齊藤彩のレビュー一覧

  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    読んでいると胸が痛くなって読み進めたいけど一旦止めておこうという数日間が続いた、、、
    母と娘って本当に強く結ばれてるのだなと
    あかりにはこれから幸せになってほしいな

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    2025年11月28日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    この母娘の異様な関係に誰も気づかなかったんだろうか、気づいていて救えなかったんだろうか、父親は、親戚は、教師は、友人は、社会は、この二人の関係をどう見ていたんだろう。

    母に迷惑をかけないように、罰を受けないように、と娘が繰り返した嘘や不正、母から受け継いだ選民思想。解放されたいと願いながらも、共依存関係にある二人。気づいて救うには難しいケース。
    30年もそうすることが当たり前で生きてきたあかりさんには、どうかどうか広い世界を見て知って欲しいと思う。

    母親も母という呪縛から解放されるべき人だったのだと思うけれど、娘を牢獄に閉じ込めた母親を殺したことを私は責めきれない。

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    2025年11月16日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    しんどすぎて読むのやめようと思ったけれど、最後まで読んでよかった。

    ニュースで見ただけだと犯人の心情なんてわからないからこの人はどんな気持ちでどう足掻いてたかなんてそこまで深く考えないけど、こうして読むと、簡単に扱ったらいけないなあって思う。

    犯人に理解してくれる人がいてよかったと思う。

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    2025年11月03日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    親子の間で起きたトラブル。そんな言葉では表すことが出来ない程、壮絶な日々が綴られていました。
    自分にとっての親という存在は、愛情と感謝、そして安心を与えてくれる存在でした。
    この事件の犯人である、あかりさんが父親、家族というものを、初めて認識するのが殺人を犯してしまった後だった。
    この時に至るまで、この父親にも娘への正しい愛情という感情が欠如していたのでは?と思わざるを得ませんでした。
    面白かったという言葉だけでは片付けてはいけない程、色々と考えさせられる本でした。

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    2025年11月01日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    愛の形が歪であることは確かだが、2人にとっての愛の正解が何かよくわからなかった。
    お互いの愛の認識がズレると上手く愛情を受け取れないことはもちろん、メンタル的にも病むんだなと、、、
    母と子となれば人格形成に問題が出るのは当たり前だけど、あかりはよく9年我慢したと思う。
    我慢して我慢して疲れたからこういうことになってしまったんだな。
    自分に通ずる所があり、哀しく思った。親という子を導くべき存在が正しい目線で物事を見れないこと、歪んでしまった価値観を押し付けてくること、もう助けようがないところまできてしまってること

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    2025年10月18日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ネタバレ

    重く苦しい話だった。医学部9浪事件。当時ニュースで話題になって知っていたため、この本が出版されてからずっと気にはなっていたが、ノンフィクションでリアルな描写が読んでいて辛くなるだろうと予想し(私自身も重なるような経験があり)なかなか読む気になれなかった。

    「どちらかが死なないと終わらない」、「遺体を解体しないと責められる気がする」 あかりさんのこのような証言から、タイトル通り、この親子がどれだけ呪縛されていた関係性だったのだろうと胸が締め付けられた。
    一度は修復されたと思えた母娘の関係性が再び壊れた時のあかりさんの絶望感はどれほどだっただろう。

    母妙子がこのような人格となった背景が分からず

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    2025年10月16日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    母と娘
    実際に起きた惨劇の経緯と心の葛藤の手記

    あかりは母に謝ってばかりなのが気になる
    謝る必要なんてないと思いながらも
    そうしないと生きていけない
    そうさせてしまった母の罪は重い

    衝撃作です

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    2025年10月07日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    読み進めるのがしんどいくらい重たかった。
    タヒにたい、⚪︎スしかない、と思ったことのない人生だが自分が同じ立場に立った時、同じことを思う気がするほど、辛かった。

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    2025年10月04日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    安全基地であるはずの家庭が脅かされる
    母とはなんだろうか
    娘さんの気持ちを考えると
    一言では言い表すことが出来ない
    作中のお母さんが、娘さんに依存してるのは確かだった
    母は母の人生を
    父は父の人生を
    子供は子供の人生を
    生きていくのが大事だなと痛感させられた
    1冊!私は私

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    2025年10月02日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    重い、母の気持ちがとにかく身勝手で子どもの頃から支配していたため大人になってもその支配から抜け出す術がない
    父がもう少し踏み込んで娘を早くに救ってくれたら、と思ったが
    父にもどこまで分かっていたのか
    9年もの浪人というだけでも病みそうなのに、精神的、身体的に自由になれなかったこの娘の牢獄生活は確かにしんどい
    罪を償って当たり前の人生を歩んでほしい

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    2025年09月14日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    なんか読んでてとても辛かった。自分も中学受験、大学受験をしてきたからなんとなく今回の女性の気持ちが分かる。親のエゴを押し付けすぎるのはほんとに良くないんだな。自分の親がここまで過激だったらと想像するだけで恐ろしい。この人に兄弟とかいればまた何か変わったのかも。
    自分が親の立場になった時に自分の理想や希望を子供に押し付けないように気をつけたい。最後まで女性に寄り添ってた父親に感激する一方でもっと早くから手を差し伸べてあげてよとも思う。
    女性も万引きや切符の偽造とか社会性が低いような行動しているけどこれも母親の束縛が影響してるんだろうな、

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    2025年09月02日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    もう少し周りに助けてくれる人がいたら、と思わずにはいられへん内容やった。毒親すぎたけど、そうなってしまった原因や育ってきた過程があると思うと母親にも少し同情する。

    あかりが投稿した「モンスターを倒した。これで一安心だ。」このツイートを見にいった。改めてこれは現実に起こった出来事と実感、、、胸が痛んだ。

    逮捕後、二審での被告人尋問のシーンではあかりの当時の気持ちがまっすぐ伝わってきて思わず泣けた。懲役10年は長いけど、出所したらもう誰にも縛られずに自分のための人生を歩んでいってほしい。

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    2025年06月08日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    母親のほうこそどう育てられてきたのか? ほなちゃが5点つけてるし、どんな内容なんやろ?
    と思って読んでみた笑
    娘が母親を殺害したのは、至極当然に思われる。
    むしろ、その後母親に対しての謝罪の気持ちを持っていることの方に疑問を感じるくらい。
    この母娘の関係の結末は当然の帰結として、
    むしろ母親こそ、どうやって育てられてきたのだろうか?
    どんな親子の結末として、その母親ができあがってしまったのだろうか?
    そこに一番の興味が湧いた。

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    2025年12月06日
  • 母という呪縛 娘という牢獄(1)

    無料版購入済み

    典型的な教育虐待をする毒親

    原作のルポは読んでいます。勉強を無理強いする母親の心中ってどうだったのでしょうか。
    試し読みの範囲ではあまり出ていませんが、父親が実質、不在という家庭環境にも悪影響があったのでしょうか。間に留置場についての解説が入っているので分かりやすいです。
    すでに結末は出てきている通りです。

    #ダーク #怖い

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    2025年01月21日
  • 小児期の逆境的体験と保護的体験――子どもの脳・行動・発達に及ぼす影響とレジリエンス

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    研究の始まりから最新の情報までを詳細に網羅していて、
    小児期逆境体験を理解するためには、
    真っ先に手にするべき一冊といえる。

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    2024年11月14日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ノンフィクション

    2018年にあった事件なので記憶にまだある人も多いのではなかろうか

    医学部9浪の娘が母親を殺害、バラバラにした上で死体遺棄した事件

    帯の紹介文読んだだけでなんとなく予感はしてたけど
    この母親の思考回路と行動が私の母にそっくりで
    昔を思い出してものすごくゲンナリしてしまった

    まぁ私の母も結構まぁまぁなあれだと思っていたけど
    この本の母親はウチの数倍激しい上位互換
    コレはヤバい

    でも程度の差こそあれ、こういうベクトルの親って一定数いると思う

    この本の「母から怒られるパターン」にあった
    詰問、罵倒、命令、蒸し返し、脅迫、否定、
    ってのはこの手の人間が親だと大抵の人は「

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    2025年11月22日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    恩着せがましい人間なので、戒めのために読んでおこうと思った本。
    昆虫の足を千切るように娘のやる気や自立心を粉々にする母親。これは心の殺人。彼女のしたことは許されないけど、どうか心安らかに。
    ただ母親のそのさらに母(祖母)との関係性や父親も問題の一端だと思う。

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    2025年12月05日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    一気読みした
    読む前は憂鬱になる話かと思ったけど、思ったよりも落ち込むことなく読み切れた
    すごく読みやすかった
    自由や将来への希望、自分の意思というものを知った娘にはもう母親の呪縛には耐えられなかった
    懲役10年というのが長いか短いかは分からないが、彼女の第2の人生が少しでも良くなることを願っている

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    2025年10月25日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    想像を絶する教育虐待が何十年も続けられていたことに胸が痛くなった…
    これがノンフィクションなのが恐ろしい、、

    でも、同時に「子どもの成功=自分の価値」と信じ込んでしまう構造は、私たちの社会の中にも少なからずあるように思う。
    学歴・職業・見た目など、「他人からどう見られるか」で自己評価が揺らぐ母親像は、極端ではあっても決して遠い存在ではないのだろうな。

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    2025年10月19日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    とても重たく、読み進めるのが辛かった
    どこかで、誰かが気づいて、彼女に手を差し伸べていたら。
    たった一度しかない人生。
    辛い。

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    2025年10月11日