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Posted by ブクログ
一つの答えがわかっても、安心しない。
交通事故のニュースが増えた原因=事故が珍しくなくなった、ニュース番組のお茶の間化、放送時間の拡大。ビジネスマン以外の視聴者の増加。取材可能範囲が増えた。スマホ、監視カメラ、ドライブレコーダー、視聴者による素材提供が増えた、高速道路の延伸、高規格道路が公共事業で増えた、航空機、ヘリコプターの増大、空港の増加、交通事故は死亡事故だけではない、など。
結果を生み出すのは一つや二つではない。
時間の節約に見えてもったいない。複数かつ重傷的な理由が隠れている。
交通事故は死亡事故だけではない。
秋田県は見栄っ張り?
散布図に隠れている相関関係。
男余り率と男性未婚率。
データはゆがむモノ。
出口調査と若者の評価の違い。
データのゆがみは集計の工夫で解消することは困難なことが多い。=インターネットでアンケートを行えばインターネット普及率は100%。
次点バネは本物か。生存バイアスではないか。
第二次世界大戦中、戻った航空機の損傷箇所を調べ、それ以外の場所を補強した。
交絡因子=第三因子。
時系列同士は因果関係がなくても自動的に相関しやすい。
地域別集計データも偽の相関をしやすい。ツイッターの使用と選挙運動。わかりやすさが間違いの元。
世の中の出来事は複雑な因果構造をもっているので、単純な因果関係を主張するのは何かが違うのはと注意するべき。
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに 怪しいデータ分析への処方箋
第1章 データ分析読解の基本、因果関係~対象に関する知識と想像力の重要性
第2章 怪しさを感じる糸口、議論と数字のズレ~分析を間違いと判断する手順
第3章 結果論は分析ではない~データから要因を探る技術と方策
第4章 データが歪めば結果も歪む~分析対象とデータの取り方に注意する
第5章 「分析したつもり」の落とし穴~気が付きにくいデータの歪み
第6章 幻の因果関係を生み出す交絡因子~三角関係を暴いて相手説を崩す
第7章 散布図に潜む罠~分析の存在理由を問うことが大切
第8章 偽の相関、逆の因果を叫べば勝ちではない~因果関係の丁寧な考察がデータ分析攻略の近道
<内容>
最近はやりの「データサイエンス」の基本である、データ分析についての教科書的なもの。もともと大学での講義録だったようで、例題を基に丁寧な解説と正解例を提示してくれる。かなり細かい解説なので、自分はややついていけなかった(やはり純文系アタマなのかな?)が、著者は、新聞やネット上のエセ分析をかなり気にしているようで、そこへの批判もくみ取れる。
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