齊藤彩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何年か前にテレビの特集でこの事件を知っており、本屋に並べられていたので買ってしまった。
恐ろしいじゃいい尽くせないほどの教育虐待を受けていた高崎あかりの現在までを本で読むことができる。「教育虐待」という言葉が有名になったのもこの事件がきっかけなのではと思う。
そして「モンスターを倒した。これで一安心だ。」と母を殺してから呟いた投稿がまだ残っているのも事件が実際に起こったのだと感じさせる。
何度も逃げようとしても母親が連れ戻してくるし、LINEの文面の暴言が凄まじすぎてこっちまでやられてしまいそうだった。
9浪ができてしまうほどある意味収入が祖母側にあったのも酷な話で、もし浪人は許せないという家 -
Posted by ブクログ
いやいやいやいや 恐ろしすぎる
何が? 母親の執着が
一方の見方(娘)でしか見ることができない知ることができないと言うのを加味しても
これは異常な執着だとしか思えない。
母の愛情なんかでは決してないと思った
娘の人生 ではなく自分の見栄と願望しかなかったんじゃないんだろうか ある種の病だと思った
表題の呪縛と牢獄 本当にその通りの状況であったと思う
娘は罪を犯し今刑期を拘置所で過ごしており、母との関係を深く考察してるところだけれど、この母親は今どう思っているんだろう 生きていた時の己の行いをどう感じているのだろう まだ娘に裏切られたと怒り狂っているのだろうか
などとどうしても答えの出ない -
Posted by ブクログ
娘側にどうしても同情してしまう。
私の家庭はなにかを強要されることはなかったし、やりたいことをやりたいだけやらせてもらえる家庭だった。この本の両親に愛がないって言う訳じゃないけど育った家庭の両親が私の両親で恵まれていたなと思った。家族旅行は年に1回近場ではあったし、そこまでお金がある家庭でもなかったのに、自分を卑下することもなく、友達の会話に遅れを取ることもなく楽しく生活することができていた。その物事がおきた原因には、人の感情の動きがあるのは当たり前だけど、裁判長があかりの苦しみを導き出せたのは大きかったんだなと思った。裁判官は人を裁く仕事だと思ってたけど、人を救う仕事でもあるんだなと思った。 -
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タイトルにもあるように『母という呪縛 娘という牢獄』は母に縛られ続けた約30年間の苦しみを一人抱えた娘。そして上に立つ人間であることを強制し、期待を裏切られ、理想とは違う娘に30年間囚われ続けた母。互いが互いを縛り、囚われ続けていた。
この作品は、孤独であることの恐ろしさを示し、高崎あかり氏が「理解すらされない」「この苦しみは私以外誰もしていない」と思ってしまったところに今回の事件を招いた原因があるのではないかと感じる。
そして「良かれと思って」という好意的な行動であっても、決して関係性を良くする潤滑油として働かないことを強く示しているなと感じ、妙子さんのように娘のためにしている行動に「 -
Posted by ブクログ
思わず一気読みしてもた。
もちろん娘は「可哀想」なんだけど、ただ毒親だから母親は殺されても仕方ないとか娘は悪くないとかいう括りもできない。
邪推でしかないんだけど、見栄の張り方とか完璧主義で監視に固執する様子からお母さんも定型ではなく、苦しんでたんじゃないかな。
あと結構娘に同情的な意見多いけど、逃避行動とはいえ平気で嘘をつく倫理観とか、どこまで矯正して社会復帰できるかは気になるところ。もちろん娘にはこの先自分の人生を大切に幸せに生きてほしいけども。
そして、どれだけ母に虐げられても感謝の気持ちは残ってるし恨みきれないのが家族のしがらみの良いところでもあるし悪いところでもあるなあ。家庭内の -
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Posted by ブクログ
初めて読んだノンフィクション
テストの成績を改ざんするとかは可愛いで済むけど、30歳くらいになってバス無賃乗車するとか考えられないな、と思った
けど、何十年にもわたって母親の価値観を押し付けられた彼女の境遇をみていると、当時の彼女の選択肢にはそれしか無いようも感じられた
プライドって、自分だけに収めないといけないと思った
母は、自分のプライドの多くを娘に依存していた
自分自身にだけプライドを持っていれば、そのプライドが傷つけられたときは、自分でどうにかできる範疇にあるけど、
自分のプライドに他人を巻き込むと、そのプライドが傷つけられたとき、その他人が頑張る他無くなる
自分はどうにもできなく -
Posted by ブクログ
感想を書くのが難しく、時間がたってしまった。
滋賀医科大学生母親殺人事件がモデルのノンフィクション。犯人の娘が母親から教育虐待を受け、殺人に至るまでの過程が記者との往復書簡の形式で綴られている。
この手の話を見る度に、自分とこの母親の境界線はどこなんだろうと思う。この母だって、夜泣きに耐えてご飯を作って大学生まで育てあげているわけで。もちろん仕打ちはひどいし可哀想なんだけど、その一言ではまとめられなくて、上手く言えないけど全体を通して「どうして?」という感覚。読書家というあかりさんの文章は年齢不相応に落ち着いていて、そこからも壮絶な人生が垣間見える。話題になるのも納得。