齊藤彩のレビュー一覧
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購入済み
親にとって子どもとは何なのか
実話を基にされた本ということで興味を持ちました。一番思ったのは、あかりさんは本当に長い間一人で戦っていたということ。私自身、大学生受験の際に浪人生活を経験しましたが、一年ですら本当に大変でした。あかりさんは、お母様の意向で9年もの長い間、受験生であったとは、、、想像を絶します。殺人を犯してしまったこと、決して許されることではありません。でもそこに至ってしまった経緯は、複雑で過酷で、あかりさんの心情を慮ると本当に辛い気持ちになります。沢山の人にこの事件を知って欲しいです。
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購入済み
読みやすくわかりやすい
LINEのやり取りや実際の会話が入っているので、読みやすくわかりやすかったです。
死なずによく生きぬいてこられた娘さんだと思いました。
親も思い通りにならない自分の人生を受け入れて成長していかないといけないと思います。 -
Posted by ブクログ
これがノンフィクションなのか、というのが一番の感想です。
教育虐待の果てに、娘が母を殺した。
このセンセーショナルなニュースをおぼろげにですが覚えていたので、今回この作品を手に取りました。
結果はわかっているのですが、そこまでを辿るのに、読み進めるのがこわい、やめてしまおうかという展開の連続でした。娘の一方的な視点でしか、もう語ることができない事件ですが、二人だけの窒息しそうな生活ぶりは間違いなくあったのだと思います。
お母さんに精神疾患がある描写もあったので、それも一因でしょうか。精神科の実習の時に、散々、患者とは適切な距離感を心がけるように言われたことを思い出しました。たとえ家族であ -
Posted by ブクログ
この本は対岸の火事と捉えてしまうには勿体無いほどの示唆に富んでいます。
あくまでこれは子供目線で見た時の話ではあるものの、母の常軌を逸した医大進学への渇望。
そして9年浪人した末に看護師になろうとする娘を無理やり、助産師は方針転換させようとする異常性。
ただこの異常性は大なり小なり親という人間が持っている特性の1つでもあります。
親は子供に少しでも良い人生を歩ませたい。特に自分ができなかったことなどを子供にやらせたいなどと思うことが多いと思います。
その結果として子供は親の所有物のように扱われてしまい、今回のような悲劇が起こりました。
大切なのは親と子供は別の人間で、思考や価値観も -