人類はどこで間違えたのか 土とヒトの生命誌

人類はどこで間違えたのか 土とヒトの生命誌

1,100円 (税込)

5pt

3.7

気候変動、パンデミック、格差、戦争……20万年におよぶ人類史が岐路に立つ今、あらためて我々の生き方が問われている。独自の生命誌研究のパイオニアが科学の知見をもとに、古今東西の思想や文化芸術、実践活動などの成果をも取り入れて「本来の道」を探る。
そのために本書はまず40億年にわたる生命の歩みを振り返り、生きものとしてのヒトの原点を確認。次に自然を、生きものを、そして我々自身をも手なずけようとしてきたサピエンス史を検証。そこから環境を破壊し、格差を生み出した農耕の“原罪”が浮かび上がり、身近な「土」の重要性が明らかになる。これがレジェンド研究者の結論。

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人類はどこで間違えたのか 土とヒトの生命誌 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ふと本屋で目に入って何となく買った一冊。

    ダンバー数、集団の数が、生き物の脳の大きさと比例する指標である。
    (現代人は、最大100人〜150人?それ以上になると、年賀状も義務的になる?。30人くらいがちょうどよい?自分の日頃関わる人とのやりとりを大切に思いやりを持って、生きたいと思った。原始からの

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    今の世界、人は金融の奴隷、社会は支配欲への執着という構造で回っているのかなと思っていた矢先にこの本を読み、共感できる内容に一種の安堵感のような心地よさを感じました。
    ただ、世界を動かしている(と思っている)人たちの中には、自然は人間が征服すべき対象と考える人も多いとも聞くので、現状からの転換の難しさ

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    人類は間違ってなんかない
    その時々で最善の選択をしてきた
    そして、これからも最善の選択をして行くはず
    その時に大事なのは共感であり、思いやりだと思う
    人間は平等であることを望むけれども、完全なる平等は不可能なのであるし
    不平等の中で、相手を尊重して、お互いに協力しあって生きることが大事なのだと思う

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

     「おわりに」に書かれた以下の一節が強烈だった。
     …人生最後の段階にきて、私が暮らしたい社会、子孫につなげたい社会とはかけ離れた状況になりました。…
     自分はどう考えて生きてきたのか、何をしてきたのか、問われていると感じる。

     『「私たち生きもの」の中の私』とする考え方には共感するものがある。こ

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    農耕は原罪か?土木は破壊か?
    耕す事は英語でカルチャー、農耕は文化
    杜は土木、自然と対話しながら暮らす事
    土の事、思いを馳せながら生きてみよう

    0
    2025年02月20日

    購入済み

    寄せ集め感が…

    サピエンス全史やジャレドダイアモンドを聞きかじって書いた様な内容です。繰り返しも多くくどい。きちんと編集すればもっと読みやすくなると思います。間違いではないけれど、オリジナリティーがあまり感じられなかったのは残念です。

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ホモサピエンス全史」や他書からの引用が多い。
    人類の間違いは1万年前の農業革命であり、牛や馬を使用した農業によってはしかや天然痘などの感染症が蔓延した。化学物質を用いた現代農業に警鐘を鳴らし、生体系に配慮したアグロエコロジーを目指すべきというのが本書の結論だった。
    7万年前に言葉が生まれ、認知革命

    0
    2024年12月26日

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