に他の道を模索すべきだったとは思う
Posted by ブクログ
一気読み
死んで欲しいと祈りながらも、喜ばせたいと望んだり、失望させてしまったことを悔やんだり、どんなに酷いことをされてもどんなに辛い目に遭わされても憎みながら親を愛してしまう裏悲しさ。
子は親が思っているよりもずっと親を愛している。
母親の方はどうだったんだろう。
自分の見栄の問題だけでなく、医師になることが本当に娘の人生の最良だと信じていたのかもしれない。
愛したいのに愛し方がわからなかったのかもしれない。
どうして助産師にこだわったのか、ずっとどんな気持ちでいたのか、知りたいことが沢山あるけど、もう聞く相手はいない。
きっとお母さんも育った環境が健全ではなかったんだろうなぁ。
ちょ