齊藤彩のレビュー一覧

  • 母という呪縛 娘という牢獄

    匿名

    購入済み

    殺害された母親の側の気持ちはわからないし、
    娘のしたことはもちろん決して許されることではないのだけど、
    娘はどうすればあの環境から逃れることができたのだろう…?

    そう思うと、心が苦しくなる。

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    2026年06月13日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    2018年に実際に起きた、熾烈な教育虐待の末に娘が母親を殺害した事件を題材にしたノンフィクション作品。

    現在服役中の娘・あかりさんと著者が数多くの文通を重ね、あかりさんの生い立ちから9年にも及ぶ浪人生活、犯行に至る経緯、裁判、そして服役中の現在までが描かれている。

    あかりさん本人の文章で語られる心情や、母娘のLINEのやり取りは非常に生々しく、思わず目を背けたくなる場面も多い。

    もちろん、殺人という行為が許されるものではないことは大前提だ。しかし、「いずれ私か母のどちらかが死ななければ終わらなかったと今でも確信している」という言葉からは、想像を絶するほど壮絶な日常が伝わってくる。

    母親

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    2026年06月10日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    まだXに「モンスターを倒した。これで一安心だ。」が残っててビックリです。あと、娘さんの本名が私と同じでぎょっとした。

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    2026年06月08日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    【作品から受けた印象】
    わずかな光も通さない、黒くて、厚い雲・・・

    暗雲に覆われているような、母と娘が過ごした年月に目を背けたくなった。
    でも、この本を手に取った以上、私たちは最後まで読み進め、真実を知る必要がある。知ることで、自分や誰かを助けることに繋がるかもしれないから。

    【感想】
    ページをめくる手が重い。
    本を読んでいて、こんな感覚になるのは初めてだった。

    娘が母親を殺めた凄惨な事件。
    当時、事件の背景として大きくクローズアップされていたのは、母親による教育虐待と9年にも及ぶ医学部受験の強要だった。
    その衝撃的な報道に、心を痛めたのを覚えている。

    本書は、この凄惨な事件を描いたノ

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    2026年06月07日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    親の役目とは一体なんだろう。

    1番の理解者になることではないのは知ってる。
    1番の支援者になることでもない。

    1番の相談相手になることなのではないだろうか。


    私自身は親に何一つ不満はなく、むしろ甘え続けて伸び伸びと育ててもらった。本当に感謝をしているし、大好きな両親だ。

    一度だけ親に理解されることなく泣いたことがある。理解されると思っていたから。でも、そんなことは絶対にない。理解したい、理解されたいと思うのは人の常だろう。
    どんなに素晴らしい親でも本当に理解することはできない。

    本書を通じて色々な感情が蠢いた。

    今、幸せな人ほど読んでほしい。
    あかりの心の声を聞いてあげてほしい。

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    2026年06月07日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    毒親とか衝撃とか、そんな言葉で片付けてよい内容ではないと思いました。著者のジャーナリズムに心から敬意を評します。

    裁判官や弁護士の言葉、そして父親の支えによって気持ちが変わったというのが何より救いだと感じたし、最も印象に残りました。雑居房での生活で信頼できる人々に出会えたことも彼女の心を変えているのだと思いました。

    犯してしまった罪が消えることはないですが、裁判官の言葉のとおり、第2の人生ではご自身の人生を生きてほしいと思います。

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    2026年06月06日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    読んで最初に思ったのは、家庭とは閉ざされた空間なんだなということでした
    外から見ても中では何が起こっているのかわかない
    そこが辛く苦しい環境なら、自力でそこを出ていくことが出来ない立場なら、まさに牢獄なんだろうなと思いました
    親子の関係はとても複雑で、双方に愛がないわけでは決してない、むしろ愛しているがゆえにお互いを縛り、気持ちを過剰にぶつけてしまうものなのかなと感じました

    新聞やテレビで事件を知ると、母親を殺めてしまった娘や娘を異常なまでに支配してしまった母に嫌悪感を抱くだけですが、この本で詳細な事実とその時の辛さや焦燥を知ると、本当の意味でその事件を知ることが出来て自分の今後の考え方や生

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    2026年06月06日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    やっと読めた。
    あかりさんの行動。テストの点や回数券偽造などはきっと追い詰められて判断力が低下してたからなんだろうと思った。

    その低下の原因である母も同様に感情が激しく気分の上下が大きい。

    どうしたらこの状況から逃れられたのだろうか。これは辛い。

    あかりさんには新しい自分の人生を始められるように願ってます。

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    2026年06月05日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ゆーなちゃんに勧めてもらった本。
    僕が内容が重い系シリアス系が好きと言ったら勧めてくれた。当の本人は苦手だったと言っていたが

    僕自身、本を読む理由が自分の感情のアップダウンを経験できるから面白いと思う派。普段の生活で感情の起伏が大きくなることがあまり無いため、感情が揺さぶられることを求めて本を読む。

    本作品は、主人公が母親を殺害しその経緯を物語るエピソード。
    本を読む前に、僕も過去親からの過度な期待を背負い大学受験に取り組み、母親が嫌いになり、母親に不幸になって欲しいと願った時期もあった。
    そんな自分の過去と共感できるのではないかと、内心ワクワクしながら本を読む。
    しかし、本の主人公当事者

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    2026年06月05日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    本屋で見かけるタイトルだけがいつも気になっていましたが、私も覚えていた医学部9浪の事件について書かれたものだよと友人が教えてくれて、一気に読んでしまいました。
    想像以上に壮絶な出来事があったのだと知り、辛かったです。だからかもしれませんが、事件後のパートはなぜか私もほっとした気持ちになって読み進めていたことが印象に残っています。
    本書を読み、他の方の感想を読んでいると、私にとっても子ども時代は親が世界の全てであったことを思い出しました。どうしてそれしか思いつかなかったのだろう?とか、なぜ他の大人に頼らなかったのだろう?とか、自分の子ども時代を振り返って思うこともありますが、本書の出来事を読んで

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    2026年06月03日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    的を得たようなタイトル。まさに、母であらなければ、娘であらなければと、母娘お互いが呪縛し、牢獄に閉じ込められたような世界にいる感じ。

    本当にどちらかが死ぬまで終わらなかったんじゃないかと思う。
    ここに、ひとりでも理解者がいて外から穴を開けてくれなかったのか、母と娘のどちらかが抜け出そうと穴を作れなかったのか。

    そして、決して特別な話ではなく、身近にありそうな親子の話。誰もが最悪の結末と紙一重なのかもしれない。

    これがノンフィクション。現実は小説よりも奇なり。

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    2026年06月02日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    あまりにも辛い描写が次々と続いていて、これノンフィクションなんだよね、、?と何度も確認しながら読みました。
    言葉では表せられない感情。
    お母さんはどんな想いだったんだろう。

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    2026年06月01日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ネタバレ

    〈あなたはいままでお母さんに敷かれたレールを歩まされてきたけれども、これからは真摯に罪と向き合って、罪を償い終えた後は、あなた自身の人生を歩んでください〉

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    2026年05月30日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    この本が話題になっているときから読もう読もうと思い、年月が経過していったのだが、文庫本が出たのを契機に購入して読むことにした。
    しかし、これは壮絶。読み終えたあとも、すっきりとしないモヤモヤした読後感。
    受験生の子どもがいる親である私にとっては、読んでいて、ところどころ突き刺さるところもある。知らぬ間に多かれ少なかれ、自分も親として子どもたちに呪縛されているのではないか、子どもたちを牢獄に入れさせているのではないかと、読んでいて身につまされるような複雑な思いになってしまった。

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    2026年05月30日
  • 小児期の逆境的体験と保護的体験――子どもの脳・行動・発達に及ぼす影響とレジリエンス

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    物理的には分厚い本ですが、
    内容はすごく読みやすく、思いのほか早く読み終えました。
    ただ、内容はそのものは厚く、そして熱い。

    読みやすさ以上に印象的だったのは、
    これまで、自分の中に点在していた知識や情報が、
    すーっと整理され、ひつとに統合されていくような、
    不思議な読書体験でした。

    入門書としても優れていますが、
    中堅以上の実践者が、自分のこれまでを振り返り、
    再整理するためにも非常に良い本だと感じました。

    また、「健康の社会的決定要因(SDoH)」と併せて理解することで
    双方の理解がより深まるように思います。

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    2026年05月04日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    衝撃的なノンフィクション。
    単純に母親が悪いとか娘が可哀想とかそんな次元ではない、読んでからこの辛い事件のボトルネックをずっと考えさせられる手記でした。
    理解して理解されることで人は変わる、そんな言葉が印象的でしたが、逮捕後のあかりさんにあったような出会いが、理解の輪が、あの頃の二人だけの世界で苦しみ続ける親娘にあれば、何か変わっていたんじゃないかなぁ。

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    2026年06月14日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ネタバレ

    この本を読んでまず思ったのは、私はたまたまこんな家庭環境に生まれずに済んで、頭もそれなりによく生まれてきてよかったな、ということだった。我ながら身も蓋もない感想だが、正直そう思った。

    娘の境遇は気の毒だと思う一方で、あまり感情移入はできなかった。判決についても、懲役10年は妥当だと思う。供述を読んでいると、自分に都合のいい物語を作るのが上手い人なのかなという印象を受けたからだ。
    また、遺体の解体について最後までよく分からなかった。過程があまりにもグロテスクだった。母親から受けた仕打ちへの同情と、遺体を解体していく描写から受ける嫌悪感が最後まで頭の中で両立せず、読後も強い違和感が残った。どれだ

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    2026年06月14日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    人を殺めるのは絶対によくない。

    でも、自分が同じ立場だとしたら常識を保てるか自信がない。

    現実は本を読み終えたばかりの今よりもっと壮絶だったと思う。
    過去を振り返りながら語るので冷静さも文章には含まれていると思う。

    苦しかった彼女の人生を簡単に想像はできないけど、罪を認めた気持ちを読んで泣いてしまった。

    彼女のこれからの人生は笑顔で溢れる人生であってほしい。

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    2026年06月13日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    読まなければよかったとは全く思わないけれど、今までの中で群を抜いて感情に揺さぶられた読書体験だった。人を理解すること、人に理解されること、少なくとも全く理解されなかった人生ではなかったから、今の私があると思う。自分のことを理解してくれようとする人が存在するということの尊さを改めて実感できる一冊だったし、人を完全に理解することはできないけど、理解しようと努めることは自分の中でしていきたいと思う1冊でした。

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    2026年06月12日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

    Posted by ブクログ

    あかりさんがどのような思いで母からの虐待を受けながら生活し、殺害に至るまでの状況がすごく鮮明に書かれていて、読みながら「このような事件がこの現実で起きたのか。」と、まるでフィクションのような出来事が記された小説だった。この小説で印象的だった、モンスターを倒した。ツイートを実際に見てみると、その後も変わらず日常の起こった出来事をツイートしていて、事件なんか怒っていないんじゃないのか?ぐらい他の人と変わらない様子でとても困惑した。この小説を読みながら考えていたことは、この過酷な生活は、どちらかが死なないと終わらなかったのか?他の選択肢はなかったのか?とずっと考えていた。今、自分がこんなことを考えて

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    2026年06月11日