齊藤彩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ものすごく迷ったけれど星5
あまりに辛い話だったので、どの部分に5をつけたらいいのかわからないけれど、あかりさんを応援したい気持ちが大きくて5!
ノンフィクションだと思わずに、読み始めてしまい、あかりさんの自筆の手紙の写真のところで、やっとノンフィクションだと気付くという。。
実話と物語では受け止め方が全然違うわけで、一瞬身構えたが、読み進めることに。
途中、あまりにひどいお母さんの仕打ちに目を背けたくなるほど。信じられない罰の与え方に、同じ母親として許せない思いで、気持ち悪くなった。
でも、自分はここまでではなくとも、娘の自由を奪っていないか?娘は顔色を見ていないか?と我が身を振り返った -
Posted by ブクログ
元々事件を知っており、興味を持っていた本。
私も母と確執があり、読んでいて苦しさを覚えました。
とくに事件前の娘から母への連絡が、実家の空気を思い出しました。
過去の自分を見ているようでした。
そして陳述書の最後で「どちらかが死ななければ終わらなかったと現在でも確信している」とあります。
私も形は違えど、母から娘の人生に執着された時期がありました、私が思う見栄えの良い娘になってほしいと。
本音は聞いたことがないのでイメージですが、実家を出れなかったら仕事、結婚、子供・・・と続いていたと思います。
母のことは過去になったと思っていましたが、まだまだ囚われているなと読んでいて感じました。
自分 -
Posted by ブクログ
娘が母親を殺害した事件を題材としたノンフィクション作品。
作者とあかりさんの面会や文通での記録を通して、幼少期から犯行に至るまで、刑の確定後の心境などが描かれている。
作中には実際に当時行われたラインのやり取りも記載されており、あまりにも生々しく読んでいるだけで心拍数が上がるほどのストレスを感じた。
母は何に囚われていたのか。
それは愛だったのか。
(個人的には精神的な疾患だったのだとは思うが)
読者からしたらあまりにも異質なものであるが、あかりさんは幼少期から当たり前のようにそれを受けており、常に母に怯えながら期待に応えないといけないと感じ続ける日々がどれだけ酷か。
作中に母か自分のどち -
Posted by ブクログ
【2026年90冊目】
「モンスターを倒した。これで一安心だ」河川敷で発見されたバラバラ死体。逮捕されたのは医学部を9浪していた31歳の娘だった。実在の事件を元に書いたノンフィクション小説。
強烈でした。「行き過ぎた教育」なんてものじゃない。母親がどうしてこうなってしまったのか、理解できないし、したくもないほどの毒親でした。幼少期から看守と囚人のような暮らしを強いられ、それが当たり前のことだと洗脳され、心を抉られるような言葉を投げつけられながらも、必死に生きていた娘。こんなにも酷い親があっていいのか、とこっちまで心を抉られるようでした。
娘さんからしたら、そんなことはないって感じかもしれま -
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Posted by ブクログ
ネタバレ心に暗い雲がかかるような気持ちになる話だった。
何度か読んでいて息苦しくなって、本を閉じたりもした。
子供が産まれて、これから先どんな風に関わるのが良いのか、考えるためにも読んでみたいと思っていたけど、文字になった2人の日々はあまりにも酷くて、どうしたら防げたんだろうと苦しかった。
刑務所で言われた、あなたは常に二択なんですね、という言葉。母もまたそうだったのだろうな。強い理想と、理想通りにならない娘。その理想を淡く緩やかに調整することはできず、マルかバツで判断してしまう。常にバツの方に行く娘。どうして、なぜできない、なぜ分かってくれない。
母からの目線での話は無く、どのように思っていたか -
Posted by ブクログ
ネタバレ重くて心にくる話だったけど、最後まで読む手が止まらなかった。
ずっと娘に同情していたし、殺すことを肯定するつもりはないけど、自分が同じ立場だったら同じことをしていたかもしれないなと思った。
いや、でも自分だったら、その前に心が折れてしまってる。
母親の本当の気持ちは娘の視点からしか分からないから、すべてを一方的に決めつけることはできないけど、それでも娘が置かれていた環境は本当に苦しかったと思う。
だからこそ、今まで人を信じることができず、母親に対して嘘をつき続けてきた娘が、最後に人を信じてみようという気持ちを持てたこと、そして自分の本当の気持ちを打ち明けられるようになったことは、本当によ -
Posted by ブクログ
ノンフィクションで衝撃的な内容だからか、あっという間に読んでしまった。
娘として、母として、思い当たるところが多々あった。
自分の大学受験は思うようにいかず、高三の頃も仮面浪人中も母親から罵られていた記憶がある。当時の関係は最悪だった。小学生の頃は母が好きだった。中学生になると、夜遅くまで働く母に気にかけてもらいたくて優等生を演じていた。高校は楽しすぎて勉強もせずに遊んでばかりで、母親に嫌われるよりも楽しい方へ流され、母の期待から大きく外れ、毎日罵倒されるようになった。思えば母は更年期だったのかもしれない。母から逃れたい一心で、下宿必須な大学へ仮面浪人の末入学。それからは劇的に関係は改善した