齊藤彩のレビュー一覧

  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    「第9章 あなたは嘘を言っている」の中に書いてある、捜査機関が取り調べの際に使ったとされるセリフ。

    > 絶対にありえないよ
    > 普通 ~ することじゃないんだよ。
    > 大事に可愛いがられてたんだな。
    > 心を持っているって確信したよ
    > 僕には分かるんだ。あなたを信じてる。

    こんな的外れな"決めつけ"を言われたら、私も馬鹿馬鹿しくなって話す気持ちは消え失せる。こんな手法が有効なセオリーとして使われているのだとしたら、捜査機関が想定しているのは、あくまで一般的な倫理観を持った犯罪者なのだ。

    あかりが控訴審の前に真実を話そうとした理由について

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    2026年06月22日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    「モンスターを倒した。これで一安心だ」
    「医学部9浪」の母娘に起こる殺人事件。
    事件はニュースで知ってはいたが、詳細は知らなかった。
    文庫化され、目を引く帯を見て、購入し読み始め、
    自分にとっては現実離れした小説のような話で、
    最後まで一気にページをめくった。

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    2026年06月21日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    私の親もどちらかと言えば「教育ママ」と呼ばれるタイプの人で、あかりの母親ほどは厳しくないけど似たような期待を感じたことがあった。
    母から感じた「どこまでも追いかけられる恐怖感」を、この本を読みながら思い出した。

    あかりの母親がここまで娘に執着してしまう理由に「孤独」があったと思うけど、私の母親も故郷を離れ友達もいない状態での子育てで、似たような孤独を抱えていたんだと思う。

    私も2年前に双子の娘を産み、母となった。
    今度は母親側として、この悲しい物語を繰り返さないようどう娘達と関わっていくか日々考えていきたい。

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    2026年06月19日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    教育虐待についてはその事例を紹介しながら、原因や解決策を述べている本はたくさんある。しかし、虐待そのものだけをストーリーとして書いている本は少ない。なぜ教育虐待が蔓延るのか。そのときの子どもと親の関係はどう変化していくのか。最終的にどのような気持ちで服役をするのか。事例の簡単な紹介ではわからない教育虐待の過程について知ることができた。教育虐待について知りたいのであれば、他の本と一緒に必ず読むべきものだと感じた。

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    2026年06月17日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    衝撃的なノンフィクション。
    単純に母親が悪いとか娘が可哀想とかそんな次元ではない、読んでからこの辛い事件のボトルネックをずっと考えさせられる手記でした。
    理解して理解されることで人は変わる、そんな言葉が印象的でしたが、逮捕後のあかりさんにあったような出会いが、理解の輪が、あの頃の二人だけの世界で苦しみ続ける親娘にあれば、何か変わっていたんじゃないかなぁ。

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    2026年06月14日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ネタバレ

    この本を読んでまず思ったのは、私はたまたまこんな家庭環境に生まれずに済んで、頭もそれなりによく生まれてきてよかったな、ということだった。我ながら身も蓋もない感想だが、正直そう思った。

    娘の境遇は気の毒だと思う一方で、あまり感情移入はできなかった。判決についても、懲役10年は妥当だと思う。供述を読んでいると、自分に都合のいい物語を作るのが上手い人なのかなという印象を受けたからだ。
    また、遺体の解体について最後までよく分からなかった。過程があまりにもグロテスクだった。母親から受けた仕打ちへの同情と、遺体を解体していく描写から受ける嫌悪感が最後まで頭の中で両立せず、読後も強い違和感が残った。どれだ

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    2026年06月14日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    人を殺めるのは絶対によくない。

    でも、自分が同じ立場だとしたら常識を保てるか自信がない。

    現実は本を読み終えたばかりの今よりもっと壮絶だったと思う。
    過去を振り返りながら語るので冷静さも文章には含まれていると思う。

    苦しかった彼女の人生を簡単に想像はできないけど、罪を認めた気持ちを読んで泣いてしまった。

    彼女のこれからの人生は笑顔で溢れる人生であってほしい。

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    2026年06月13日
  • 母という呪縛 娘という牢獄(1)

    無料版購入済み

    典型的な教育虐待をする毒親

    原作のルポは読んでいます。勉強を無理強いする母親の心中ってどうだったのでしょうか。
    試し読みの範囲ではあまり出ていませんが、父親が実質、不在という家庭環境にも悪影響があったのでしょうか。間に留置場についての解説が入っているので分かりやすいです。
    すでに結末は出てきている通りです。

    #ダーク #怖い

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    2025年01月21日
  • 小児期の逆境的体験と保護的体験――子どもの脳・行動・発達に及ぼす影響とレジリエンス

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    研究の始まりから最新の情報までを詳細に網羅していて、
    小児期逆境体験を理解するためには、
    真っ先に手にするべき一冊といえる。

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    2024年11月14日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    初めてのノンフィクション。タイトルに惹かれて読み始めた。家族の在り方って数えきれないほど多岐にわたってて、家族の定義に正解なんてないと思ってた。

    私は家族と離れて暮らすことで自分らしく過ごすことができてる。学生の頃のあれこれはあっても今は家族と時たまテレビ電話するくらいには仲がいい。

    この作品に出てくる人物は、ごくごく普通の人間だし娘だ。本の最後で「苦しい時誰かに相談できたら、今とは違ってたのかもしれない」と今の心境を語っている。

    きっと自分の周りにも心の底で助けを求めてる人がいるかもしれない。そう思うと相手の話を真剣に聞いてあげるだけでも、その人の心が救われると思ったら対人関係は大切に

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    2026年06月30日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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     母(高崎妙子)が娘(高崎あかり)に将来幸せになってほしいと願った結果、その願いが押し付けになり、縛り呪縛となっていった。娘も自分を守るためにペルソナ(仮面)を被り、暴力、暴言から生き延びた。
     母と娘のやりとり(LINE)を聞いてずっとイライラしてました。母は自分が全て正しいと思っていて、そんな相手にどうにもできないと思います。
    出所後父と幸せに暮らせるよう祈ってます。

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    2026年06月28日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    グロい。とにかくグロい。
    自分のお母さんが母親でよかったと、心底感謝する他ない。この事件がノンフィクションであることに驚きが隠せないし、最後の裁判官の言葉が感動的だった。

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    2026年06月20日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    31歳の娘・あかりの手記と著者の取材をもとに、母を殺害した背景について迫ったノンフィクション小説。

    あかりが母から精神的に追い詰められる様子に、読み進めるのが辛かった。

    「娘の将来を思う母」と「母に応えようとする娘」だったのが、相手を殺すか自分が死ぬしかない状態になってしまうとは、どこで間違えてしまったのだろう?

    教育に時間やお金を使うのが当然のようになった今、ちょっとしたズレが積み重なればどの家庭でも起こり得ることだと思う。

    あかりがこの事件についてや、これから先自分の人生で何ができるかを考え続けているラストに、少し救われた気持ちになった。

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    2026年06月19日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ずっと胸がギュッとなって苦しかった。
    この母親は、実際に殺されたのは1回だけど、
    この本を読んだ人達に何度も何度も心の中で殺され続けるだろうね。

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    2026年06月22日