作品一覧

  • 小児期の逆境的体験と保護的体験――子どもの脳・行動・発達に及ぼす影響とレジリエンス
    4.5
    1巻3,696円 (税込)
    逆境的小児期体験(ACEs)は成人期以降の心身の健康にどのような影響をもたらすか。また、ACEsに対する解毒剤とされる保護的体験(PACEs)とは何か。 本書はアメリカ心理学会による最新の研究成果であり、逆境と回復の統合的な理解を深める一冊である。
  • 母という呪縛 娘という牢獄
    4.3
    深夜3時42分。母を殺した娘は、ツイッターに、 「モンスターを倒した。これで一安心だ。」 と投稿した。18文字の投稿は、その意味するところを誰にも悟られないまま、放置されていた。 2018年3月10日、土曜日の昼下がり。 滋賀県、琵琶湖の南側の野洲川南流河川敷で、両手、両足、頭部のない、体幹部だけの人の遺体が発見された。遺体は激しく腐敗して悪臭を放っており、多数のトンビが群がっているところを、通りかかった住民が目に止めたのである。 滋賀県警守山署が身元の特定にあたったが、遺体の損傷が激しく、捜査は難航した。 周辺の聞き込みを進めるうち、最近になってその姿が見えなくなっている女性がいることが判明し、家族とのDNA鑑定から、ようやく身元が判明した――。 髙崎妙子、58歳(仮名)。 遺体が発見された河川敷から徒歩数分の一軒家に暮らす女性だった。夫とは20年以上前に別居し、長年にわたって31歳の娘・あかり(仮名)と二人暮らしだった。 さらに異様なことも判明した。 娘のあかりは幼少期から学業優秀で中高一貫の進学校に通っていたが、母・妙子に超難関の国立大医学部への進学を強要され、なんと9年にわたって浪人生活を送っていたのだ。 結局あかりは医学部には合格せず、看護学科に進学し、4月から看護師となっていた。母・妙子の姿は1月ころから近隣のスーパーやクリーニング店でも目撃されなくなり、あかりは「母は別のところにいます」などと不審な供述をしていた。 6月5日、守山署はあかりを死体遺棄容疑で逮捕する。その後、死体損壊、さらに殺人容疑で逮捕・起訴に踏み切った。 一審の大津地裁ではあくまで殺人を否認していたあかりだが、二審の大阪高裁に陳述書を提出し、一転して自らの犯行を認める。 母と娘――20代中盤まで、風呂にも一緒に入るほど濃密な関係だった二人の間に、何があったのか。 公判を取材しつづけた記者が、拘置所のあかりと面会を重ね、刑務所移送後も膨大な量の往復書簡を交わすことによって紡ぎだす真実の物語。 獄中であかりは、多くの「母」や同囚との対話を重ね、接見した父のひと言に心を奪われた。そのことが、あかりに多くの気づきをもたらした。 一審で無表情のまま尋問を受けたあかりは、二審の被告人尋問で、こらえきれず大粒の涙をこぼした――。 殺人事件の背景にある母娘の相克に迫った第一級のノンフィクション。
  • 母という呪縛 娘という牢獄(1)
    完結
    4.0
    全3巻792円 (税込)
    これは実話を基にした物語である。 河川敷で頭部および四肢が切断された遺体が発見された。 凄惨な殺人事件の犯人は、宮川ひかり。 遺体となった母・宮川八重子の娘である。 母は娘に長年にわたり過剰な教育を受けさせていた。 ひかりは医学部の受験を繰り返し、 その浪人生活は9年にものぼった。 娘はいかにして、母を刺殺するに至ったのか。 重大事件までの宮川ひかりの半生とその後を紐解く。
  • 公認心理師ベーシック講座 感情・人格心理学
    値引きあり
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程の科目「感情・人格心理学」向けの教科書。 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・特に重要な専門用語は赤字にしてしっかりフォロー ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり ・現場に出たことがない学生でも、公認心理師としての業務のイメージをつかむことができる。 【 目 次 】 第1部 感情心理学  第1章 感情の定義と概念  第2章 感情喚起に関する神経生理学的基盤  第3章 感情喚起に関する理論(1)基本感情理論と構成主義理論  第4章 感情喚起に関する理論(2)認知的評価理論  第5章 感情が認知に及ぼす影響  第6章 感情が行動に及ぼす影響  第7章 感情の制御と心身の健康  第8章 感情の発達・感情の測定法 第2部 人格心理学  第9章 パーソナリティとは何か:概念と探求の歴史  第10章 特性論  第11章 遺伝と環境  第12章 パーソナリティの発達(1)新生児期~児童期  第13章 パーソナリティの発達(2)青年期~老年期  第14章 パーソナリティと適応  第15章 パーソナリティの測定 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

ユーザーレビュー

  • 母という呪縛 娘という牢獄

    匿名

    購入済み

    殺害された母親の側の気持ちはわからないし、
    娘のしたことはもちろん決して許されることではないのだけど、
    娘はどうすればあの環境から逃れることができたのだろう…?

    そう思うと、心が苦しくなる。

    0
    2026年06月13日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

    Posted by ブクログ

    2018年に実際に起きた、熾烈な教育虐待の末に娘が母親を殺害した事件を題材にしたノンフィクション作品。

    現在服役中の娘・あかりさんと著者が数多くの文通を重ね、あかりさんの生い立ちから9年にも及ぶ浪人生活、犯行に至る経緯、裁判、そして服役中の現在までが描かれている。

    あかりさん本人の文章で語られる心情や、母娘のLINEのやり取りは非常に生々しく、思わず目を背けたくなる場面も多い。

    もちろん、殺人という行為が許されるものではないことは大前提だ。しかし、「いずれ私か母のどちらかが死ななければ終わらなかったと今でも確信している」という言葉からは、想像を絶するほど壮絶な日常が伝わってくる。

    母親

    0
    2026年06月10日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

    Posted by ブクログ

    まだXに「モンスターを倒した。これで一安心だ。」が残っててビックリです。あと、娘さんの本名が私と同じでぎょっとした。

    0
    2026年06月08日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

    Posted by ブクログ

    【作品から受けた印象】
    わずかな光も通さない、黒くて、厚い雲・・・

    暗雲に覆われているような、母と娘が過ごした年月に目を背けたくなった。
    でも、この本を手に取った以上、私たちは最後まで読み進め、真実を知る必要がある。知ることで、自分や誰かを助けることに繋がるかもしれないから。

    【感想】
    ページをめくる手が重い。
    本を読んでいて、こんな感覚になるのは初めてだった。

    娘が母親を殺めた凄惨な事件。
    当時、事件の背景として大きくクローズアップされていたのは、母親による教育虐待と9年にも及ぶ医学部受験の強要だった。
    その衝撃的な報道に、心を痛めたのを覚えている。

    本書は、この凄惨な事件を描いたノ

    0
    2026年06月07日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

    Posted by ブクログ

    親の役目とは一体なんだろう。

    1番の理解者になることではないのは知ってる。
    1番の支援者になることでもない。

    1番の相談相手になることなのではないだろうか。


    私自身は親に何一つ不満はなく、むしろ甘え続けて伸び伸びと育ててもらった。本当に感謝をしているし、大好きな両親だ。

    一度だけ親に理解されることなく泣いたことがある。理解されると思っていたから。でも、そんなことは絶対にない。理解したい、理解されたいと思うのは人の常だろう。
    どんなに素晴らしい親でも本当に理解することはできない。

    本書を通じて色々な感情が蠢いた。

    今、幸せな人ほど読んでほしい。
    あかりの心の声を聞いてあげてほしい。

    0
    2026年06月07日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET